自分をTASだと思ってる精神異常者の話。   作:名無しの権左衛門

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TAS君と友人と医療とスマブラX

「なあ、TAS」

「ど、どうしたんな」

「兄貴にばれた」

「はあ!?」

 

 

 泣きはらした友人が玄関で出迎えられたんだけど、ばれるの早過ぎない?

それで兄貴さんは何を要求してきたんだろう?

 

「よお、俺の不出来な弟と付き合ってくれてありがとうな?

それで、ゲームの中に入れるんだってな。

面貸せよ」

 

 ガタイがいい友人の兄貴は、すごくガンが効いていてなかなか……こわもてだった。

 

 

 ごめん。本当は怖いんだろうけど、HOI4の時に関東やくざと関西やくざの抗争を

大阪府警と警視庁・憲兵やら近衛師団が混ざったおかげで内戦直前になったおかげで、

そういう顔には慣れてるんだよ。

あと、中国四川省出身の宮廷料理長達の顔とかかな。

 

 

「ごめん。俺のせいで、お前が警察とかにばれたら……」

「大丈夫大丈夫、TASさんを甘く見ないでよね」

 

 そう、俺はTASなんだ。乱数調整とか奇行には自信がある!

それに兄貴さんに色々俺達ではできないことをやってもらうことにしよう。

 

「それで、何したいの?」

「おう。俺をサブノーティカに送ってくれ」

「いいですけど、またなんで?」

「あそこには、沢山の資源があるんだ。それを持ち帰れば、俺はお金持ち!」

 

 資源ねぇ。それって持って帰ってこれるのかな?

モンハンでも、武器装備は死んだ場合のみ持って帰ってこれたけど、

ポーチの中は何も入ってなかったし。

 とにかく兄貴さんには、学校に行きつつもアルバイトをしないってことで

しばらく俺達の実験に付き合ってもらおうかな?

 

 

「それで兄貴さん。サブノーティカって、どんなゲームなの?」

「海洋探索ゲームだ。途中で、カラーという病気にかかるんだが、主人公は死なないのさ。ま、演出だな」

「へー」

 

 俺達は主人公じゃなくて、あくまでも登場人物でプレイヤーなんだけど。

でも……もしもそのカラーっていうのにかかったまま、この世界に帰ってきたらまずくない?

それに話を聞く限り、STEAMのゲームみたいだし。

ここでオンラインゲームの場合の挙動を見ておこうかな。

 

 友人には許可を取って、兄貴さんにはこのゲームに閉じ込められてもらおうと思う。

 

「経過時間とかもわかるかな?」

「ログイン状態とか起動状態でわかるんじゃね?」

 

 STEAMは、各ゲームを遊んでいると総合プレイ時間を表示してくれる。

だから何時間遊んだかというのが判明するんだ。

おかげで俺や他の人が、そのゲームをどれくらい遊んだかってのがわかる。

でもガチ勢からエンジョイ勢までいるので、強いか弱いかって云うのはわからないんだ。

 

「カラーを消してから帰って来いよ……」

 

 友人は兄貴さんに辛辣だった。

まあ、ああまでやられたらな。

 

 腕に青あざがいくつかあるのをみた。

可哀想に。

 

「それじゃあ、気分転換になんかゲームしようぜ!」

「じゃあ、スマブラXと救急救命カドゥケウスやろうぜ!」

「スマブラはともかく、そっちは手術? さすがに内蔵を切り取って遊ぶサイコパスには、なりたくないよ」

「あの指先操作のめっちゃむずい奴じゃねぇよ」

 

 まずは友人と一緒にカドゥケウスへ入って、ダクタァツキモゥリに俺がなる。

すると口が勝手に喋って、シナリオが開始される。

なんでもここは紛争地帯のようで、骨折や裂傷・断裂の整形処置が必要な

患者たちであふれていた。

 

 そこで俺は12人の患者の裂傷を縫った後、骨折している人の骨の欠片をピンセットで

かき集めてパズルの様に並べてヒールゼリーで塗り込んだ。

するとプレハブかよって感じで、骨折が治ったんだ!

 

「持って帰りたいな、このヒールゼリー」

 

 後日持って帰ることができたけど、研究機関に渡すことはできなかった。

何故なら子供だから!

代わりにHOI4の日本で解析すると、ヒールゼリーほどではないがそういう軟膏ができたんだ。

おかげで医療レベルが格段に上がって、外的死因になる死者が激減したんだよね。

これによってヒールゼリーは、戦略資源として認定されてしまった!

 

 さてゲームに戻って俺は、小腸内の腫瘍を拡散レーザーや触手ドレーンで

さっさとやって次の大けがした患者は、大出血と

三途の川の反復横跳びをやめさせるため心臓をとめたままガラス片や骨片を取り除いたんだ。

そしてAEDで心臓マッサージをする。

 さらに次の日、友人がシナリオ上銃撃にやられてしまったので

銃創を直したり銃弾を取り除いた。

 

<心停止しました!>

「アンジュ。君は車のエンジンをかけたまま、修理できるのかい?」

<い、いえ。それは……>

 

 友人は不憫にも、俺の超執刀の餌食になったのだった。

 

 そして野戦病院から日本に帰ってきた。

 

 

「なあTAS」

「何?」

「お前を銃撃から守ったお礼をもらってないんだが?」

「ありがとう!」

「はぁ、次だ次!」

「えぇ……」

 

 

 友人はダクタァツキモゥリにつきあうのは嫌になったらしく、スマブラXに

殴りこむことにした。

ここでバトルをすることになるんだけど、今回はこのストーリーモード『亜空の使者』

をプレイする。

 

 スマブラをする場合、俺達はどういう扱いになるのか。

今後アクションゲームをするときの参考にできそうだ。

 

「拡張現実で、三次元対応になるのか」

「だからって、マリオやカービィと戦うことになるとは思わなんだ」

<私はマリオというんだ。よろしく頼む>

<ボク、カービィ。よろしくね!>

「ああっと、俺はTAS。よろしくお願いします」

「俺は友人Aだ。よろしく!」

 

 戦うことになったんだけど、何の力もないんだよね。

だから一度友人と一緒に、現実に戻ってきた。

 

「なんでさ!?」

「闘う力がないじゃん」

「俺はHOIで習った少林寺拳法があるぞ?」

「俺だって、陸軍大臣直伝の神明流の剣術がある。

でも、武器がない」

「あ」

 

 

 そういうわけで、俺達はモンハンから武装を持ってきてそいつで戦うことにした。

幸いこれらは装備品となったので、壊れるとか切れ味がなくなるとかそういうことはなかったんだ。

 

<行くぞおおお!!!>

<かかってこい!>

「神妙に勝負致せ!」

「テメェら全員捻り潰してくれる!」

 

 俺はTASの力を使って、ジャストガードやフレーム単位の行動をしたんだ。

一瞬で100%までダメージを増やして、持ち込んだガンランスのフルバーストをお見舞いする。

竜撃砲はスマッシュボールで発動するぞ! 形としては、サムスのビームみたいなやつ。

友人の場合は、マルスのような一撃必殺型。

 

 さて、戦ってお互いに場外で撃破されると、自動的に空中浮遊する足場に拾われて復帰した。

そのあと暗雲が広がり始め、戦艦ハルバードから影虫が下りてくる。

これらをピーチ姫やゼルダ姫と共に撃破した後、ボスパックンが影虫で生成されるんだ。

 

 こいつらをぶっ潰したら、どこからか砲弾が飛んでくるんだけど俺と友人はその時吹き飛ばされてしまったんだ。

しかも別方向へ。

 

 ちょっとまって、どういうことなの?

 

 吹き飛ばされた後、俺は森の中で眠っていた。

いや、気絶していたのか?

 

<お、気が付いたか>

「君は……」

<俺はリンク。君は?>

「俺は、TASっていうんだ」

 

 亜空の使者でいうと、ヨッシーとかそこらのルートかな。

友人はどこまでふきとばされたのだろうか?

俺は元気だから、友人は元気に刀を振るってこっちまで来てほしいな。

あわよくば、剣士連中と仲間になってほしいかな。

 理由は、一番現実的だから。

やっぱり剣術ほど、頼りになる人はいないしね。

他は肉体派だし、なにより超常的な存在や攻撃手法を持っているから。

ポケモンもそうだけど、サムスとかゲームアンドウォッチとか理解に困る者との戦闘経験とか、どこで使うんだって話。

 

 あ、いや、別に楽しかったらいいんだけど。

 

 

 そういえば、俺の乱数調整って相手にでも使えるのかな。

いや、相手に使ってその恩恵を相手に与えることができるんだろうか?

俺は俺の利益のために、乱数調整をして有利に事を運んでいる。

そういうものを、他人に分けることができるのだろうか。

 たとえばゲムヲは、横Bスマッシュで9ばっかり出すとか。

 

「リンクはどこから来たの?」

<俺はハイラルから来た。このマスターソードを抜くためにな>

「そのマスタ―ソードって、リンクの愛用?」

<俺の命を預けるにふさわしい武器さ>

 

 この後彼と一緒に、ヨッシーという怪獣を懐柔したりマリオやピットと遭遇したんだ。

 

<ボクはヨッシー! 君たちは?>

<俺はリンク。ハイラルの剣士だ>

「俺はTAS。あー、槍使いの傭兵さ」

 

<ところで、こいつらは君たちの知り合いか?>

<「ううん」>

<斬るか。デェヤアアア―――ッ!>

 

 うっわすっご。

リンクが回転切りで、影虫の塊を切り裂いた。

これは負けられないな!

 俺はガンランスを構えて、突き、突き、叩きおろし、撃つ、撃つ、撃つ、再装填、フルバースト!

一撃一撃は重くて隙が大きいけれど、%増加は一番大きいと思うぞ?

 

 ドガアッとフルバーストでかっとぶ奴らを見送ると、

ヨッシーが卵転がりで周辺の敵を払いのけていった。

 

<TAS! ヨッシー! そっちは無事か!?>

「大丈夫!」

<全部やっつけたよ!>

<それはよかった>

 

 お互いに確認してから森を出て、湖畔を歩いていったんだ。

そしてダーク感あふれるピーチを撃破すると、ものすごく怒ったマリオがぶっ殺しに来た。

 

「マリオ、誤解だ!」

<戮す>

 

 

 こりゃだめだ。頭に血が上ってて聞く耳持ってない。

仕方がないのでジャストガードを使って、相手の頭が冷えるのを待とう。

でもこれ、いつ収まるかな?

 

<はあっはあっはあっ>

「どう? 気は収まったかな?」

<くっそおおおおお!!!>

<ま、待ってよマリオ!>

<ヨッシー!?>

 

 というわけで、ヨッシーとピットによるフィギュア化してないよねっていう話になって

ようやく矛がおさまった。

 

<すまない>

「誤解がとけてよかったよ」

 

 この後4人と一緒に、俺のジャストガードのやばさとか的確な角度の突きが

敵にジャストヒットする正確さとか、途中で模擬戦をやったんだ。

案の定戦艦ハルバードが出現して、また影虫野郎を撃破することになったんだけど。

 しかも二刀流の長柄鎌を持つ球体とか眠りから覚めた怒れる羊が強いこと強いこと。

羊はマリオがひきつけた後ヨッシーが轢く事でひるんで、最後にリンクが連続切りでぶっ飛ばした。

俺はピットに注目をひきつけた後、後ろから突き上げフルバーストをしたんだ。

 

 あの二刀流鎌球体は、軸回転するとき鈍重な動きをするからそこを狙って穿った。

 

<「しゃあっ!!」>

 

 きっつ! 敵多いし湧いてくるしで、なかなか面倒だ。

 

 

 途中歩いていると、突然ピットとマリオがフィギュアになった。

何事かと思っているとクッパの奴だ。

あいつはすぐにクラウンに乗って逃げやがったし、ピットとマリオは

途中で出現したDDDに奪われてしまった。

 だがいつのまにか張り付いていたカービィによって、難を逃れることに成功。

 

「カービィ、ありがとう!」

<どういたしまして!>

 

 

<ボクはカービィ。よろしくね!>

<俺はハイラルのリンクだ。よろしくな>

<ヨッシーだよ~>

<僕はピット。よろしく>

 

<カービィ、無事でよかったよ>

 

 マリオは途中で別れたカービィの身を案じている。

良かった良かった皆がそろって。

でもあいつは本当にどこに行ったんだか。

 誰かスマブラキャラと遭遇して、一緒に集合していてほしいな。

 

―――――

 

そのころの友人

 

 

「何で攻撃してくる!?」

<怪しい奴め、成敗してくれん!>

「敵じゃねえ!」

 

 

 俺はTASの友人Aだ。TASと一緒にこっちに来てカービィやマリオたちと戦闘をしたら、

爆発で吹っ飛ばされて荒野に落ちたんだ。

腰をうって悶絶してたら、マルスがいていきなり劔を振ってきたんだよ!

死にたくねえ!

 

<うおおおおおお、肉よこせえええええ>

 

 

 今度はアイクが混ざってきた!?

 

 

<やあ、そこの血気盛んな若者たち。私と共に、あれを止めないか?>

 

 状況が混沌に陥っていると、渋い徐庶の声が聞こえた。

誰かと思えば、メタナイト卿じゃないか。

こんなところでどうしたんだ?

 

 

「止めたい止めたい! 何すればいいんだ!?」

<肉くれるのか!?>

<僕の城を呑んだ奴を倒せるのかい?>

 

<うむ! 共についてきてほしい>

 

 メタナイト卿の冷静な現場判断で、俺達は休戦することになって

皆で荒野を行く謎の航跡を発見した。

 今現在この世界は、亜空間爆弾というもので切り取られていっているらしい。

そこでその亜空間爆弾を積載しているその一味が、この荒野の先の遺跡に向かっているという情報を彼の口からきいた。

 

 

「その仮面の下どうなってるんだ?」

<む。 これは外せないのだ>

「残念だなあ」

 

 

<そういえば自己紹介をしていなかったな。私はメタナイト>

「俺はA!」

<僕はマルスだ! よろしくな>

<俺はアイク。 グレイル傭兵団の団長をしていた>

 

 

「ところで、アイク。肉とか言いながら襲ってきたのは何でなんだ?」

<路銀と飯が尽きたんだ。で、飯がないか探していたんだ>

<俺達を直接食おうとしてなかったか?>

<そんなこと、俺はしない>

 

 

 涎を垂らしながら、ラグネルを振るってきてスライスにしようとしてきたんだよなあ。

その姿はまさに猛獣! そしてマルスはキラーマシンのように攻撃してきた。

 アイクは一撃一撃が非常に重く、吹っ飛び率が高い攻撃ばかりだ。

代わりにマルスは攻撃が軽いけれど、マーベラスコンビネーションの最後の一撃が

非常に強く切り上げ・袈裟切り・突きのどれもが重い。

 

 俺もそんな風に連続攻撃してえなあ!!

 

 

<む、荒野を走っている奴を発見したぞ>

「ちょっとまて、この崖おりるのかよ!?」

<行くぞ!>

<ちょ、アイク!?>

「あーもー、行くぞ!」

<うむ>

<仕方ないなっ>

 

 

 メタナイト卿が敵の装甲戦車を発見して、真っ先にアイクが突っ走っていった。

猪突思考だこいつ!? 原作だとセネリオやティアマトなど、多くのキャラの案を総括するまとめ役なのにどうしてこうなった。

 このまま放ってはおけんし、俺も助太刀いたす!

おーい、二人とも早く来いよ!

 

 メタナイト卿とマルスは、仕方ないなといいつつやってきて彼の背を追う。

 

 この先で敵側のヒト型戦車を撃破した後、リュカとポケモントレーナーに合流。

そのまま暗雲立ち込める山の方へ向かうことに。

 

 

―――

 

 

 俺はTASさんの力を使って、ジャストミートや隙の無い攻撃をすることで、道中の敵を倒していった。

これがスマブラステージだったら、アイテムを使って縦横無尽に駆け巡ることができるけどそれはできないんだよねぇ。

そもそも滑空持ってないから、すり抜けて移動するしかできない。

 あとは敵を最速で倒せるように出現位置が分かって、事前に攻撃しておくことで

奴らを撃破する速度が上がるとかそんなもんかな。

 

<なんだあれは>

「グレートフォックスと戦艦ハルバードだ。打ち合いしてるから影虫がめっちゃ落ちてくる」

 

 リンクが気が付いた目線の先には、山の頂上付近で艦隊決戦している光景を目にする

ことができた。

派手だなあ。

 

<見てみて! 下で誰かが戦ってるよ!> 

 

 ヨッシーが気づいた先には、友人やマルスら剣士やPSI使いのリュカ・ポケモントレーナーがいた。

 

「よっしゃ、行くぜ!」

 

 

 

 俺は友人と合流して、さっさと敵を撃破した。

だけど撃破した傍から影虫が合流して、デュオンやレックウザといったBOSSキャラが再構築される。

こいつらを仲間たちと即行で撃破していくことになる。

 長々と戦って撃破したら、暗雲は消え去っていてブルーファルコンや戦艦ハルバードが

俺達が集まっているところに集結した。

 

 

 

 徐々に降りてくる傍ら、エインシャント島を飲み込んだ亜空間から何やら巨大な砲台が出てきて眼前の海を亜空間に取り込んだ。

 

 

<ふむ、やはりこれしかないようだ>

<本当にいいんだな?>

<ああ。もとはといえば、戦艦を奪われたのは私の責任だ>

 

 現在マリオ・メタナイト卿・キャプテンファルコン・サムスが集まって、

突入作戦を練っている。

強力な飛行機を持っている者たちで会議を行い、あの砲台をどうやって無力化するか考えているようだ。

 もしもHOI4からもってこれるのならば、無人機でも送り込める。

だけど残念ながら、俺の力は一度現実をまたがないといけない。

 

 あんな小さな空間に無人機なんてやったら、家がつぶれてしまう。

 

 だから今回は蚊帳の外だな。

 

「ところで、二人は凄い剣士らしいじゃん」

<そこまで凄いわけじゃないさ>

<そうだ。力が必要だったからな>

 

 俺は友人にマルスとアイクを仲介してもらった。

 

「いい友人ができたみたいじゃんか」

「俺に友達がいないような発言はすんな」

「おっほ、あぶねえ!?」

 

 一の太刀で俺を攻撃してきた。

幸い緊急回避でなんとかなったけど。

 

「つーかさ、このバリアみたいな防御だけど、俺達よく使えたよな」

「そこはまあ、勘みたいな?」

 

 その世界観に合わせて俺達は最適化されているみたいだし?

大丈夫大丈夫。現実に戻れば、その方法でやってもできなくなるからさ。

このゲームの中だけの話だよ。

 

「これが終わったら、彼らと剣術を磨くのもいいかもしれないな!」

「実際それが目的で来たようなもんじゃねえか」

 

 

 そして俺達はアイク達だけでなく、得物を使うファイターたちと友誼を結びに行く。

ヨッシーやカービィといった肉体派もいるけれど、今更だしね。

 

<よし、作戦は決まった! カービィ、頼んだぞ>

<うん、ボクに任せてよ!>

 

 作戦はいたって単純で、戦艦ハルバードを自動航行させて亜空間に突入させる。

そして相手はあの砲台の中腹にある対空砲で、迎撃してくるためハルバードで

一撃を防ぐ。

そのあとブルーファルコン・初号機・アーウィン・スターシップで正面突破という名の

陽動をかまして、完全に標的の目がこちらに向いた時カービィの操るドラグーンで

一気に敵の砲台を支える竜骨を破壊する。

 

 いたって簡単だな!

 

「じゃ、俺は初号機に乗ろうかな!」

「俺はブルーファルコンにしよう」

 

 初号機は外れっぽいけど、これも経験だ。

やってみないことには、いい経験は得られないぞ!

 

 

<行くぞみんな!>

 

 

 

 そうして突撃したんだけど、俺と友人はしばらくその場に待機した。

皆は奥の方へむかったようだけど。

 

 しばらくするとDDDやルイージ、ネス達が来たのでようやく腰を上げることができた。

 

 

<なんだお前たちフィギュアになってないじゃないか>

「生憎様。敵がクッパやガノンドロフだけじゃないことはわかってたし、

そんな奴らに一網打尽にされにいくなんてまっぴらごめんだ」

 

 フィギュアになった皆を助けたら、今まで取り込んだ場所をミノムシの様にして閉じこもったタブーの元へ行く。

 

<全く。大変な目にあった>

「勇敢なのは認めるけど、今回は無謀だったと思うよ?」

<逐次投入は下策だ>

「時と場合を考えようぜ?」

 

 マリオが目覚めたところに話しかけると、アイクがすかさず反論してきた。

わかってるけど、やっぱり未知数の相手はもう少し慎重なほうがいいような。

まあ、展開的に仕方ないのかもしれんけどさ。

 

「よっしゃ、殴り込みだ!」

「その前に、シールだシール!」

 

 スマブラXには、シールを張る事で自分の能力を上げるシステムがある。

そこで俺はホームランバットの所持・武器攻撃の強化をとった。

友人も斬撃強化をとったぞ。

 

 そうして大迷宮にみんなで挑んだ。

今まで見たことがあるようなMAPで、レックウザやリドリーと戦った。

更に参戦キャラ全員の影虫が出現したので、俺は友人と一緒にホームランしにいったんだ。

 

<いい打ちっぷりだ!>

<ホームラン!>

 

 キャプテンファルコンとオリマーがそう叫んで、俺達の攻撃を見守ってくれた。

変に介入するよりも、この方がいいと判断してくれたんだろう。

最高だよ、大物になれる。

いや、なってるんだっけ。

 

「ポケモントレーナー、レックウザだ!」

<ポケモンだ! ゲットできるか!?>

「レックウザはドラゴン飛行で、特性はエアロック!

天候の効果をなくすぞ!」

<つまりノー天気か>

「コダックよりも効果が強かったはずだ」

 

 そういうわけで、拡張現実とかしたこのゲームでこいつをゲットできるのか!?

 

<あ>

「「あ」」

 

 

<レックウザ、ゲットだぜ!>

<ゼニガァ!>

「うっそだろ?」

「や、やりやがった!?」

 

 というわけで、ポケモントレーナーの手持ちにあのBOSSであるレックウザが入りました。

いや待って。どういうこと?

 

 

<いけっ、レックウザ!>

<グオオオオオ!!>

 

 ここら一帯の敵が一掃されたんだが。

 

 

「オラッカービィふっとべ!」

「いいカットビングだ!」

<うわぁ> 

 

 球体のいいところを持っているカービィは、思いのほかよくとんだ。

 

 

 そうして大迷宮を散策して、スマッシュボールを集めてはみんなに配りタブーの

ところへ赴いた。

すると再びタブーが攻撃を仕掛けようとしてきたが、ソニックがOFF波導を発動する羽を

ガラスの様に破壊したんだ。

 おかげで奴は実質的に弱体化。

俺達は一斉にスマッシュボールを使って、一極集中!

 

 タブーの体力はゴリゴリ削れて、ついでにボム兵やクラッシュボム・渋面株・花火ランチャー・ドラグーンで追撃。

最後は俺と友人が、サッカーボールでシュートして撃破に成功したんだ。

 

 

 こうして世界に平和が訪れたので、最初の目的である剣術の指南を申し込んだ。

幸い世界が解放されてから、スマブラXに登録されているフィギュア全てが再出現し、

この世界に営みが戻ってきたんだ。

 

 

「それじゃあ」

「頼むぜ」

<いつでもこい>

<臨むところ>

<星の戦士として相手しよう>

<次のガノンドロフを倒すため、共に強くなろう!>

 

 俺達はアイク・マルス・メタナイト卿・リンクに、剣術の指南をしてもらった。

最初は惨敗だったけど、今だと少しあてられるようになったかな?

勿論俺はTAS能力を切ってやってるぞ!

もしものことがあるからなぁ。

 

 じゃ、よろしく頼む!

 

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