目を覚ましたら実験動物になってたんだけど・・・ 作:饅頭おとこ
アイエェェー?!?!
え、え、えー?!
改めてのじゃのじゃ言っていたロリを、ボインさんだと認識すると俺は取り乱した。
ぼ、ぼ、ボインさんのボインボインなくなってるやん!!!
ボインさんのボインボインのおかげで俺は今まで頑張ってきたのに……(血涙)
がっくり項垂れていると、ワーム君がキュイキュイ鳴きながらボインもとい、のじゃロリに近づく。
え、食べる気?
止めようとしたら、体を擦り付けて甘い声を出した。
ワ、ワーム君! どうしたんだ! もしや洗脳!?
それとも、俺を捨てるのか!!
悔し涙を出しながら見ていると、今度は観葉植物さんが動き出して、同様に友好の証として、蔦を伸ばし木の実を与える。
くそが、貴様もか!!
触手本だけはピギィィィィって絞め殺された鳥の声で鳴くだけで何もしなかった。
し、触手ちゃん…! と感動していると、明らかに汚染されている魔獣の一部を本から取り出し、触手を使って渡す。
う、うん。
それは流石に
ちょいちょいのじゃロリからどこかでいつも嗅いでるような臭いが漂っているんだなぁ……なんだっけ?
のじゃロリの体も小さくなってるし、なんでのじゃって語尾付いているのが謎なんだが。
あっもしかして、肉体に引っ張られて精神も幼くなってる……とか?
それにより記憶も退行してる?
……ピカンッ!!!
その時、俺の灰色の脳細部に雷が落ちた!
とんでもない悪魔的考えが浮かぶ。
お、お、俺はすでにのじゃロリが成長すればボインボインのボインになることを知っている。
ゴクリ
つ、つまり俺がこのまま育てれば光源氏計画ができるのでは!?
光源氏と同じように、大きくなったら合法的にボインボインとよろしくできるってことだ!
たくっ、しょうがねぇな。
俺の肩に乗りな! お嬢ちゃん
俺はニカッと素敵な笑顔を見せて、背中に乗るように親指を向ける。
襲ってくる奴らは片っ端からぶっ殺して、お兄さんのかっこいいところ見せてやるからな。
俺はのじゃロリを肩に乗せて颯爽と走った。
ー主任ー
昔地上で読んだ漫画に幼女は語尾にのじゃって付けるのを覚えていてよかった。
私には演技の才能もあったようだね。
これで私は、自身の身体の経過と彼と彼の配下を
彼が私の魔力に気づくかと危惧したが、彼はやはりまだ魔力感知の類はわからないようだな。それとも、保管庫に入っていた魔獣の血をありったけ飲んだり、体にかけたおかげだな。
まぁ、それは追々調べるとして、人狼も私を随分と心を許しているようだ。
これなら上の者の指示を無視して、私が直接対談したりすればもっと深く研究できたのにな。いやすでにもう縁が切れたようなものだし、後の祭りだ。
私が彼に指示をして地上へ出るとしようか。
私もずいぶん地下で研究していたから、地上は****によって変異してからどれぐらい変わったか楽しみでもあるな。
のじゃロリがちょいちょい指示してくれるので、信じて進むと途中でめちゃくちゃ魔獣とエンカウントするんですが。
絶対わざとやってますよね(震え声)
のじゃロリを乗せてるせいで、咆哮も攻撃もできないので、仲間たちに任せて俺は遠目から眺めていました。
大分進んでいると、どこか広い空間がある場所に着いた。
そこで俺がのじゃロリの顔をチラ見すると、なんかエグい表情してるんですけど。
ラリってます?
ドォンッ!!
大きい物音がしたので、視線を戻すと、十メートル近い化け物が鎮座してました(白目)