ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編   作:ゴルシ未来人

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秋と冬のシーズンに備えよう

史上2人目の変則三冠馬の誕生。一気に世間はオグリキャップへの注目が集まった。

 

変則三冠馬。勝つべきレースは三大クラシック、トリプルティアラ、NHKマイルの7レースの内3つだけで良い。だが、変則三冠馬は達成するのが難しい点が1つ存在するのだ。それは出場するレースによってはレース間のインターバルが非常に短いためだ。

三大クラシックとトリプルティアラを狙う場合、インターバルは元から決まっている。皐月賞の次はダービーだが、その間には約1ヶ月の猶予が有り最後の菊花賞はダービーから約5ヶ月程の猶予が存在している。それはトリプルティアラも同様だと言えるだろう。だが、オグリキャップや前に変則三冠馬と成ったクリフジはその決められたインターバルよりも短いスパンで三冠を達成しなければ成らないのだ。

 

クリフジは日本ダービー→オークス→菊花賞と変則三冠を達成した。ダービーからオークスのインターバルは僅か1週間だけであり、普通はしない。

 

オグリキャップは皐月賞→NHKマイル→日本ダービーとしている。僅か約1ヶ月の間に3度のG1に出場して勝ったハイペース。普通はやらない頻度だ。

 

それにオグリキャップはクリフジよりも速いスパンで変則三冠を達成した。故に秋のクラシックにも出ることは可能であり、オグリキャップは既に秋華賞に出ることを宣言している。秋華賞に勝てれば日本史上初となる変則四冠馬の誕生だ。

 

変則四冠を達成したウマ娘は日本の歴史長いと言えど誰も達成していない。その為か、世間はシンボリルドルフがトキノミノルと同じく無敗三冠を達成した時と同じ様に注目しているのだ。

 

「サンデーのおっさん、グッバイヘイローから聞いた?」

「ああ、聞いた」

 

ある日の午後。ゴールドシップとドラえもんはサンデーサイレンスの教頭室に遊びに来ていた。教頭室ではサンデーサイレンスが物凄い速さでキーボードを高速タッピングして書類作業をしながら、度々掛かってくる報道陣からの電話に対応していた。

 

だが、変化していた点が1つある。それはゴルシとドラえもんがグッバイヘイローに真実を確認し、スペシャルウィークがグッバイヘイローを説得した為か…改めてサンデーサイレンスとグッバイヘイローが本当の姉弟と成れたのである。

窓際にはケースに納められた写真が増えていた。サンデーサイレンス、グッバイヘイロー、キャンペンガール、グッバイヘイローの旦那(当たり前ながらヒト息子)、スペシャルウィークとキングヘイロー、ディープインパクトとステイゴールド、そしてドラえもんとゴルシが写った新しい家族写真である。なお、撮影したのはアーサーお爺ちゃんである。

 

「ありがとう。お前達のお陰で、俺様はたった1人の姉を姉だと確信することが出来た。お前達のお陰だな」

 

仕事が一段落したのだろう。サンデーサイレンスは作業を中断し、缶ジュースのプルタブを開けてコーラを飲み始める。

 

「いやいや、おっさん。アタシ達じゃないだろ…スペのお陰だって」

「そうだよ、サンデーさん」

「ああ、そうだな。だけど、お前達が姉さんに言わなかったら、スペも真実を知れなかった。だから、お前達3人のお陰だな」

 

サンデーサイレンスはコーラを飲む。すると、サンデーサイレンスは1枚の書類をゴルシとドラえもんに手渡した。そこにはトレセン学園大学部(大学部はヒト息子も通えます)の教育学部に通ってる、大学四年生の青年が載っていた。青年の名前は南坂。聞いたことがない名前である。

 

「そうそう。お前達2人には先に伝えるが、教育実習でスピカにトレーナー候補の大学生が来るぞ」

「へー、スピカに来るってことはトレーナーのように自由主義を参考にしたいのか」

 

スピカにやって来る研修生は沖野以来と言える。御存知、スピカ以外のチームは何処も管理主義と言えるだろう。最強チームと言えるリギル、トレセン学園創設時から強豪チームとして有名なシリウス、何処も管理主義ばかりだ。

自由主義のスピカを選んで教育実習に訪れる大学生は今まで、沖野ただ1人だった。だから、実に十数年振りと言えるだろう。

 

「珍しいね。だって今まで居なかったでしょ?」

「沖野だけだったしな。夏休み前に来ると思うから、来週には来ると思うぞ」

 

トレセン学園は1月から始まるためか、1学期が長い。だが、その分…夏休みは長いのだ。夏休みは7月から8月末までであり、多くのチームは7月半ばから8月後半まで合宿を行う所が多い。

当然…スピカもそれは例外ではない。トキノミノルのクラシック時代は「トレーニング?俺様とお前しか居ないから、何処でやっても同じだしな」と言う事で合宿は行ってなかった。だが、今は違う。スピカは毎年、合宿を北海道で行っているのだ。北海道は避暑地として過ごしやすく、夏の熱さでバテてクラシック三冠を逃したウマ娘も多いので過ごしやすい北海道で合宿を行い…秋のG1に備えるのである。

 

「あと…スピカには入ってくれなかったが。新たに笠松から転入生が来たな」

「笠松って言うと…オグリさんと同郷の?」

 

そう、笠松と言えばオグリキャップの故郷だ。そんな笠松から転入生が新たにやって来るのである。

 

「そう。生徒の個人情報は明かせる範囲以外は明かせないが、フジマサマーチという葦毛の少女だな。

公式記録では未だダートしか走っていないが、オグリキャップに2度勝っている。まあ、笠松での話だがな」

「「マジ!?」」

 

新たに笠松からやって来たのはフジマサマーチ。笠松トレセンでは特待生だった少女であり、あのオグリキャップに2度勝ったことがあるのだ。当然、オグリキャップの実力を知るゴルシとドラえもんは驚いた。そりゃそうだ、スピカの新たなエースと成りつつあるオグリキャップを2度も倒すという記録が有れば期待も膨らんでしまう。

 

「ああ。だが、彼女の事を多くのトレーナー達は()()()()()()()()()()()()に2度勝った唯一の逸材としてしか見てなくてな……個人的に心配だ」

 

そしてサンデーサイレンスの心配は冬、現実の物と成ってしまう。

 

 

 

 

 

「マーチ!?どうして此処に!?」

 

一方のオグリキャップ。彼女はチームメイトであるスペシャルウィーク、ディープインパクト、メジロアルダン、フジキセキ、タマモクロス、ハルウララ、そしてI Loveウマちゃんと書かれたTシャツを着たアグネスデジタルと共に食堂で小さな祝勝会を開いていた。勿論、内容はオグリキャップの変則三冠達成記念である。

 

「久し振りだな、オグリ。私も中央に来たぞ」

 

しかし、そんなオグリキャップの前に葦毛で白髪の少女が現れたのだ。その少女の名前はフジマサマーチ。かつて、オグリキャップと笠松地方で競いあった、オグリキャップの笠松地方時代でのライバルだ。

 

「そうか!」

「ああ、私もチームに所属できたしな。直ぐにお前に追い付いてやるよ」

 

笠松時代でのオグリキャップに勝ったウマ娘。そんな肩書きで中央に転入してきたフジマサマーチ。勿論、彼女はチームに所属でき、近々レースに出てくるだろう。

 

「何処のチームなんだ?」

「ああ、チームアルデバランだ!!それじゃな」

 

チームアルデバラン。そのチームに所属してるのだろう。だが、そのチームの名前を聞いた瞬間…タマモクロスの表情が曇った。しかし、それに気付かず、フジマサマーチは去っていった。

 

「タマモクロスさん?」

「アカン…あのチームは結果を残せなかったら辞めさせられる…チームアルデバランはウチが追い出された所や」

 

そのチームはタマモクロスの古巣であり、タマモクロスが追い出された所のようだ。

 

「マーチ!!」

 

オグリキャップは直ぐにフジマサマーチを呼び止めようとするが、既にマーチは居なかった。




次回…南坂T登場!?そして、キングちゃんとエルちゃんチームに入る!?

えっ?未だチームカノープスないの?未だ無いです。

ゴルシ×10「出走じゃーい!!」
タマモクロス「ゴルシが増えたぁぁぁあ!!」

スズカさんのチームどうする?

  • アニメ通りスピカに加入
  • サンデーパパの指導でリギルのまま覚醒
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