ガラル地方の夜   作:白黒トラベラー

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ピオニー「……。」

メロン「どうかしたの?」

ピオニー「はがねジム!!!!!!!頑張れよ!!!!!!!!!!」

メロン「!?!?!?!?!?!?!?」




頑張れよ!!!!!!!!!!

キバナ「うっさ……。」

「アハハ…どうやらピオニーさんははがねジム応援する気マンマンらしいね…。」



17話 ガラル地方の夜祭 第二試合

第二試合現状残っているのはノーマル、ひこうのマイナージムリーダーとはがね、どくのマイナージムリーダー。

マリィちゃん、ポプラさんタッグにエスパー、むしジムリーダー達は倒され、でんき、じめんのジムリーダー達はヤローさん、ルリナに倒された。

 

 

鋼ジムリーダー「お久しぶりです。キバナさん。」

 

キリッとした女性のジムリーダー、キバナと知り合いのようだ。

 

キバナ「久しぶり。」

 

鋼ジムリーダー「……ピオニーさんにも応援されてます。貴方とはいえ、勝たせていただきます。」

 

キバナ「やってみな。楽しみにしてるぜ。」

 

とてもいい仲では無さそうだ。

 

毒ジムリーダー「貴方がノアか。活躍は聞き及んでいる。異郷の地でガラルの名を轟かせたその豪勇、今日ここで合間見えることが出来、嬉しく思う。」

 

「あ、どうも…。」

 

控え室で会ったクララさんからも聞いたが元々少し知っているこの人は「リブット」さん。騎士道精神の固まりみたいな人で、どくタイプらしからぬ戦法ながらジムリーダーへと登りつめた実力者。キョダイマックスはダストダスだが。

 

「リブットさんでしたっけ?」

 

リブット「いかにも。どこかでお名前を?」

 

「元々、ジムトレーナーでしたから。ダンデに負けてからこうやってぶらついてますがね。」

 

リブット「いえ、そうだとしても貴方の実力は素晴らしいものです。今日はよろしくお願いいたします。」

 

キバナ「悪ぃ。終わったぞ。」

 

鋼ジムリーダー「こちらの方は…。」

 

「キバナとは腐れ縁のノアです。」

 

ルチカ「そうでしたか。私はルチカ。今はマイナージムリーダーですが、はがねタイプ使いとして日々精進しています。今日はよろしくお願いします。」

 

冷たいという程ではないが、かなりピシッとしている人だ。

 

キバナ「さぁ、ノア!!準備するぞ〜!」

 

キバナに押されて、控室に戻された。

 

 

「知り合いなのか?」

 

キバナ「いや、ジュラルドンがな〜。」

 

「何となくわかった。」

 

はがねタイプのポケモンとしてジュラルドンを好いている彼女と、ドラゴンタイプとしてジュラルドンを好いているキバナ。譲れない所もあるのだろう。

 

 

 

 

司会「さあ、始まりました!どくジムリーダー、リブット&はがねジムリーダー、ルチカ!VSドラゴンジムリーダーキバナ&ゴーストマスターノア!この場に集いし猛者4人、どのように立ち回って行くのか〜!!」

 

 

キバナ「ノア、悪いが天候操作はやめてくれよ。」

 

「どうしてだい?」

 

キバナ「下手にやるとルチカに利用される。それにリブットはそういうの嫌うタイプだからな。」

 

「わかった。なら…最初から飛ばしていこうか。シャンデラ!!!」

 

第一試合後の組み合わせを見た時点で編成は変えてある。キバナは変えてないが。

 

ルチカ「ドータクン!」

 

ドータクン「ド〜〜ン。」

 

リブット「ドラピオン!」

 

キバナ「フライゴン、飛ばしてくぞ!!!」

 

リブットはどく・あくタイプのドラピオン。弱点はじめんタイプだけだ。強い毒を持つがあまり使わず、持ち前の怪力を活かした戦法を得意とする。

ルチカのドータクンはエスパー・はがねタイプ。シャンデラならすぐさま処理できる。

 

「シャンデラ、かえんほうしゃ!!」

 

リブット「ドラピオン、あくのはどう!」

 

バァァァン!!

 

「早速邪魔かい?」

 

リブット「彼女らに手出し無用。貴方の相手は私です!!」

 

キバナ「そうだぜノア!手出しすんなよ!」

 

ルチカ「話は終わったようですね。ドータクン、ラスターカノン!」

 

キバナ「フライゴン、ワイドブレイカー!」

 

 

 

バァァァン!!

 

リブット「シザークロス!」

 

「はいよるいちげき!!」

 

ザシュシュシュ!!

 

ドラピオン「ドラァ?」

 

あまり効いてはいないのは仕方ない。ドラピオンに通るのはかえんほうしゃあたりか。一応「アローラでは使える」技もあるが。

 

リブット「あくのはどう!!」

 

面倒だドラピオンに余力を残されたくない。先に潰そう。

 

「シャンデラ、でんげきは。」

 

バリバリィ!!

 

リブット「なに!?ドラピオン、どくづきだ!!」

 

「トリックルーム。」

 

ドラピオン「ドラァァァ!!」

 

「ちいさくなる。」

 

シャンデラ「シャ〜ラ〜♪」

 

ブォォン!

 

リブット「外したか!」

 

「ちいさくなる。めいそう。もう一度めいそう。」

 

次々と能力を上げていくシャンデラ。まだまだ積んで貰わないと。

 

リブット「ドラピオン……」

 

「はかいこうせん。」

 

ドガァァァァァァァン!!!!!

 

ドラピオンは反撃の隙なくシャンデラに吹っ飛ばされた。

 

ドータクン「ドータ……。」

 

フライゴン「ラァァオ……。」

 

フライゴンとドータクンは相打ちのようだ。

 

リブット「やりますね…。ダストダス!!キョダイマックスです!」

 

ルチカ「ダイオウドウ、頼みました!」

 

ダストダス「ドォォォォォォォ!!!」

 

ダイオウドウ「ダォォォォン!」

 

キバナ「早速キョダイマックスか!ジュラルド“」

 

「僕がやるよ。ミミッキュ!」

 

ミミッキュ「ミーキュ!ミキュキュ!キュッ!キュ〜〜!!!」

 

キバナ「わかったよ。ヌメルゴン!!」

 

ヌメルゴン「バショ〜〜ン。」

 

久しぶりのバトルで嬉しいのか走り回るミミッキュ。

 

コテン

 

コケた。

 

観客「「「「「可愛い〜〜♡」」」」」

 

ミミッキュ「ミッキュ!!」

 

???「ミミッキュ、負けるんじゃありませんわよ!!!!!!」

 

???「キュ〜ッキュ!」

 

聞いたことのある声。しかもだいぶ最近だ。

 

カナデ「私に勝ったんですから絶対勝つんですよ!」

 

ミッちゃん「キュ〜〜!」

 

キバナ「……アイツ…決勝のだよな?」

 

「人違いじゃないかな?」

 

なんだかミミッキュとカナデちゃんで変に空気が和んでしまった。

 

「ミミッキュ、つるぎのまい。」

 

リブット「ダストダス、ダイアシッド!」

 

「ミミッキュ、ダイマックス!!」

 

ドパァァァァン…

 

ドォォォォォォォン!

 

ミミッキュ「キュ〜〜♪」

 

リブット「まだまだ、ダイアシッド!!」

 

ドパァァァァン…

 

コテンッ!

 

ダイマックスしてもばけのかわの丈夫さは変わらない。

 

「ミミッキュ、ダイホロウ!!!」

 

リブット「ダストダス、ダイウォール!!」

 

バァァァン!

 

防いだとはいえかなり大きな音が響く。

 

リブット「まだまだ!ダストダス、最後のダイアシッドです!!」

 

ダストダス「ダァァァァァァス!!」

 

「ミミッキュ、ダイホロウ!!」

 

ドガァァァァァァン!!!!

 

大きな爆発と共にダストダスは縮みリブットさんの元へ、ミミッキュも縮んでいく。

 

リブット「次で最後ですか…。」

 

「…少し待ちませんか?あちらが終わるまで。」

 

リブット「……わかりました。そうしましょう。」

 

 

 

ガキィィィン!!!

 

キバナ「ワイドブレイカー!」

 

ルチカ「ヘビーボンバー!」

 

ドガァ!!

 

吹き飛ばされるヌメルゴン。あちらはあちらでいい勝負をしている。決してキバナが弱いのではなく、はがねタイプの硬さと彼女の日々の鍛錬の成果によってキバナに追いつきつつあるのだろう。

 

キバナ「ヌメルゴン!!」

 

ヌメルゴン「ヌメェェル!!!」

 

キバナ「まだ行けるよな!!全力でぶちかませ!じしん!!!!」

 

ルチカ「ダイオウドウ、もう一度ヘビーボンバー!!」

 

キバナ「ヌメルゴン、ギリギリまで引き付けろ!…まだだ…今だ!ワイドブレイカー!!!」

 

ヌメルゴン「メェェ…ラァ!!」

 

バァァァァァン!!

 

ダイオウドウ「ダォォォォン!」

 

キバナ「げきりん!」

 

ルチカ「てっていこうせん!!!」

 

ヌメルゴン「メラァァァァァ!!!!」

 

ダイオウドウ「バォォォォォォォン!!!」

 

ドガァァァァァァン!!!

 

ダイオウドウのてっていこうせんを無理やり突っ切って攻撃するヌメルゴン。ダイオウドウはダウンしたが、ヌメルゴンもただでは済まない。

 

キバナ「ありがとな。ヌメルゴン。ゆっくり休んでくれ。」

 

ルチカ「ダイオウドウ、いいバトルでした。」

 

ミミッキュ「ミッキュ?」

 

「そうだね。一旦戻ろうか。」

 

 

 

 

リブット「次が最後!負けはしません!!ニドキング!!!!」

 

ニドキング「ニド!!」

 

司会「おっとこれは!!ガラル地方では珍しいニドキングだぁぁ!!」

 

ルチカ「いきますよ。ジュラルドン!!」

 

ジュラルドン(ルチカ)「シャゴーーン!!」

 

キバナ「ジュラルドンにはジュラルドンだ!行くぜ!ジュラルドン!」

 

ジュラルドン(キバナ)「ジュラ!!!」

 

お互いダイマックスもない。引ける山札はもうない。後は手元に残ったカードで戦うしかない。

 

「シルヴァディ、頼むよ!!」

 

シルヴァディ「ルヴァ〜〜!!」

 

司会「おっと?これはとても珍しいポケモンだ!!」

 

「シルヴァディ、つるぎのまい!」

 

キィン!キィン!

 

シルヴァディ「ルヴァ!!」

 

リブット「いきますよ!ニドキング、だいもんじ!」

 

「シルヴァディ、エアスラッシュ!!!」

 

 

 

 

キバナ「ジュラルドン、メタルバースト!」

 

ルチカ「こちらもメタルバースト!」

 

キバナ「ラスターカノン!!!」

 

ルチカ「りゅうのはどう!!」

 

やっぱりジュラルドンは硬ぇ。ドラゴンタイプとして使っている以上、技の大半がドラゴンタイプの俺のジュラルじゃあ、あっちのジュラルドンには思った以上のダメージは入らない。それはそれはあっちも同じだが…

 

キバナ「ヘビーボンバー!!」

 

ルチカ「ジュラルドン、ボディプレス!!」

 

ジュラルドン(ルチカ)「ジャゴーーン!!」

 

ドガァッ!

 

ジュラルドン(キバナ)「ジュラァァ!!」

 

キバナ「ジュラルドン!」

 

ルチカ「かわらわり!!」

 

キバナ「リフレクター!!」

 

ガキィィィン!!!

 

膝立ちのジュラルドンにかわらわりがくる。なんとかリフレクターで防いだが、このままではリフレクターが割れてしまう。

 

ルチカ「ジュラルドン、そのまま割ってしまいなさい!」

 

キバナ「押し返せ!ジュラルドン!!!!!」

 

 

 

キバナの声が響く。

 

リブット「向こうはこちらが優勢のようだ。」

 

「僕が優勢になればトントンですよ。」

 

実際ゴースト単タイプのシルヴァディにはニドキングは厳しいだろう。優勢どころか互角でいい方だろうか。

 

リブット「そう来なくては!ニドキング、シャドーボール!」

 

「シルヴァディ、トライアタック!」

 

ボガァァン!!!

 

シャドーボールとトライアタックがぶつかり、少し煙が視界を覆う。

 

リブット「ニドキング、ポイズンテール!」

 

「ドラゴンクロー!」

 

ガキィン!

 

ニドキングの弱点はじめんやこおり等。どくタイプの弱点のエスパータイプもだ。れいとうビームやこおりのキバ、サイコファングだけで押し切れるかと言われれば厳しい。

 

「シルヴァディ、いけるかい?」

 

シルヴァディ「ルヴァ!!!」

 

シルヴァディの覚悟も決まっているのなら、後はキバナに任せよう。

 

「…シルヴァディ!できるだけ視界を遮るんだ!トライアタック!」

 

リブット「そう来ましたか、ニドキング、ヘドロウェーブ!」

 

「なみのり!!」

 

ドパァァァン……!

 

ぶつかり合うふたつの波。利用するならこれだ。

 

「れいとうビーム!!」

 

シルヴァディ「ルヴァァァ!!!」

 

リブット「させません!ニドキング、だいもんじ!」

 

バシュンッ!!カシャァァァァン!!

 

放たれた大の字の炎が凍った波を砕く。

 

「エアスラッシュ!!」

 

パリン!パァァン!カシャ〜ン!

 

エアスラッシュがさらに氷を砕く。飛び散る氷の破片で光が乱反射する。

 

「シルヴァディ、確実にもってくぞ!!だいばくはつ!!!!」

 

シルヴァディ「ルヴァァァァァ!!!!!!」

 

シルヴァディは自身のエネルギーを集中させ、ニドキングに突撃していく。

 

リブット「ニドキング、だいもんじ!!」

 

ニドキング「二ィィ……ドォォォ!!!」

 

「突っ切れ!シルヴァディ!!!」

 

ボワァァァァァ!

 

シルヴァディ「ヴァァァァァ!!!!!!」

 

だいもんじを突き抜け、光を纏った白銀の聖獣が紫毒の王の前に躍り出る。

 

「ぶちかませ!!!!」

 

 

ドッッ……ガァァァァァァァァン!!!!!!!!

 

 

 

 

 

キバナ「シルヴァディ、ノア!!大丈夫か!?」

 

だいばくはつを使ったのならシルヴァディはまず間違いなくダウンしているはず。最悪ニドキングとジュラルドンを同時に相手することになっちまう。

 

司会「ニドキングは……戦闘不能!!シルヴァディは……立っています!辛うじてですが立っています!!」

 

ルチカ「馬鹿な……!!」

 

煙が晴れると傷だらけのポケモン達に端まで飛ばされたトレーナー2人。シルヴァディが立っているのは主人のためか、それとも意地か。

 

キバナ「…ここまで繋いでくれたんだ。負けんじゃねぇ!!!ジュラルドン!!!!」

 

ジュラルドン(キバナ)「ジュラララァァァァ!!!」

 

ガキィィィン!!!

 

司会「キバナ選手のジュラルドン、押し返したァァァ!」

 

キバナ「ぶちかませ!てっていこうせん!!!!」

 

ルチカ「くっ…!ジュラルドン、てっていこうせんです!!!!」

 

バァァァァァン!!!!!!!

 

キバナ「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

ジュラルドン(キバナ)「ジュラァァァァァァ!!!」

 

ドォォォォォォォン!!!!!

 

 

司会「決まったァァァ!!てっていこうせん!」

 

ジャッジ「ジュラルドン、戦闘不能!!キバナ選手、ノア選手の勝利!!」

 

 

 

キバナ「っしゃぁぁ!!!」

 

ノア「お疲れ様。シルヴァディ、ジュラルドン。」

 

 

 

 

 

ピオニー「いい試合だった。ルチカ。」

 

ルチカ「…申し訳ございません…。」

 

ピオニー「なに、気にするな。まだまだキバナもお前も強くなれるさ。いつか追いつけ!!なんなら一緒に冒険でもしよう!!その方が強くなれるさ!!」

 

ルチカ「……ピオニーさん…きっと…きっとはがねジムを…マイナージムから……!!」

 

ピオニー「泣くな泣くな!!ほら、笑え!!」

 

 

 

リブット「いい勝負だった。」

 

「どうも。ニドキングもね。」

 

ニドキング「ニド!!!」

 

リブット「次は…チャンピオンとなのだな。」

 

「…クララさんが貴方のジムから逃げたのなんか分かります。どく使いらしくないのもありますけど、なんかガンピさんみたいですし。」

 

リブット「なんと…知り合いだったか…!彼は私の知り合いなのだ。共に同じ考えを持つもの同士、今どき珍しくてな。」

 

「なら、その分頑張らせてもらいますよ。ちょっとはあの二人、追い詰めますから。」

 

リブット「ふむ…私もゲンガーを育ててみるとしようかな。」

 

「それなら今度家へいらしてください。」

 

リブット「そうさせてもらうよ。ハハハハ!」

 

 

 

 

そしてチャンピオンとホップくんのふたりとのバトル。勝った方が決勝戦に進む。

 

キバナ「…ジムチャレンジのダブルバトルとはまた違った状況だな。楽しもうぜ!!」

 

ホップ「俺とこいつのコンビネーション、見せてやりますよ!!!」

 

「こうして会うのは初めてかな?はじめまして。ラテラルタウンのノア、墓守だよ。」

 

チャンピオン「お話は聞いてます。でも、勝たせてもらいます!!!」

 

司会「さあ、勝った方が決勝へ進むどちらも引けない戦いだぁぁ!!」

 

キバナ「ジュラルドン!」

 

「シャンデラ!」

 

ホップ「インテレオン!」

 

チャンピオン「エースバーン!」

 

ジャッジ「バトル…開始!!!!!!」

 

わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

「いや〜負けた負けた!!」

 

キバナ「痛ぇ!叩くなって!」

 

何回も互いにポケモン交換を繰り返し、なんとかチャンピオンとのタイマンに持ち込めたのだがエースバーンの特性リベロの対処に遅れて負けてしまった。

 

キバナ「だぁぁ!!次こそ絶対勝つぞ!!!」

 

「はいはい。その前にほら、ファンに挨拶は?」

 

キバナ「お前も来るんだよ!!」

 

「いや…僕は…。」

 

コハル「ほら行きましょう?」

 

ゴウ「そして、ダンデさん達の試合見ましょう!」

 

カナデ「逃がしませんわよ!」

 

サトシ「ノアさんだって、もうガラル地方皆のスターなんです。ちゃんと気持ちに答えないと!!」

 

「わかったから押さないでって!というか君たち、いつの間に知り合ったのさ!?」

 

 

 

 

 

 

「またね〜〜!!」

 

飛んで行く飛行機を見送る。周りには帰っていく旅行客達。

 

男の子「凄かったね!」

 

母親「そうね。あっという間だったわね。」

 

父親「また今度来ようか。」

 

男の子「本当!?約束だよ!!」

 

楽しそうに話す親子。両親と手を繋ぐその姿、僕もああいう風に誰かの目に映る時があったのだろう。

 

男の子「あっ!ノア選手だ!」

 

聞き間違いではない。僕の名前を呼んでかけてくる。

 

「どうしたんだい?」

 

男の子「あの…あの…!キバナさんとのタッグの試合、すっごくかっこよかったです!!また今度、見に来るのでその時また出場してくれますか?」

 

大会運営やダンデより先に名前も知らない少年からオファーがかかるとは。

 

「うん。また出るよ。ガラルは楽しかったかい?また来てね?」

 

男の子「サインとかって貰えますか?」

 

サインなんてデザインすら考えていない。

 

パカァン!

 

ムウマ「ム〜ウ〜。」

 

「ムウマ、どうしたの?」

 

ボールを飛び出してきたムウマ。何か伝えたいのだろうか。

 

ムウマ「ム〜ム〜。」

 

「なるほどね。ちょっと待ってね…。」

 

キュッ!キュッ!

 

「これでいいかい?」

 

できたのは「ノア」の字で描かれたオバケの絵。絵文字とでも言えば良いのだろうか?それにしてもムウマはよくこんなものをすぐ思いつくものだ。

 

男の子「スゲェ!ありがとうございます!」

 

アナウンス「まもなく…。」

 

「ほら、そろそろ飛行機が出るみたいだよ。いってらっしゃい。」

 

男の子「はい!お父さ〜ん!お母さ〜ん!」

 

嬉しそうにサインを持って行ってくれる男の子。聞いて聞いてと親に必死で話しかける。

 

「さ、帰ろうか。」

 

ムウマ「ム〜ウ〜♪」

 

「帰ったらどうしようかな〜…。」

 

ガラル地方のこの熱はしばらく冷めないだろう。それこそどこか冷たいところに行かない限りは。

 




今回も無事突破ですが…これあと二試合分程あるのね…。

設定的なお話

一応ジムリーダー達に名前はつけてませんが、はがねジムリーダーとどくジムリーダーにあるのは会話に多くしたかったので。はがねはコルチカム(花言葉「私の最良の日々は過ぎ去った」)から取りました。
どくはトリカブト(花言葉「騎士道」)から取りました。キョダイマックス枠はダストダスですが、ニドキングを切り札にして正面から殴り合いさせたのはそこを意識してます。

ガンピ
今回は名前だけの登場のカロス四天王。
はがねタイプ使い。常に甲冑着てるタフな人。ガラルとカロスってかなり近いので名前と設定的に近いリブットには知り合いになってもらいました。タイプでは完全に負けてます。勝てるのがニドキングぐらい?

カナデ
今回は観客。ミッちゃんは前の大会からまた出演。

ノアのミミッキュ
癒し要素?はしゃいでコケる辺り、まんま子供。でもミミッキュだから癒される。きっとノアにファンができたのはミミッキュが可愛いから。

メロン
今回はジムリーダーの余りとして。キバナ、ノアペアがタイプ的にきつくなるように組み合わせたら選ばれました。

ノアのサイン
率直に言うとへのへのもへじの名前版。NOAHでNが垂れた手、Oが輪郭、Aが口、Hがこんな風(>_<)になる顔。

次回以降はそろそろ他のゴーストタイプ使いのジムリーダーとの関わりも掘り下げたいのでジョウト、シンオウ辺りに行くかも知れませんね。
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