「前回までの粗筋!今回はこの僕!青ピがお送りするで〜!
雛の家に急遽居候することとなった上やんはそこでもお決まりのラッキースケベをやらかしてしまったんや。相変わらずの不幸体質でほんと退屈させへんな…………。その後、この世界の崩壊を避けるべくその秘密を握るとされている金髪のおば…………ゲフンゲフン……!お姉さん。「八雲紫」の元へ向かう事にした上やん。勿論1発でたどり着けるはずもなく道に迷いまくってたんやね…………そんな中上やんを助けたのが銀髪の美少女!藤原妹紅ちゃんや!そんで今現在、その妹紅ちゃんと一緒にお姉さんの元へと向かってるんやって!…………とまぁ、こんなとこでええやろ?ほなまた〜!」
~~~~~☆閑話休題☆~~~~~
「それで、カミジョーはなんであんなとこに座り込んでたんだ?」
あの後、半ば強引に立たされた俺は本来の目的地であるあの金髪の人の所へと向かっていた。
「いや、そのまぁ………………色々すったもんだがありまして…………」
「まぁ、大方道に迷いまくって落ち込んでたんだろ?え?違うか?」
「大正解でごぜぇます……」
なぜか思考を読まれている…………なんでだ…………!?
因みに、妹紅さんとかいうこの人はこの「迷いの竹林」における警備員みたいな感じらしい。毎日歩き回っては迷っている人がいたらこの竹林の外まで道案内する…………かれこれ1000年程それを続けてきたらしい。
バシッ!
「いっでぇ!」
俺が物思いに耽っていると、いきなり後ろから後頭部を叩かれる。なぜこの世界の人はこんなにも暴力的なのだらうか…………いずれ上条さん死んでしまいますのことよ……?
「何ぼーっとしてんだよこのすったかたん。あと、今までのおまえの長口上……丸聞こえだかんな?」
「えぇ…………(´・д・`)」
「つかンな事はどーだっていいんだよアホ。着いたぞ。」
「へ?」
俺は言われるがままに目線を上げてみる。そしてそこにあったのは…………
〜巨大な洋風建築…………匠によって再現されたこの建築は大きな門を前にして中庭…………そして端の方にはビニールハウスらしきものが見受けられ…………〜
「何処のビフォーアフターだよバカタレ。」
「いっだっ!」
そして背後からまたも後頭部を叩かれる…………そのうち後頭部がすっ飛んで消えるんじゃなかろーか…………
「取り敢えず……役目は果たしたからな?そんじゃ私はここでトンズラするぜ。GOOD LUCK。幸運を祈ってる。」
そう言うやいなや空を華麗に駆けていく妹紅さん…………
「へ!?あっ!ちょ!」
呼び止めようとしたものの既にその姿は空の彼方へと消え去っていた…………ほんと最後まで謎だらけの人だ…………
まぁ……その事はいいや。それより今は…………!
「お邪魔しま〜す………………か?」
そう言って俺は門の前へと歩み寄る。
生憎様門番の方は夢の中へ行っていらっしゃるようで…………っ!?
ヒュンッ
「のあっ!?」
門の中へと足を踏み入れた瞬間頬の横をナイフが掠め去って行った…………なんつーセキュリティなんだここは…………
「あら、不法侵入は感心しないわね…………」
「誰だ…………!?」
俺は咄嗟に後ろへ下がろうとする……しかし、それより先に相手の行動の方が早かった。
「体が…………動かねぇ…………っ!」
まるで…………自分だけ時間の中に閉じ込められたかのように…………体が少しも動かなくなっていた……
「ふふ…………完全で瀟洒なメイドとは私の事…………そう、私は時間を操れるの…………さぁ……お嬢様に楯突く者には……終わらぬ恐怖の中、死んでもらいましょうか?」
そういうと目の前のメイド服を身にまとった銀髪の女性は懐から徐にナイフを取り出す…………流石にこれは不味い…………いくら上条さんでも時間を操作されては何もできやしない…………それなのに……口を突いて出た言葉は……
「ナイフだって?フォークはどうした。ディナーの時間にはまだ早いぜ?」
(馬鹿野郎!何言ってんだ俺は!相手を挑発してどうする!)
「ふふっ…………威勢のいい子は嫌いじゃないわ。10秒時間をあげる。その間にこの世に別れを告げる事ね……!」
そう言って彼女はナイフを投げる。そして俺から2mほど離れた所でそのナイフを止めるとそのままその場でカウントダウンを始める…………
『10…………』
(くっ…………!考えろ…………考えるんだ……!今この場で出来る最善の策を…………!)
『9………』
(今この場で出来ること…………目の前にあるナイフの数はざっと20本弱…………
『8………』
(けど……到達より早く右手を翳すのはほぼ不可能だ…………)
『7…………』
(どうする…………どうすればいい……!考えろ上条当麻!)
『…………3』
(一か八か………………賭けに出るか…………?)
『…………2』
(それしか方法はねぇ…………!ナイフが俺に届くより早く、あの女性に触れる!)
『…………1』
(やれる……!やるしかねぇ……!これしか方法は無いはずだ……!)
『0…………時間切れ、ご愁傷さまね。』
カウントダウンが終わるとほぼ同時に、俺は前へと走り出す。さっきの頬を掠めたナイフを見てわかった。彼女は1度能力を使うと30秒のクールダウンが必要らしい。所謂、連続使用はできないって訳だ。つー事は……!
「能力が解除されると同時に走れば、能力を弾き飛ばせる!」
あと少しで…………!あと少しで彼女に触れることが出来る……!そう思った矢先……!
「がァっ!」
「ふふっ、対策してないとでも思ったのかしら?自分の能力だもの、それくらいは把握済みよ?」
俺の腕を無数のナイフが切り裂いていく……そして…………右腕が……《飛んだ》…………
「ふふっ……今度こそ、《ご愁傷さま》」
「へっ、アンタまさか……この程度で俺の
俺が右腕に力を込めるとその断面から無数の竜が飛び出す…………
「行っけぇぇぇぇぇ!!!!!
俺の右手から飛んだ竜は目の前の彼女の能力を全て剥ぎ取って行く…………
「嘘…………!ただの人間に…………!」
彼女が最後に残した言葉はその一言だった…………
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続く………………のか?
はーいどうも!朱色のフリーターでごぜぇますぅ〜
更新遅れて す ま ん か っ た
とまぁこれからは月2の頻度で更新出来たらと思うので…………やらしくお願いします
それじゃ次の話で…………
またな!