ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編   作:ゴルシ未来人

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落書き


合宿えっ!?こんな落書!?

翌朝6時。

 

「えっ?」

 

朝起きてスペシャルウィークは自宅の洗面台で顔を洗おうとした。だが、起きて鏡を見てみれば彼女は唖然としてしまう。無理もない、鏡に映った素顔を見てみれば自分の顔に落書きが施されていたのだ。

 

額には大きくあげません!!と書かれており、右頬には達筆な字でお腹がペコペコです!!と書かれている。左頬にはYES!!!フードファイターと書かれていたのだ。誰が書いたのかは分からないが、少なくとも見に覚えがない。だとすればスペシャルウィークが寝ている間に何者かにやられたのだろうか。だが、少なくとも弟2人や父親、性格的に母親では無いことは確かだ。書かれた落書きの字は明らかに弟2人と違うし、母親は性格的に誰かに悪戯する事は無いだろう。

 

「うーん、誰がやったんだろう。この字はお父ちゃんでもないし…」

 

犯人が誰なのか考える。だが書かれた落書きはどれもがスペシャルウィークの特徴に有った物であり、犯人はスペシャルウィークの事を良く知っている人物だ。だが、あげません!!とはどういう事なのだろうか。

 

「ふぁぁあ…お姉ちゃんおはよう」

 

スペシャルウィークが落書きの事を考えていると、洗面所にパジャマ姿のディープインパクトがやって来た。

 

「うわ、お姉ちゃん。どうしたの?その落書き」

「朝起きたらこうなってたの」

 

だが、ディープインパクトの素顔には落書きが見当たらない。スペシャルウィークは落書きされたのはてっきり、自分だけかと思ったが、ディープインパクトのパジャマのボタンで閉じた部位の隙間から黒い何かが見えたのだ。

 

「ねえ、ディープちゃん。お腹…なんか黒くない?」

「お腹?」

「そう、お腹」

 

ディープインパクトはスペシャルウィークに言われ、腹部を確認する。確かにパジャマを良く見ると、腹部に何かが書かれているのかほんのりと透けて黒い何かが見える。首を傾げながら、ディープインパクトはパジャマのボタンを外していき、腹部を露にする。そこには……

 

「なんじゃこりゃぁぁあ!!」

「ぶっふ!?」

 

物凄く処かプロレベルの画力で描かれた、黒い史上最強のバッタヒーロー 仮面ライダーブラックRXが水性ペンで描かれていたのだ。それも大きくである。しかも、ブラックRXは吹き出しでセリフも書かれており…

 

『俺は太陽の子…仮面ライダーブラック!!アールエェー!!』

 

とセリフが書かれており、ディープの胸部には英雄降臨!!の四文字が書かれていたのだ。

 

腹筋バキバキのディープの腹部に書かれた、特撮が生んだ昭和処か仮面ライダー最強の呼び声高いヒーロー RX。腹筋バキバキの所に書いたのだから、このRXを書いた画伯はよほど絵心満載なのだろう。

 

何処からか…ゆ゛る゛さ゛ん゛!!というRXの轟きが聞こえてきそうだが、ドタドタと足音が聞こえる。足音はだんだん大きくなり、足音の主は洗面所に現れた。

 

「スペ、ディープ。洗顔を貸してくれ」

「私にもお願いします」

 

その主はオグリキャップとメジロアルダンであった。だが、洗面所に現れて鏡に映った2人の素顔はスペと同じく何者かの手で落書が施されていたのだ。

 

「「ぶっ!?」」

「お前達もやられたのか」

「どうやら…皆さん、やられたみたいですね」

 

オグリの顔にはアニメ fateの腹ペコ王と一部のファンから言われている女体化アーサー王こと、アルトリア・ペンドラゴンの顔が描かれており、吹き出しで『おかわり!!』と書かれている。

 

一方のアルダンはシンプルに○や×等が書かれており、額には《子沢山ママ!!》と記されていたのだ。

 

なにはともあれ、サンデー家滞在組だけで落書きの被害者が4人居る。恐らく、犯人は同一人物であり、最低でも画力から考えてディープとオグリに落書きを施した犯人は同じだろう。

 

 

 

一方の民宿サイド。

 

「急な呼び出しでごめんね、ドラちゃん」

「まさか…此処の皆もやられてたなんて。犯人はゴルシちゃんの他にも居たなんて」

 

ドラえもんはどこでもドアを使い、民宿兼牧場にやって来ていた。とは言え、ティナの民宿とサンデー一家の自宅は徒歩5分圏内にあり、どこでもドアを使わなくても直ぐに辿り着く事が出来る。だが、ドラえもんは電話でフジキセキからの呼び出しに答えるように民宿にどこでもドアで現れたのだ。

 

ドラえもんが民宿にやって来てみれば、それはそれは阿鼻叫喚だった。タマモクロス、フジキセキ、タキオン、デジタル、ハルウララ、キングヘイロー、シービーと言い…トキノミノル以外のメンバーが全員顔に落書きを施されていたのだ。しかし、サンデー自宅と違いディープやオグリのように精巧なイラストを施された被害者は居ない。

 

「ドラちゃん。もしかして…」

「うん。サンデーさん自宅側はゴルシちゃんがやっちゃいました」

 

ドラちゃん、ゴルシを裏切るように自白。そう、サンデーサイレンス自宅に滞在してるメンバーの落書きは我等がハジケリスト ゴールドシップの手で施された物である。

 

なお、女神像からの存在しない記憶で改編した未来の記憶を知るドラえもんからすれば、ゴルシが皆に書いた落書きは実に的を射てると思われる。ディープは英雄になるし、スペちゃんは大食いだし、オグリはもっと大食いなのだから。

 

「やっぱりゴルシもやったか。取りあえずタイムテレビ出して。犯人を探そう」

「そうだね」

 

ドラえもんは四次元ポケットからタイムテレビを出して、ドラえもんとフジキセキは同時にボタンを押した。

 

 

 

昨晩深夜。

 

沖野は水性ペンを構え、民宿の部屋を回ってはフジキセキ達に落書きを施していく。

 

『ふー、生徒はこんな物か。トキノミノルは恐いから辞めておこう。絶対、教頭直伝のCQCで抹殺される未来しか見えない』

 

トキノミノルは強すぎるから諦め、沖野はフジキセキを含めた民宿在住組の顔に落書きを施し、自室に戻る。自室では南坂がスヤスヤと眠っていた。

 

『よし!!』

 

沖野は南坂の上着をずらし…お腹に落書きを施す。股間のほう目掛けて↓を書き、その横に《伝説の聖剣エクスカリバー!!》と書いたのだ。

 

「「股間が伝説のエクスカリバー」」

 

タイムテレビを見ながら、苦笑いを浮かべるドラえもんとフジキセキ。その時、民宿から南坂の悲鳴が聞こえた。どうやら、お腹に記されたエクスカリバーの落書を知ったのだろう。

 

『よしよし』

 

民宿を後にし、サンデー自宅に向かう沖野T。だが、その道中に救世主が現れた。

 

『孫の所にはいかせん!!』

『なに!?アーサーさん!?』

 

伝説の元マリーン。アーサー・ストローさん70歳である。アーサーは右手に水性ペンを軍用ナイフのように構え、CQCを繰り出す。

 

『ひっひでぶ!?』

 

相手が悪すぎた。沖野Tは5秒も持たず、瞬く間に敗れて顔に落書きを施される。

 

『ふむ…折角だ。お腹にも落書きするかの』

 

そしてアーサーお爺ちゃんは沖野のお腹にも落書きをしたのだった。

 

 

 

 

「究極の剣 マルミアドワーズってなんだよ!!」

 

沖野T。お腹に《究極の剣マルミアドワーズ》と書かれ、↓で股間の方を向けられていた。どうやら、沖野Tの股間はエクスカリバーより強い伝説の剣のようである。

 

落書き騒動…終了!!




次回!!合宿本格的にスタート!!

練習場には道民が誇る伝説のアスリートウマ娘が!?

そのウマ娘…分かる人には分かります。地方所属でありながら、中央を…そして世界と戦った夢を追うウマです。

コスモバルク…道民が誇る英雄、まさかの遭遇!?

スズカさんのチームどうする?

  • アニメ通りスピカに加入
  • サンデーパパの指導でリギルのまま覚醒
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