【完結】何でここに居るんだ ここはアーネンエルベじゃないぞ 作:ブラッドゼーレ
どうぞ、第23話をお楽しみください
「騒がしいな」
パチンッ
指を鳴らすと、アルクェイドが生み出した植物達から精気を感じられなくなった
生命活動の強制停止
エボルトの持つ特殊能力の一つ
志貴・シエル・アルクェイドを対象から外して、能力を行使した
あれ程在った生命反応が一瞬にしてレーダーから消えた
「これで静かになったな」
「!?」
驚くアルクェイド
即座に衝撃波を放つが、目の前から消失した
シエルの目には何も見えなかったがアルクェイドには
見えない空間がありそこに吸われるように消えた
ヴォイドチェストアーマー・・・虚無空間に攻撃が吸われた
「分かったか?こ・む・す・め」
「ッ!!」
飛び出し接近戦に持ち込むアルクェイド
シエルを殴っていた圧縮した魔力の塊の時より、さらにバックアップ(地球)から汲み取りさらに上乗せして殴る
殺さない制約により、近距離以外はアーマーで防げるが接近戦を仕掛けられた瞬間解除して本体で防御する
両手をクロスし受けるが少し下がる程度ですむ
防がれた事と触れた事に驚愕するアルクェイド
その顔に拳が刺さる
「呆けるとは・・・余裕だな!!」
「ぐっ!」
一撃を受けビルにクレーターを作る
ビルに手をかざすとアルクェイドの周りが爆発する
爆炎を払い姿を現す、その目は金色になっていた
「本気にでもなったかぁ?」
「・・・・」
アルクェイドはビルを蹴りビルから飛び出す
蹴れる勢いで崩れるビル
そのままの勢いでエボルト突っ込むが、近づいたら突如体が重くなり減速する
EVOベクターローブにより重力操作がなされて、アルクェイドだけに木星クラスの重力が掛けられた
それに合わせ拳を加速させ殴り飛ばす
ビルを何棟か突き抜け吹き飛ばされ
先にブラックホールを発生させ回り込み、蹴りで地面に叩きつける
先ほどより大きなクレータを作る
エボルトの方に手をかざしツタを発生させ縛るが、強制停止させられ、引きちぎられる
睨みあう二体、拳と拳がぶつかり合う
シエルは見ている・・・だが。それは諦めて見ているだけではない
待機させているある魔術を当てるタイミングを見ていた
アルクェイドに当てるのはそこまでではないがエボルトにも当てることを考えていた
自分一人でも倒せるか判らない、化け物と互角かそれ以上の戦いを繰り広げられていた
今はチャンスを待つのであった
重力操作をし空中で戦う二人
エボルトはアルクェイドを無力化させるために
EVOアナイアレイショルダー内でアルクェイドだけに効くマヒ毒を生成していた
ショルダーは攻撃の最適化と気体や液体の組成の操作そして特定の生物に対する有害物質の生成ができ
それの生成の時間を稼いだ
アルクェイドはうまくいかずにイライラしていた
シエルを殺して、その後志貴を殺すだけだったのに
いま、自分の存在を脅かす者と戦っている
攻撃が通ってはいるが、ダメージがないのが分かる
まるで先ほどの自分とシエルのようだった
手を・・・遊ばれている感じがした
まだ何か手を隠しているのは分かる
その時エボルトの肩からガスが出て、それを吸ってしまう
「なに、毒?そんなもの効か・・ッ!?」
「そうだな、地球上の物は効かないだろうなぁ」
体の痺れるのような感覚に襲われ、力が入らず、落下するアルクェイド
少し距離を取り、降りるエボルト
落下先では腕を付き起き上がろうとしているが毒により身動きが出来なくなったアルクェイドが倒れていた
「あぐっ!う.あ..ぁぁ....」
「さぁてぇ、これでチェックメイトだな」
急ぎ回復をしようとするアルクェイドだが中和できずにいた
このままじゃ、志貴を殺せない!
殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!殺せない!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!コロセナイ!
ゆっくりと近づいてくるエボルトが見える
そのとき
光のギロチンが彼女の
エボルトも少し余裕がなかった
本来、ブラックホールフォームに必要なハザードレベル6の体ではなかった
本人の体はハザードレベル5、まだ時間を掛けていく予定を押しての変身
肉体はノルンから対価でもらった魔術回路を使い強化魔術により肉体をそのレベルにまで引き上げていた
まだ、全開戦闘をしていないため余力はあるが下手をすると肉体が持たないので無理が出来ない状態
だからこそのマヒ毒による無力化を取った
「こりゃ、筋肉痛での買い物だな」
(嘘だろ!。ハァ~~仕方がない、こうしないと明日すら迎えられそうにないもんな)
アルクェイドをどこかに運ぼうと考え近寄り始めようとした時
「」
「あぁ?」
シエルの声が聞こえ振り向く
手を上げ振り下ろすシエル
上から高熱源が迫ってくるのを感じた
大魔術カルヴァリアの星
祖の一人の原理血戒を使用し作り上げたシエルの奥の手
その威力はあのエクスカリバー同等言われるほどの威力である
それがエボルトと
本来のアルクェイドなら耐えられるが、身動きが出来なく不安定の状態の彼女、さらに弱らせるために分解・再構築の力でもろに器へダメージを与えられていた。彼女では無理だった
アーマーを展開、虚無の許容を越え抜かれ、左手で押させ、右でレバーを回す
Ready ! Go!!
右手に力が集まり上えに向け打ち出す
ブラックホール!フィニッシュ!!Ciao~
打ち出されたエネルギーは空中でブラックホールを発生させ大魔術を飲み込む
エネルギーとして吸収する
「お前...」
「!?今のを防ぎますか...」
アルクェイドの方を見る
大穴ができていて彼女の姿は見えない
だが・・・
地下から大規模な魔力を感じ取った
シエルもエボルト達が戦闘してる間に回復をしつつ見ていたので余力ができていて、気づいた
結界のような何かが周りを飲み込んでいくその中心で、光が形を形成していく
それはヒトの形になっていく
大きく、大きく
巨大な光のアルクェイド出来上がる
(え・・・ウ〇トラ〇ン?)
「バカ言え、まあ、吸い応えありそうではあるな・・」
光体
急膨張離拡光体現象、真祖がその身にまだ魔力が残ってる状態で、器が破壊された場合に起きる現象
魔力により形成され、眼を通さずに魔眼を行使できる
即座に離脱を開始する一人と一体
だが、シエルは間に合わず魔眼に掛かり動けなくなる
手がシエルを掴み持ち上げる。大事な大事なオモチャを持つように
『ありがとね、シエル・・・おかげで動けるわ』
「くっ!あ、アル..ク...ェイド....」
『いま、機嫌が悪いの...少し遊びに付き合って』
そう言い彼女はシエルを指で潰した・・・
夜はまだ明けない・・・
今までの行いのせいで・・・
ラストスパート掛けていきますよ
ガイヤ「勝ったな!」