ガラル地方の夜   作:白黒トラベラー

10 / 30
司会「なんということだ!!ノア選手がゲンガーの10万ボルトの餌食に!」

オニオン「ノアさん!?大丈夫ですか!?」

キクコ「あのバカ!無理して!!」


10話 ウラウラ島の夜

ゲンガーの10万ボルトが身体を貫いた。

感覚が一瞬なくなり、少しずつ視界が暗くなっていく。

 

シャンデラ「シャラ〜!?」

 

 

 

サトシ「まずい!」

 

コハル「ノアさん!?」

 

ゴウ「マジかよ…。大丈夫なのか?」

 

ピカチュウ「ピカピ〜…。」

 

 

 

テレビ音声「………ふう。よし!問題無し!」

 

3人「「「えぇぇぇぇ!?」」」

 

 

キバナ「なっ!?」

 

ダンデ「やるなアイツ!」

 

マスタード「カーちゃんに似てタフじゃ。」

 

カール&ソニア「「心配させるな〜…。」」

 

 

観客「「「「「「えぇぇぇぇぇぇ!?」」」」」」

 

司会「なんと!ノア選手まさかの無傷!!!」

 

 

サトシくんのピカチュウの10万ボルトに比べればこの程度、電気ショック程度だ。

 

「シャンデラ、そっちは大丈夫かい?」

 

シャンデラ「シャラ〜。」

 

ゲンガー「ゲラゲラゲラァァァァ!!」

 

ゲンガーはまだ暴れていた。

 

「仕方ない…シャンデラ!ふういん!」

 

シャンデラ「シャラ〜〜!!!」

 

ゲンガー「ゲン?」

 

ふういんは相手が同じ技を使える時その技を封じ込めることが出来る。ゲンガーのシャドーボールはこれで封じ込められた。

 

「シャドーボール!!」

 

シャンデラ「シャァァァ………ラァッ!」

 

ドォォォォン!!

 

 

 

司会「え…えーと…ノア選手!Fブロック首位突破ですが、今のお気持ちをどうぞ!」

 

まだこんなことを聞いてくるのか。

 

「そんなことはいいから早く彼女を医務室に!それとけが人の確認!手伝うから早く人を呼ぶ!!」

 

司会「は…はい!!」

 

 

 

 

テレビ音声「早く人を呼ぶ!!」

 

サトシ「ア…アハハ…。」

 

ゴウ「どうやらピカチュウの10万ボルトを1回食らったおかげで無事だったみたいだな。」

 

ピカチュウ「ピカ〜!」

 

コハル「いくらなんでも司会者の胸ぐら掴むのは…。」

 

ピカチュウ「ヂュ〜〜〜!!」

 

サトシ「アバババババ!!!」

 

2人「「サトシ!?」」

 

サクラギ「そんなに嬉しかったのかピカチュウは…。」

 

 

 

ロトム「本当に大丈夫ロト?というか、他の人と比べてだいぶ小さな部屋ロト。」

 

「それ比較対象がアセロラちゃんとかだからでしょ?あくまで一般の人なの僕は!」

 

ロトム「それよりネットとメール見るロト!」

 

「…メールの方から。」

 

ロトム「大体は無茶したことへのお叱りメールロト。まあみんな無事で良かったと言ってるロト。」

 

「……ネットは?」

 

ロトム「じめんタイプ複合の大会選手、勇気ある行動…」

 

「……帰っていいよね!!??」

 

 

 

 

キバナ「ッハハハハハ!!!!!!!なんだよコレ!!!じめんタイプ複合って!!!」

 

ソニア「なんでこ〜も笑い事にできるかな〜…。」

 

 

 

ゴウ「無理だ〜死ぬ〜!!」

 

サトシ「誰だよアレ書いたの!面白すぎんだろ!!!」

 

 

 

 

 

コンッコンッコンッ

 

シキミ「はい?」

 

「入るよ。」

 

シキミ「あら、ノアさんどうですお体は?」

 

「……なにか言うことは?」

 

シキミ「…テヘッ☆」

 

「シャンデラ、はかいこうせん。」

 

シキミ「待って待って待って!ここホテル!ちょっと!!!!!!!!」

 

 

 

やはりあのネット記事を書いたのはシキミさんだった。

 

コンコンッ

 

「どうぞ〜。」

 

カナデ「あの…その…。」

 

「あ〜無事だったんだ。お礼ならいいよ。僕のせいだから。でも…まあ座りな。ポットデス、お茶いれてあげて。」

 

ポットデス「ティ〜パ〜。」

 

 

 

「なるほど。勝ちを急いだってことか。」

 

カナデ「すいません。ゲンガーにも無理をさせてしまいました…。」

 

「ひとつ聞いていい?勝ちってそんなに大事なの?みんな必死だけど。」

 

カナデ「え?そのために来てるんじゃないですか?」

 

「僕が初参加のときはシャンデラ達との限界を知りたかっただけ。負けても気にしなかった。キクコさんへのリベンジは後々やったし。それにただ勝つためじゃなくて目的があってそのために勝ちに行ってるんでしょ?そこ見失ってるんだよみんな。見失ってないから四天王とかになってるのかもね。」

 

カナデ「……試合が始まる前から…心構えの時点で貴方はFブロックの全員に勝っていたのですね…。」

 

「ほらまた勝ってるとか言う。そうじゃないさ。ただ違うだけ。あまりに違いすぎるからその空気に飲まれてるんじゃない?場合によっては僕のこと、すごい剣幕の人って言う人もいるけど。」

 

カナデ「確かに…。」

 

「まあお茶どうぞ。」

 

カナデ「ありがとうございます……。」

 

「結局さ、準優勝で終わったのって僕のせいでしかないんだよ。今回のゲンガーの暴走も。」

 

カナデ「さすがに今回のゲンガーの件は…。」

 

「ゲンガーが悪いの?それとも寝ていた君の責任?」

 

カナデ「………。」

 

「あの時しんぴのまもりを覚えているにも関わらず、僕はシャンデラにあやしいひかりを使わせた。そこが僕のミスさ。しんぴのまもりならあんなことは起こらなかった。それにどんな勝負であれ勝ち負けを決めるならそれはトレーナーの指示と運次第。ポケモンに出せる力は限られてる。まあ、シャンデラはたまに悲しませまいとするのか気合いで耐えたりすることあるけどね。」

 

カナデ「…改めてありがとうございました。本来なら失格になっていたというのに…。」

 

実際アレはかなりアウトなラインだった。ステージ上で倒れて寝て、その結果あの混乱騒ぎだった。責任を追及する時、あまり良くないが準優勝者の立場を利用して運営に圧をかけた。もちろん1人でではなくキクコさんその他の四天王、ジムリーダーと。

 

「いや…うん。前回準優勝者ってことはバレちゃったけど。」

 

もちろんあの後オニオンくんに出場していることを驚かれ、当たった人にも驚かれた。

 

カナデ「それにしても…その服…。」

 

改めて見ると前回の大会がいつも通りの服で帽子付きだったので今回のように顔がしっかりと見えたのは当時当たった相手でも何人かだけだっただろう。

 

「まあ、友人に選んでもらったから僕のセンスじゃないけどね。」

 

カナデ「いえ、似合ってると思いますよ。」

 

どうやら気を使わせてしまっているようだ。キクコさんやマツバさん、メリッサさんを見ればわかる。こういう立場の人間は気を使われる。

 

「そういえば君カロスから来たんだって?僕一時期カロスな居てね。」

 

カナデ「そうだったんですの?」

 

これなら空気を変えることができる。

 

「そうそう、それでプラターヌ博士に会って…。」

 

 

 

カナデ「そろそろ戻らなくてはなりませんね。お話面白かったです。今度プラターヌ博士に試してみますね!」

 

「明日もいけるところまで頑張ろう!それじゃ、おやすみ。」

 

ガチャン

 

ロトム「なんとかなるものロトね〜。胸ぐら掴んだ後どうなるかと思ったロ。」

 

「謝りに来られるとは思わなかったけれどね。」

 

ちゃんとあの司会者への言葉の後こちらから謝りに行ったら向こうも謝る準備をしていた。

騒ぎの混乱の中、怪我人へ配慮を欠いた発言、初期対応の遅さを謝りたいとのことだった。

 

ロトム「だからといってなんで怒ったロト!?たしかにノアに謝ることじゃないことも謝ってたロけど、だからといってなんでまた怒ったロト!?」

 

怒ったというのは大会のスタッフがポケモンを未所持だったため、暴れるゲンガーを止められなかった事に対してだ。ポケモンバトルを近くで見れる仕組みであるならば当然備えておくべきことであろう。

 

「まあいいじゃんもう!寝る!」

 

ロトム「ちょっと!?話は終わってないロト!!」

 

「ゲンガー、さいみんじゅつ!!」

 

ロトム「自ら進んで自分にやるロト!?」

 

 

 

 

ソニア「もしも〜し。起きてる?」

 

「まあな。さいみんじゅつって便利だな。ゆっくり寝れたよ。10万ボルトで肩こりも治った。」

 

ソニア「ノアくん自分でやったの!?」

 

「ロトムうるさかったからね。10万ボルトはしてないけれど。」

 

ダンデ「とりあえずおはよう!そして首位突破さすがだ!」

 

マスタード「後はノアちゃんのやりたいようにやっちゃえばいいのよっ!」

 

「そうさせてもらいます。」

 

カール「ノア、聞こえているかの?」

 

カールじいちゃんだ。どうしたのだろう。

 

「どうしたの?」

 

カール「お前が10万ボルトに当たって、起き上がったとき…。」

 

ロトム「ほらやっぱり心配かけてたロト!!」

 

カール「さすがワシらの孫じゃとケイトと抱き合ったぞ!!その調子で突っ走るんじゃ!!!」

 

ソニア&ロトム「「えぇぇぇぇぇぇ!?」」

 

 

 

ホテルマン「お身体は大丈夫でしょうか?」

 

「マッサージにはちょうど良かったですよ。」

 

ホテルマン「大丈夫そうで何よりです。お部屋の方、ご不満などありませんでしたか?」

 

「広くても持て余すので大丈夫です。ありがとうございました。」

 

ホテルマン「はい。またお越しくださいませ。」

 

 

トレーナー「あの人が前回の準優勝者だったのか…。」

 

トレーナー「そりゃ勝てねぇよな〜。キクコさん以外には勝ってるんだろ?Fブロックに当たったやつ運ないな〜。」

 

ロトム「ちょっとノア!?何処行くロト?」

 

運がないなんて言わせたくはない。僕は彼らとバトルできたことを幸運だと思うし、何より相手への敬意に欠けている。

 

「悪かったね。ハズレくじで。」

 

トレーナー「ノ…ノアさん…。」

 

「僕のことどう言おうと構わないけど、その言葉は無いんじゃないかな?いくらなんでもFブロックの僕以外の選手への配慮に欠けるよ?」

 

トレーナー「……。」

 

「どう受け取ってもらおうと、嫌われようと気にはしないさ。でも、全力で僕にぶつかってきてくれた選手達をバカにするようなら今ここで君の言う運悪い人達と同じ経験してみるかい?」

 

トレーナー「…すいませんでした…。」

 

「わかったならさっさと行きな。誰かにバカにされるために来てるんじゃないんだよ。みんな。」

 

 

通行人「めっちゃ、ビシって言うんだな…。」

 

野次馬「服装はだいぶゆるっとしてるけど、めっちゃ真面目なんだろうな〜。」

 

ロトム「いいロト?注目されてるロトよ?」

 

「どうせ今日には注目されるって予想着いてたからね。行くよ。」

 

 

 

 

 

始まった本戦。AブロックからKブロックまでの11ブロック、44人がぶつかり合う。初戦は難なく突破。

 

トレーナー「まだまだ!ヨノワール、シャドーパンチ!」

 

「シャンデラ、かげうち。」

 

バシバシバシッ!

 

ヨノワール「ヨ…ヨノ…。」

 

ジャッジ「ヨノワール、戦闘不能!ノア選手の勝利!」

 

司会「止まらない!止まらないぞ前回準優勝者!彼にはやはり1位しか映っていないのか!?」

 

わぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

「シャンデラ。お疲れ様。まだまだ焦らずゆっくりね。キツかったら言って。他の子もいるんだ。みんなで進んでいこう。」

 

シャンデラ「シャラ〜ル〜。」

 

 

 

 

サトシ「すげぇ!すげぇぜシャンデラ!」

 

ゴウ「昨日より動きにキレがある…。本気になったみたいだ…。」

 

コハル「でも、保たないんじゃない?」

 

サトシ「ミミッキュや他のゴーストポケモン達もいるからな〜。」

 

ゴウ「温存できすぎてるのかもな。」

 

コハル「そっか!ノアさんもちゃんと6体いるんだった!」

 

サクラギ「それにしてもすごいね。彼が毎日ここを手伝ってくれれば楽なのにな〜。」

 

コハル「ちょっとお父さん!ダメだからね!!」

 

ワンパチ「ワプッ!」

 

イーブイ「ブイッ!ブイッブイッ!」

 

サクラギ「分かってるよ。でも、実際助けてもらったからな〜。」

 

 

 

昨日のことがあった後だが、立ち直れたようでカナデ選手は確実に駒を進めていった。

 

 

オニオン「ゲンガー、シャドーボール。」

 

カナデ「こっちもよ!シャドーボール!」

 

バァァァァァァン!

 

両者一歩も退かない戦い。静かに見守るべきなのだろうが…

 

ファン「オニオンくん頑張れ〜!」

 

やはりファンというものが存在する以上、その雰囲気に巻き込まれ、オニオンくんを応援する声は確実に増えていく。自分のみ応援されない空気、彼女にとって、こたえる物はあるだろう。

 

 

「すう……どうした!?まだ行けるでしょ!?カナデちゃん!!」

 

ロトム「ノア!?!?」

 

「だってフェアじゃないからね。それにオニオンくんのことは日頃いつもラテラルで最前列で応援してるんだ。今日ぐらいいいだろ?」

 

ロトム「だからって叫ぶことはないロト!」

 

「見てみなって。」

 

観客「いいぞ嬢ちゃん!」

 

観客「どっちのゲンガーも頑張れ〜!!!」

 

「ファンなのはいいと思うよ。僕だってよく会うから。でも、あの若い2人とも、平等に応援するべきだと思うよ僕は。」

 

ファン「あっ!思い出した!ラテラルタウンのボクストム墓地の墓守のお兄さん!」

 

「あっ…メアリーさん…。」

 

メアリー「教えてくだされば良かったのに!なんで黙ってたんですか!?」

 

「いやだって…カブさんみたいになりかねないから…。」

 

メアリー「だとしてももっとガラルで大会出てくれれば良かったのに!お兄さんもったいない!!」

 

ロトム「バレたロトね。しーらないロト。」

 

 

 

 

ドサッ……

 

司会「なんということだ!!オニオン選手VSカナデ選手、まさかのドロー!引き分けだァァ!!」

 

「おや、どうなるのかね。」

 

マツバ「ここはひとつ提案があるんだけど、どうだい?」

 

マツバさんの提案それは…

 

 

司会「ここで緊急のお知らせです!今回ドローとなったわけですが、どちらもこのまま通過とし、決勝を4人での勝負とすることで人数を調整することになりました!!」

 

アローラには1対1対1対1のルールがある。4人でのサバイバル戦。アローラだからこそ提案できたルール。あの二人の試合が少し遅ければこの提案は通らなかっただろう。

 

 

 

オニオン「ずるいですノアさん…黙って参加するなんて…。言ってくれたら一緒に行ったのに…。」

 

ゲンガー達が回復した後、マツバさんとカナデちゃんの所へいった僕を待っていたのはオニオンくんの精一杯の非難だった。

 

オニオン「ノアさんの実力はお話を聞いていたから分かります。何も一般参加のフリをしなくても…。」

 

「…オニオンくん。大人は時として恥ずかしくなる。君が思うよりも心の内を吐き出せなくなる。準優勝者になってからずっと迷ってた。言い出せなかったこと、謝るよ。ごめん。」

 

オニオン「…僕…ちゃんとゲンガー達とバトル出来ましたか?」

 

「それを決めるのはオニオンくんだよ。カナデちゃんもね。」

 

カナデ「私もですか?」

 

マツバ「さてさて、そろそろ準備しようか。」

 

「次はメリッサさんでしたっけ?」

 

マツバ「勝てるかな〜。君はアセロラちゃんか。」

 

「油断出来ないですよ。シキミさん並に。」

 

シキミさんはキクコさんが一方的に叩きのめした。リベンジすると燃えていたシキミさんだったが、キクコさんのゲンガーはそこまで甘くはなかった。今は取材陣に混ざっている。

 

 

 

アセロラ「は〜い!古代のプリンセス、アセロラちゃんで〜す!ノアお兄さん、負けないよ!」

 

ミミたん「ミ〜ミ〜。」

 

ミミたんは幽霊なのでちゃんとポケモンにはノーカウント。

 

「そう簡単に勝たせないよ!」

 

アセロラ「いくよ!シロデスナ!」

 

「最初っから飛ばしていこうか!ムウマ!」

 

ムウマ「ム〜ウ〜。」

 

 

 

カール「ムウマを使いよるか…。」

 

ソニア「そんなに強いんですか?」

 

カール「あのムウマは強いんじゃ。おそらくノアのポケモンで1番な。」

 

マグノリア「そんなに?」

 

カール「ノアによるとイッシュにある古びた屋敷に入った後、夢を見たらしい。三日月の輝く知らない島にいて、黒い影に付きまとわれる夢をな。影におわれて森の奥に行くと三日月がすぐ近くに見える場所にムウマがぽつんと居たらしい。影はもういなかったようじゃの。その後、ムウマと遊んでいるうちに目が覚めて、もう一度屋敷に行くとムウマと会ったのでゲットしたらしいのう。」

 

マグノリア「ムウマにそんな力あったかしら?」

 

ソニア「ないはずですよ。一体どうして…。」

 

 

 

 

アセロラ「シロデスナ、シャドーボール!」

 

「ムウマ、シャドーボール。」

 

シロデスナ「デナァァ!」

 

シロデスナの放つシャドーボールより一回り大きいシャドーボールをムウマが放つ。シロデスナのシャドーボールを取り込み、シロデスナを倒した。

 

アセロラ「おお〜!強い!次行くよ!ダダリン!」

 

「ムウマ、気をつけてね〜。」

 

ムウマ「ム〜ウ〜。」

 

イッシュ地方の屋敷、ストレンジャーハウスで出会って以降ムウマはしっかり笑ってくれる。夢の島でしょんぼりしていたのが嘘のようだ。

 

アセロラ「ジャイロボール!!」

 

「パワージェム!」

 

ダダリン「ダッダ〜!」

 

アセロラ「うっそ〜!強い!」

 

ムウマ「ム〜ウ〜…。」

 

「疲れたの?」

 

ムウマ「ム〜ム〜!」

 

「わかったよ。乗ってていいよ。」

 

ムウマ「ム〜〜♪」

 

アセロラ「まだまだ負けないよ!ミミッキュ、いくよ!」

 

ミミッキュ「リキュキュッ!」

 

子供「アセロラねーちゃん頑張れ〜!!」

 

子供「ノアおにーちゃんも頑張って!」

 

「こっちも応えないとね!ミミッキュ、いくよ!」

 

ミミッキュ「ミ〜キュッキュ!」

 

アセロラ&ノア「「シャドークロー!!」」

 

 

ガキンッ!

 

ミミッキュ同士の一歩も退かない戦い。不利なのはばけのかわを剥がされたアセロラちゃんだろうが、つるぎのまいする余裕があったためか、力ではこちらに勝っている。

 

アセロラ「ミミッキュ!頑張って!」

 

「来るよ!避けてじゃれつく!」

 

 

 

サトシ「どっちが勝つかわからねぇぞ〜…。」

 

ゴウ「ミミッキュ同士だからわかんねぇ…。」

 

ピカチュウ「ピカ〜ピ〜。」

 

 

キバナ「どっちがどっちかわかんなくなってきたぞ…。」

 

マスタード「そうかの?」

 

カール「わかりやすいじゃろ?」

 

ソニア「私達には全く分かりませんよ〜…。」

 

 

 

アセロラ「アセロラちゃん疲れちゃったよ〜。」

 

ミミッキュ「ミキュ…。」

 

アセロラちゃんとアセロラちゃんのミミッキュはバテているが…。

 

ミミッキュ「ミキュ!ミキュ!」

 

「お前すごいな…やんちゃすぎるよ…。」

 

僕のミミッキュはこの前調べてみると17時間まならで遊び続けられることがわかった。それだけの体力でバトルしているのだから恐ろしい。というか忙しない。ずっと動いている。

 

「ミミッキュ、つるぎのまい…。」

 

キンッ!キンッ!キンッ!

 

ミミッキュ「ミミ〜キュッキュ!」

 

アセロラ「ミミッキュ、Z技いくよ!」

 

「ミミッキュ、気をつけて!」

 

アセロラ「行っけぇ!ミミッキュ!ぽかぼかフレンドタイム!」

 

「ミミッキュ、かげうち。」

 

アセロラ「あっ…。」

 

コテンッ!

 

飛び上がろうとしたアセロラちゃんのミミッキュはかげうちにつまずいてコケた。

 

「ぽかぼかフレンドタイム!!」

 

ポコポコポコポコポコ!!

 

ピュ〜〜〜

 

ポテッ

 

アセロラ「あ〜!」

 

ジャッジ「ミミッキュ、戦闘不能!ノア選手の勝ち!」

 

アセロラ「アセロラちゃんお口あんぐり〜。」

 

 

 

 

試合時間、2時間49分。そのうち2時間28分がミミッキュ同士の戦い。そんな長期戦の後でも…

 

ミミッキュ「ミキュ!ミキュ!」

 

「いででででで!わかったから!お菓子あげるから!!!!!」

 

アセロラちゃんのミミッキュが主人の手の中で寝る一方、僕のミミッキュは駆け回っていた。

 

 

 

 

 

 

キクコ「…いよいよかい。遅いよ!」

 

マツバさんVSメリッサさんはメリッサさんの勝ち、しかし勝ち上がったメリッサさんを打ち倒して、キクコさんは決勝戦へ当たり前のように進んできた。

 

「後はあの2人が来るかですね。」

 

オニオンくんとカナデちゃん。彼女らはそれぞれ別のトレーナーと試合をして、上がってくる。

 

キクコ「覚悟しなノア!前みたいには行かないよ!!」

 




今回はミミッキュ同士のタイマン勝負、そしてアローラなので4体サバイバルのルールを導入致しました。

設定的なお話

ムウマは本来ならストレンジャーハウスに居ません。夢島にはいますけどね。
ストレンジャーハウス、三日月、影、夢。わかる方はおられますでしょうが、ムウマの正体までわかった方はあまりおられないかと。

ノアのミミッキュは本当にやんちゃ。当たり前のように皮でノアの顔を包み込んで楽しそうにする程です。
生きてるノアもノアですが。

メリッサ、マツバ、シキミはキクコさんに負けてますが、この3人は後々出てきてもらいたいのでキクコさんにあっためて貰いました。

次回、ゴーストカップ決勝戦です!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。