東方〜2つの世界の守り人〜   作:Allenfort

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またテストだぁぁぁぁぁ!!!

祐「またかよ。」

小説書く時間の確保がちょっと難しくなってきたぞ・・・書き溜めがまだまだあるのが救いだけど。

祐「あと、まとめもやるんだよな?」

もちろん。次の話が終わったらまとめを入れようと思います。

それでは本編をどうぞ!


mission16 帰還と宴会

side 祐介

次の日、俺達は帰る事にした。

 

「あ〜そうそう、異変解決後は主犯の持ちで宴会することになってるの。というわけでレミリア、宴会の代金よろしくね。」

 

霊夢はレミリアに言う。

 

「安いものよ。任せなさい。」

 

とりあえず俺達は帰る事にした。で、飛行中

 

「アクチュアルからバルチャー3-1、応答せよ。オーバー。」

 

モリソンから連絡だ。

 

「バルチャー3-1からアクチュアル。どうした? オーバー。」

 

「異変解決ご苦労。一旦人里の集会所に来たまえ。報告を聞くとしよう。」

 

「了解。バルチャーチームは人里へ向かう。3-1アウト。」

 

通信を切る。

 

「バルチャーチーム、モリソンが人里の集会所に来いってよ。報告だ。霊夢、先に神社に戻っててくれ。」

 

「マジかよ面倒だな。魔理沙、後から行く。」

霊夢達と一旦別れ、人里へ進路を取る。

 

 

人里 集会所

 

 

モリソン将軍に包み隠さずあった事を報告する。ゴーグルに搭載されているカメラで戦闘の一部始終を録画していたので(TF148では戦闘が発生、またはその可能性がある時は戦闘を録画しておく事を義務付けられている)それをモリソン将軍のゴーグルに転送して、少し口頭で説明するだけだった。

 

「函南曹長、霊夢を助けた事は評価しよう。だが、自分は心肺停止するというのはよろしくない。君はタスクフォースと幻想郷にとって大切な人物だ。それに、君が死んだら霊夢が気に病むだろう。もう少し自分の身を大切にしろ。」

 

「将軍、多くの人を殺した自分に生きたいなんて言う権利はあるのでしょうか?」

 

「それは難しい問題だな。だが、君が罪を負う代わりに多くの人が助かっている。それは忘れるなよ。力に驕ってはならないが、自分を過小評価し過ぎるのもよくない。まあ、その内自分が頼られる存在ということが分かって来るだろう。解散していい。函南の追加装備については発注手続きをしておく。明日位には新しいベストが届くはずだ。」

 

俺達はモリソンに敬礼する。

 

「一つ言い忘れていたが、今日の宴会には正装で来たまえ。」

 

正装で? 一体なんで?

 

とりあえず、俺達は神社へ向かう。暢は霖さんに報告に行ったがな。

 

 

少年移動中

 

 

「なんか手伝う事はあるか霊夢?」

 

「里に買い出しに行くけど一緒に来る?」

 

「喜んでお供させて頂きます。」

 

俺は霊夢と買い出しにまた人里へ向かう。弘行は魔理沙と設営だ。

 

日没前、参加者が続々と集まり始めた。

 

俺達は儀礼用のBDU(戦闘服)に着替える。アラン達も正装で来ているが、モリソンは何をする気なのだろう?

 

ちなみに、他の面々も紫にゴーグルの『電波の届く範囲の境界』をいじってもらったので、幻想郷でも戦術データリンクにアクセス出来る。

 

ゴーグルを装着すると、モリソンからの指令が来ていた。

 

『所定の位置で待機せよ。』

 

ナビシステムで指定された位置に行く。すると、賽銭箱の置いてある所に紫が現れた。

 

「みんな〜、飲んでるかしら?」

 

なんかマイクとライトが用意されている。何をするんだ?

 

「イェーイ!!」

 

その場にいた全員が歓声を上げる。

 

「今日はみんなに紹介する人がいま〜す!」

 

「イェーイ!」

 

紫はノリノリだ。成る程、俺達が正装なのはこういう理由か。

 

ロケーション更新。指示に従い、紫の前に並ぶ。

 

「じゃあ、端っこから自己紹介してもらえるかしら♪」

 

紫はアランにマイクを渡す。

 

「ど〜も! ジャッカルチーム分隊長のアラン・ロドリゲス! 階級は少尉だ! よろしく!」

 

「よろしくぅ!」

 

アランは隣にマイクを渡す。

 

「次は俺かよ。ジャック・ウィルキンス。最専任上級曹長だ。よろしく頼む。」

 

そういや、ジャックは無口な方だからな。

 

「ちなみにこいつはコーヒーを淹れるのがメッチャ上手いです!」

 

「おいアラン」

 

「イェーイ!」

 

アランが横から言うと歓声が上がる。確かにジャックのコーヒーは美味い。

 

「さ、俺だな。ウィリアム・テイラーだ! 一等軍曹! ウィルとでも呼んでくれ! 力比べなら自信あるぜ!」

 

「後で勝負しろー!」

 

この黒人マッチョメン、妖怪にケンカ売ったよ。まあ、こいつとCQC(格闘戦)やると、大抵相手が医務室送りになるからなぁ。

 

「さーて、俺はヘンリー・スチュアート一等軍曹! 機械の修理に製作は得意だ!」

 

「後で発明見せてくれー!」

 

ヘンリーは廃材から発電機作った事があるからな。実家が電器屋なんだよな。

 

「アメリカ連中は終わったな。次は俺だ。ヴィンペルチーム分隊長のウラジーミル・ドミトリエフ。ウラッドと呼んでくれ。アランと同じく少尉だ。」

 

「よろしくウラッド!」

 

「俺はヴィクトル・セルゲーエフ、上級曹長だ! 酒ならいくらでも飲める!」

 

「それなら勝負だ!」

 

ヴィクトルってタスクフォースで最も酒に強いんだよな。ロシア人は大抵酒に強いけども、こいつはぶっちぎりだ。

 

「おーし、俺はキリル・パトルシェフ! 一等軍曹!」

 

「ちなみにこいつのボルシチは美味い。おつまみ置き場にある赤いスープはこいつが作ったボルシチだ。後で食べとく事をお勧めする。」

 

ウラッドが言う。キリルのボルシチは最強の美味さだ。後で咲夜あたりがレシピ聞きに行きそうだな。

 

「さっき飲んだけどメッチャ美味かったぞ!」

 

「後でレシピを!」

 

おっと、早速予想的中だな。食堂とか開いたら儲かるだろうな。

 

「あ〜、俺か。俺はユーリ・マヤコフスキー。一等軍曹。本が好きなんだが、どっかに図書館とかないか?」

 

「持ってかないなら来てもいいわよ。」

 

パチュリーの声だ。そう言えば図書館あったな紅魔館。

 

「さて、ロシアも終わったな。私はジェームズ・パターソン少尉。ユニオンチーム分隊長。よろしく頼む。」

 

ジェームズはイギリス紳士らしく丁寧に自己紹介する。

 

「よろしく!」

 

「咲夜、あの人後で執事にスカウトしようかしら?」

 

「どうでしょうか?」

 

ジェームズ、転職の話が来てるぞ?

 

「さて、私はジョン・ウィンターソンだ。一等軍曹。よろしく。」

 

こっちもイギリス紳士らしく丁寧に挨拶する。

 

「よろしく!」

 

「咲夜、あっちもよさそうね。」

 

「仕事を手伝ってもらえると助かります。」

 

ジョンもスカウトの話が来てるな。

 

「さ〜て、俺はグレゴリー・バーンズ伍長! よろしく頼むぜ!」

 

おっと、型破りが来たな。

 

「よろしくバーンズ!」

 

「えーと、チャールズ・ドランスフィールドです! チャーリーと呼んで下さい! えーと・・・」

 

「こいつはいじられキャラだから、思う存分いじってやってくれ!」

 

「ちょ、伍長!」

 

「面白そうだな!」

 

あー、チャーリーってユニオンチームのイジられ要員+おっちょこちょいだからな。

 

「イギリスも終わったな。知ってる人もいると思うが、バルチャーチーム元分隊長のダニエル・ベッカー大尉だ! 改めてよろしく!」

 

ベッカーって結構顔がいいからな。

 

「後でお茶でも!」

 

おっと、女性陣からお茶のお誘いが来てる。ベッカー、どうする気?

 

そして俺の番だな。

 

「俺は現バルチャーチーム分隊長、函南祐介、上級曹長だ! よろしく頼むぜ!」

 

「よろしく祐介!」

 

「俺は鷹見弘行。一等軍曹だ。別に言う事無いな。まあ、よろしく!」

 

「よろしく!」

 

「俺は長谷川暢! 伍長だ! 弾幕は数の暴力がモットー!」

 

「なにおう! 弾幕はパワーだぜ!」

 

「いーや、数の暴力だ!」

 

「後でにしろ弾幕魔ども!」

 

魔理沙と暢が言い合い始めた瞬間に参加者が止めにかかった。

 

「私は宮間愛良、二等軍曹です! ナイフについて語れる人はいませんか?」

 

うわぁ、ナイフマニア来たよ。

 

「なら、あとでゆっくりと。」

 

しかも咲夜が名乗りを上げちゃったよ。

 

「最後に、ダグラス・モリソン。将軍だ。」

 

モリソンのファーストネームって初めて聞いた。

 

で、一通り自己紹介が終わった。

 

「さて、乾杯の前に、函南、長谷川、鷹見の3名への勲章の授与を行う!」

 

モリソン将軍!?

 

「イェーイ!」

 

みんなも乗っちゃうのかよ!

 

「3名は幻想入りする前の戦闘で多大なる戦果を挙げた。よって勲章を与え、昇進を認める!」

 

マジかよ!?

 

モリソン将軍はまず、暢に勲章を付ける。

 

「よくやったな。長谷川二等軍曹。」

 

「光栄です。」

 

次は弘行だ。

 

「流石だな。鷹見専任曹長。」

 

「ありがとうございます。」

 

そして俺だ。

 

「これからも期待しているぞ。函南少尉。」

 

「期待に応えて見せます。サー。」

 

3人でモリソンへ敬礼する。

 

「それでは函南少尉、乾杯の音頭を取りたまえ。」

 

「了解。準備はいいか!?」

 

「いいともー!」

 

「今日は集まってくれてありがとう! 乾杯!」

 

「乾杯!」

 

で、俺達はあちこちにお酌して回ることになった。

 

ヘンリーは河童達と電気工学について熱く語り合っている。

 

宮間軍曹は・・・

 

「カランビットはこうして使うんですよ。素早く持ち替えて戦闘が可能で・・・」

 

「私も1本持っておこうかしら?」

 

あ、そうだ。

 

「宮間軍曹、このカランビット返しますね。」

 

「なら、このククリ返します。」

 

リトリビューション作戦前に宮間軍曹とナイフを交換していたのだ。カランビットも使いやすかったが、ククリ二刀流の方が慣れてる。

 

「なら咲夜さん、このカランビットどうぞ♪」

 

ナイフ使い2人はそっとして置こう。模擬戦なんてやらされたら体力とSAN値が吹っ飛ぶ。以前、宮間軍曹と模擬戦したのだが、まさかの一本背負いを食らって、頭から固い床に落下したのは今でも忘れない。

 

アラン、キリル、バーンズ、ベッカーの4名は妖精と楽しく遊んでいるようだ。TF148の子供好き連中なら大丈夫だろう。

 

俺は神社の屋根に退避して一息つく。

 

「隣いいかしら?」

 

「霊夢か。一杯いかが?」

 

「貰うわ。」

 

霊夢のグラスに日本酒を注ぐ。

 

「え〜と、昇進って偉くなったのよね?」

 

「ああ。3つ位飛ばして少尉と来た。」

 

「そう。おめでとう。一杯どう?」

 

「ありがとう。それでは乾杯。」

 

霊夢とグラスを合わせる。俺はちびちびと飲む。

 

「本当に心配したんだからね。あのまま死んじゃうんじゃないかって。」

 

「俺はいつでも死ぬ覚悟は出来てる。そうじゃなきゃ兵士なんてやってられねぇからな。」

 

霊夢は俺の左肩に頭を乗せて寄っかかる。

 

「怖かった。感染者にスペルカードが効かなくて、殺されそうになって。そして、祐介が死にそうになって。」

 

蘇生したが、確かに俺は1度死んだ。瓦礫に潰されて意識を失う瞬間、『俺は死ぬんだ』という明確な意識があった。

 

「だが、俺はこうして生きてる。」

 

「そうね。私も銃を持っておくべきかしら?」

 

「・・・それは駄目だ。」

 

「どうして? それがあれば感染者にも勝てるわよね?」

 

俺は緊急用としていつも胸ポケットに入れている.45ACP弾を取り出し、霊夢に渡す。

 

「それが銃弾だ。ただの小さい鉄の塊だが、それが人の命を奪う。人を殺すためだけに作られた道具だ。幻想郷にあってはならないもの。」

 

「感染者退治には持ってこいなんじゃないの?」

 

「感染者が現れたのはつい最近だ。元々は人を殺す道具。そんなもんを幻想郷に広めたくないし、誰かに持たせたくも無い。弾幕ごっこで霊力弾を撃つ時もトリガーを引くことに嫌悪感を抱く事もあるくらいだからな。」

 

霊夢から弾丸を受け取り、ポケットに仕舞う。この弾丸は万一の時、自分の頭を吹っ飛ばす為の保険だ。感染者になって仲間に迷惑かける訳にはいかない。

 

「そう。とりあえず祐介。」

 

「ん?」

 

「ありがとう。助けてくれて。」

 

また霊夢は俺の膝で寝る。俺はちょっと微笑むと、霊夢の頭を優しく撫でる。

 

 

その頃弘行

 

 

「魔理沙、一杯いかが?」

 

「お、貰うぜ弘行!」

 

弘行は魔理沙の所でお酌している。

 

「あら、あなたが弘行?」

 

「そうだ。君は?」

 

「アリス・マーガトロイド。七色の魔法使い。よろしくね。」

 

「よろしく。」

 

弘行とアリスは握手する。

 

「ところで魔理沙、この前持ってった本返して。」

 

「あ、あれはちょっと死ぬまで借りて「魔理沙、借りたものはなるべく早く返す。OK?」わかったぜ弘行。怖いから怒らないでくれよ・・・」

 

魔理沙は両手を挙げて降参する。あまりの威圧に少し涙目になる。

 

弘行は魔理沙の頭を軽くポンポンと叩く。

 

「ほら、折角の宴会だし、もうちょっと楽しもうぜ。」

 

「うん!」

 

「あら魔理沙、彼の前だと素直なのね。」

 

「ちょ!? アリス!」

 

 

モリソン将軍の場合

 

 

「おうパトルシェフ軍曹。いいところに。このワインを飲んでみてくれ。こいつを飲んでどう思う?」

 

「すごく・・・美味いです。ビンテージ物で?」

 

「当たりだ。ワインについて語れるヤツがいて本当に良かったよ。」

 

「あら、良さそうなワインね。私も一杯貰っていいかしら?」

 

「紫か。ほら。」

 

「ありがとう♪・・・ん、いいワインね。」

 

と、モリソン、キリル、紫はワインについて語り合う。(キリルはロシア軍の中で唯一ワインを嗜む。たまにロシア軍仲間から異端者扱いされるが。)

 

 

ヘンリーの場合

 

 

「で、この設計図のここの配線がこうで・・・」

 

「ふむふむ、これがあれば電気が使えるようになって、電池を仕入れずにすむのか。」

 

「それに100V対応だ。日本規格のならば使えるぞ。」

 

ヘンリーが持っていた発電機の設計図の説明を熱心に聞いているのは河童の河城にとりだ。エンジニア同士で機械の開発について熱く語っている。

 

「これなら念願のプラズマの実験も出来るぞ!」

 

「プラズマ? プラズマカッターでも作るのか?」

 

「工事が楽になるぞ♪」

 

 

ユーリの場合

 

 

「ふ〜ん、外の世界の本も面白いわね。」

 

「魔道書もそこそこ面白いな。今度読みに行ってもいいか?」

 

「持ち出し、折り曲げ、汚したりしないならね。」

 

「それは普通だろ?」

 

「それをしない奴がいるのよね・・・ところでこの本借りてもいいかしら?」

 

「ロシア語の辞書で良ければいつでも貸すよ。」

 

どうやらパチュリーはロシア語に興味を持ったそうだ。

 

 

ウィルの場合

 

 

「どうした? その程度か?」

 

「まだまだ!」

 

ウィルは美鈴と勝負中だ。ギャラリーから歓声が飛ぶ。

 

美鈴は太極拳、ウィルはCQC。なかなか決着が付かない。

 

宴会はまだ続く。

 




祐「やれやれ、オリキャラが沢山出てきたな。」

ア「初めての人も、またお前かよ! って人もどうも! アランだぜ!」

ウ「落ち着けよアラン。ウラジーミルだ。ウラッドと呼んでくれ。」

ジ「で、ジェームズだ。」

各分隊のリーダー達が勢揃いですね。

ちなみに、アラン率いるジャッカルとベッカー大尉は元はアメリカ軍、ウラッド率いるヴィンペルはロシア軍、ジェームズ率いるユニオンはイギリス軍です。

祐「タスクフォース148は多国籍軍だからな。ちなみに、俺、暢、弘行、宮間の4人は志願兵だ。」

まあ、その辺はまとめ回で細かく話しますよ。あと、この愉快な面々のカップリングもちゃんと考えてますよ〜

ウ「ユーリはアレで確定じゃないか?」

「「「確かに。」」」

ユ「人のいないところで好き放題言いやがって・・・ジェームズも一応・・・」

ジ「黙れ軍曹!」

ア「さて、俺は誰とカップリングになるかな〜♪」

((((こいつ主人公より楽しみにしてやがる・・・))))

ささ、カオスな事になりそうなのでこの辺で!

それではまた次回!
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