東方〜2つの世界の守り人〜   作:Allenfort

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祐「テンション上がり気味だな。さて、鷹見達がチルノを吹っ飛ばしてる頃の俺達だな。」

それでは本編をどうぞ!


mission7 仲間と異変

side 祐介

俺達は人里で買い物をしている。

 

俺とベッカーは荷物持ち要員だ。

 

「いらっしゃい! お? 見慣れない顔だね。外来人か?」

 

八百屋のおっちゃんが聞く。ねじり鉢巻に八と書かれたエプロンを着けている。

 

「はい。函南祐介と」

 

「ダニエル・ベッカー。」

 

「そうかそうか! 何かと不慣れな事があるだろうが、まあそのうち慣れるさ。ほら、オマケだ。」

 

おっちゃんはきゅうりを2つくれた。浅漬けにでもするか?

 

「ありがとうございます!」

 

「いいって事よ! これからもご贔屓に!」

 

で、別の店に行っていた霊夢と合流する。

 

「こっちは終わった。八百屋のおっちゃんがきゅうりオマケしてくれたぜ。」

 

「あら運が良かったわね。何にする?」

 

「浅漬けだな。」

 

「決まりね。」

 

そんな時

 

「ひったくりだ! 誰かあいつを捕まえてくれ!」

 

ほっかむりをした男がカゴを抱えてこっちに逃げてくる。なら、やることは1つだ。

 

「ベッカー!」

 

「分かってる。援護するぜ!」

 

俺は前方不注意なひったくりにすれ違いざまにラリアットを決め、その場に倒すと、ベッカーが馬乗りになって動きを封じた。前方不注意だな。

 

で、霊夢がひったくられたカゴを持ち主に返した。

 

「霊夢、こいつどうする? 祐介のラリアットがモロ決まって気絶してるぞ?」

 

あ、やり過ぎたかな? 白目剥いて気絶してるよ。

 

「ちょっと待ってて。人里の有力者連れて来るわ。」

 

霊夢はその有力者とやらを呼びに走る。俺は一応戦闘救命士(コンバットライフセーバー)として男の容体を診る。ただの気絶だったが。

 

で、霊夢が有力者と思わしき白髪の女性を連れて来た。もっとゴツいのが来るかと思ってたが。

 

「あいつよ慧音。」

 

「分かった。ほら立て!」

 

「おい待て! 俺とベッカーじゃねぇ! ひったくり犯はそっち!」

 

ひったくり犯と間違われて首根っこ掴まれた。俺ってそんなに怪しい?

 

「あ、そっちか。すまないな。」

 

ちょっとショックなんですけど・・・

 

で、男はどこかへ運ばれて行った。牢屋でもあるのか?

 

暫くして

 

「さっきはすまなかったね。私は上白沢慧音。寺子屋で教師をしている。」

 

やっぱり美人教師は幻想入りしてしまったのか。俺の高校もおばさんだらけだったしな。

 

「俺は函南祐介。で、こっちが」

 

「ダニエル・ベッカーだ。」

 

「よろしく。ところで2人は外来人か?」

 

「見れば分かると思います。な、ベッカー。」

 

「まあ、どうみてもな。」

 

で、そんな時

 

「慧音さん! 大変です!」

 

里の人が血相を変えて飛んできた。

 

「どうした? そんなに慌てて?」

 

「なんか武装した集団がいきなり現れたんだ!」

 

何!? まさか!

 

「おい! そいつらはどこだ!?」

 

俺は声を荒げる。

 

「そこの通りだ!」

 

「SLFか? とりあえず行こうぜベッカー!」

 

「もちろん!」

 

俺はMk.23(拳銃)ベッカーはMP412 REX(拳銃)に実弾を装填し、その通りへ走る。

 

「ちょ、2人共待ちなさい! って速!」

 

後ろで霊夢がなんか言ってたような気がするが、構ってる暇はない。ベッカーと全力疾走する。

 

奴らがいると思わしき所には人だかりが出来ている。

 

「ちょっとどいて!」

 

「すまない! 通るぞ!」

 

俺とベッカーは人混みを掻き分け、奴らに銃口を向ける。

 

「「ブレード!」」

 

「「「「「「「「「「「「「ヘリオス!」」」」」」」」」」」」」」」

 

おっと、味方か。

 

「あれ? ジャッカル、ヴィンペル、ユニオンの3チームに宮間軍曹? どうしてここに?」

 

「おいおい祐介、それはこっちのセリフだ。それにベッカー! お前死んだんじゃ無かったのか!?」

 

「おいアラン。いつ俺がKIA(戦死)と報告された?」

 

「いや、されてないな。」

 

ジャッカルチーム分隊長のアランが言う。

 

「時にアラン。どうしてここに?」

 

「いやね、モリソンの野郎に呼ばれて行ってみたら金髪のすげェ美女がいて、幻想郷? とか言う所の説明をした後に足元に大穴開けて落っことしやがったんだ! なぁ、ウラッド、ジェームズ?」

 

2人は大きくうなづく。ヴィンペルチーム分隊長のウラジーミル(通称ウラッド)とユニオンチーム分隊長のジェームズだ。本当のようだな。

 

・・・ようは紫に連れて来られたという訳か。

 

「祐介!」

 

霊夢が慧音さんと走ってきた。

 

「味方だった! 大丈夫。こいつらは無害!」

 

「おい! あれは!?」

 

ウラッドが声を上げる。なにやら紅い霧が人里に迫って来ていたのだ。

 

霧はあっという間に里を覆い、そこにいた里の人々が苦しみ始めた。

 

「おい、何がどうなってる?」

 

「この霧・・・妖力よ。しかもかなりの量。」

 

霊夢は霧を見て言う。

 

どうも俺達外来人には効かないようだ。

 

ここで無事なのはタスクフォース隊員17名と霊夢、慧音さん。そして苦しんでいる人はざっと20人。

 

「慧音さん、この人数を収容できる場所は?」

 

俺は慧音さんに聞く。

 

「そこの集会場が!」

 

ならば

 

「ベッカー!」

 

この中で一番階級の高いベッカーに言う。

 

「分かってる! タスクフォース総員! 集会場へ要救助者を搬送! コンバットライフセーバーは必要なら医療支援を! 状況開始!」

 

俺達はその場で苦しんでいる人たちを抱えて集会場へ運んだ。室内ならば大丈夫ならしい。

 

「これは異変ね。」

 

霊夢がぼそりと言う。

 

「これがか?」

 

「ええ。」

 

俺は集会場の扉を閉めた。

 

「で、どうする?」

 

「とりあえず解決に行くわよ。これじゃ洗濯物が乾かない。」

 

「そんな理由かよ。俺も行くぜ。」

 

こんな状況だ。あの2人が見逃す筈がない。霊夢について行けば残りの仲間と合流出来る可能性もある。

 

「分かったわ。ベッカーは?」

 

「俺も行くぜ。弾幕なら紫仕込みだからな。」

 

「じゃ、神社に戻って支度するわよ。」

 

「「Yes,ma'am!」」

 

「おいベッカー、俺達は?」

 

「そうだなアラン。手当てと警備を引き続き頼む。慧音さんの指示に従え。」

 

「Yes,sir!」

 

俺達は集会場を出て、神社へ向かった。

 




おうっふ・・・痛そう・・・

祐「あいつ全力疾走してたからな。ラリアットがモロ首に入ったらそりゃ・・・」

ベ「で、祐介。慧音さんを見て何考えてるんだお前は?」

祐「仕方ねえだろ!」

同感!慧音さんが先生だったら学校休まないって!

「「文句言わずに行け!」」

はい・・・

さて、今回はなんだかんだでTF148の主力メンバーが一気に登場です。後々自己紹介はしてもらいます。

祐「紫にスキマ送りにされてか・・・」

ベ「アランの奴、紫を『金髪のすげェ美女』って言ってたな。本人が聞いてたら・・・」

ねえ、なんで俺の部屋の隅で紫が顔を赤らめているのか教えてくれる人いない?

「「いつの間に!?」」

紫「フフフ♪ それでは次回もよろしくね♪」

「「「勝手に締められた!?」」」
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