吸血鬼の始祖がヒーロー社会で自分勝手に生きる話 作:鈴木颯手
雄英高校の一年生は夏休みから行事がある。林間合宿だ。どうやら元々は2年前期に行われる仮免試験を前倒しにして始めるようだ。とは言えこれは雄英高校側が内々で行っている事だ。それをヴィラン連合や俺たちが知っているのは情報が洩れているからかそれとも内通者がいるのか……。流石に俺は分からない。もしかしたらオール・フォー・ワンはそう言った事を調べる事の出来る個性を持っているのかもしれないがな。
そんな訳でヴィラン連合と俺達は林間合宿に来ている雄英高校の生徒A組とB組の生徒を襲撃する事になった。雄英高校は予定を変更して四人組で活動するヒーロー、ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツが所有する森にいるようだが、こちらからは筒抜けと言う訳だ。……それにしても
「マンダレイとピクシーボブ……。欲しいな」
「はぁ? だったらてめぇで回収しろ」
俺の
因みに、俺と死柄木はタブレット越しではなく直接会っている。ここもヴィラン連合のバーだ。荼毘がメンバーとなってから凡そ一月。その期間の間に直接対話を行った。まぁ、轟家の襲撃がバレて殺されかけたりもしたがな。今じゃ知人程度には仲良くなれたと思う。
「黒霧。次だ」
「いえ、あの……」
「どうした? まだまだあるだろ?」
「既に在庫の半分は飲んでいますが……」
「お前飲みすぎだよ。何時間飲み続けるつもりだ」
「大丈夫さ。オール・フォー・ワンが何とかしてくれるさ……多分」
「おめぇ小声で”多分”って言ってるじゃねぇか。酒飲みたいだけなら帰れ。ここはバーじゃねぇ」
「いやいや。どう見たってバーだろ。酒が並び、
そう言いながら黒霧が差しだしてきたカクテルを飲む。アルコール中毒の危険性もない為味わいつつ一気飲みをする。フルーティーな味わいとアルコール特有の刺激が走るが胃に近づくごとにそれらは消えていく。何なら喉に入った時点で消えているかもな。食欲も睡眠欲も俺にとっては日々の生活を潤す娯楽でしかない。
「そう言えばてめぇはここで遊んでいていいのか? お前も襲撃に加わるんだろう?」
「ああ、大丈夫さ。自分で行けるからな」
黒霧にあった時点で【ワープゲート】のコピーは完了しているし幾人かの眷属に与えてある。これで俺たちは真の意味で世界中のどこにでも行けるようになったわけだ。
「だったらさっさと行けよ。そろそろ襲撃が始まるぞ」
「お? そうなのか? ならそろそろお暇するか」
俺は咳から立ち上がり【ワープゲート】を発動する。右手を中心に黒い靄が生まれ俺の目の前にゲートが出現した。それを見て死柄木が呆れたように声をかけてくる。
「お前が手に入れた個性、チート過ぎるだろう。複製も譲渡も可能とか、先生みたいだ」
「そのせいでオール・フォー・ワンからはぐちぐち嫌味を言われたがな」
オール・フォー・ワンが俺が手に入れた【コピー&ペースト】を知った時は「流石は吸血鬼の始祖だ。僕の想像の斜め上を行く。それでいて僕と似たような個性を手に入れておきながら黙っているのは信頼関係に水を差しかねない行為だ。今後はこう言う事はきちんと言って欲しいよ」と言ってから数時間に渡る嫌味を言われた。通信を切ると数秒後に勝手に通信が入り嫌味が再開されまた切るとまた接続、切る、接続を繰り返して途中で俺が諦めた。
日本を支配した裏の大物とは思えないぐちぐちとした嫌味だったな……。二度と思い出したくない物だ。
「さて、では行くか」
俺は一歩、黒い靄へと足を踏み出した。
雄英高校は林間合宿を”絶対に安全”と自負していた。それだけを言うだけの準備を行いルートを偽装し当日になっても分からないように工夫を行った。更にオールマイトが狙われている以上彼は林間合宿には同行しなかったことから安全は確保できていると
そう、思っていたのである。事態が急変したのは三日目の夜、AB対抗の肝試しを行っている最中だった。最初の異変は焦げ臭いにおいでありそれは火事だと気づくには時間はかからなかった。そして、肝試しの順番を待っていた緑谷出久、飯田天哉、峰田実、口田甲司、尾白猿夫たちとラグドールを除くワイルド・ワイルド・ピクシーキャッツはその様子を少し離れた個所から見ていたがピクシーボブの体が発行し何かに引き寄せられるように彼らの下を離れた。そして
「あぐっ!?」
後頭部を強打しその場に倒れ込む。そんなピクシーボブの上に跨るように立つ男と両脇を固める爬虫類の如き皮膚をした男とサングラスをかけた大男が堅めそれらの後方から大量の少女が現れた。
ゴシックロリータに身を包んだ大量の少女。それはこの場にいる者達、特に緑谷出久と飯田天哉は身をもって知っていた。二月以上前に保須市で起きた事件。そこに関与していた吸血鬼たちだ。
「やぁ、初めましてヒーロー及びその卵たち。俺は……、いや先にこちらが先か。スピナー、言え」
「はぁ!? 普通そっちが先だろうに……!」
スピナーと呼ばれた爬虫類系の男は中央に立つ男より前に出ると腕を広げた。
「ご機嫌宜しゅう雄英高校! 我らヴィラン連合”開闢行動隊”!」
「ヴィラン連合!? 何でここに……!」
スピナーの紹介に尾白が驚いたような声を上げる。彼の言葉はこの場の誰もが思った事を代弁しておりワイルド・ワイルド・プッシーキャッツのマンダレイと虎は慢心する事無く
「流石はプロヒーロー。俺を中心に警戒するか」
「その中で一番貴方が危険だと思ったからよ」
「そりゃそうか。改めて自己紹介を。我は……、おっと。すまないな、俺に名はない……。が、”始祖”と呼ばれている。全吸血鬼の主だ」
「っ!? そんな大物が出てくるんて……」
マンダレイはそう吐き捨てるように言うが正直に言えばこのままでは危険だと感じていた。生徒たちは逃がすとして二人だけで全員を抑えるのは不可能だった。ただでさえ吸血鬼の主を名乗っている男に個性が分からないヴィラン連合の二人。そして、プロヒーローですら苦戦する吸血鬼が見ただけで数十人はいた。とてもではないが質でも、量でも勝てる見込みは薄かった。
しかし、ここで始祖は驚きの行動に出た。
「さて、スピナーとマグネには悪いがここで待機してくれ。マンダレイと虎は俺が相手をする」
「……へぇ? 全員で襲い掛からないのね」
「勿論さ。ヴィラン連合は別の目的があるようだが俺が欲しいのはこのピクシーボブとマンダレイ、君だよ」
そう言って始祖はマンダレイを指さすが名指しで呼ばれた本人は背筋をはいずる気色の悪さを感じていた。始祖の顔は整っており女性なら誰もが見惚れるだろう容姿をしているが口角は上がり、瞳はマンダレイの全身を舐めるように見ている。
「そんな危ない視線を向けるなんてイケメンが台無しよ」
「ああ、問題ないさ。俺は別に人間に好かれようとは思っていないので、ね!」
「っ!!??」
言葉を区切ると同時に踏み込みマンダレイの懐に入る。エンデヴァーとの戦いで見せた始祖の高速移動は初見という事もありあっさりと懐への侵入を許した。そしてそのまま右の手のひらを腹に当てる。瞬間、マンダレイは目を見開きビクリと体を震わせるとそのまま崩れ落ちた。倒れるマンダレイを始祖は両手で抱きしめるように受け取める。
「マンダレイ!? 貴様何を……!?」
「ああ、お前はいらないんだ」
虎が最後まで言う前に今度は背後に回り込むと再び手のひらを今度は背中に当てる。すると、マンダレイの時とは違い虎は口から大量の血液を出すとその場に崩れ落ちた。
たった一撃ずつでプロヒーローがやられた事に緑谷達は驚愕する。そして、仲間であるスピナーとマグネと呼ばれた大男は感心したような声を上げる。
「へぇ、やるじゃない」
「まったくだ。ここまで手際が良いとはな」
「まぁ、初見だったという事もあるのだろう。さて……」
始祖は何かを確認するように右手を握ったり閉じたりをすると未だ固まる緑谷達を見る。しかし、先程とは違い穏やかな表情をしていた。
「緑谷出久。君の事は雄英体育祭で見ていたよ。そしてジャンヌ・ダルクからは超パワーを使いこなしていたという報告も聞いている」
「っ!?」
「死柄木と同じように君の活躍が気になってしょうがない。だから!」
始祖は再び手をかざす。しかし、出てきたのは黒い靄であり素早く緑谷達の下に付くと飲み込んでいく。
「これは! ワープの!?」
「君たちはここでは殺さない。だが今回はサービスだ。次に出会った時は、殺すからな」
始祖がそう言うと同時に転移は終わり靄は消えた。とは言え今度はヴィラン連合の目的からすれば目をつぶれない行いだった。
「ちょっと! なんで生徒たちを逃がすのよ!」
「ん? ……ああ、そうだったな。悪い悪い。お目当ての奴を手に入れたから、賢者タイムになっていた」
「え!? あの短時間でか!?」
「流石に”物”は出してないさ。それよりも、マンダレイを潰したことで雄英側は全体での共有は不可能になった。異変は感じても何が起きているのか? 俺たちの目的は何なのか? 雄英でそれをはっきりと分かる者はごく少数だろう」
「だけど……もう!」
マグネは諦めたのかそう言うとその場に座り込んだ。そんな彼に給仕役の眷属がお茶の入ったペットボトルを差し出してくる。それを「あら、ありがと」と受け取って飲むマグネ。それを見た始祖は【ワープゲート】を発動。中に入っていく。
「ん? どこか行くのか?」
「ああ。拳藤一佳が気になってな」
「お前が一番熱を上げている少女か。全く。こちらは予定が大分狂っているというのに……」
「まぁ、その分の埋め合わせは行うつもりでいるよ」
それだけ言うと始祖はワープゲートをくぐりその場を後にした。残されたスピナーとマグネは肩をすくめて始祖の行動に呆れているが直ぐに自分たちをジッと眺めている数十人の少女の視線に気づき急速に居心地が悪くなっていくのだった。始祖の命令に”のみ”忠実に全うする少女たちは仲間と言えるが命令権を持っていない二人の話を聞く訳がなく給仕役の眷属が世話をしてくれる以外二人を凝視する事となった。
ワープゲートをくぐり拳藤一佳の下に来たはずだったが丁度そこは霧の真っ只中だった。視界には……カラシ?と……切島だっけ?なんか違うがB組の切島だ。後は拳藤一佳がいた。
「!? 誰だ!」
「うん? なんかめんどくさい時に来てしまったな」
「それはこちらの台詞ですよ。貴方は別の所の担当だったのでは?」
「そっちは終わったからな。もう一つの目的を実行しにな」
「っ!!」
俺はカラシにそう言うと拳藤一佳の方を見る。彼女も俺の目的を悟ったのか身を固くしている。そして切島君、気づいていないと思っているのかもしれないがバレバレだからな?
「ほい!」
「ぐあぁぁ!?」
「鉄徹!?」
俺は切島君を回し蹴りで蹴り飛ばす。体は固くなっていたがそのうえで叩き潰し遠くの方へ吹き飛ばす。それを見た拳藤一佳が腕を大きくしてこちらに殴りかかって来る。ふむ、俺としては防御はできるが下手に触ると傷をつけてしまうな。……よし。
「カラシ君。出番だ!」
「は? がっ!?」
「な!?」
俺は隣にいたカラシ君の首根っこを掴むとそのまま拳と俺の間に持ってくる。カラシ君は拳の一撃を諸に受けてマスクが粉砕しそのまま気絶した。気絶した事で霧というかガスが晴れていくが別に構わない。俺はカラシ君をその辺に放り投げると拳藤一佳と相対する。
「さて、ガスも晴れお互いの顔をよく見えるようになったな」
「お前、仲間を……!」
「んー、確かに仲間と言えるが別に俺はヴィラン連合に所属している訳ではない。こいつが加入したのも遅かったしな」
ステインの思想に当てられた者が多い中、こいつは雄英憎しの思いで入ってきた。恐らく雄英の試験に落ちたのだろうな。自分の能力が低かったくせに落ちたら逆恨みとかみみっちい奴だな。
「まさか、保須市を襲った……」
「お? 知っているのか? なら改めて自己紹介を。俺は始祖。吸血鬼を束ねる主だ。そして、拳藤一佳。俺はお前を気に入ったのでね。眷属にして持ち帰るつもりだ」
「なっ!?」
「大丈夫だ。眷属になるのは簡単だ。俺が望んだ状態で血を飲み込むだけだ。後は痛みが走るが肉体を吸血鬼に変化させ記憶を弄りつつ俺に従順な存在へと生まれ変わる。だからいくら抵抗しても最後には俺の
「ヒっ!?」
拳藤一佳は自分の運命を悟ったのか小さい悲鳴を上げてその場に倒れ込む。顔は青ざめ恐怖で歪み、涙を目じりに貯めている。うん、やはり彼女を眷属にすれば楽しい日々になるぞ。それは間違いない!
では、さっそk
「ふざけてんじゃねぇぞぉぉっ!!!!」
「ぐっ!?」
俺は突然右頬に走る激痛と右からの衝撃で吹き飛ぶ。一瞬見えた視界には先ほど吹き飛ばした切島君、いや鉄徹がいた。……どうやら、戦闘不能にさせるには威力が弱かったようだ。そのまま二人は森の中に消えていく。正直、受けたダメージはそこまでデカくはない。既に回復してあるし俺の脚力があれば一歩で追いつく。だが、今回は俺への戒めにするつもりだ。
倒したと思い込み、手に入れたと思って周囲への確認を怠ったうえで奇襲を受けて逃げられた。今回の事を忘れないために彼らは追わないでおこう。拳藤一佳。君を俺の下に連れてくるのは諦めないがまだ今度だな。それまでに、精々俺と相対できる程度には強く成ってくれよ?
「あれ? もう戻ってきたのか?」
「ああ、今回は逃がす事にしたんだ。それと、カラシ君はやられてしまった」
「カラシ……? それってマスタードの事じゃないか?」
「ああ、そうだよ。マスタードだ。どうも男の顔と名前を覚えるのは苦手だ」
「あら? そう言う割には私達の事は覚えているじゃない」
「そりゃ、あれだよ……。なんでだろう?」
戻ってきた俺にマグネとスピナーが近づいてくる。先程よりもげっそりしているように見えるが……、ああそう言う事か。見た目は良いとは言えこれだけの少女に見られるのはキツイよな。
「ルイズ。給仕役、ご苦労だった」
「このくらい、なんともありません……」
相変わらずルイズは俺に対して恐怖を覚えているのか。修道院に入っていたこいつを攫ってくる際に大分痛めつけたからな。眷属になった今でもそれがトラウマになっているのだろう。五百年近くたった今でもそうなっているとかよほどのトラウマだがな。
『開闢行動隊と始祖殿に告ぐ! 目標回収達成だ!』
「お? どうやらあのマジシャンが役目を果たした様だな。俺達も帰るか」
「その様だな。【ワープゲート】を頼む」
「任せろ」
俺はワープゲートを開き二人を中に入れる。その後開きなおしてマンダレイとピクシーボブを担いだ眷属たちを通らせる。……それにしても、流石にこの人数はいらなかったな。開闢行動隊全10名のうち、果たしてどれだけ生き残るのか。これらを達成した彼らは確実にヴィラン連合の力となってくれるだろう。そうなれば、死柄木も頂点に立つ自覚が出来より良い成長を見せてもらえるだろうな。
全員を通し、俺が最後にくぐるときに誰に言う訳でもなく俺は呟く。
「雄英高校、お前らがどんなに頑張ろうとも俺たちはその上を行く。自覚せよ、自らの無能さを。理解せよ、何をしても勝てない事を。そして諦めよ、それが生き残り、次の時代を見れる唯一の道だ」
ヴィラン連合”開闢行動隊”による林間合宿中の襲撃は僅か一時間にも満たない時間で終了した。ヴィラン連合は襲撃した者のうち三名を捕縛されたが雄英は40人の生徒のうち15名がマスタードのガスを吸い、意識不明の重体。重軽傷者11名。無傷で済んだのは、13名だった。そして、ヴィラン連合によって誘拐されたのが1名、爆豪勝己。更にプロヒーロー6名のうち1名が死亡、2名が攫われ、1名が多量の血痕を残して行方不明となった。事実上ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツは壊滅した事となる。
この結果を受け雄英高校は非難の的となり学校は一時閉鎖となったが夏休み中という事が幸いしたが雄英高校の信頼を大きく損なう結果となった。
一方で、今だ情報がない吸血鬼の実態。始祖を名乗る男を絶対君主とする形態となっている事など、眷属になる過程などの事が分かったがそれらの情報に見合う損害とは言えない上に”上”からの圧力で情報は一部の人間以外に出回る事は無かった。
しかし、ヒーロー側とてただ指を咥えてみているだけではなく勝利を掴み浮かれているヴィラン連合の首を獲ろうと密かに動き始めているのだった。
ヒーローとヴィランが、再び相対する日は近い。
USJの時に比べてあっさりと終わりました。トガヒミコとかいろいろ書ける部分はあったと思うけど書けなかった……。トガちゃんが眷属になった後の話は次回以降にでも
始祖が使った個性
【ワープゲート】
ヴィラン連合の黒霧の個性。初対面時にコピーして自分にペーストした。言わずと知れた転移系の個性でワープゲートは物理的な攻撃が効かない。更に【ワープゲート】の個性は他の眷属にも付与されており始祖がいないときにも使えるような状況を作っている。
【浸食】
手のひらを相手の体に張り付ける事で発動できる個性。効果は様々あり麻痺をさせたり気絶させたり、体内を破壊する事も出来る。死柄木の【崩壊】とは違い強弱を選べる。
裏路地で個性を持て余していた奴から奪った個性。偶々血を吸収した際に得られた個性で【コピー&ペースト】は用いていない。
因みにヴィラン連合の個性は荼毘とマスキュラーの個性をコピーしている。トガヒミコの個性は吸血鬼にとって必要ない(自由に顔や姿を変えられるから)しマスタード、ムーンフィッシュは微妙だったから。スピナーもトカゲっぽい事が出来るだけだから必要なく他は量産するのはちょっとかわいそうな便利な個性で確実に必要な個性ではなかったからコピーはしていない。
今後の展開に関して(なお、劇場版は”二人の英雄”のみ視聴済み)
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一気に林間合宿に
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二人の英雄の話を挟む
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なんか小話挟んで