ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編 作:ゴルシ未来人
ビワハヤヒデは三冠馬ナリタブライアンの腹違いの姉であり、養母にナリタ家の女性を持つシニアクラスのウマ娘である。彼女は優秀な成績を修めており、座学も大変優秀だ。怪物と称される程の素質を持つ妹 ナリタブライアンに対抗するためか彼女は独学の知識とは言え…リギルのトレーナー 東条ハナに匹敵するデータ論の考察力を手に入れた。
(ゴールドシップ。全くデータにない。しかし、このふくらはぎと太股、そして体操服越しとは言え分かる体幹の強さ。只者ではないようだな)
これから始まるチームスピカVSチームベガの長距離レース。そのレースに後輩と共に出場するビワハヤヒデはデータ皆無のゴールドシップの対策をどうするべきかとギリギリまで考える。
「タマモクロス、ちゃんとゴルシちゃんの追い込みを見てろよ?」
「モチロンや!!見て覚えて、自分の物にしたるで!!」
ゴールドシップはタマモクロスと共にチームスピカの長距離として出場する。デビュー戦以来、ボロボロな成績が続いていたタマモクロスは兎も角…ゴールドシップは全くのデータが存在しない。
ビワハヤヒデはこっそりとスピカ対策に何度か1人で練習を視察した事が多々ある。だが、ビワハヤヒデが見に来た時に限ってゴールドシップはマトモに練習している事は無いのだ。丸太をハンマーで打ち込んだり、1人将棋してたり、沖野とオセロしてたり、タイヤを振り回してたりと…これと言った練習をしていないのだ。
(しかし……ゴールドシップの実力は筋肉の形を見れば本物。これは妹であるブライアンに匹敵するかもしれない)
データが皆無、その上…身体的特徴から言えば天才 ナリタブライアンに匹敵する。そんなゴルシを見て、ビワハヤヒデは心する。コイツ…強いと。
「ハヤヒデ!!頑張れよ!!」
ふと、自分を応援する声が響いて声の方を見る。そこにはチームランキング2位 チーフトレーナーである樫本 理子と新人トレーナーの桐生院 葵が導くチームシリウスのキャプテン ウイニングチケットことチケゾーが応援してくれていた。
「……無論、負けるつもりはない」
友人の声援を受けて、ビワハヤヒデは覚悟を決める。ついさっき、妹ブライアン処か皇帝シンボリルドルフや伝説トキノミノルに匹敵する少年の衝撃を見てしまったが、関係無いのだ。
そして…レースは始まった。
(ゴールドシップは……追い込みか)
ビワハヤヒデの脚質は先行。彼女は最初から先頭を進み、リードを広げていく。芦毛のウマ娘は活躍できない、過去にそんな事を言われてそれを覆したハヤヒデはリードを広げていく。
残り1500mを過ぎた頃だろう。半分を過ぎてもビワハヤヒデは先頭をキープしており、その後ろに彼女の後輩たちであるモブウマ娘達が続いている。だが…
「面白く成ってきたぜ!!不沈艦、抜錨!!」
遥か後方から大声が響く。だが、ビワハヤヒデは後ろを振り向かない。しかし彼女は瞬時に理解した。ゴールドシップが仕掛けた事を。
残り800m。ビワハヤヒデの隣を何かが物凄い速さで通り過ぎた。それは綺麗な芦毛の髪を靡かせた黄金の不沈艦 ゴールドシップである。不沈艦は沈まないからこそ、不沈艦。ゴールドシップは素のスタミナが恐ろしい程に有り、レース中盤からロングスパートをかけられる程にスタミナを誇るのだ。ディープインパクトのように規格外な肺活量から産み出されるエネルギーを用いた持久力ではなく、恵まれた肉体が誇る圧倒的な筋持久力を用いた持久力。
長身から繰り出されるストライド、そして圧倒的なスタミナとパワーから繰り出されるロングスパートでゴールドシップはビワハヤヒデを置き去りにして1着でゴールした。
長距離レース後。ゴールドシップはダートのレースを控えた、アグネスデジタルの所に向かった。
「ゴルシ!!」
「デジタル…報酬の前金として、これを渡しておくぜ」
ゴールドシップは1枚の写真をアグネスデジタルに手渡す。勿論、ゴールドシップがデジタルに手渡す報酬とはゴルシが隠し撮りしたウマ娘達の秘蔵写真である。ダートに出場する彼女の為にゴルシが手渡した時は、ディープインパクトのお風呂上がりの写真である。
では今回はなんの写真かと言うと、メジロ家の令嬢であるメジロアルダンの写真だったのだ。
「うひょょょょう!!」
アグネスデジタルは鼻血を何とか堪える。その写真はトレセン学園の運動プールでゴールドシップが隠し撮りしたアルダンの写真である。
アルダンはぶっちゃけスタイルは良い。出ている所は出てるし、引っ込んでいる所は引っ込んでいる。そりゃ、変えられなかった場合の未来で資金援助を出汁に中国の資産家もプロポーズする程だ。
スクール水着ことスク水を着たアルダンがプールサイドに行儀良く座っている。先程までプールで泳いでいたのだろうか、髪は濡れており、スク水も濡れている。更にゴルシが絶妙な角度で盗撮したのだろう…スク水を着てるとは言えスタイル抜群な為か…アルダンは胸の谷間が普通に見えていたのだ。うん、セクシィー!!
「お前がオグリと共にワンツーフィニッシュしたら、もう1枚良いのをやるぜ?」
アグネスデジタルのやる気が限界突破した。アグネスデジタルの全ステータスが上昇した。
「オグリキャップ先頭を独走!!地方からトキノミノルがヘッドハンティングした怪物の素質は本物だ!!」
そして最後の種目ダートが始まる。だが、ダートはトキノミノルが地方から引き抜いた怪物 オグリキャップが圧倒的な走りを見せて、先頭を独走する。最早、圧倒的と言えるだろう。
「皆…やるな…」
アグネスデジタルも負けてはいられない。だが、チームベガは経験を積んだジュニアB以降の選手を導入してきており、その全員がデジタルと違ってデビューしてるし経験も豊富だ。それ故か、デジタルはオグリキャップから離されてベガの3人と共に後方に固まっている。
このままではオグリキャップの1位は間違いない。だが、デジタルは抜け出せずに2位に成れない。2位に成らないと、ゴルシから3枚目の秘蔵写真を貰えないのだ。
「デジタル!!頑張れ!!これが報酬なんだ、だから頑張れよ!!」
ゴルシはゴール付近に立ち、デジタル達に見えるように何かを掲げた。それは大きな板に印刷された写真であり、それは………プールの点検を終えて本当に安全かを確かめる為に、プールに入ろうとするサンデーサイレンスの写真であった。
引退して暫くの年月が経過してるが、流石はアメリカ最強。腹筋はバキバキであり、綺麗な逆三角形の筋肉をしている。胸筋の胸板は分厚く、鍛えられた筋肉が特徴的だ。間違いなく海水浴に行けば多くの女性がキャーキャーと黄色い声援を送るだろう。
「教頭の写真!?ゴルシ!!何処で撮ったんや!!」
タマモクロスの突っ込みが響く。後でサンデーサイレンスに怒られようが知ったことじゃない。多分、サンデーのおっさんは許してくれるだろう。全てはチームスピカがチームベガに対し、完勝する為だ。
「世界にただ一つ!!アメリカの伝説、日本が誇る伝説トレーナー サンデーのおっさんの水着写真だ!!」
「うひょょょょおおおう!!燃えてきましたぞ!!」
その瞬間…アグネスデジタルが爆発したように加速し、オグリキャップに迫る。
そして…
「1着オグリキャップ!!2着アグネスデジタル!!チームスピカ、ベガに対して完全勝利だ!!」
チームスピカはベガに対して完全勝利を修めた。その代償として…
「ゴルシ。今回は俺様の写真だったから良かったが、許可を貰わず堂々とパパラッチ写真を掲げないでくれ。マジで恥ずかしかったわ」
「デスヨネ…」
ゴルシ。サンデーサイレンスの水着写真を堂々と掲げた為か、サンデーサイレンスに呼び出しを喰らう。
盗撮被害者はアグネスデジタルの活躍の為に、次々と増えます(笑)
チームスピカ、ランクアップ!!
ステイゴールドどうする!?なお、現在は幼稚園児である
-
男のウマ娘の子供
-
人間の子供