聖王国の拠点に魔導王を乗せた馬車が到着する中、衛宮は聖騎士に質問していた。
「どうして足跡を消していないのですか?それとも後で誰かが消しにいくのでしょうか?」
聖騎士達は訳がわからないようにどうしてですか?と聞き返してくる
「足跡を消さなければ相手に敵が此処にいると言っているようなものだと思うのですが?」
聖騎士はそこで初めて気づいたかのような反応をする
その反応をみて大丈夫だろうか?と不安に感じると
女性の声が聞こえてきた
「カストディオ団長、魔導王陛下、従者バラハ共におみ
えになりました」
室内が鎮まり返る
「入ってもらえ」
団長の言葉とともに聖騎士が布を捲り上げる
絶句した、アンデットではあると聞いていた、だがあれは人間がどうこうしていいような存在ではない
見ただけでわかる、悪寒が走る、あれは死そのものであり魔術師としても遥か高みにいる存在だ
「皆、聞け、この御方こそかの魔導王アインズ・ウーる・ゴウン陛下である。この度ら我が国の困難を見過ごせないと単身で助けにきて下さった。失礼のないように」
レメディオスの言葉に部屋の者全てが魔導王に頭を下げた。
皆が頭をあげたところで、魔導王は堂々たる風格を漂わせ口を開いた
「お初にお目にかかる、アインズ・ウール・ゴウン魔導王だ・・・・・・」
~会議が終わり衛宮は先の出来事、主に魔導王について考えを巡らす
(あれは本当に信用していいのか?いや単身で助けに来てくれた以上疑うのは失礼だが)
「よろしいだろうか?少し二人で話がしたいのだが?」
部屋の外から声がする、声の主は忘れるわけもない魔導王だ。
なんの用だろうか?
「はい、かまいません」
「失礼する」
魔導王が室内にはいる、なんど感じても慣れることはない彼という死に
ただ対面してるだけでも身構えてしまう、のとが乾き、全身の毛が逆立つ。
「そう警戒しなくてもいい、私は悪魔を撃退したという英雄に興味があったのだ」
物腰の柔らかい口調で彼は言う
例え嘘であっても信じるしかない。
~アインズは考えていた
本当にこの男がデミウルゴスに傷を負わせたのか、と
みた感じ、無理であると断言出来る、彼にそこまでの力はない、
やはり何か隠している力があるのではないか?
「君はどうやって悪魔を撃退したんだ?ハッキリと言ってしまうと君には無理だと思うのだがな」
わからないし自分には情報を引き出す詐術など持ち合わせていない
飾らす素直に聞くのが一番だ
「何、今後我々は同じ敵を倒すのだ互いに何が出来るかなど把握しておくことは重要だと思ってな」
急いで付け加える、これなら疑問に思われることはないはずだ、、、と
「確かにそれは重要ですね・・・わかりましたお話します」
アインズは心の中でよしっ!とガッツポーズをとる
「自分が使える魔術は強化と錬成です 」
(強化と錬成・・・あぁ武器作成スキルようなものか、)
「錬成した武器の強さによって必要な魔力や肉体にかかる負荷はかわります」
「ふむ、魔力や肉体に問題がなければなんでも錬成出来るのかな?」
「いえ・・・それは不可能です、錬成の際にはその武器の情報をよみとり構築の際に理解している必要があるからです」
「なるほど、つまり君が武器を作る際、その武器の材質や構造、魔法が込められている場合や魔法などもよみとく必要があると?」
「はい、おっしゃる通りです」
(しかしそれでは彼のレベルから鑑みてもデミウルゴスに傷をつけるような武器の作成は考えられないのだが、例え武器を作ったとしても適正がなければ扱うことは出来ない、やはり何か隠していることがあるのでは?)
「それでは悪魔はどうやって撃退したのだ?武器が強くても技が伴わなくてはな、」
「錬成に成功すればその武器に刻まれた技術も真似ることが出きます、」
「なるほど・・・」
(つまり仮にアルベドがもつハルバードを錬成出来ればそれを扱うアルベドの技術とその武器のレベル適正までレベルを一時的に上げれる?)
(ユグドラシルで言うパーフェクトウォリアーみたいなものか?)
(え?強くない?)
武器が強ければそれにあわせて強くなるゲームという概念を完全に無視したいわば逆のようなものだ
(強いものを作ればそれにあわせ持ち主も強くなる・・・)
(しかも彼がデミウルゴスにダメージを与えるほどの武器を現時点で使うことが出きる・・・場合によってはナザリックの脅威になる存在だな・・・殺すべきか?)
アインズは惜しいと思う、
(ハッキリ言ってかなりレアな人材だナザリックでも彼のような者はいないだろう、現時点で錬成出来る武器でもかなりの有用性がある・・・出来れば支配下に置きたいものだが)
「惜しいな・・・」
「え?」
つい独り言がもれてしまった、
「その能力はアイテムや鎧、衣類のような武器以外にも使えるのか?」
「はい、使えます・・・剣以外であれはワンランクほど能力は落ちてしまいますが・・・」
「なるほど・・・」
この能力があれば使いすてのアイテムを作ることが出きるのではないかとアインズは考える。
(そうなればナザリックの抱える問題の多くが解決できるぞ、使用回数に制限のあるアイテム、武器や宝石であればジャックポットでコインに替え資金や復活の費用に充てることも出きるな)
(あれ?本当に有用だな、ナザリックで最も欲している人材だ・・・)
(しかし彼を説得するにしても応じてくれるだろうか?)
考えを巡らす
「魔・・・陛・・・、魔導王陛下どうされましたか?」
彼から声をかけられ我に返る
「あぁすまない少し考えをごとをな、ありがとうとても参考になったありがとう」
頭を下げようとすると彼がギョッとした表情を浮かべた。
「いえ!頭をあげて下さい、一緒に戦うのですから何が出来るのか、情報を共有するのは必要なことです!」
慌てたように彼は言う
「そうか?ありがとう、それではお礼に私が何の魔法が得意なのか、何が出来るのか、君には伝える必要があるな」
アインズは彼に、教えても問題ない範囲で自分の出きることを教える少し不義理ではあるだろうと思ったが誰しも隠し事はするだろうし、
まだ目の前の男も隠した力があるに違いないと警戒、疑念、そして言い訳だと思いながら・・・
衛宮君の投影リスト
投影出きるもの~
・黒い洋弓
・是・射殺す百頭
・偽・螺旋剣(カラドボルグⅡ)
・破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
・干将・莫耶
・赤原猟犬(フルンディング)
・絶世の名剣(デュランダル)
・転輪する勝利の剣(ガラティーン)
・永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)
・熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
オリジナル
・夜凪(弓)
・氷刀・白雪
・永久に煜く深海の剣(アトランティス)
憑依時
・童子切安綱
・雷切
・大典太光世
・蜻蛉切
・切込和正
・鉄鎚