お付き合いください。
まだ、ヒロインは出ません。
side啓太
というわけで、生まれてからもう5年という歳月が流れた。
五年間何していたって?そんなの決まっているだろう。誰にも気づかれないように修行してたよ。
たしかに体は赤ん坊だけど、精神年齢は二十歳超えているんだ。正直いって赤ちゃんプレイとか黒歴史確定なんですが・・・。
あとは普通に父さんにいろんなことを教えてもらった。ついでにごきょうやのことも。
閑話休題≪それはともかく≫
今日が5歳の誕生日で今は川平本家で誕生パーティーの真っ最中である。宗家のおばあちゃんもはけも優しくしてくれるから、結構好きだ。
「楽しんでるかい?あんたが主役なんだからもっと中央に行けばよかろうに。」
「あ、おばあちゃん。」
端のほうで静かに食事をしていると、はけを連れたお婆ちゃんがやってくる。
「こういう空気が嫌いなのは知っておるが少しはまわりに合わせてみてもええんじゃないか?もうすぐ修行のために仙界へ行かねばならん。しばらくは帰ってこれんぞ?」
「わかってるよ、でも所詮俺は川平家直系ってだけでしか大人は見ていないみたいだからさ・・・。」
「左様でございますか、しかし御当主様と私はけは心からお誕生日のお祝いを申し上げます。」
「まぁ、そういうことさね。」
そういうとすぐにきびすを返して人ごみに向かっていった。はけはそんな当主を追うためにこちらに一礼して追いかけていった。
「(そんな風に言ってくれるだけで十分なんだけどね・・・。)」
少しすると、また人が集まり始めたので準備があるといって部屋から退出する。
これからいく、仙界という場所は犬神使いが幼少期に向かい仙人と契約してもらいその力を借りるというものである。
それでも、基本的には数週間から長くても二ヶ月ほどで戻ってこれる。
しかし、今回俺は契約してくれる仙人が見つかってもすぐに帰るつもりはなかった。せっかくのまわりから隔離された環境に行くのだ。やることは一つ。
みなさん、修行ですよ!!!(猪〇風に)
部屋に戻り準備をする昨日のうちにもらっていた通行証やほかにも必要とされるものをすべて入れる。これをもって霊峰に行き通行証を本殿に供えると仙界への道が開くらしい。
準備ができたので寝ることにする。
翌朝、出発を見送りに来たのははけだけだった。
「御当主様もがんばってこいと、私も個人的に応援させていただきます。」
「うん、いってきます。帰りは少し遅くなるから。」
そういって、すぐに歩き始める。
「それはどういう・・・、いえ何でもございません。いってらっしゃいませ。」
歩き始めた啓太の背に向かいはけが声をかける。
その声を聞きながら啓太は霊峰に向かう。
side啓太out
side???
よっしゃー。
前世の名前は忘れたけど今の俺の名前は川平カオル。『いぬかみっ!』で出てくる犬神使いでハーレムをつくっている天才でイケメン。
いきなり、転生とかいった神にはムカついたが、この作品は結構好きだったしあの変態主人公があんなに物静かなやつだったとは・・・まぁ、おれがハーレム作るから関係ないけど。
さて、おれもこれからのために音楽の練習でもしようかな。
sideカオルout
次回から主人公修行します。
この世界では転生者は啓太とカオルの二人だけの予定です。
感想等もお待ちしています。