ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編 作:ゴルシ未来人
チームスピカVSチームベガ。
短距離 チームスピカ フジキセキ。チームベガ モブウマ娘3人。
マイル チームスピカ ミスターシービー。チームベガ モブウマ娘3人。
中距離 チームスピカ メジロアルダン、スペシャルウィーク、ディープインパクト。チームベガ サッカーボーイ、クイーンベレー、モブウマ娘。
長距離 チームスピカ ゴールドシップ、タマモクロス。チームベガ ビワハヤヒデ、モブウマ娘2人。
ダート チームスピカ オグリキャップ、アグネスデジタル。チームベガ モブウマ娘3人。
これが今日行われるチームスピカとチームベガによるチーム対抗戦の出場メンバーだ。チームスピカも純分にメンバーが集まってきたが、ハッキリと言えばベストではない。
先ず短距離とマイルに関してはフジキセキとシービーが走るのだが、2人とも専門種目ではない。シービーは中距離が最も得意であり、フジキセキはマイルが最も得意だ。だが…御存知スピカのメンバーの適性は片寄っており、満足に全員が最も得意な所を走る訳には行かないのだ。短距離に関してはフジキセキしか出来るものが現在居ないために、こうするしかない。マイルに関してはオグリキャップも走れるが、確実に今日は勝つためか彼女にはダートを任せるしかなかった。
フジキセキは脚が治ってから1ヶ月も経過していない。長いブランクは当然だ。シービーも不調から抜け出していないし、G1を制覇した過去があるこの2人がこの有り様。
アルダン、スペ、ディープ、デジタルはデビュー戦すら走っておらず実質今日がデビュー戦のような物。タキオンは相変わらず走ってくれず、ウララには未だ速すぎる。タマモクロスも高校1年生の年齢だが、デビュー戦以降ボロボロの戦績故に、今回はゴルシの追い込みを間近で見て学習するために長距離に配属させた。
なので普通に走って間違いなく勝てると思われるのはゴルシ、そしてオグリの2人だけ。それに他のチームやトレーナーからすればゴルシが未来からやって来たなんて知り得るわけがなく、ゴルシの強さも分からず…マトモに走れるのはオグリだけと思われてるしまつだ。
だが……
「フジキセキ完全復活!!強い…強すぎる!!」
「外から追い込んだ!!地面が弾んだ、ミスターシービーだ!!」
本来の種目ではないが、フジキセキとミスターシービーは勝ってくれた。あと1勝、あと1勝すればスピカの勝ちは確定する。だが、問題が有るとすれば中距離だろう。
「問題は次の中距離だな。アルダンや今のスペ、ディープなら問題はないと思うが…」
「相手にはあのサッカーボーイが居るからね。トレーナー君、ドラえもん。中距離は流石に分が悪くないかね?」
トレセン学園の芝コース場。そこでストップウォッチを構える3人の人影がいた。その人物はドラえもん、沖野トレーナー、そしてスピカのマッドサイエンティストことアグネスタキオンである。3人はストップウォッチを構え、アルダン、ディープ、スペシャルウィーク…中距離を走る部員のタイムとラップタイムを計測する為に此処に居るのだ。ゴルシを筆頭とした他の部員と共に応援したいが、タイムを計り今後を見据えたアドバイスを考えるのもトレーナーやマネージャーのお仕事である。
だが、タキオンから言わして貰えればスピカは不利であったのだ。
「成る程な…タキオンの言わんとしてる事も分かるさ」
「トレーナーさんとタキオンさんはスペちゃん達が負けると思うの?」
「ドラえもん。俺達は勿論勝って欲しいが、相手には…あのサッカーボーイが居るからな。サッカーボーイは短距離、マイル、中距離と結果を残している。アルダンと違ってレースの修羅場も経験してるし、クイーンベレーも既にデビューしている」
サッカーボーイは今の所、クラシック三冠を取れるのでは?と注目されている選手だ。未だデビューしておらず、家柄の力で入学した世間知らずのお嬢様 アルダンとは違うと、周りの者も評価している。
「それに…クイーンベレーはラフプレーも容赦なく行うからな。そこが心配だ」
「ラフプレー!?」
ドラえもんが驚く。ラフプレー、それは文字通り合法だが明らかにグレーと言わざるを得ない危険なプレーだ。どさくさに紛れて体当たり、後方の相手に芝を蹴っては土を顔面にぶつけるといった危険プレーだ。なお、アメリカでは日常茶飯事であり、現役時代のサンデーサイレンスはイージゴアに噛み付こうとした事があるとか。
「ああ。この前のデビュー戦で、オハナさん曰くタックルしてたそうだ。幸いにもクイーンベレーに体当たりされた子に怪我は無かったが……」
ラフプレーは危険。皆も辞めようね、ゴルシちゃんとドラえもんとの約束だよ。
「隣…良いかしら」
「オハナさん!?」
すると、ドラえもんの隣にオハナさんこと東条がいつの間にか現れた。
「沖野。ディープとフジキセキは元気?」
「ああ!!元気だ!!」
「それは良かった。それと、予言するわ……ディープが5馬身差以上の差を着けて圧勝する」
そしていざ、中距離のチーム対抗戦が始まったのだが。
「おおっと!?ディープインパクト!?やっぱり出遅れた!?」
ディープインパクト、安定の出遅れ。出遅れたディープインパクトを置いてけぼりにし、他の走者は一斉に前方に駆け出してしまった。ディープインパクトは殿からのスタートと成ってしまい、先頭はサッカーボーイ、クイーンベレーと続いていき、その後ろにアルダン、スペシャルウィーク、モブウマ娘と続いていく。
最初のカーブを曲がった時だった。突如として、クイーンベレーが後ろを一瞬確認すると…彼女は芝を蹴っては後ろに土を飛ばしたのだ。勿論、わざとである。
「うっ!?」
「アルダンさん!?」
その飛んだ土はクイーンベレーの狙いの通りに、アルダンの瞳に当たってしまい…アルダンは足を止めてしまう。更に、そのアルダンを心配したゆえか、スペシャルウィークも足を止めてはアルダンを支えてしまった。
「へっ」
狙い通りアルダンは足を止め、優しすぎるスペシャルウィークもアルダンの為に足を止めた為かクイーンベレーはほくそ笑みを浮かべる。
残り800の標識を通過。最早、誰が見ても中距離はチームベガの勝ちかと思った。だが、この女は違った。
「衝撃波が起こるわ」
ディープの二代目保護者 東条ハナことオハナさんであった。
(なんだ!?)
恐ろしいプレッシャーを感じ、先頭を走るサッカーボーイは震える。そのプレッシャーの塊はどんどん速度を上げて此方に迫ってくる。ウマ娘が追いかけてくるとか、そんなレベルではない。最早、戦闘機やジェット機が突っ込んでくるとかそのようなレベルのプレッシャーだった。
(いっ!?)
その正体を最初に理解したのはクイーンベレーだった。クイーンベレーは後ろを瞬時に振り向くと、ディープインパクトが恐ろしい程の速度で突っ込んでくるのだ。
「あの野郎…」
クイーンベレーはディープインパクトも止めようと、タックルしようとする。だが、既にディープインパクトはクイーンベレーを抜き去り…遥か前方…サッカーボーイさえも抜き去った。
(コイツ…この速度……短距離の私より遥かに速い!?)
サッカーボーイさえも衝撃の末脚で抜き去り…ディープインパクトは8馬身の大差を着けて圧勝した。
そして…ディープインパクトは一切の呼吸が乱れていなかった。
英雄 第一の覚醒完了。
次回!!ゴルシ、そしてデジタル!!
「デジタル…これをやろう」
「いきましゅる!!」
ステイゴールドどうする!?なお、現在は幼稚園児である
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男のウマ娘の子供
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人間の子供