全てを救う例えそれが偽善であったとしても   作:嘆きのラジオ

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英雄と魔導王

魔導王が亜人達の動きを止めている

(はやく・・・はやく・・・)

息を切らすことなく城壁に到着する

 

(投影開始)

 

「《干将・莫耶》」

二振りの対極を思わせる双剣を投影すると同時に投げる

双剣は軌跡をえがき二人の護衛の首を落とす

 

投げると同時に新しい剣を投影する、繰り返す

 

(とっとと死ね)

そう願いながら

 

背後から雄叫びが聞こえる、後ろから亜人が迫る

「死ね!人間!」

なにやら耳障りな声がするが、その攻撃が彼に届くことはない

「どう・・・し・・て」

バフォルクが力なく崩れ落ちる

 

死体を確認する時間すら惜しい、捕虜の解放が終われば次は城内だ

 

(早くおわれ)

 

そう願い再び投影する

 

~なかなかやるな

城壁の捕虜は既に救助は終わっている

(ならあとは城内の奴等だ)

 

場内に衛宮を見つけ彼の近くに降りる

 

「魔導王殿は捕虜の救出をお願いします」

彼は冷静に言う

 

「フム、構わないが、君は・・・」

アインズが話を終えるまえに

「ゴォォォォ!」

という雄叫びが聞こえる

狂化状態のバフォルクの精鋭部隊と他より一回りは大きい銀色の毛並み、黄金の宝石類を飾り、亀の甲羅のようなよろい、

右手に大きなバスターソードといった戦士の風格を思わせる立派なバフォルクが現れる

 

「新手のアンデットに隣のはネクロマンサーか?」

 

「俺はこいつらを殺します、、」

衛宮は冷ややかにいった。

 

「なかなかやるな、この都市を、俺の部族をここまで追い込むとはな・・・お前の名前を聞いておこう」

 

「俺は衛宮士朗・・・あと俺はネクロマンサーじゃない」

衛宮は否定する

 

「次は私だな」

バサリと王のようにマントを翻し名乗る

 

「私は貴様らにアンデットを仕向けここより北に存在する魔導国の王アインズ・ウール・ゴウン魔導王である

お前の名はなんという?」

 

「我が名はバザー、この亜人を滑る豪王バザーである」

バザーが盾を前に剣を横に構える

 

「雑魚は私が処理するとしよう、敵の王は頼んだぞ」

「了解した」

短く言葉を交わす

 

「投影開始」

城壁の制圧にも使った二対の双剣を投影する

 

両者互いの様子を窺いながら動きだす

先に攻撃を仕掛けたのはバザーだ

「盾攻撃」

盾を真っ正面に構えたまま突進してくる

衛宮はそれを受け止めると同時に衝撃を殺すように大きく後ろに飛ぶ

 

同時に踏み込み剣をぶつけあう

 

高速で剣を交えるなか衛宮はバザーに双剣を投げる、バザーは難なく弾く

 

「投影開始(トレース・オン)」

瞬時に新しい武器を投影する

 

「ふん、中々やるようだな」

「だがこれならどうだ」

バザーは後ろに飛び退き詠唱する

 

「砂塵嵐」

剣から砂嵐が吹き起こり衛宮の視界を塞ぐ

 

「素気梱封」「豪腕剛撃」

ハザーがほのかに光輝く

「かぁぁぁぁぁ」

「セイ」

衛宮は一撃を受け止めたその瞬間武器が砕けた

 

「ハハハハハ」

目の前の亜人が嘲笑う

 

「武器破壊か・・・」

勝ち誇ったように話す

 

「武器作成魔法には強力であればそれほどの魔力を必要とするあと何回使えるかな」

ニヤリとバザーは笑う

「・・・・・・」

 

「どうした絶望して話すことも出来ないのか」

「だとしたらそれが俺と人間の差ーーーー、」

彼が言い終わるよりザクと音がした、バザーから血が流れる

「ガハッ!な・・・・に?」

血をはく

衛宮は冷たくたねあかしをする

 

「俺の双剣は対極の名を表すように互いを引きよせあうまぁあんたが飛ばした刀剣は俺が新しく投影した刀剣に引き寄せられてあんたに刺さったていうことだ」

 

アインズは戦闘を亜人を殺しながら確認し

(勝負ありだな、というより衛宮は全く力をみせていないようだが)

 

「だがまだ勝負は終わっているいない」

「小回復」

 

亜人の傷が治る、血がとまり傷が塞がる

 

「終わりだよ・・・」

無詠唱で衛宮は逃走を開始する

空に数百の剣が無数に現れる

 

「な、、、に、、」

「あんたの実力はわかったもういい」

 

「舐めるな!」

バザーが叫ぶと同時にかれの手を高速で飛来した剣が貫く次にあしとバザーの身体能力を奪うように

 

「どうした?」

冷たい目をバザーに向ける、その瞳にはバザーに対しての憎悪が宿っていた。

 

「ま、まて、待ってくれ、俺の負けだ。降参する。」

「・・・」

バザーの腕に剣を刺す

「ぐが・・・待ってくれ俺はヤルダバオトの有力な情報をもっているきっと役にたつ筈だ」

「そ、それにヤルダバオトのやつと戦うつもりなんだろ?俺も手伝う、一緒にあのやろう殺そうぜ」

卑しく命ごいをする仮にも王であるやつが

 

「それで?命ごいは終わり?」

「なら死ね」

 

バザーは慌てて言葉を加える

「ま、まてそれなら俺が保有財宝もだかなりの価値になるぞ」

「た から、ね、まってくださいよ、へヘ」

なんだこの生物は本当に生き物なのか?

衛宮がゴミのような目を向ける

 

「ま、まて、俺はまだ死にたくない!俺は役にたてる、だ、だから!」

衛宮が新たな剣を出すと同時にバザーが悲鳴をあげる

 

「ひっ!」

バサーが背を向け走りだす、死を前にした全力疾走だ

逃げ切れるかもしれない

 

「・・・・・・」

衛宮は手をあげる、それと同時に無数の剣が急所をさけ彼を貫く

「ギィ・・・ガ・・・ハ」

衛宮はゆっくりと動けないバザーに近づく

「やだ・・・いやだ・・・死にたくない、死にたくない!」

壊れた人形のように助けをこう

 

「お前は無辜の民を殺した、子供達を・・・だからその苦しみを味わい死ね・・・」

恨みがましく、憤怒の宿る口調で告げる

 

「投影・・・《幻想の鉄処女(ファントムメイデン》)」

おぞましき拷問器具(鋼鉄の処女)がバザーを口を開けて呑み込もうとする獲物の補食をまつかのように

 

「いやだ!嫌だ!イヤだ!や、やめてくれ!仕方なかったんだ!ヤルダバオトに命令されて仕方n」

「ギャァァァァァァァァァァ!!!」

蓋が閉じるととも獣の悲鳴が聞こえる

器具の穴から血が流れる・・・血溜まりが出来るほどに・・・

 

「これで彼等は報われるのだろうか?」

衛宮は呟く・・・

 

「終わったか?」

アインズは既に終わっていたようで戦闘を観察していたのだろう

「えぇ帰りましょうか」

 

二人は勝利を報告するために戻る

無数の亜人死体を踏み越えて

 




ちょっと疲れた
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