ドラえもん ゴルシちゃんと未来改編   作:ゴルシ未来人

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2017年度のスピカ、一先ず完成。


完成のスピカ

夜8時ほど、トレセン学園は門限が存在するが1人のウマ娘の少女が1人の男の指導の元で走っていた。走っているウマ娘はタマモクロス、実家がド貧乏で日本一のウマ娘に成るために教頭サンデーサイレンスに弟子入りした崖っぷちの生徒だ。

 

門限に関しては問題ない。サンデーサイレンスが事前にフジキセキに言ってあるから問題はない。なので、タマモクロスは時間を気にせず走っているのだ。しかし、この時間なのも訳がある。それはサンデーサイレンスが物理的にタマモクロスを見ることが出来るのが、この時間帯なのだ。只でさえサンデーサイレンスは全教員と全トレーナーを束ねる教頭であり忙しい。その結果、この時間なのだ。

 

「おっ!良い感じだな。追い込みのコツも理解してきたな」

 

タマモクロスのタイムを計測し、笑みを浮かべているサンデーサイレンス。こうしてトレーナーのような事をするのは何時以来だろうか?とサンデーサイレンスは思う。

トキノミノルの在学時代、サンデーサイレンスがトレーナーだった頃はトキノミノルしかスピカの所属ウマ娘が居なかった。その事もあり、サンデーサイレンスが一対一でウマ娘を指導するのは愛娘スペシャルウィークと愛息子ディープインパクト以来と成るだろう。

 

「教頭!!どや?」

「ああ、大分良くなった。これならもう大丈夫だろう。明日、俺様のオススメのチームを紹介してやろう」

 

サンデーサイレンスがチームを紹介してくれる。だが、タマモクロスは不安が有った。素質がなく、元居たチームを追い出されてしまった自分が活躍できるチームが有るのだろうかと?

 

「教頭…ウチ」

「安心しろ。そのチームは絶対にお前を見捨てない。大体な、素質が無いからって1度チームに入れた子供を追い出すトレーナーの方が素質が無いんだよ」

 

サンデーサイレンスの言葉は最もだ。子供達…ウマ娘を見捨てるトレーナーの方が問題である。トレーナーとウマ娘は二人三脚で共に成長する。トレーナーは子供として迎え入れたウマ娘を絶対に見捨ててはいけない。

勿論、合う合わないや諸事情でチームを自分から辞めたウマ娘は居るが有能なトレーナーは絶対に自分からウマ娘を追い出さない。これはサンデーサイレンス、沖野&トキノミノル、東条が今まで証明してきた。

 

「タマモクロス。そのチームで、お前の古巣をあっと驚かそうぜ?」

 

サンデーサイレンスの言葉を受けて、徐々に自信の着いてきたタマモクロスは力強く頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわ…ここ凄いな。ウチの想像の五億倍凄いの…想像以上や、何処から突っ込んだらええねん」

 

翌日。タマモクロスはサンデーサイレンスから紹介されたチーム、スピカにやって来た。チームスピカと言えば数少ない自由主義であり三冠馬ミスターシービーが所属している事で有名だ。

だが、今ではミスターシービーだけではない。教頭サンデーサイレンスの長女スペシャルウィーク。スペシャルウィークの弟で元リギル所属の超新星ディープインパクト。マッドサイエンティストのアグネスタキオン。色々とヤヴァイ奴 アグネスデジタル。メジロ家の令嬢メジロアルダン。そして元リギルの復活したマルチプレイヤー フジキセキが所属している所だ。

 

「ぐぅふふ…やはりトレセン学園は天国ですん!!」

 

ウマ娘を見て興奮するアグネスデジタル。その両手にはペンライトが握られており、ジャージ姿ではなく『I Loveウマ娘ちゃん』と書かれたTシャツを着ている。寒くないのだろうか?

 

「ふふふ…実験は成功だ!!ハッハハハハ!!」

 

日夜、走らず可笑しな実験ばかりを繰り返すアグネスタキオン。だが、こんな彼女だが走ること以外の功績は素晴らしい。彼女は様々な治療法をドラえもんの秘密道具を参考に編みだし、多くのウマ娘を治療している。中には選手生命が危機的な選手も含まれており、現在は知育菓子を販売する製薬会社と個人契約しているとか。

 

「結構なお手前だな…」

 

1人で将棋を行うゴールドシップ。御存じ、チームスピカのハジケリスト。

 

もう、何処から突っ込んだら良いのだろうか?タマモクロスはスピカの面々を見て唖然としてしまう。真面目に練習してるのはミスターシービー、フジキセキ、ディープインパクトとスペシャルウィークの姉弟、アルダン位しかいない。

 

「やあ、僕ドラえもんです。君がタマモクロスちゃん?」

 

ふと、声をかけられたタマモクロス。その声の方を向くと、最近話題に成っていた青色の厩務員を務めるロボット ドラえもんが立っていた。

 

「せやで。ウチがタマモクロスや!!アンタ、ドラえもんやろ?有名人やん」

「宜しくね。僕はスピカのマネージャーもしてるんだ」

 

練習しているシービー達以外ではマトモな人物、ドラえもんと話せた為かタマモクロスの緊張は解れた。のだが…

 

「トレーナーさん!サンデーさんが言っていたタマモクロスちゃん来たよ」

「おう、待ってくれ。今行くぞ」

 

そのスピカのトレーナーは…

 

「俺がスピカのトレーナーである沖野だ。我がチームはサンデーサイレンスの指導方針である自由主義の所でな、他のチームと比べたらのびのびとやっている。だが、分からない事や相談事が有れば聞いてくれ。力に成るぞ!!」

 

どういう訳か蛍光灯のように眩い光を全身から放っていた。本当に人間なのか疑わしい程に光輝いて居たのだ。

 

「トレーナーが光っとる!?どないなっとんや!!」

「タキオンに変な薬を飲まされてな。気が付いたらこの有り様さ」

 

身体は光り輝いてるが、それ以外は特に無いのだろう。沖野はこの光り輝く現実を受け入れ、そのままトレーナー業務を行うしか無かったようだ。光が眩しすぎて素顔は分からず、肌が光ってるのか衣類は光っていない。しかし、光のお陰かUMAや新種のエイリアンと間違えられても仕方がない。とは言え、声と服装で沖野と判断できるが仕方がないだろう。

 

「まあ、時間が経ったら戻るだろう。前に飲まされた育毛剤でアフロに成ったときもそうだったしな!

教頭から聞いてると思うが、我がスピカは数少ない自由主義さ。宜しくな、タマモクロス」

 

ピカー!!と輝く沖野トレーナー。言っている事はマトモだが、外見が一番突っ込み処しか無かった。だが、沖野が輝いてる事に関してタマモクロスは突っ込んでしまった。光り輝くこと以外で沖野に突っ込むポイントが見付からない。

 

こうして…タマモクロスはスピカのメンバーに成ったのだった。

 

 

 

 

一方その頃のトレセン学園の正門。

 

「此処に帰ってくるのも1ヶ月ぶりですね」

 

現時点で世界最強のウマ娘であるトキノミノル。笠松と高知からの出張から戻る。ぶっちゃけ、トキノミノルは心配だった。コミュ力が不足している沖野が、慣れているシービー以外の担当ウマ娘と上手くやれているのか、本当に心配だった。だが、スマホに送られてくるメッセージを見れば上手くやれているのだろう。

 

『やっほー!!トキノミノルの姉ちゃん。タキオンとデジタルの次はアルダンって子が入ったぜ!!』

 

なお、メッセージを送るのは我らがゴールドシップだ。

 

『次はさ、あのフジキセキが入ったんだよ!!』

 

自分が高校生だった頃と違い、加速するようにスピカに選手が集まっていく。トキノミノルから始まり、管理主義が合わなかったシービーがスピカに入った。シービーは三冠馬と成ったが、長期のスランプに陥り…スピカは崖っぷちのチームに成ってしまった。

でも、14年前のあの時にトキノミノルとサンデーサイレンス…そしてスピカを救ったドラえもんとゴールドシップがスピカに入ってきてくれた。それから運命は一気に動き出したと言って良いだろう。ディープ、スペ、タキオン、デジタル、アルダン、そしてフジキセキにタマモクロス。ゴールドシップが紡ぎ出した運命がスピカをこんなにも豊かで鮮やかなチームにしてくれた。

 

「コーチ…此処が中央のトレセン学園なのか?」

 

そしてそのスピカには新しい風が地方から入ってくる。それも2つだ。

 

「うららーん!!中央楽しみだな~」

「ウララさんは先ず、編入試験を受けてからですね」

 

トキノミノルは出張先から2人のウマ娘を連れてきたのだ。1人はジュニアCクラスの灰色の髪をした少女であり、もう1人はジュニアAクラスのピンク色の髪をしたタマモクロス位小柄の少女だ。

 

灰色の髪をした少女は笠松トレセンからトキノミノルがヘッドハンティングしたオグリキャップ。オグリキャップは素質はかなり高いが、家がタマモクロスと同じくド貧乏であり実家にはテレビさえもない。笠松の地方トレセンに通ってたが、トキノミノルが素質を見抜いてヘッドハンティングしたのだ。因みに明日からトレセン学園の生徒であり、たった今からスピカに入部だ。

 

ピンク色の髪の毛をした少女はハルウララ。彼女は高知の地方トレセンに在籍しており…現在も地方トレセンに籍だけは存在している。しかし、トキノミノルから中央ことトレセン学園の話を聞いて行きたくなり…編入試験を受けることにしたのだ。しかし、ハルウララはオグリキャップと違って選手としての素質はかなり低い…その上、現在の強さもへっぽこ。地方トレセンのレベルから考えてもへっぽこなのだ。ゆえに、トキノミノルがオグリをスカウトした推薦編入は出来ず…普通の編入試験を受けるしかない。

 

「さあ、2人とも行きますよ」

 

そしてトキノミノルはオグリとウララを連れて正門を潜る。勿論、向かう場所はスピカの部室でスピカのメンバーに2人を紹介するためだ。

 

 

 

 

 

「お帰り!!高知と笠松はどうだった?」

 

出迎えた沖野は光り輝いていた。

 

「……中央のトレーナーは光るんだな」

「いや、光らんやろ!!どっから見てもタキオンのお薬やんけ!!」

 

そしてタマモクロス。スピカの突っ込み係に成るのであった。




オグリとタマモクロスが新たに入り…対抗戦へ向けて練習を重ねるスピカ。

だが、ウララの戦いは未だ始まっていない。

ゴルシ「お前ら!!ウララの為に勉強おしえっぞ!」

ハルウララ…編入試験への勉強が始まる!!

だが……

ディープ「2000m走ったら筆記テスト免除に成ったんで」
スペちゃん「私…座学は自信無くて…」

スピカは学力の偏りが激しかった!?どうなるの!?

ドラえもん「英語なら翻訳こんにゃく食べたら?」
ゴルシ「それだ!!」

まさかの秘密道具頼り!?

ステイゴールドどうする!?なお、現在は幼稚園児である

  • 男のウマ娘の子供
  • 人間の子供
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