続・最強の魔法使い(自称)が暴れるそうです。   作:マスターチュロス

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コメントとか評価を貰うとテンションが上がって投稿頻度が上がります(多分)。

この続編を始めたのも前作に送られたコメントのおかげなので、よろしくお願いします。

あと前回でプロローグは終わりと言ったが、アレは嘘だ。ウワァァァァァァァァァ!!





プロローグ③

 

「響香さん、顔を上げてください」

 

 そっと手を差し伸べる緑谷に、耳郎響香含め全員が視線を緑谷に移す。

 

「響香さんの言う通り、今この世界はおかしなことになっている。平気で人が死ぬし、僕だって今凄く悲しいし、悔しいし、いろんな感情でごちゃごちゃしてる」

 

「けど、今は前を向くしかない。助けられなかった仲間の分、僕たちが他の苦しんでいる人達を助けてあげなければいけない。だって僕たちは、もう守られる側の存在じゃない。先陣切ってヴィランから人々を守る、正義のヒーローなんだからッ!!」

 

「緑谷……!」

 

 精一杯の笑顔とともに、緑谷は手を差し伸べる。その手に触れた途端、耳郎響香は感じ取る。

 

 緑谷の手は臆病にも震えていた。震えていながらも手を差し伸べた。誰かを救うため、理不尽な悪意に振り回され苦しんでいる人々を救うため、本来の臆病な性格を抑え、他人のために一歩前に踏み出せる、それが緑谷出久の力。

 そしてその力は次々と人々に伝播する。

 

「おう、その通りだぜ緑谷!!」

 

「あんな化け物共に負けてたまるか!!」

 

「絶対に皆で生き残りましょう!」

 

「……さっきまでウダウダ言っていたヤツが何カッコつけてんだ、クソデク」

 

「いや、かっちゃんは冷静すぎだと思う。あまりに心が無さすぎる」

 

「何だとコラァ!!!」

 

 次々と立ち向かう意志を取り戻していくクラスメイト達。

 

「ありがとう緑谷、元気出た」

 

「それは良かったです、本当に」

 

 感謝を伝えた耳郎響香に、照れる緑谷出久。二人の関係性が少し縮まったのであった。

 

 と、いい感じになってはいるものの、現状の凄惨さは微塵も変わらないので、とりあえず耳郎響香と障子目蔵は個性を用いて校舎全体の状況を調査した。

 

「……化け物が1階に10体、2階に13体、3階に9体、4階に…………28体!?」

 

「1階にはセメントス先生、ミッドナイト先生、プレゼントマイク先生、2階にはスナイプ先生と3年の先輩方、3階は2年の先輩方だけ、4階は……B組とC組の生徒が襲われてる」

 

 次々と判明する深刻な状況、どうやら先生方は化け物に足止めをくらい、生徒救出に乗り出せていない。

 そして4階はどういうわけか、化け物が非常に多く存在している。あの針の化け物も4階にいる上、この上なく危険だ。

 

「助けに行こう!!」

 

 そう言い切ったのはやはり緑谷であった。だが反対するものは誰もおらず、むしろほぼ全員が乗り気であった。

 

「助けるのもそうだが、まずは先生達を呼ぶのが先だ。4階は特に化け物が多い、戦力がかなり必要だ」

 

 冷静に思考し、飯田天哉は現在の状況を加味して判断する。

 3体の化け物を吹き飛ばしたとはいえ、相手との力の差は未知数、その上数も多い以上慎重にならなければならない。万全を期してから本格的に動き出すべきである。

 

「……なら救援要請チームとB組C組救助チームの二手に別れよう」

 

 轟焦凍の提案にほぼ全員が賛成する。やはりヒーローを目指す仲間である以上、見捨てるわけにはいかない。

 

「分け方はどうするの?」

 

「俺と半分野郎とクソデクで化け物共を叩きのめす。残りのヤツらは先公呼んでこい」

 

「戦力偏り過ぎじゃねーか!!」

 

 爆豪の無茶苦茶なメンバー構成に瀬呂範太が発狂した。

 

「馬鹿が、救出チームの目的はB組C組共のお守りじゃねぇ。先公が来るまで化け物共と殴り合い続けることだ」

 

 爆豪は瀬呂に圧をかけながら、話を続ける。

 

「対して救援要請チームに求められるのは最小限の戦闘で迅速に先公と合流することだ。つまりバカ強ェ力はいらねェ。索敵と足止め、そしてある程度戦えるヤツがいれば十分事足りる。理解出来たか?」

 

 ギリギリと全員を睨みつける爆豪に対し、当の本人達の反応は驚きのあまりか次々と拍手喝采をする。

 

「意外と考えてんだなぁ……普通に驚いた」

 

「普段の態度からは到底信じられませんわ」

 

「よっ、インテリヤクザ!」

 

「殺すぞ」

 

 大方爆豪の意見に賛成する中、八百万百がさらに付け加える。

 

「強力な御三方が時間稼ぎする作戦には賛成です。ですが、救援要請チームの人数が多すぎますわ」

 

 八百万百の意見に、飯田がさらに付け加える。

 

「それなら、1階の先生方に救援を要請するチームと、2階の先輩方に救援を要請するチームに分けた方がより効率性が上がるはずだ」

 

「HAHA! それな!」

 

 飯田の意見に、まるで自分も同じことを思っていたとでも言いたそうな表情でグッドサインを送る上鳴。

 

 何はともあれ、これで作戦の方針が完全に決まった。後は実行に移すのみ。

 

「デクくん……」

 

「何だい、麗日さん?」

 

「絶対、絶対に死んじゃダメだよ? デクくん、いつも無茶ばっかりするから……」

 

「……大丈夫、絶対に生きて帰る。だから先生や先輩方を、よろしく頼むよ」

 

 緑谷のニッコリとした笑顔を見て、麗日お茶子もニッコリと笑い返す。

 そして制服の内ポケットに手を突っ込み、"ある物"を緑谷に手渡した。

 

「……これは?」

 

「ミサンガ。小さい頃に両親から貰った大切なお守り」

 

「帰ってきたらちゃんと、私に返してね」

 

「それまではこのお守りが、デクくんをちゃんと護ってくれるから!」

 

 麗日の想いが込められたミサンガを受け取り、緑谷は完全に覚悟を決める。

 

「麗日さん……! ありがとう……!」

 

 緑谷は受け取ったミサンガを大切に、内ポケットに仕舞った。

 

「……行こうかっちゃん、轟くん!!」

 

「…………あぁ」

 

「さッさとバケモン共を殺して帰るぞ」

 

「俺たちの方も頑張るぞ!」

 

「「「オォ──ッ!!」」」

 

 ついに動き出した1年A組、決死の作戦。

 

 化け物に襲われているB組C組の人達を救い出し、この学校の平和を取り戻すのだ。

 

 次回、雄英高校脱出編、デュエルスタンバイ! 

 

 

 

「あ、その前に1つ言い損ねた事があったんだけど……」

 

「「「え?」」」

 

「実は今日、変なメールが送られて……」

 

 その後、緑谷は全員から(特に爆豪から)怒られた。

 

 

 ■

 

 

 

【アメリカ・ワシントンD.C.・ホワイトハウス】

 

 

 ニューヨーク襲撃の知らせを受けた大統領は直ちに襲撃者の制圧命令を国防長官に伝達、そして国防長官から各統合軍司令官へと伝達され、部隊の編成が行われていた。軍隊に限らず、FBIもこの異常事態の調査及びテロリストの捕縛に乗り出している。

 情報によるとこの襲撃はニューヨークに限らず、カリフォルニア州やワシントン州、テキサス州にフロリダ州、コロラド州、アイオワ州、ミシガン州、マサチューセッツ州など、あらゆる場所で同時多発的に襲撃が行われている。

 

「何としてでも事態を収拾し、国民の安全を保証しなければならない」

 

 駐留国からの増援要請が相次いでいるが、今は要請を了承する余裕はない。自国で発生したテロを鎮圧するだけで手一杯なのだ。

 大統領は電話を取りながら、受け取った資料もとい情報を元に次々と命令を出していく。大統領としての責務を果たすべく、全ての国民の力になるべく、ありとあらゆる手段を用いて解決に乗り出していった。

 

「よう、大統領? 元気? マリッサお姉さんも、元気元気!」

 

 突然、執務室に響く声。明らかに関係者ではない。

 言葉からして日本人のようだが、そもそもここに侵入したということは、ここを警備しているはずの専用の特殊部隊が動いているはずだが。

 

「お前は誰だ、外の連中はどうした?」

 

「残念ながら特殊部隊の冒険書1、冒険書2、冒険書3は消えますた。文字通り、跡形もなくな」

 

「…………日本語は分からん」

 

「あぁ、日本語じゃ分からないかぁ。仕方ないなぁ……」

 

All your speciel farce are ded (お前の特別な茶番は全員ded)!」

 

「……?」

 

 伝わらなかった。

 

(めんどくさぇから直接おん前の脳内に話すかけてやろ)

 

(コイツ、脳内に直接ッ?!)

 

 突然、脳内に響き渡る言葉に大統領は驚く。これが侵入者の個性なのだろうか。この程度なら特殊部隊が易々と排除出来るが、恐らくコイツはその程度の者とは思えない。

 危険だ。

 

(自己紹介タイム、私の名はMARISA・KIRISAME、ニックネームはマリッサまたは異形魔理沙。好きな言葉は唯我独尊)

 

(お前はいったい何者だ)

 

(どーせ死ぬ連中だが教えとやろう。おまいらの"敵"だ)

 

敵、そう名乗る異形魔理沙という存在に対し、大統領はより警戒する。

 

(外の連中はどうした?)

 

(全員仲良く肉団子にしてやったぐァ?)

 

ケタケタと笑う魔女に、大統領はフッと笑みをこぼす。

 

(…………なるほど、お前が異常に強いことは理解した。だが、お前のような愚者ほど葬りやすい敵はいない)

 

 そう言うと大統領は専用のスマートフォンを取り出した。

 

「特殊部隊-G・Ω-に告ぐ、速やかにこの侵入者を排除せよ」

 

「「「了解、速やかに排除します」」」

 

 合図と共に執務室のあらゆる隠し扉から武装した特殊部隊が14名、そして入口方面から対ヴィラン特殊部隊の3人が現れた。

 

「大統領、今すぐこの下から逃げてください。ここを降りて真っ直ぐ進めば、中心街に出れます」

 

「すまない、健闘を祈る」

 

 大統領は部下の指示に従い、業務用の机の下に隠された扉から速やかに脱出。残されたのは特殊部隊14名と対ヴィラン特殊部隊3名、そして異形魔理沙のみ。

 

「いやぁ戦闘は他の人に任せて自分だけ退散とはあっぱれあっぱれ。うんうんっ! 賢いが無駄な行為だ褒めて遣わす」

 

「黙れ。貴様には射殺命令が下されている。大人しく両手を後ろに回して膝をつけ。抵抗すれば即座に(ry」

 

「うん、遅い」

 

 特殊部隊のリーダーと思わしき人物の眼前に、異形魔理沙が一瞬で距離を詰めると、リーダーの左腕に手をかける。

 そして文字通り、リーダーの左腕を豪快に引きちぎった。

 

「ぐぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「特殊部隊-G・Ω-副隊長の名の元に、戦闘員は対ヴィラン用個性破壊因子内蔵弾の使用および個性発動の許可を命ずる。対ヴィラン用個性破壊因子内蔵弾、装填用意」

 

「対ヴィラン用個性破壊因子内蔵弾、発射!!」

 

 13名の特殊部隊から放たれた銃弾が一斉に襲いかかり、発砲音と弾丸発射時の閃光で視界が濁る中、暗視スコープを装着した対ヴィラン特殊部隊が個性を発動。全身から小型ミサイル、徹甲榴弾、口径14.5mmの重機関銃、レーザー銃、散弾銃、アサルトライフル、手榴弾、多段式ロケットランチャーが展開され、一斉掃射。さらに別の男が『個性:無敵』を発動し、36秒の間無敵になる個性を利用し弾丸の雨の中に突入、対象を確実に殺害する。

 

 はずであった。

 

 爆煙の中から伸びる魔女の腕、『個性:無敵』をものともせずに男の首根っこを捕え、徐々に空中へと持ち上げる。

 

「バ、バカな……ッ?! 何故、効いていないッ!」

 

「お前らとは仕組みが違うからな、文字通り」

 

 徐々に右手の握力を増加させ、男の苦しみ悶える姿を見てニンマリと笑う異形魔理沙。

 何を考えているのか、彼女は人差し指と親指だけを真っ直ぐ伸ばし、人差し指の先端を男のこめかみに強く当てる。

 それはまるで拳銃を突き立てているかのような動作であった。

 

「ばんっ!」

 

 それは口で発せられた発砲音。これがただの子どものお遊びと同じような、ただの真似事なら良かった。

 しかし現実では男のこめかみが銃弾のようなもので撃ち抜かれ、着弾先の壁には弾丸が撃ち込まれたかのような亀裂だけが生まれ、弾丸そのものは存在しない。

 男は力なく倒れ、脳漿を垂らし血液を漏らし、そして静かに肉塊へと成り果てる。

 

「ばんっ! ばんっ! だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!」

 

 次々と発射される見えない弾丸、防弾チョッキを着ているにもかかわらず貫通する正体不明の攻撃に、為す術なく倒れていく特殊部隊-G・Ω-のメンバー。生き残ったのは副隊長と対ヴィラン特殊部隊の最後のメンバー「ジーニアス・オリビア」の2名のみ。

 

「どぅした? まだ準備運動にすら程遠いが?」

 

 コキッコキッと、指の骨と首の骨を鳴らす異形魔理沙に副隊長もオリビアも完全に心が折れてしまった。

 布陣は完璧だった、個性破壊因子内蔵弾も撃ち込み、無力化したところを一斉掃射で倒せるはずだった。

 その上、無敵の個性を持つ「ジョン・ジョバーナ」の力が発動しているにもかかわらず、あの存在はいとも簡単にあの男を、(オリビア)の彼氏を、呆気なく殺してしまった。

 

「時を止めるまでもないな、お前ら」

 

 コツコツと、徐々に近づいていく悪魔の足音。きっと殺されるに違いない、そう思い神に祈るジーニアス・オリビア。ミッションは失敗、ホワイトハウスは占拠され、為す術なく朽ちていく。これほど屈辱的なものは無い。殺すなら優しく殺してほしいと、そう願うオリビアであった。

 だが、オリビアの前に立ったのは異形魔理沙ではなく、副隊長であった。

 

「頼む、君の言うことならなんでも聞く。だからこの子を殺さないでやってくれ」

 

「副隊長?!」

 

 突然の身代わり宣言に動揺を隠せないオリビア。守る理由が見当たらず、ただ彼の背中を見つめることしか出来ない。

 

(ほぉ? なんでも? 今なんでもつった?)

 

 そして、"何でも"の言葉に反応し、嬉々とした表情を浮かべる異形魔理沙。

 

「あぁそうだ、何でもだ!」

 

副隊長の清々しい返事を聞きいれ、魔理沙のテンションは限界を突破した。

 

(んんんん! 何でも! 何でもねぇ! じゃあいつもの恒例のヤツ、殺ろっか!!)

 

 恒例のヤツ、に首を傾げる二人。だがそれを気にすることなく、異形魔理沙の話は続く。

 

(俺の願いはただ一つ、今から俺が出す二つの選択肢のうち、どちらかを選べ)

 

そうして異形魔理沙は人差し指を一本、突き立てる。

 

(ひとぉつ!! お前2人とその親戚家族を殺さない代わりにアメリカの国民全員を殺す!!!)

 

さらに中指を一本、突き立てる。

 

(ふたぁつ!! アメリカの国民を殺さない代わりにお前ら二人及び親戚家族諸共まとめて殺す!!)

 

(御託はいらねぇ、どちらか選べ)

 

 ニコニコと笑う異形魔理沙、その笑顔、言動、全てが悪魔じみていて、彼女の前で立ち上がることすら出来ない。

 アメリカ国民の命、自分や家族・親戚の命、どちらも大切で切り捨てることなど出来ない。

 しかしどちらかを切り捨てなければ、恐らくどちらも失うことになる。

 ならどちらを選ぶか、その答えは既に決まっている。

 

「「ひ、1つ目ッ!!」」

 

(つまり、国民を守る特殊部隊であろうおふてりさんが国民を見捨てるということでOK?)

 

 コクコクと、頷く二人。彼らの回答を聞き入れ、異形魔理沙はニヤリと笑う。

 

(フフッ、分かった。あぁ分かったそうしよっか!!)

 

 そう言い残し、スタスタと立ち去っていく異形魔理沙。もうあの理不尽の脅威に晒されない、それだけでどれほど安心であるか、経験したものにしか分からない。

 

「助かった……!」

 

 そう思い、抱き合う二人。もう国も世界もどうでもいい、自分たちさえ平穏に暮らせれば他人なんぞどうでもいい。それが二人の共通の考えであった。

 

「そう……ククッ! 皆殺し、()()()ねぇ……」

 

「我ながら面白いジョークだと思うよ?」

 

「「えっ?」」

 

 立ち去ったはずの魔女がいつの間にか二人の正面に存在し、拳銃のような形に模した両手をそれぞれ、額の中心に指先が触れるほどの至近距離で構えていた。

 

「ばんばんっ!」

 

 弾け、飛び散り、頬に滴る返り血を指で拭い、汚れた指先を妖艶に、下品に、一片も余すことなく舐めとると、異形魔理沙は嬉しそうに笑う。

 

「身を定して仲間を助ける哀れな子羊を見るのも面白が、希望から絶望へ堕とされた時の愚者の反応も、なかなかソソるねっ!」

 

 その後、物言わぬ肉塊へと化した愚者二人を見つめた後、魔理沙はそそくさと肉焼きセットを用意する。先程殺した愚者の肉塊に先端のとがった木の棒を尻穴から突き刺し、内蔵をグリグリと破壊しながら口まで貫通させる。その後、鉄板に火をかけ、じっくりと黄金色になるまで焼き上げる。

 

「あむ……」

 

 豪快に肉を引きちぎり喰らう魔理沙、味わうついでに女が持っていた個性の力も手に入れたが、今はどうでもいい。ここ最近食欲が急に湧いてきたので、丁度食べれる食材が向こうからやってきて(都合が)よかった。

 

「あー、やっぱエゴイストは焼くに限るな……」スンスン

 

「ヴォエ!! くっっっっさ!!!!」

 

 立ち込める悪臭に耐えきれず、異形魔理沙はホワイトハウスの外に出た。

 母上との約束を果たすため、そしてこの世界を破壊し、死に際の友人二人と約束したアメリカ国民全員皆殺しにするために、異形魔理沙はワシントンDCの中心街へ目指した。

 

 

 異形魔理沙の世界旅行 〜アメリカ編〜 [続]

 

 

 





長くなって申し訳ない。

次からは救出チーム編、救援要請チーム編、異形魔理沙編、???編、その他○○編と別々にやっていく予定(変更の可能性も有り)です。

残り78億6518万3293人


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