【完結】師弟 ―蟹座の黄金聖闘士の話―   作:駱駝倉

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悔悛

 

 パンアテナイア祭というのがある。

 

 その起源は、アテナ神の誕生日と都市連合の成立を祝う古代ギリシャの祭典に遡るという。アテナを奉じる聖域にとっても、最も重要な年中行事の一つだ。

 

 とはいえ、内容自体は古代アテナイのものとはだいぶ様変わりしている。引き継いだ伝統といえば、名称と、盛夏の頃に催されるという二点くらいだ。古代のものが詩歌の披露や技芸の奉納が行われたのに対して、聖域のものは模擬戦が行われる。聖闘士を率いるのは軍神としてのアテナだからだ。

 

 今年もその日がやってきた。

 

 影が最も縮む頃、セージは教皇宮を出た。

 

 女神神殿と教皇宮の前はすでに清められ、篝火の準備も整っている。

 

 十二宮を通る教皇に気づいて、雑兵が作業の手を止めて一礼した。十二の守護宮に据えられた篝火の、最後の点検を行っていたようだ。セージは鷹揚に挨拶を返し、階段を下った。

 

 山頂から下りてきた教皇の姿に、近くにいた麓の者たちは歓声を上げた。すでに酔いが回っている賑やかさだった。

 

「ごきげんよう教皇猊下!」

 

「アテナとその代理人に乾杯!」

 

「天上の女神と、地上の星々に乾杯!」

 

「猊下にも一献。ささ、どうぞ!」

 

 一年に一回の祭とあって、聖域はどこも浮き足立っていた。この日ばかりは羽目を外しても大目に見てもらえる。子供たちには甘い菓子も配られる。酒も無尽蔵に振る舞われるし、一切の修行や務めは取り止めだ。お陰で翌日と翌々日は、聖域は機能しなくなる。

 

 セージは献杯の全てを受けた。本人も周囲も自重しないのは、これが多くの者にとって、堅苦しくない場で教皇に接することのできる貴重な機会だからだ。

 

 もっと普段から麓に来ていれば、ここまで騒がれることもないだろう、とセージは毎年のように後悔する。しかし教皇の威厳が損なわれると神官たちは声を揃えるし、目上の者が用もないのに現場を訪れては、少なからぬ者にとって目障りだろう。それを慮って控えている。教皇というのもなかなか気を遣う立場である。

 

 それでも麓の様子を知りたい時は、以前なら弟子がいた。悪童は聖闘士よりもその下の雑兵たちと仲が良かった。雑兵から知り得た「面白い出来事」を持ち込む弟子は、意図せずセージにとって貴重な情報源となっていた。いなくなって初めて分かるありがたさ、などと陳腐なことを言えば、本人は鼻で笑うだろうが。

 

 前後左右を囲まれながら歩いていた時、セージは息を呑んだ。同じ方向へ向かう者の背中が見えたからだ。その姿勢、歩きかた。しかも服の袖口には、女官が施した見覚えのある刺繍。

 

 セージは人垣を破って追いかけ、その肩を掴んで振り向かせた。

 

 振り返った顔は見知らぬ少年のものだった。姿を消した弟子とは似ても似つかない。

 

「な、何ですか?」

 

 教皇に突然引き留められるという、思いがけない出来事に相手は慌てた。背丈と姿勢だけは似ている。その事を認めてセージはすぐに少年から手を放した。

 

「候補生か」

 

「は、はい。そうです」

 

「その服はどうしたのだ」

 

「あ、はい。去年貰いました。もう自分は着ないからやるよって言われて。くれた人の名前は知りませんが、その後見かけてないから多分、異動になる雑兵だったんじゃないかと思います」

 

 セージは見知らぬ少年の着ている、弟子のものだった服を見つめた。旅立つ前に若者が不要な物を方々にやって処分したことは知っているつもりだった。それでも思わぬところから記憶が呼び起こされる。

 

「刺繍があるから修行着には勿体ないけど、祭の日ならいいかと思って……、申し訳ありません」

 

「謝ることはない。服は着られてこそ意味があるものだ。今日は楽しみなさい」

 

 うわずった声で礼を述べる候補生から離れると、セージは模擬戦の会場へ向かった。

 

 敵襲を想定した模擬戦を行うのは現役の聖闘士たち。二手に分かれて一方が敵軍に扮して聖域侵入を試み、もう一方が防衛する。戦力比は互角の年もあれば、どちらかに偏っている年もある。いずれにせよ敵方となった者たちは、どんな卑怯な手を使ってでも侵入を果たせと言い渡されている。聖域の守りの穴を見つけるためだが、普段の修行では疎かになりがちな集団戦を経験させるのも、目的の一つである。最も外側の防衛線である結界は破られたものとして戦いは始まる。

 

 これは余談だが、かつて襲撃側に回った黄金聖闘士が単身で防衛側の全員を屠り、教皇の喉元まで迫ったことがある。観戦していた別の黄金位が見かねて「おまえの強さを披露する場ではない」と同僚を横から投げ飛ばしたことで演習は終わった。それ以来、この模擬戦に黄金聖闘士は参加しない習わしになった。

 

 ちなみに実戦形式の演習はこうした特別な時にしか行えないが、セージ個人としては、チェスの駒と大きな地図とを使って古今東西の戦場を再現することがある。遊戯としてそのやり方を覚えた弟子に、仮想の戦争を相手させることもあった。後世で言う図上演習のようなものだ。そのことを射手座のシジフォスに話したら、「普通はそんなことは教えませんよ。ほとんどの聖闘士は駒の立場なのですから」と指摘された。

 

 それはさておき、パンアテナイア祭の日の教皇は忙しい。女神軍の司令官として模擬戦を観閲した後は、祭礼を取り仕切る祭祀長へと役割を変える。

 

 日没と同時に焚かれる十二宮の篝火。階段にも点々と置かれた小さな明かりがそれを繋ぐ。黒々とした山に火の蛇が寝そべる。女神神殿と教皇宮では更に盛大に火が焚かれて、祭の間は山上だけ夕焼けのまま時が止まる。

 

          ◇

 

 やがてその篝火も静かに消えていく頃に、アテナへ捧げられた熱狂の時間は終わりを告げる。

 

 例年通り、夜半過ぎには全ての神事が終わった。

 

 私室に戻ったセージは溜息を吐いた。重要行事を無事にやり遂げた安堵感に包まれていた。茶が飲みたくなった。何気なく呼ぼうとした名前を、どうにか飲みこむ。呼べばすぐに飛んできた弟子は、もう手元にいない。

 

 茶炉で湯が沸くのを待つ間、ふと思い出して机の引き出しを開けた。そこに、ほとんど使われていない蝋燭が一本入っている。これも弟子が置いていった物だ。少年が初めてパンアテナイア祭を経験した年に、セージが与えた。

 

 ――前もって内容を説明した時には、マニゴルドには関心を持ってもらえなかった。

 

『神様の誕生日ってナターレ(クリスマス)みたいなもんか。どうせお師匠が皆の前で説教とかするんだろ。だったら俺はいい。部屋で寝てる』

 

 教皇が説教や演説をすることはないし、候補生が一人くらい不参加でも祭の進行に影響はない。しかし弟子にはぜひ参加してほしかった。

 

『そんなつまらないことを言うな。ここには聖誕祭も復活祭もないが、きっとパンアテナイア祭も楽しいから』

 

『楽しいもんなの? お師匠は楽しい?』

 

『ああ、毎年楽しんでいるとも』セージは嘘を吐いた。祭儀で忙しい教皇に、楽しい楽しくないと感じている余裕はない。

 

 鋭い子供には案の定『嘘吐き』と見抜かれた。『だいたい俺は、ナターレもパスクア(イースター)も楽しんだ覚えはねえよ』

 

『そういう日はさすがにおまえも教会に行ったのか』

 

『飯貰いにな』

 

 貧しい者への施しがある時だけは俄信者になる者が多いのだと、元浮浪児は小さく笑った。

 

 寒い礼拝堂の後ろのほうで、俄信者たちは神父の説教が終わるのをひたすら待つ。楽しい時間ではなかったが、前のほうで灯されている火を眺めるのは嫌いではなかったと少年は言った。退屈と空腹を紛らわせるためというのもあったが、純粋に、その火を見るのが好きだったそうだ。

 

『あったかそうで、いいなあって思ったんだよ』

 

 幼い少年はその燈火が欲しくなった。隙を見て蝋燭を盗もうとしたが、『まだ素人並に腕が悪くて』早々に教会の者に見つかった。そして散々に罵倒され、「教会から盗みを働くとは救いようのない子供だ。最後の審判でも神に見捨てられよう」と言われた。少年は相手を蹴り飛ばして逃げた。

 

 そこまで語るとマニゴルドはにやりと笑った。

 

『まあそんなわけで、手癖の悪いガキは教会から見放され、俺も神を見放したってわけよ。俺にはこいつらがいるしな』

 

 嘘か真かそう言って、青い鬼火を呼び寄せた。

 

 当初はそのように祭に興味を示さなかった少年だったが、その後友人たちに話を聞いて気が変わったらしい。当日は昼前から麓に下りていった。

 

 セージが帰ってきた時もまだ起きていて、いかに自分が有意義な時間を過ごしたか、興奮気味に語ってくれた。

 

『篝火が凄っげえぼうぼう燃えてんの! 俺たちも松明振り回してどんくらい火の粉飛ばせるかやってたのに、雑兵が来て向こうでやれーって怒鳴りやがんだ。だから昼の戦場跡まで行って、皆でめちゃくちゃに松明ぶつけあってきた。あ? 火傷? そりゃ火の粉浴びてんだから火傷くらいするよ。それで持ってた松明が最後まで燃え残ってた奴が勝ち。俺じゃねえよ。お陰で火傷損だよ』

 

 なお、後年にはカルディアという更なる悪童が現れる。篝火を家畜の尻尾に括り付けて暴走させ、納屋の一つを半焼させた。パンアテナイア祭に余計な騒ぎを起こした罰として、一週間の謹慎を食らうことになった。それに比べれば、この時のマニゴルドたちの遊びなど、他愛ないものだった。

 

『楽しかったか』

 

『まあまあ』

 

『そうか。まあまあか』

 

 セージは用意してあった物を弟子の前に置いた。真新しい蝋燭と真鍮の燭台だ。

 

『これをやろう』

 

 燭台に立てられた白い蝋燭と老人を交互に見た後、少年は不思議そうに、『明かりなら部屋にあるけど』と首を傾げた。

 

『礼拝堂の明かりを盗もうとしたと、この前話してくれただろう。私ならおまえの望むものを与えてやれる、などと言うつもりはない。しかし冷たい鬼火だけがおまえの友ではない』

 

 共にはしゃぎ回る友人がいる。

 

 教皇宮で少年の暮らしのために働く者たちがいる。

 

『傍らには暖かい火がある。点けてみなさい』

 

 促すと、弟子は慎重に蝋燭を灯した。

 

 橙色の明かりが生まれた。

 

 黙って火を見つめていたマニゴルドは、数分もしないうちにさっさと吹き消した。気に入らなかったのかとセージは落胆しかけたが、違う理由からだった。

 

『放っといたら短くなっちまうだろ』

 

 それに今は寒くない。

 

 小さな呟きだったが確かに聞こえた。

 

 一瞬息が詰まり、すぐに湧き上がる喜びが老人の胸を満たした。セージは笑い出し、子供の頭をかき抱いた。

 

 すると弟子は焦って、『夏だから! 火なんか見てても暑苦しいって意味! なに笑ってんだジジイ!』と彼の腕から抜け出した。

 

 その後も少年は、蝋燭を灯して火を眺めてはすぐに消すということを時折していた。やがてその習慣もなくなった頃には、すっかり聖域に根を張っていた。

 

 ――その使いかけの蝋燭が、弟子の去った後も残されている。火を見つめて当時の思い出に耽りつつ、セージは茶を飲んだ。

 

 そして件の蝋燭は再び眠りに就いた。

 

          ◇

 

 早くも翌日、パンアテナイア祭で使われた道具が、山の頂上から順に片付けられ始めた。

 

 雑兵が作業をしながら喋っていた。

 

「凄い数の篝火だよな。今年初めて設営やらせてもらったけど、上だけでこんなに多いとは思わなかった」

 

「麓から見ても明るいんだから、そりゃこれだけの数が要るわな。猊下や巫女さんは大変だな。ここで儀式やってたんだろ。熱さで爺さん干からびねえかな」

 

「暑い昼間に真面目に働いてる俺たちだって大変だよ。あーあ。巫女さん出てきて労ってくれねえかな。神殿前で仕事してる男がここにいますよお」

 

「止めろ馬鹿」

 

 風に乗って流れてくる取り留めのない会話。セージは席を立ち、執務室を出た。

 

「しかし毎年不思議なんだがよ。星見の丘だけはいつも真っ暗だろう。あれ何でだろう。女神神殿も教皇宮も火を焚くなら、あそこでもやるべきだと思うんだ」

 

「俺は思わねえな。あんな高い所まで登らされるのも勘弁して欲しいし、第一あそこは教皇しか入れない場所だぞ。神殿前のこことは違うんだよ。言ってみりゃあ、たかが篝火を設置するためだけに女神神殿の中まで踏み込んでいいんですかって話だ」

 

「なるほど。そりゃ無理だ」

 

 スターヒルが教皇のみに立ち入りを許された場所、という認識は正しい。しかしセージは正式な聖闘士ですらない者をそこへ連れて行ったことがある。弟子に星見を教えるためだ。

 

 その当時は既に聖域の落伍者という目で見られていたマニゴルドだったが、師に対してまで投げやりな態度を取ることはなかった。どんなに酔って帰った夜でも、セージが星見に行くぞと告げれば、務めて神妙な顔で付いてきた。そして地上から隔絶されたような断崖の上で、セージは弟子に聖闘士の技術を学ばせた。

 

 その事を知ったらこの者たちはどう思うだろう。

 

 教皇は雑兵たちに声を掛けた。「暑い中ご苦労」

 

「へっ、あ、ひえっ!」

 

 背筋に氷を入れられたような声を上げ、一人が平伏した。二人目はまだ平静に、

 

「猊下こそお暑い中どちらまでお運びですか」

 

と返した。

 

「そなたらの声が聞こえてな。麗しい乙女でなく干からびかけの年寄りで悪いが、労ってやりに来た」

 

 うわあと叫んで二人目も平伏した。一人目が姿勢を低くしたまま隣の同僚の横腹を殴った。残る三人目が大慌てで謝ってくる。

 

「干からびるなどとんでもない。猊下にお声掛け頂けるとは光栄です。私たちのどうしようもない雑談でお耳を汚すことになり、誠に申し訳ございませんでした。どうか平にお許し下さい」

 

 セージは笑って流してやろうかと考えたが、静かに頷くだけにしておいた。互いの軽率さを罵り合っている雑兵たちに、女神神殿のほうを示す。

 

「そら、巫女も来たぞ」

 

 水甕を持って神殿から出てきた巫女は、教皇に挨拶をしてから、三人の男たちに水を振る舞った。素焼きの甕は表面から水が少しずつ気化するので、夏でも冷たい水を確保できる。優雅で美しい巫女から労られるのと同時に、教皇からは無言の圧力を受けて、雑兵たちは青くなったり赤くなったりしていた。

 

 恐縮する三人をその場に残し、巫女は教皇を神殿の日陰へと誘導した。

 

「あの者たちに聞かれると差し障りのある話か」

 

「少しばかり。かと言って教皇宮に改めて伺うようなお話ではないものですから、こちらへお越しの姿を拝見してこれ幸いと出て参りました。……キクレーのことなのですが」

 

 娘は声を低くして話を切り出した。

 

「猊下は、キクレーがマニゴルド様と誼があったことは当然ご存知でいらっしゃいますわね。実はマニゴルド様が聖域を去ったと知った直後から、キクレーが布を織り始めたのです。パンアテナイア祭でご神像の衣にするのだと言って、それはもう一心不乱に」

 

 古代アテナイの祭では、アテナの神像に奉納する布を乙女たちが織り上げていた。それを再現したいのなら、止める理由はない。しかし、古代の文献では複数の人間が九ヶ月掛かりで仕上げたという記述のある仕事だ。まして聖域のアテナ像は巨大である。とても一人でできる仕事ではなかった。

 

「もちろん今年の祭には間に合いませんでした。最初から無理だと傍目に判っていたので、私も静観しておりました。当日に間に合わなければ諦めるだろうと思っていたのです。けれど今日、また続きを織り始めました。きっとあの娘(こ)は、布を織り上げるまで諦めないつもりです。巫女のお勤めをしていない時間は、ずっと機織り機の前に座っていて、ろくに休みも取りません。いつか倒れてしまいます」

 

 私はどうしたらいいでしょう、と巫女は胸の前で両手を組んだ。

 

「去った人のことは忘れろと言っても、他に慰めになるようなものはございません。本人もアテナのために祈りを捧げているだけだと言い張ります。それでも、無理にでも止めさせるべきでしょうか」

 

 優美な顔を曇らせて、巫女は教皇に訴えた。

 

 セージは近くに聳える女神像を見上げて、溜息を吐いた。

 

「我が弟子のせいでそなたたちにも迷惑が及んでいるとはな。マニゴルドに代わって詫びよう」

 

「そんな、猊下」

 

「そうやってマニゴルドのことを忘れたいというなら、好きにさせてやれ。巫女の務めを疎かにしていないのであれば、後は本人の自由だ。だが一点だけ、グリシナよ伝えてくれ。マニゴルドは永遠に聖域を去ったわけではない。いつか戻ってくると」

 

 まあ、と巫女は嬉しそうに口元に手を当てた。「あの娘も聞けば喜びます。いつ頃でしょう」

 

「さて。それは私にも判らぬ。アテナの還御と同じで、明日か、それとも来年か。もっと先か。それはあやつ次第だ。無理に待つ必要はない。余計なことを付け加えるなら、キクレーがマニゴルドを想うほどには、マニゴルドはキクレーを想っておらぬかも知れぬぞ」

 

「恐れながら申し上げますが、それは本当に余計なことですわ、猊下」

 

 セージは軽く笑った。

 

 美しい巫女はアテナの像を仰ぎ見た。

 

「私たちはすでに待ち続けております。更に別の方のお戻りを待つことになっても、その間の想いを受け止めて頂かなくても、今更どうということはありませんわ」

 

 老人ももう一度神像を見上げた。

 

 夏の青空を背景に白亜の像が構えている。

 


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