夏休み北海道殺人旅行   作:新庄雄太郎

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これで、最終話です


第5章 釧路

翌朝、急行「すずらん5号」は札幌に到着した。

 

「えっ、犯人は釧路へ逃げた。」

 

「そうよ、犯人はこの男よ。」

 

「本当か、歩夢ちゃん。」

 

「うん、私は今釧路湿原に入るから。」

 

「そうか、我々もそこへ向かうから。」

 

と、高山は電話を切った。

 

「どうした。」

 

「犯人が、釧路へ向かってい入ると。」

 

「えっ、それ本当か。」

 

南と高山は、札幌駅から石勝線経由の特急「おおぞら1号」に乗り込み、釧路へ向かった。

 

特急「おおぞら1号」の車内

 

「それで、犯人は分ったの。」

 

「ああ、詳しいことは分らないけど、犯人はワルサーを持ってるらしい。」

 

「じゃあ、小樽の事件の犯人は。」

 

「ああ、あの男だ。」

 

「じゃあ、しずくと歩夢達は釧路に入るのか。」

 

「ああ、夏の釧路湿原が見頃と言っていた。」

 

そして、特急「おおぞら1号」の食堂車で昼食を済ませ、窓を眺めると狩勝峠を超えてそこは石勝線である。

 

「おう、もう石勝線か。」

 

「ああ、昭和56年の10月に開業したんだよ。」

 

「凄いなぁ。」

 

「ああ、俺も高校の頃に特急「おおぞら」に乗って旅行したことあるからな。」

 

「なるほど。」

 

暫くして、南と高山が乗った特急「おおぞら1号」は釧路に到着した。

 

「まさか、歩夢としずく達は釧路に来てるって言ってたな。」

 

「もし、行くとしたら。」

 

「釧路湿原だ。」

 

その頃、歩夢としずく達は釧路湿原に来ていた。

 

釧路湿原は、北海道釧路平野に位置する日本最大の湿原・湿地。面積は約2万6000haで、このうち中心部の7863haがラムサール条約登録湿地である。釧路湿原国立公園としての区域は2万8788haである。

冬になるとタンチョウ鶴がやって来るのだ。

 

「くそーっ、どこへ逃げやがった。」

 

「くまなく探せよ。」

 

「わかった。」

 

歩夢としずくは、2人の黒ずくめの男に接触した。

 

「じゃあ、あんたが小樽の殺人の。」

 

「そうさ、奴は俺たちが撃ち殺したのさ。」

 

「やっぱり、小樽の事件はあなただったのね。」

 

と歩夢としずく達に近づいた、その時。

 

「動くな、鉄道公安隊だ。」

 

「やべぇ、」

 

南と高山は、黒ずくめの男を制圧した。

 

「もう大丈夫ですよ。」

 

と、南は歩夢としずくを保護をした。

 

こうして、南と高山の警乗捜査は上野から函館-小樽-釧路を結んで横領事件の容疑者を追跡し、事件は解決した、南と高山が逮捕した黒ずくめの男は、やはり横領事件の仲間の一味だった。

 

「あぶない女子旅だったな。」

 

「ええ。」

 

「はつかりと北海とすずらんとおおぞらに乗り次いでこんな捜査するとは。」

 

「これで、事件は解決したな。」

 

「奴は、瀬口を罪を着せて口封じで殺害したって事か。」

 

「そうだ。」

 

 




劇中の列車は昭和53年と56年のダイヤを使用しています

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