【完結】何でここに居るんだ ここはアーネンエルベじゃないぞ 作:ブラッドゼーレ
書くの大変でした一人、妥協の末、博士です、ユルシテ…
第16話!どうぞ!!
あの地獄のような日からの朝、寝不足と疲労で参っていた
今日は早めに店を閉めようとそう考えていた
元気で気分よさそうな鼻歌をイラっとしながら聞いて、準備をしていた
お昼前、そろそろラッシュだ
ここを乗り越えれば少し客足もゆるくなる
チリンチリン
「いらっしゃい」
「ふ~ん、ここが志貴チャンのよく来てるお店か~ふふ、当主チャンより先にきちゃたーーーこれはもうマウントを取っちゃうしかないわよね!キャーーーもうアタシの体の隅々を当主チャンに狙われちゃう!!」
現在、疲労で頭の回転が限界に近いのにこの聞き覚えのある声でキャパがオーバーしてしまっった
強制的に数秒の間、脳がシャットダウンしたその間0.05秒、再起動し現実を見る
茶色の足まで伸ばした髪、もの凄く痴女のような恰好した女性が入ってきた
「お、お客様、お静かにお願いします」
「あら?あらら?あなたホントに喫茶店の人?なんでそんなに軽い打撲あとだらけなの?え~~なになに、喧嘩でもしたの?」
確かに昨日の訓練でひたすら殴り掛かり受け流されたり投げられたりして打ったがなんで分かるんだ
そんな少し驚いたような目で見ている
「私、志貴チャンのお知り合いなの、あ!アタシの魅惑的なお尻の話じゃないはよ、アハハハ、見に来たかっただけだから帰るわね!バイナラー!!」
嵐のような女性だった、思考が追い付かないからもう仕事に集中することにした
夕方、早いが片づけを始めていた客には申し訳ないが掛札をひっくり返す
お昼のラッシュを片付けるよりお昼前に来たあの女性が今日の鬼門だった
エボルトの方を見ると空を見て二ヤついていた
「なにニヤニヤしてるんだよ」
「ん?~~~、なんでもないぞ~~」
「まったく、こっちの気も知らないで」
「昨日は悪かったって、俺も大人げなかった。だから今日は休みにしただろぉ?」
そう、昨日のフラストレーションを消すために、訓練がなく早めに寝る事が出来る事に少し気持ちが緩んでいた
寝るって事は大切な事だ、脳を休ませ疲れを取るだけではなくこの世界では一番安心して気を抜ける時間(地下だからである)仕事上、朝早いがこの睡眠をどれくらい取れるかが重要、この頃パトロールや訓練、ヴローヴとの戦闘でかなり寝れてなかったので、少し気分がよかった
「さあ!飯食って!風呂入って!寝るぞ!!」
ウキウキしながら地下に潜っていった
それを見送るエボルト
顔をニヤニヤと何かを見ている
廃工場の一室
男女と椅子に縛られているモノ
そんな場面を、窓から小さなヘビが見ている
「さぁて、面白くなってきた」
後を追うように地下に行くのであった
その夜とても気持ちよく寝ていた。何者にも邪魔をされずにぐっすりと寝ていた…のだが突如破壊音が響いてくる
「!?」
突然の事で飛び起きた、まだ完全に目は覚めていないが何か近くで戦闘でもしているのだろう
現在彼は途轍もなく不機嫌だった、睡眠を妨害されて寝不足気味と寝起きにより彼は現在正気では・・・ない
「・・ぞ」
「うん?」
ずしずしと寄ってくる
蓋を開け、エボルトを鷲掴み
「行くぞ!!」
「ハァ!?待てばい」
「待ってられるわけないだろ!寝れるわけないだろ!!」
いつもの主人公からは想像できない程の気迫と般若のような顔になっていた
エボルドライバーを腰に巻き、エボルトは同化する
『コブラ! ライダーシステム! エボリューション!』
『Are you ready?』
「変身ッ!!」
『コブラ! コブラ! エボルコブラ!』
『フッハッハッハッハッハッハ!』
そのまま瞬間移動で現場に移動する
公園では、シエルとアルクェイドが殺し合いをしていた
黒鍵を投げ距離を取りつつ対応していた
アルクェイドはそんな事関係ないよと言わんばかりに距離を詰めつつ叩き落していく
お互いの距離が近くなり、アルクェイドの爪が当たる距離になった瞬間
その間に突如、何かが現れ、二人の額に手をやり、デコピンを放つ
バコン!!
柱と花壇に飛ばされる、二人
「「い~~たぁ~~~い~~!!」」
額を押さえジタバタするアルクェイド。額を押させ座り込んでプルプル震えるシエル
そんなシエルを見て可愛いと思っている志貴
そんな中スーと立つエボル
「うるせぇ!近所迷惑だ!!人のいない所でやれ!!」
「…ごもっともです」
萎縮しつつ答える志貴
まだ動けない二人
「一体何時だと思ってやがる!まったくよ!!」
もの凄く怒ってるのが伝わってくる
言いたい事いたので戻ろうとして後ろを振り向き帰ろうとしている
「もうー!邪魔しないで!!」
起き上がり即座に爪を構え襲い掛かってくる
その手を掴み回る
「「へ?」」
「ちょ!」
「いぃかぁぁげぇぇにぃぃぃ」
速度が速くなり姿が見えなくなり始める
「せぇぇぇぇいぃぃ」
「ちょっとおぉぉぉぉぉ」
夜空に投げられ、星になる
「静かにしろよ!!」
「「アッハイ」」
その場から消えるエボルト
置いてかれた二人は動きが止まった
風の音だけが流れる
カニファン?なんでこうなったし
エボルトの様子があやしいぞ
それでは次回をお楽しみ
志貴くん、お誕生日おめでとう!!