拙い文ですが読んで楽しんでいただけるとうれしいです。
作者のメンタルは豆腐以下ですので取扱いにはご注意ください。
side啓太
霊峰のふもとまでは、交通手段があったのでなんの苦も無く到達する。
そこからは徒歩。それでも3歳ごろから鍛え始めたおかげで大人でもへばるような道をするすると、昇っていく。
3時間程度で頂上につくと、そこにある本堂の住職に挨拶して奥の間に通してもらう。
不思議な雰囲気漂うそこに通行証として渡された霊符を供える。
パアァァァ・・・。
供えて少し経つと御神体のほうから光が差してくる。
婆ちゃんに言われたとおりにその光に向かって進む。するとだんだん、足下をうっすらと霧が流れていくのを肌で感じる。するといかにも仙人の住んでいそうな光景が目の前に広がる。
そこにいきなり鮮やかな色のチャイナドレスを着た美女が現れる。
「ようこそ川平家の直系、異世界からの客人。」
いきなりあらわれたのはまだいい問題はそのあとだ。
「なんのことですか?」
「そう警戒しなくても構いませんよ。気が付いたのは私だけでしょうし、だれにも言うつもりはありません。」
「じゃあ、いきなりなぜこんなことを?ここにきた理由なんて見当がついているのでしょう?」
「えぇ、仙人との契約に来たのは分かっています。しかし、分からないのはあなたほど力を持っている方がなにゆえ契約の必要があるのですか?あなた自身の力のほうが強いでしょう。」
「たしかに、そうかもしれない。それでも必要と思うものをすべて手に入れる。そのための契約を、そのための修行をするためにここに来た。」
「分かりました。仙界はあなたを歓迎します。あなたの信ずるままに進みなさい。」
「ありがとうございます。ところで何の仙人かうかがってもかまいませんか?」
「私の名前は白山名君、カエルの仙人です。」
それでは参りましょう、と白山名君に先導されながらとうとう仙界の門をくぐる。
ところ変わって仙界内の某所
白山名君に案内されたのは周りに誰もいない、静かな滝の近く。今まで人のいない広いところがなかったためにできなかったそしてやってみたかった修練
『感謝の正拳突き1万回』
HUNTER×HUNTERでハンター協会の会長ネテロが行った修練。己の限界を感じていたネテロは山にこもり己を育てた武に感謝を込めて毎日1万の突きを放つ。
肉体の限界のない啓太にとってこれからほぼ無限の時間を共にする武に対する敬意と感謝を込め
気を整え、拝み、祈り、構えて、突く。
この一連の動作を一度行うのに5秒から6秒、こうして1回、1回と突きを放つ。これが終わるころには深夜を過ぎ、終われば死んだように眠る。
季節の移ろいもなく春麗らかな陽気が続く中1年が過ぎ2年が過ぎたころ異変に気付く。
1万回終わっても日が沈まない。
「ようやく、ここまで来た。」
念能力も目覚め基本の技も修得するために寝る前の1時間程度であるが、修練もする。
念能力と正拳突きを続ける内に
正拳突き1時間を切る。
代わりに祈る時間が増えた。
そうして、毎日祈り、突き、武を技を極めていく。
そうして、5年の歳月が流れる中で様々な技術を学び、吸収していく中で何人かの仙人とも仲良くなる。いずれその話は語ることになるかもしれない。
「5年間お疲れ様、よく頑張ったわね」
カエルの仙人である白山名君が感慨深そうにつぶやく。
「もう帰ってしまうのか、寂しくなるな。」
水の仙人の西山深君もそういってさびしそうにする。
「いずれまた会えるさ。いつでも会いに来てくれて構わない。」
啓太はそういうと仙界を去っていく。こうして、人界での歯車はまた回り始める。
side啓太out
感想おまちしております。
次回
転生者カオル君がバカやらかします。