【完結】何でここに居るんだ ここはアーネンエルベじゃないぞ   作:ブラッドゼーレ

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??「そろそろ仕事も落ち着いてきたし、迎えに行きますか」


エピローグ 裏

3月になり卒業式の時期、この日シエルは卒業だ

ドル箱の襲来はカレールーと食材がほとんど消えたが去っていった

そんな事もあり有彦による打ち上げに巻き込まれた

店は閉めて貸し切り会場にされた

まあ、許可はしたが、準備が早すぎる、計画してたなアイツ...

外では桜が散り花弁が舞っていた

エボルトは椅子を持って公園で花見コーヒーをしている

店は閉めてるのに居る訳にもいかず花見をしている

参加者は主役のシエルに志貴・有彦・さつき・アルクェイド・ノルンと二人ほど関係ないが従業員で顔見知りになってるので参加している

司会進行を有彦がやり、乾杯の音頭も取り、みんな楽しんでいる

気づくとアルクェイドが居なくなっていた、部屋に何か取りにでも行ったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜が散る中、人目が付かない場所でコーヒーを楽しむエボルト

急に立ち上がる

 

「・・・来たか」

 

目の前に光が収束しヒトの形となっていく

身構える訳でもなくただただそれを見つめる

 

『やあやあ、おまた!まったせてごめんね!!忙しくって迎えに来るのおそくなったわHAHAHA』

 

「わざわざご苦労なこったな、神」

 

彼は夜空をこの世界に転生させた神だ

 

『いや~まさか、こちらのミスで同じ世界に二人も派遣していたとわね!しかもあっちはドライバーとかの周辺で君は怪人態(・・・)での転生だったのにね』

 

そう、このエボルトも転生者だったのだしかも先に転生をしている

 

『しかし、遺伝子が共鳴して融合するとは思ってもなかった~HAHAHA』

 

「あの制約のせいで力の綱引きに負けてほとんど持ってかれたがな...」

 

『ボクもあれはただの保険だったんだけどね~~、いや~~世の中わかんないね!!』

『力は戻せないけど!他の世界に転送準備は整えたから再スタートって事で!!』

 

「エボルトロールプレイもなかなかだったんだがな...残念だ、次は何処だ?」

 

『フッフ~~、それは付いてからのお楽しみ!!』

 

「そうか」

 

椅子に座り直し。コーヒーを入れ、飲む

 

『彼の事、ありがとうね、面倒見てくれて』

 

「乗り掛かった船だ、沈んだら困るしな」

 

『そっか・・・それじゃ!数分後に飛ばすから、それまで寛いでてね!!じゃあ!!』

 

そこに何もなかったかのように消える

コーヒーを飲み、この世界での事を思い耽る

最初は鋼の大地に備え、力を蓄えつつ旅をしていた

全部とはいかないが27祖を見たり、めぐった

フランスにてあの事件に遭遇する

ノエルの記憶の時あの赤いのは自分だと思い出した

彼は綱引きで負け、力の大半を持ってかれエボルトの性格が前に出てきて、その間の記憶も一時的に失う

じょじょに思い出していたが、ノエルの記録を見た時にすべてがもどった

 

「いろいろあったな...」

 

夜空の成長、それを見続け自分の事のように思い出す

色々無理させたなと

その分エボルトとして雑に扱われたのでチャラと思う事にした

体が少し点滅するそろそろ、時間のようだ

 

「あら、何処かに消えちゃうのかしら?」

 

「・・・これはこれは、どうしてここに?」

 

「監視対象が二人も居ると大変なのよね、今、片方は動けないしもう片方を見てないとね」

 

「そっか...」

 

アルクェイドが突然、現れた

まるで見送りに来たかのように

 

「あ~あ~、結局リベンジ出来ずに勝ち逃げされちゃった」

 

「フフ・・・悪いな、お預けだ。あんなこと続けたら星が持たないからな」

 

「なにか伝える事ある?」

 

「ねーよ、そんなもん」

 

立上り椅子に帽子とサングラスを椅子に置き、歩き出す

振り向かず手を振る

 

「チャオ~~」

 

石動総一だった体が一瞬青年に代わる

一陣の風吹き、花弁が舞い彼の姿が見えなくなり、消えていた

残るは湯気が立つコーヒーと椅子、そしてサングラスと帽子

帽子とサングラスを拾い、店にもっていくアルクェイド

コーヒーの中に一枚の桜の花びらが浮いているのであった

 

 

 

 

それから、アルクェイドが急に外から帰ってきて、俺にエボルトが身に付けてた、帽子とサングラスを渡し一言「チャオ~~」と言って話に戻っていった

今の一言で何となく察しがついた

どうやらエボルトは居なくなった様だ、何となくだが死んだとかそんなんじゃない気がする

あいつには振り回されたが、いろんな事があった、あいつが居なきゃ今もこうしているかもわからない

お酒を飲み、酔ってシエルに絡むノルン。有彦にヘッドロックを決められ抵抗する志貴とそれを止めるか悩むさつき。それを見て大笑いをしているアルクェイド

あいつが居なきゃ見れなかったかもしれない景色

 

「ありがとよ・・・・相棒....」

 

そんな一言を呟き帽子とサングラス身に着けて輪に混ざる

 

「マスター何で室内で帽子被ってんるんですか...」

 

「似合うかい?」

 

「なんか、そのサングラスのせいで、なんだか胡散臭いく見えるぜ...」

 

「そ、そんな事ないですよ!マスター!!」

 

「うえ~~~ん、シエルさん!おめでと~~、でもなんでか悔しいよ~~~」

 

「ちょ!ノルンさん!!は、放し..やっぱり!あなた、ノエルなんじゃ...マスターさん!!」

 

「アハハハハハ!!」

 

 

別れの季節・・・綺麗な桜は散り新たな出会いの季節へと進むのだった

ここは喫茶店nascitaいつもは静かな場所だが今日は騒がしかった

 

店の前で、一枚の集合写真が撮られた

 

 

 

 

【挿絵表示】

 




後書きにて挨拶をさせていただきます

ED「kid,I like quartet」
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