ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編   作:ゴルシ未来人

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コスモバルクって知ってます?


道民が誇るコスモバルク

網走は町起こしのためか、御立派な競技場が存在する。競技場と言えど、実際には運動公園と称した方が良いだろう。何故なら、そこで行われるレースは地方マラソンや記録会等と言ったテレビでは報道されない物ばかりなのだから。

 

網走運動公園。実際の競馬場に匹敵する莫大な敷地であり、その9割が競技に必要な場所に使用されている。中央はタータン(合成ゴム、陸上競技場のアレ)のコースであり、その内側では投擲種目やゴール等を持ってこればサッカー等の球技も行える。

タータンの外側である内から2番目はダートのコースと成っており、ウマ娘の競技者がダートの練習を行う事が出来る。勿論、人間の競技者も利用可能だが…深夜には段ボールを被った不審者が走ってる都市伝説が。

ダートの外側であり、外から2番目のコースは芝だ。勿論、トレセン学園や競馬場に有るのと変わらない芝である。勿論、誰でも使用可能。

一番外側も芝である。勿論、誰でも使用可能。

 

だが、この網走運動公園はサンデーサイレンスが生存した世界線だけにあり、サンデーサイレンスが急死した世界線には存在しない。

 

「おっさん、此処で練習か?」

「そうだ。良いところだろ?だが、俺様達以外にも一般客も使ってるから人の邪魔だけはしないようにな。だが、誰でも利用出来るのは本当にありがたい」

 

顔や身体に施された落書きを綺麗さっぱり落としたチームスピカのメンバーは網走運動公園にやって来ていた。やはり、本番は芝やダートで走るのだ。本番と限り無く近い環境で練習できるのは本当に有難いと言えるだろう。しかも、此処の嬉しいポイントはタダで使えると言った所だ。ヒト族(ヒト娘やヒト息子等の人間)が使う競技者はウマ娘からしてみれば余りにも狭すぎる。かといって競馬場を借りるのは余りにもコストパフォーマンスが悪すぎるので、こう言う誰でも使える網走運動公園は本当に有難い物だ。

 

「よし、それじゃあ只今より本格的に合宿を開始する。各員、今から1時間…自由に体操やアップ等を行うように。良いな?」

「「「はい!!」」」

 

こうして、サンデーサイレンスの言葉で本格的に合宿が…スピカの夏が始まったのだった。

 

サンデーサイレンスの言葉を受けて、各自自由に動き出すスピカの面々。とは言え、動かないメンバーも約3人だけいた。それは貴重品等の荷物の死守を任された沖野、南坂、ドラえもんのトレーナー&マネージャーのトリオである。

 

「合宿も自由にアップさせるんですね」

「それがスピカのやり方だ。てか、教頭も練習するのか」

 

スピカ所属の少女達(1人少年)と未だ現役のトキノミノルは勿論のこと、サンデーサイレンスもアップを始める。どうやらサンデーサイレンスは練習しながら子供達を指導するのだろう。と言うか、サンデーサイレンスは既にアラフォーな年齢であるが、動きに衰えが見えずスペシャルウィークやゴルシに匹敵する位の動きを見せる。どうやらサンデーサイレンスは引退後もしっかりと身体を鍛えては維持していたようだ。

 

「あの…沖野さん、ドラえもん。サンデー教頭…本当に現役を引退したんですよね?」

「その筈だけどな。まあ、あの人普通に走って現役バリバリのウマ娘にマイルまでなら普通に勝ちそうで恐いんだが」

 

 

 

運動公園は色んな人が沢山利用する。スピカ以外にも未だ小学生程のウマ娘達が将来を見越して練習していたり、北海道の大学生や市民アスリートがタータンやダートで陸上競技の練習を行っていたり、市民ランナーの方々がジョギングに来てたりと様々であった。

 

「あっ!!あの、フジキセキさんですか?サイン貰っても良いですか?」

「えっ?あっうん、勿論だよ」

 

「タマモクロスさんですよね?天皇賞(秋)、頑張ってください!!」

「おう!!任せてや!!」

 

「オグリキャップさん!!史上初の四冠馬達成、頑張ってください!!応援してます!!」

「ああ!!任せてくれ」

 

勿論、市民が自由に利用できるのなら少なからずファンが増えてきたスピカの面々にファンが接するのは当然である。

 

「おい!!あれ、コスモバルクさんじゃないか!!」

「マジかよ!!道民の星が来てるのか!!」

 

その時、運動公園が騒がしくなる。誰もが利用出来ると言うことは同時に、この場所を利用する有名人が訪れると言うことでも有るのだ。例えば、彼女…コスモバルクのように。

 

「さてと…今年の有馬記念に向けて練習しますか。勝てるかは分かりませんが」

 

焦げ茶色の髪をしたウマ娘の女性がジャージ姿で運動公園に現れた。彼女はコスモバルク、北海道地方トレセンを卒業し、現在は北海道大学に通いながら現役で競技を続けるウマ娘である。北海道地方トレセンを卒業したが、選手としての登録は未だ残っており、卒業と言うのは高校での3年間が満了したと言う意味だ。

コスモバルクは地方所属でありながら、北海道を元気着ける為に中央や世界に挑戦し続けるウマ娘であり、北海道では道民の星として有名だ。

 

「おっ!誰かと思えばコスモバルクじゃないか。昨年の有馬記念は惜しかったな、だがお前さんは素質が有るぞ」

「さっサンデーサイレンス!?うそ、本物ですか!?」

 

中央に活躍できる素質が有りながら、北海道の為に地方トレセンに在籍し続け、三大クラシック、有馬記念、海外のG1に挑戦し続けてるコスモバルク。そんな彼女はホープフルステークス(ジュニアBで出れるG1)、シンガポールのG1を制しており、知る人ぞ知る名馬である。中央のエースがしのぎを削る年末の有馬記念には毎度出ているが、残念ながら入着ばかりで優勝は出来ていない。

 

「地方から転入してきた子が居るんだが、一緒に練習するか?」

 

その地方の子2人と、後々に有馬記念で戦う事に成ることをコスモバルクはこの時は思わなかった。

 




次回!!サンデーサイレンス、キングちゃんに告げる。

「キング。お前さん、長い距離は向いてないぞ。短距離には向いてるな」
「「「短距離!?」」」

スズカさんのチームどうする?

  • アニメ通りスピカに加入
  • サンデーパパの指導でリギルのまま覚醒
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