アカデミアでAPEX PREDATOR(凍結)   作:王朱

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鮮やかすぎるフラグ回収....読者の皆さんじゃなきゃ見逃しちゃうね。



という訳で、皆さんお久しぶりです。
2シーズンも間が空いて、もうすぐ3シーズン目に入る....だと...!?

不定期投稿ということで見逃していただきたい...



追記
公開していない個性:APEX PREDATORの情報にて、大規模な弱体化が決定しました。

理由としましては、ヒロアカの物語の性質上、強力な個性には何かしらのデメリットが付随するのが適切であると判断したためです。

メタ的な事を言えば、筆者が俺TEE無双な話にしたくないからです。
あと、物語に起伏を持たせるために...ボソボソ


という訳で、久々の投稿をどうぞ!


#9 スナイパーローグ

―――雄英高校、1-A  side.レジェン

 

sir(サー)って、戦場家だったんだ...」

 

入学式当日、試験の日に出会った❘葉隠透《透明少女》と再会できた。奇しくも同じクラスらしい。

 

「そうでもなければあんなホテル(ホテルflagship)の階層1つを丸々借りれる訳ないじゃん」

「まあ、お金持ちの家の人だろうなーとは思ってたけど」

 

他の奴ら(勉強会組)もチラホラ見かける程度にはヒーロー科に限らず合格者がいるようた。だが流石に倍率300倍の壁は一夜で超えるには高すぎたか...

その人数はかなり数を減らしてしまっている。

 

()()()()はどのくらいあいつら(勉強会組)見た?他のクラスに何人かーってぐらしか見てないんだが?」

「うーん...私も同じぐらいかな?って、なんで名字?呼び方変えたの?」

「処世術の一種さ。初対面の関係で無理にでも相手と親しくなろうとする場合、相手に嫌がられない限り名前呼びする。それだけでちょっとした特別感が出て親しくなりやすいってわけ。」

「うーん?…じゃあ、私と仲良くするのはもういいってこと!?」ガーン!

「そうじゃないさ!クラスメイトっていう新しいグループの中で特定の人同士が周りと違って名前呼びする、それだけであらぬ誤解が生まれる可能性がある。それを避けるためさ。」

 

むー?。っとなんだか納得いっていないような雰囲気を出しているが、まあどっちでもいいか

 

「別に名前で呼んでもいいんだよ、()()()()?」

「!...うん!」キラキラ

 

 

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け」

「ここは...ヒーロー科だぞ」

 

芋虫のように寝袋に包まれていた()()が、栄養ゼリーを一瞬で飲み干して起き上がる。

 

 

(((なんか!!!居るぅ!!!)))

 

のそりと起き上がった彼を俺は知っている。プロヒーロー・イレイザーヘッドだ。

つまり、彼がここの担任ということだろう。そしてストイックなほど合理主義な彼のことだから...

  

 

「早速だが、体操服(コレ)着てグラウンドに出ろ」

 

 

何かしら予想外な事を始めるのは想像がつきやすい。

 

 

 

―――雄英高校、とあるグラウンド

 

 

「「「個性把握...テストォ!?」」」

 

皆の驚く声がグラウンドに響く。彼の悪い癖が出たと頭が痛くなってくる。

 

「戦場。中学の時のソフトボール投げ何mだった?」

「えーっと...大体65mぐらい?」

「じゃあ、個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい」

「1度手も個性からも離れたボールを個性で追撃するのはアリですか?」

「もちろんOKだ。早よ」

 

何でもありとはまた豪胆な事だ。そうと言われればやるしかない。

まずは下準備を...

両眼を閉じて軽く揉み解す。そして目を開ければ...()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

それから、

 

 

「センチネル、フルカスタムバージョン(各紫装備・10倍デジスコ・デッドアイズ)。弾は1スタックで良いか」

(((銃...?)))

 

それでもって、セルをチャージして... 

 

 

「んじゃ、いきまーす。俺のソフトボールを喰らえ!」ガション!

 

左手の投擲具(ヒューズの義手ギミック)に装填したソフトボールをいい感じの角度で射出。

 

「んでもって追撃...を!」VAN‼

 

それなりに飛んだところでボールの下側に当たるようにをセンチネルで狙い撃つ。

やはり立ったままでは安定しない、少しボールの軌道が右へ反れてしまった。コッキングしつつその場に座り込み片膝を立てる。さらに抱え込むように銃を持ち替え、二の腕に乗せて固定。2射目

 

「HIT!...軌道修正も良い感じ」

 

 

手早くコッキングを繰り返し3・4発目を撃つ。何とか当たっているが、もう既にボールが砂粒のようだ。

 

「スゥ...ッチ!」

 

5射目、ボールの少し左横を弾は通り過ぎていく...外したか。

息を吐いて集中しなおす...そして撃つ。

今度は当たった様だ。高度は想定よりも少し低い。

まだ1発残っている。本来ならリロードを挟んで、本当に見えなくなるまで射撃するつもりだったが仕方ない。

最後の弾丸を放つ。

 

「...当たったかな?」

 

「456.8m」

 

ボールのサイズで、スコープで覗いてある気がするぐらいの距離ならばそんなもんか。

 

「まず自分の()()()を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

クラスのみんなが沸く。こんな曲芸じみた事そうそう見れないだろう。

そんな歓声の中で、先生が一つの言葉に反応する。

 

「......面白そうか....」

 

比較的近くにいた俺にだけ聞こえるような声量でつぶやいた。

あ、先生のスイッチ入っちゃったヤツ。

 

「よし、トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」

 

 

「はあああ!?」

 

 

マジかよ....




―――ネタ解説

#9 スナイパーローグ
   センチネルのスキン

名前呼びの処世術要注意
   この処世術は投稿主の独自の解釈により生まれたものであり、
   どっかの大学の偉い教授が言っていた、とか。
   何かの啓発本に載っていた、とか。
   そういう事は一切ないため、効果を保証できません。
   もし何処かにあったとしても、投稿主はそれを知りません。
   \深く考えないでください/デデドン

投擲距離65m
   フラグの最大投擲距離
   投稿主のテキトー調べですので、合っているかは不明。

俺のソフトボールを喰らえ
   正:俺のアークスターを喰らえ
   ヒューズのアークスター投擲セリフです

射撃姿勢
   射撃姿勢でggって、
   バンガロールみたいな髪型の人が座って銃を構えてる白黒写真のイメージ
   
飛距離456.8m
   この結果には賛否が分かれると思いますが、投稿主の言い分はこうです。
  
   原作爆轟700m越え→せや、スナイパーでお手玉したろ→
   SRお手玉で700~1000m狙撃??ボール見えんやろ→
   500mまでぐらいなら10倍スコープで見えるやろ
  
   っていう感じです。数値はテキトー




次回投稿も不定期です。筆がノッたら早く投稿します。

投稿時間はそろえた方が良いかな?何時がいい?

  • 6:00
  • 7:00
  • 8:00
  • 11:00
  • 12:00
  • 13:00
  • 17:00
  • 18:00
  • 19:00
  • 20:00
  • 21:00
  • 22:00
  • 23:00
  • 00:00
  • いつでもええんやで

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