ガラル地方の夜   作:白黒トラベラー

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ミミッキュ「ミッキュ!」

「そうか〜楽しみか〜。でも行くからには頑張ろうね?」

ミミッキュ「キュッキュ!!」

駅員「またどこかへ行かれるんですか?」

ダンデ「今回、彼にはアローラ地方に行ってもらうんです。」

駅員「アローラにですか…。お兄さん、無理はしないでね。」

「したくなくてもさせられるんで諦めてます。」


9話 アローラの黄昏

さて、空港に着いた。駅では「また来たのか」という顔をされたが空港では…

 

職員「おや、この前カントーに行かれたお客様。次はどちらへ?」

 

「今回はアローラへ。」

 

やはりか。

 

職員「ミミッキュを連れてらっしゃいますし、アローラとなると、大会でしょうか?」

 

「ええ。オニオンくんが出るので。同じ出身なんですよ。知り合いもいますから。」

 

職員「オニオンくん、頑張って欲しいですね。お兄さんもお気を付けて。私たちの代わりに応援お願いします!」

 

随分と地元愛の強い職員さんだが、今回はオニオンくんと遅かれ早かれ当たることになる。手加減はせず、彼がガラルスタートーナメントまでに力をつけるための機会として正面からぶつかろう。

 

 

 

 

 

ロトム「珍しいロトね。飛行機でちゃんと行くなんて。どうしたロ?」

 

「アローラの警察は、シャレになんない人がいるからね。」

 

ロトム「そんなに怖い人いるロト?」

 

正直今アローラに居るかは不明だ。だが強いのは事実。

 

アナウンス「ご搭乗ありがとうございました。間もなくアローラ地方に到着致します。お席にお戻りの上、シートベルトを閉めてお待ちください。」

 

そろそろ着くようだ。今回は誰が待ち受けているのか。

 

 

ロトム「なんだか珍しいロトね〜。誰も待ってないロト。」

 

「ガラルから来た人は基本オニオンくんのファン。普段生で見れない分ラテラル意外から来てるだろうからバレはしないよ。オニオンくんは別便みたいだから急ごう。」

 

ロトム「バレたくないロト?」

 

「いや、引き留められたくないだけ。行く場所がある。」

 

ロトム「どこに行くんだろロ?」

 

「ハウオリ霊園。」

 

 

ハウオリ霊園はその名の通り、霊園だ。ゴーストタイプの野生のポケモンも沢山いる。

 

ロトム「静かでいい場所ロト。でもポニの花園でもいいんじゃないロ?」

 

「あそこは普段から鍛えてるトレーナーがいるからね。ここだと落ち着ける。」

 

ヒトモシ「シチョ〜ン。」

 

ロトム「野生のヒトモシロト!アローラだと珍しいロ。」

 

???「おや、珍しいですな。」

 

「あなたは確か…。」

 

ハラ「私はハラ。しまキングですぞ。一時期四天王をしておりました。かくとうカップは少し先、少し前までまた四天王をしておりました。はがねタイプの四天王が大会に行っておるのです。」

 

「しまキングとなると…アセロラちゃん達と同じか…。」

 

ハラ「ヒトモシが出てくるのは珍しいこと。そしてアローラに知り合いがいるとなると、やはりゴーストカップの参加者ですな?」

 

「はい。そうです。」

 

ハラ「アローラには来られたことがある様子。なぜこちらに?」

 

「なんだか落ち着くんです。家に似てて。」

 

ハラ「なるほど…。故郷を想える場所としてくれるとは、感謝ですな。こういった機会に関わらず、何時でもいらしてくだされ。」

 

「そうさせていただきます。ありがとうございました。ハラさん。」

 

ハラ「いえいえ、ノアさん、頑張るのですぞ!」

 

ハラさんに激励してもらい、別の島に用意された大会会場へ向かった。

 

 

 

ロトム「そういえば、ノアって何時名乗ったロト?」

 

「ハラさんとの面識はゼロじゃない。彼はしまキングだ。そして元四天王。アセロラちゃんはキャプテンだ。」

 

ロトム「ここに来ると分かって待ってたってことロト?」

 

「だろうね。」

 

ロトム「やっぱり次はウラウラ島ロト?」

 

「そこのエーテルハウスにも用がある。欲を言えば「あのポケモン」の事を聞きたいからエーテルパラダイスに行きたかったけど。」

 

ロトム「ガラルの新チャンピオンに譲渡されたタイプ:ヌルのことロ?」

 

タイプ:ヌルは進化するとどんなタイプにもなれる人口のポケモン。アローラで作られ、その技術がマクロコスモスに流れていた。そのタイプ:ヌルは今のガラルチャンピオンに渡り進化し、大切にされている。ゴーストメモリなるものを調べてみたがなぜ各タイプの力を使えるのかはメモリだけでは分からなかった。

 

「あのポケモンには可哀想だけど、アレはいちゃいけないポケモンだろうね。人が作っていいものじゃないよ、ポケモンは。」

 

ロトム「他にもいたらどうするロト?」

 

「サクラギ博士に送るかな。知ってるみたいだし。多いのならゴーストポケモンの1種と偽ってうちで面倒見るよ。」

 

ロトム「それ、本当に大丈夫ロト?」

 

「さあね。さっさと行くよ。」

 

 

 

エーテルハウスのあるウラウラ島。アセロラちゃんの家でもありキャプテンをしている場所でもある。そして孤児院でもある。人とポケモンが寄り添う場所。アセロラちゃんは大昔の一族の末裔ではあるが、ここで育った。

 

エーテル財団職員「アローラ。お久しぶりです。今日はどのようなご予定で?」

 

「いや、大会前にちょっとね。」

 

エーテル財団職員「アセロラちゃんは既に大会の会場に行ってしまったんです。」

 

「いや、大丈夫です。…エーテル財団、続けられてるんですね。それであの子供達は?」

 

エーテル財団職員「はい。一度は辞めようかと思いましたが…。保護されたポケモン達の世話をしていく中で、そのポケモンに認められる子も出てきて、今ではもうトレーナーの子もいるんです。とは言っても島めぐりの歳まで待っている状況ですけどね。そういう子達を見てるとやっぱり居たいなと思って。」

 

「そうか…みんな元気そうでよかったよ。…ところでこのポケモンに見覚えは?」

 

エーテル財団職員「このポケモンは…グラジオさまがお連れしていた?」

 

「…ガラルのマクロコスモスにこのポケモンの作成方法が流れていた。既に製作は中止されているけど、なにか財団の方で動きはあった?」

 

エーテル財団職員「いえ、あの騒ぎ以降全く。恐らくあの時に持ち出されたものかと。」

 

あの騒ぎとなるとウルトラビーストと呼ばれるポケモン達の事だ。

そしてその事後、タイプ:ヌルの件のついでにククイ博士から聞いた、その裏で進んでいたらしい計画。

 

「ありがとうございました。タイプ:ヌルのことはこちらで対処してあります。…また来ますね。」

 

エーテル財団職員「はい、またいらしてください。」

 

男の子「おにーちゃんもう行っちゃうの?」

 

「うん、大会があるからね。」

 

男の子「ヤンちゃんがね、また会いたいって。大会の後、また来てくれる?」

 

「もちろん。アセロラちゃんと一緒にね。」

 

男の子「約束だよ!」

 

エーテル財団職員「ふふっ。本当にありがとうございます。なにかありましたらエーテル財団にお申し付けください。」

 

ミミッキュ「た〜たり。」

 

ミミッキュ「ミッキュ!!」

 

エーテルハウスのミミッキュと話していたミミッキュも戻ってきた。あのミミッキュもアセロラちゃんのミミたんのように最高のパートナーを見つけられるといいのだが。

 

ロトム「そろそろ会場に行くロト!」

 

 

 

ウラウラ島に作られたゴーストカップ専用のスタジアム

。ゴーストタイプらしく、紫色の照明などふんだんに使われている。

 

アセロラ「あ〜!!ノアお兄さん!!今年は来てくれないのかと思ったよ〜。」

 

フヨウ「ノアさん!来るなら連絡してよね!」

 

ゴーストタイプ使いの若きホープの2人。これで四天王なのだからすごいが、このふたりが四天王でなければ傍から見れば若い女の子と話している男性としか見えないのだから恐ろしい。

 

アセロラ「ガラル地方からは2人参加なんだね〜。」

 

「ああ、オニオンくんのことか。悪いけど僕はガラルの代表じゃないんだ。」

 

フヨウ「あれ?違うの?」

 

そう、今回は一応ガラルのトレーナーとして来ているが、これまでの仕込みからその気持ちで戦うべきではないのだろう。自分自身ここにきてやっとそれを望みだした。

 

「…この前、キクコさんに1対1で勝った。今回は前回大会の準優勝者として…公の場でゴースト使いの頂点に登り詰めるために来た。」

 

キクコ「ほう、言うじゃないか!悪いけど2度もアンタにゃ負けないよ!」

 

フヨウ「キクコさんこんにちは〜。」

 

キクコ「こんにちは。2人とも、コイツに負けんじゃないよ?ノア、アンタがグータラしている間にみんな最初の壁としてアンタを目指してきた。わかるかい?決勝までみんなが見るのは私じゃない。アンタだよ。」

 

なんとも変な話だ。いかに強かろうと、ダンデのように目指されるような人間でもない。マグノリア博士達のポケモン研究家のように賞賛される為でもない。ただ、自分の家族との限界を見たくて挑んだ大会、戻ればみんなに乗り越えるべき壁として見られている。

 

「……もちろん。フヨウちゃん、アセロラちゃん、分かってると思うけど…。」

 

アセロラ「………。」

 

フヨウ「…ふぅ……。」

 

キクコ「分かってる。アンタの目に映ってるのはもはやアンタ自身。自分に勝って「殿堂入り」する事が今のアンタの目標。各地方のジムリーダー、四天王みんなが分かってる。だけど勝ちにこだわるようなら超えられないよ。超えたければ昔と同じようにして私に勝ちな。」

 

「言われなくても。全力で潰させていただきます。」

 

ミミたん「ミキュ!」

 

ミミッキュ「ミュキュ〜!」

 

シキミ「ああ〜ごめんなさい!盗み聞きしてたのは謝るから、そんなに締め付けないで〜!」

 

キクコ「はぁ…。前言撤回だよ。変わらないね〜。みんな。変わるのは歳とそれから参加者だけだ。毎年増えていくよ。」

 

それは仕方ない。各タイプ使いの頂点、ドラゴンマスタートレーナーやフェアリーマスタートレーナーなんて名前を聞いたら目指したくなる子供はいるだろう。

 

「いいじゃないですか。来年は倍ぐらいにしましょう。」

 

 

 

 

 

キバナに買ってもらった服は来た時着ていなかったので控え室で着替えさせてもらった。ちょうど、前回準優勝のメダルも隠せた。

 

ジャッジ「Fブロック、第4試合、始めっ!」

 

トレーナー「ブルンゲル、しおみずだ!!」

 

やはりゴーストタイプ統一ということもありみずタイプと違い被りは出てくる。ドラゴンタイプもそうだ。だからこそ実力あるジムリーダーやチャンピオンの独壇場になる。だが今年はどの大会でも「元四天王」や「元ジムリーダー」さらには「親が四天王、ジムリーダー」といったトレーナーに各地方のバトルタワー等で鍛えた猛者もいる。

 

「シャンデラ、エナジーボール。」

 

ドガァァァン!

 

ジャッジ「ブルンゲル、戦闘不能!ノア選手の勝ち!」

 

わぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

観客「すっげぇ…また瞬殺だ。」

 

司会「まさにワンサイドゲェェェェム!この強さ、四天王やジムリーダーにも引けを取らないっ!ノア選手の蹂躙を誰が止めれるのかぁぁぁ!?」

 

「ナイスファイト。お疲れ様。」

 

トレーナー「…グスッ…。ありがとうございました!!」

 

仕方の無いことだが観客は残酷だ。片方が負けることを期待している。時として負けた方の涙に対して拍手する。1回戦だからというのもあるが、それでも彼は並のトレーナーより強かった。その自信を1回戦で砕かれた。そこへの拍手は追い討ちでしかないだろう。

 

「…次、始めてください。」

 

いま勝者としてできることはひとつ、相手を讃えるのではなくこの場から一刻も早く去り、拍手を止めること。

 

 

 

ロトム「すごいロト!最初から調子いいロト!」

 

「黙ってて。オニオンくんだ。」

 

オニオンくんはGブロック。予選は当たることがない。そしてGブロックの選手は基本Fブロックの試合を見ることはあまりない。この時点でガラルでほぼ無名な僕はオニオンくんの追っかけにも気づかれていない。

 

「オニオンくんの手の内はわかってるけど、倒すのならオニオンくんの動きを覚えないと。」

 

トレーナーの力の入り具合、それで次繰り出す技の作戦における重要度がわかる。声の大きさにもそれは現れ、大きく叫ぶようならその技は渾身の一撃であることが多い。

オニオンくんはそれがないことも強さの一因なのだろう。

現に今ダイマックスが封じられていても彼はメガシンカしたジュペッタを倒して見せた。

 

ロトム「オニオンくんもすごいロト…。」

 

「彼は初参加。名前は知られてるけどダークホースではある。油断は出来ないよ。」

 

 

 

 

 

メリッサ「ノアさんすごい剣幕ね。」

 

シキミ「本気みたいですからね〜。でもいい本かけそうです!」

 

マツバ「それにしてもすごい組み合わせだ。各ブロックにジムリーダーか四天王、もしくはそれに相当する経験をしているトレーナー。Fブロックにはそれが2人いる。」

 

メリッサ「初参加のカナデ選手ね。遠くの地方の生まれらしいけど、強いのね。」

 

マツバ「彼女はカロスのトレーナーらしい。カロスにはこれといったゴースト使いが居ないから彼女が実質カロス最強のゴースト使いだろうね。」

 

シキミ「正直、ノアさん勝てるんでしょうか?」

 

マツバ「勝つだろうね。」

 

メリッサ「別大会とはいえ、キクコさんに負けたって点は同じですわよ。」

 

マツバ「彼女はストレート負け、ノアくんはシーソーゲーム。そしてノアくんは前回、1回戦時点で一進一退だった。つまり…。」

 

シキミ「相手は違えど、最初からストレート勝ちの今回は前回からかなり強くなっていると言うわけですね!後で取材しないと!」

 

メリッサ「彼と戦うのは出来れば避けたいのだけれど、無理のようね。」

 

 

 

 

ジャッジ「ブルンゲル、戦闘不能!ノア選手の勝ち!」

 

ダンデ「やるな…。」

 

マスタード「これは楽しみね。」

 

カール「ノア…こんなに強くなったのか…。」

 

ファン「オニオンくん、まだかな〜。」

 

ファン「まだじゃない?Gブロックらしいから、この次でしょ?」

 

ファン「なら今のうちに飲み物買いに行こうよ!」

 

ダンデ「…やはり知らないのか。」

 

カール「ラテラルタウンの人達にはノアの事を知らぬ振りするように頼んである。無理もない。それにオニオンくん以外は気づいておる。ノアがいることに。」

 

 

 

 

 

 

ファン「オニオンくんお疲れ様!」

 

オニオン「あ…ありがとうございます!!」

 

オニオンくんはどもりながらもファンにしっかり応えている。

 

カナデ「こんにちは。貴方随分強いのですね?何処の方ですか?」

 

たしかこの女の子はカナデ選手。カロスの名の知れたゴーストタイプ使い。カロスのチャンピオンと何度も戦ったということは、バトルシャトーやトライアルハウスにも行っているのだろう。

 

「…すまない。出身は明かさないことにしている。それに僕自身は強くはない。強いのはポケモン達だよ。」

 

カナデ「??随分と謙虚な方なんですね…。おそらく、Fブロックの最終予選で当たると思います。よろしくお願いします。」

 

「こちらこそ。よろしくお願いします。」

 

どうやらただの挨拶だったらしい。各ブロックから本選に出るのは4人。最終戦の時点で4人に絞られているのでこのラストの試合は各ブロックの選手が自分と戦う可能性のある選手を見るため。そのためFブロックならEブロックの試合を、GブロックならFブロックの試合を見ることが出来る。そしてもうすぐEブロックが始まる。

 

 

 

ジャッジ「ジムリーダーマツバ、他者を寄せ付けない脅威の猛進撃!!余裕で予選突破だぁぁ!!」

 

Eブロックにいる地方トップクラスのトレーナーはマツバさん。彼自身、この大会では常連の選手だ。

 

カナデ「すごいですね…。」

 

「…どうして着いてきたの?」

 

カナデ「いえ、何故か人目を避けておられましたので。気になりました。」

 

ロトム「どうロト?マツバさんには勝てそうロト?」

 

「勝つよもちろん。」

 

カナデ「その前に私とのバトルがあることをお忘れなく。それにしても控え室でアセロラさんと話していましたが何者なのです?」

 

「元チャレンジャー兼知り合い。それだけ。」

 

カナデ「??まあ、あなたがそういうのならそういうことにしておきますわ。」

 

 

 

 

司会「Fブロック最終戦!大会を巻き込む大嵐!ノア選手VSカロスで磨いた腕は本物!カナデ選手だ!」

 

オニオン「ノア…さん!?」

 

トレーナー「?知り合いなんですか?」

 

オニオン「あ…その…。はい。」

 

 

 

 

オニオンくんの声が聞こえたが気にしない。彼女には悪いが手の内を知られる前に方を付ける。

 

「シャンデラ、いくよ。」

 

シャンデラ「シャラル〜ラ〜。」

 

カナデ「いきます!ギルガルド!」

 

ギルガルド「シャキーン!!」

 

 

 

キバナ「なんで移動先がポケモン研究所なんだよ!?」

 

ダンデ「ここなら追いかけてきづらいからな。」

 

ソニア「あのね!ここは避難所じゃないのよ!」

 

マグノリア「落ち着きなさい。いいじゃない歓迎しましょう。」

 

マスタード「そんじゃ、よろぴくね〜!」

 

ソニア「それにしてもノアくんすごいわね。いまだにシャンデラしか使ってない。」

 

カール「おそらく基本シャンデラだけ、使ってミミッキュで予選は突破するつもりなんじゃろう。もう一体がなぞだが…。」

 

ダンデ「6体中3体選ぶルールなのにですか?」

 

マスタード「ノアちゃんなら行けるだろうね、なんてったってカーちゃんとケイちゃんの孫なんだもの。強くないはずがないよ。」

 

ジャッジ「オーロット、戦闘不能!」

 

「さあ、ラスト1体。誰で来る?」

 

有利とはいえここまで勝てるとは思ってなかった。おそらく様子見用のポケモン。強いのはここからだろう。

 

カナデ「がんばりましょう!ゲンガー、メガシンカです!」

 

ゲンガー「ゲラァァァァァ!!!」

 

ゲンガーを繰り出した瞬間メガシンカ。決めにくるつもりのようだ。

 

「シャンデラ、迎え撃つよ。」

 

カナデ「ゲンガー、あくのはどう!!」

 

「シャンデラ、かげぶんしん!そしてちいさくなる!」

 

ゲンガー「ゲン?」

 

「ニトロチャージ」

 

ドガァ!

 

ゲンガー「ゲラァァ!」

 

カナデ「慌てないでゲンガー、シャドークロー。」

 

シャンデラ「シャラ〜!!」

 

「次が来るよ、シャンデラ。はじけるほのお。」

 

パァァン!バチバチバチ!!

 

 

しばらくの間はほぼ互角だった。しかしシャンデラが体力をまだまだ残しているのに対し負担の大きいメガシンカしたゲンガーは完全にバテている。そしてトレーナーもそうだった。

 

カナデ「ゲ…ゲンガー!さいみんじゅつ…!」

 

トレーナーもゲンガーも限界の状態、その状態ですら持久戦に持ち込むための技、さいみんじゅつを使うのならおそらくゲンガーはゆめくい持ちだろう。

 

「シャンデラ、あやしいひかり。」

 

ゲンガー「ゲ…ゲン?」

 

カナデ「ゲンガー!?そっちは…。」

 

パタン

 

司会「おっと!カナデ選手ゲンガーのさいみんじゅつが暴発!ゲンガーまさかの自分のトレーナーを眠らせてしまった!」

 

アハハ!

 

マジかよ!

 

「…笑ってる場合じゃないのに。シャンデラ、彼女を守って!!!!」

 

 

コハル「うわ〜。大丈夫かな?あの選手。」

 

ゴウ「あっ!ノアさんのシャンデラが!」

 

テレビ音声「シャンデラ、まもる!」

 

ガキィィン!

 

サトシ「危ねぇ!ゲンガーのやつ、こんらんして暴れてるのか!」

 

ゲンガー「ゲンゲラゲ〜ン。」

 

サクラギ「メガシンカは負担が大きい。体力が減った上でのこんらんで、暴れだしたのか!」

 

 

 

司会「みなさん!ステージ付近の方は危ないので避難を!」

 

ゲンガー「ゲラゲラゲラ!!」

 

「シャンデラ!まもる!そしてしんぴのまもり!」

 

シャンデラ「シャルラ〜!」

 

キィィン!

 

ゲンガー「ゲラァァァァァ!!」

 

暴れるゲンガー、あくのはどうやシャドーボールを乱発している。

 

ゲンガー「ゲガァァァァ!!」

 

バリバリバリバリ!!!

 

次の瞬間、ゲンガーの放った10万ボルトが身体を貫いた。

 

 

 

 

 

 




今回はここまで!さてこの後どうなるかはわかる人には何となく分かるかと思います。今回はサトシ達もちらっと登場させました。

設定的なお話

メガシンカしたゲンガーはトレーナーの命すら狙います。今回のゲンガーの暴走でノアがカナデをシャンデラに守らせたのはゲンガーがゆめくい、もしくはあくむを覚えていた場合、命に関わるからという設定です。

ダンデ達が研究所に移動したのはもちろんファンで囲まれたから。

ラテラルタウンの人がオニオンの応援に行ってないのはカールさんの根回しがあったからですが、OKしたのは地元なので何時でも見れるからという理由です。

次回、ノア死す!?


ではありませんがまあちょっとノアくんの考えを話して貰おうかなと。
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