思えば仕事のストレス発散に書き始めた小説ですが、ここまで続けて来られたのは応援してくれる読者の皆様のお陰です。
そしてその記念すべき100話目が原作で不死者の王と成り果てていくアインズ様にも救済を、と願った話になるのは感慨深いです。
これからも「ありふれてないオーバーロードで世界征服」をよろしくお願いします。
「アインズ・ウール・ゴウン……魔導国……?」
「ああ、これよりフェアベルゲンはアインズ様の治める国として生まれ変わる」
もはやナグモの第二のホームと化したオルクス迷宮最下層の屋敷。ユエはナグモから聞かされた話に目を丸くした。
「ようやくアインズ様がトータス全てを支配する足掛かりが得られた、といったところだな」
「さすがはアインズ様だよね。帝国で奴隷にされていた人達も家族のところに帰って来れたし、アインズ様が王様になって皆嬉しそうだったよね」
いつものメイド服に着替えた香織が、ナグモに紅茶を淹れながら頷いた。
フェアベルゲンの長老会は満場一致でアインズが自分達の君主となる事に同意した。強大な力を持ち、亜人族全てを救ってくれた
一番大きかったのは、長老会の古参であるジンが同意した事だろう。自分の娘を救われた彼は一生を捧げてもアインズに恩を報いると誓い、同胞たる熊人族に飽き足らずフェアベルゲン全ての部族に魔導王を迎え入れるべきだと説得して回ったのだ。長年フェアベルゲンの屋台骨を支え続けてきたジンの説得に、余所者であるアインズを王にする事に懐疑的だった亜人族達すらも折れたのだ。
ジンの娘であるアルトも自分達より後にフェアベルゲンへ戻れた元・奴隷達に『魔導王は如何にして自分達に慈悲を与えてくれたか』を語り、彼等にもアインズへの畏敬と深い感謝の念を芽生えさせていた。
かくして、長老会に飽き足らず亜人族全ての部族からの賛同を得て、『亜人族の国フェアベルゲン』は正式に『アインズ・ウール・ゴウン魔導国』となったのであった。
「アインズ様は魔導国へエヒトルジュエに対抗する戦力を集めるおつもりの様だ。その為にも二人には冒険者モモン一行として各地を巡る中で、魔導国の宣伝も行って貰いたい」
「魔導国は良い国ですよ、って周りの人達に言えば良いのかな?」
「まあ、そうだな。今、地方での冒険者の需要が高まっている様だからな。高ランク冒険者チームとなったモモン一行の話に耳を傾けない者はいないだろう」
現在、ハイリヒ王国では聖戦遠征軍の発足が発令された事で様々な村や町から兵士として若い男達が徴兵されていた。それにより各都市にいた常備兵はおろか、村の自警団に至るまで若い男達がいなくなり、王国の警備が行き渡らない地方では連日の様に魔物の脅威に晒されている。しかも聖戦遠征軍の資金調達の為に重税をかけられて、生活に困窮した農民達が野盗となってどうにか食い扶持を確保しようとするなど、冒険者組合へ魔物退治や野盗討伐の依頼が殺到している状況となっているのだ。
「その為にも君達にはより一層の奮起を期待する。“人間達の英雄”モモンが薦める魔導国こそが、真の理想国家……そう思われる様に、戦闘技術の向上や手に入れた神代魔法の習熟に力を入れる様に」
「うん、分かったよ! アインズ様とナグモくんの為に、私頑張る!」
香織が力強く頷くのをナグモは満足そうに見ていた。彼は自分が至高の御方の大願に携われる事を誇りに思い、またその様な大仕事を恋人である香織と一緒に行える事を純粋に喜んでいた。
「………」
だが、その中でユエだけが難しい顔をして黙り込んでいた。
「ユエ、どうかしたの?」
「……一つ、聞きたいのだけど。それは本当に、アインズ様のご意志?」
「当然だろう。トータス全土の世界征服、それはアインズ様がこの地に降り立った時より計画されていた事だ」
何を馬鹿な事を、という口調でいうナグモに、ユエは「そう……」とだけ返した。
その顔は、どこか腑に落ちないままだった。
***
それから後日。
ユエは目の前に置かれた紙と向かい合っていた。自作のテスト用紙には、お世辞にも綺麗とは言い難い癖字がいくつも綴られていた。ユエは細かい見逃しが無い様に、真剣な表情でテスト用紙に書かれた文字や単語の綴りをチェックしていく。
「……どうだ?」
対面に座る人物から声が上がった。ナザリック地下大墳墓の支配者にして、アインズ・ウール・ゴウン魔導国の王となった
しかし、今の彼はその様な大仰な肩書きとは程遠く、ドギマギとした様子で赤ペンを持つユエを見ていた。
「……ん。いくつかスペルミスとかありますけど、合格点に達しています」
「そ、そうか……うむ」
はぁ〜っ、とアインズは安堵の溜息を漏らした。採点の終わったテスト用紙を返しながら、ユエは「お疲れ様です」とアインズを労った。
「これなら基本文字から応用文字の過程に移っても良さそうです」
「うっ……まだまだあるのか……。な、なあ、ユエ? 基本文字が書ければ、大体の文章は読めるんじゃないのか?」
「そう言われましても、基本文字はそれこそ子供でも読み書き出来て当然ですし……逆に冒険者モモンが『騎士の名家出身』というバックボーンがある事を考えると、応用文字が読み書きできないのは怪しまれるかと」
うぐぅ、とアインズは押し黙ってしまう。
トータスで流通している文字は五十近くある基本文字と、基本文字を縦横に組み合わせて作られる応用文字の二種類がある。基本文字はそれこそ庶民でも習うものだが、応用文字は貴族や神官などの教養のある者達が扱う文字とされているのだ。
(我ながら何でモモンを裕福な家出身なんて面倒な設定にしたのかな……でもそれが一番怪しまれないし……)
難易度Sランクのクエストも軽々とこなし、軍隊を派遣しなければ退治出来ない様な魔物の討伐も幾度もこなす冒険者モモンは、今や冒険者組合から「百年に一度の期待の星」として有名になっていた。金ランクへの昇格も近々行われるのではないか、と他の冒険者達も噂し合っている。
しかし、そうなると今度は別の問題が起きてしまったのだ。すなわち、彗星の如く現れた冒険者モモンとは何者か? という事だ。
庶民では買い揃えられない
結局、冒険者達の中で「モモンは騎士かそれに準ずる家系の出身であり、冒険者仲間のユエ達は実家からついて来た従者だろう」という予想が一人歩きしていた。
(いっそ他の冒険者達みたいにレザーアーマーとか普通の板金鎧とかにすれば良かったのかな? でも骨の全身を覆い隠せる装備なんて全身甲冑ぐらいしかないし……第一、エヒトルジュエやその手下が奇襲を行う可能性とか考えると、最低でも
ううむ、とアインズは考え込んでしまう。結果として「実力も立ち振る舞いも、全てにおいて完璧な漆黒の騎士」というイメージを守る為に、アインズは地球で見た事の無い記号の様なトータスの文字の勉強をユエの指導下で必死にやる羽目になったのだ。
「大丈夫です。これまでの学習の進み具合を見る限り、アインズ様の学習速度が低いわけではないです。私との勉強時間以外もキチンと自習されていたんですね。その成果がテストから伝わってきました」
「いや、まあ……お前と違って睡眠が必要な身体では無いから、夜の暇潰しにやってるだけというか……。人よりも活動時間が長くて、ようやく人並みに字が書ける様になっただけだろう?」
「それでもそれをずっと続けてきた事はすごいです。アインズ様はご自身が思っているよりも、勉学に向いていると思われます」
うっ、と慣れない賛辞にアインズは言葉を詰まらせてしまう。
トータスに転移する前———西暦2138年の地球において、
(勉強に向いてるなんて褒め過ぎだろう……絶対にそんな事ないのに。まあ、でも———)
きっとユエはお世辞を言っているだけだろう、とアインズは思った。NPC達から誤解や勘違いで賛辞され続けた身としては、ユエもまた自分を勘違いしてるんじゃないかと疑ってしまう。
ただ———返された答案用紙を見る。幾つかバツがあって完璧ではないが、赤丸が多くつけられた努力の成果。ナザリックの完璧な支配者が書いたものとは思えない答案ながら、
(ちょっとは、自分を褒めても良いよな……?)
***
「私のかつての仲間にやまいこという者がいてな。ユリ・アルファの創造主だが……ユリとは面識があったか?」
「はい。香織がメイドの研修を行う際に何度か」
「ユリの生真面目さはやまいこさんから来てるかもしれないな……ついでに脳筋な部分も」
「脳筋……ですか?」
「ああ、レイドボス……あー、突発的に現れる強力な魔物も、『とりあえず殴って反応を見てみよう』とよく言っていて……」
ユエによるトータス言語講座の後。アインズは今日も授業の対価として、
(懐かしいなあ……やまいこさんが
さすがに「オンラインゲームの内容です」なんて言えないので言葉選びに気をつけなくてはならないが、それでもユエに仲間達と過ごした日々を話すのは楽しかった。
弐式炎雷が霧の世界で未探索ダンジョンを見つけた時、あまりな方法にぷにっと萌えが絶句していた事があった。
炎の巨人と氷の魔竜をどちらを倒すかで、たっち・みーとウルベルトが言い争った事があった。
可愛らしい妖精の
蓋を開ければ、良い年齢の大人達がオンラインゲームで馬鹿をやっていただけ、という事実。
しかし、
「それでな、じゅーるさんがセレスティアル・ウラニウムを手に入れる為にギルドの皆にプレゼンをして、それが何故か死獣天朱雀さんによる『上手なディスカッション講座』になった事があって———」
「それはまた……お話を聞いていると、死獣天朱雀様はとても教養のある御方だったんですね」
「ああ、何せ彼は大学……あー、うむ。故郷では教育者をやっていた様でな」
創造主達を「至高の四十一人」と崇め奉るNPC達には、「ナザリックの創生神話」とも言えるアインズの話は是が非でも聞きたいだろう。しかし、彼等の前では完全無欠な支配者を演じているアインズにはNPC達とこんな砕けたやり取りは出来なかった。しかし、ユエには一度弱さを見せている事もあり、アインズは気楽な気持ちで仲間達の思い出話を語れた。自分達の
「………ぅそが」
「ア、アインズ様? どうかされましたか……?」
「……いや、すまない。なんでもない、なんでもないんだ」
楽しい瞬間が感情抑制で邪魔されたアインズは小さく罵る。この能力で恩恵を得る時があるのに、都合の悪い時だけ邪魔に思うのは身勝手だと分かっている。それでもかつての仲間達との思い出が邪魔された事にアインズは苛立ちを感じていた。しかし、それを周りの者にぶつけるなど論外だ。突然不機嫌になってしまったアインズの機嫌を伺うユエに、深呼吸をして怖がらせない様に声をかけた。
「……あの、アインズ様。一つ、お聞きしたい事があります」
「うん? どうした?」
理不尽な苛立ちを向けてしまったお詫びもあり、アインズは出来る限り聞きやすそうな態度を取る。
「……最近、ナグモから聞かされたアインズ・ウール・ゴウン魔導国。これは、本当にアインズ様がお望みになられた事ですか?」
瞬間。アインズは頭を殴られた様な衝撃が奔り———それすらも即座に沈静化された。
そんなアインズの内面を知らず、ユエは意を決した様に赤い瞳をまっすぐ向けた。
「今まで、アインズ様のお話を聞かせて頂いて、ずっと疑問に思っていました。アインズ様や至高の御方々は、未知の土地へ赴く事を楽しむ冒険者の様な方々だったんだと思います。ナグモが語る人智を超えた支配者達のイメージとアインズ様の語る御方々と、どうしても重ならなかったのです」
ユエという良き聞き手がいた事で、ついつい上機嫌に語ってしまっていたアインズ。骸骨顔だから表情こそ分からないが、その楽しげな様子にユエは自分の中のアインズ像が徐々に変わっていく事を感じ始めていた。
だからこそ、疑問に思ってしまった。未知の冒険を自由に楽しんでいた彼が、全世界の支配という自由とは程遠いやり方を是とするだろうか?
「私はアインズ様に命を救われた身です。その恩をお返しする為に、アインズ様がお望みであるなら世界征服のお手伝いをさせて頂く事も厭みません。だから———どうか、アインズ様自身の御意思をお聞かせ下さい。トータス全てを、アインズ様の支配下に治める事が本望であるのかを」
……ユエはナグモが非道な実験に手を染めている事に勘付いていた。デミウルゴスが王国で暗躍して加速度的に治安を悪化させている事にも薄々と気付いていた。それらの行いをユエを責めようとは思っていない。国家を運営する上で、綺麗事だけではやっていけない事はユエ自身もよく知っている。
だが……これが本当に、アインズの望んだ事なのだろうか? 仲間達と自由な冒険を楽しんでいた彼が、こんな真似を許容するのか? それがどうしても気になり、ユエは不敬を承知でアインズの意思を聞いていた。
カチ、カチ、と時計が鳴る音だけが部屋に響き渡る。しばらくして、ようやくアインズは口を開いた。
「………ああ、そうだ。魔導国の設立は、私自身が望んだ事だ」
「アインズ様……」
「エヒトルジュエ、並びに奴の傀儡である教会と王国……それらに対抗する為にも魔導国は必要なのだ」
実際のところ、アインズは世界征服など――ましてや国家を作りたいなどと、考えた事などない。それらはアインズが星空の上で言った何気ない呟きをデミウルゴスが曲解し、それこそがアインズの意思に違いないとNPC達が暴走したに過ぎない。全部あいつらが勝手にやった事です、とアインズは言う事もできた。
(……いや、確かに彼等が誤解した結果ではあるけど。それでNPC達が幸せに暮らせるなら、俺は……)
アインズ———いや、鈴木悟にとってユグドラシルというゲームの中で出会った仲間達こそ、人生の全てだった。光り輝く思い出だった。
サービス終了の日、全てが終わる筈だったのに
自我を持って動き出し、一挙手一投足にかつての仲間達の面影を残すNPC達。最初こそは自分を裏切るのではないか、と心配していたが、今はそんな心配など無用だと言い切れる。アインズをナザリックに残ってくれた最後の主人と慕い、絶対の忠義を尽くす彼等にアインズこそ感謝したいくらいだった。
(もしかしたら、動き出した
だが———アインズの中の冷静な部分が、それは無いと告げていた。仲間達がユグドラシルから引退した時、数名以外はアカウントも全て消去しているのだ。その数名も、アインズが転移した時間にログインはしていなかっただろう。まだトータス全土を見たわけではないが、それでも仲間たちが見つかる可能性は砂漠に落とした針を見つけるくらい低い確率の気がする。
フェアベルゲンを“アインズ・ウール・ゴウン魔導国”なんて名前にしたのも、もしかしたら仲間の誰かが気付いて出て来てくれるんじゃないか、という希望的観測に過ぎない。ユエに仲間達の思い出を聞いて貰った事で、アインズの中でかつての日々は、もう戻らない輝かしい思い出なのだとアインズの中で区切りが付いてきた――付いてきてくれた。
(でも、NPC達は別だ。あいつらは、過去の遺物なんかじゃない。今を生きているんだ)
苦悩の果てに、香織と結ばれる事が出来たナグモ。
政略結婚の意味合いが強いが、ティオと婚姻関係を結んだセバス。
他のNPC達だって、この世界で新たな関係を構築するかもしれない。新しい出会いが、待っているかもしれない。
だからこそ、アインズはエヒトルジュエを倒さねばならない。かつての仲間達が遺した子供達の未来を守る為に、他の全てを犠牲にしてでも。ナザリック地下大墳墓が外敵に負けない様に、組織の拡大化は全てにおいて最優先される。
「弱い者は強い者から奪われるのが世界の真理だ。それは私であっても例外ではない。だからこそ、力を求め続けなくてはならないのだ。大切な物を奪われたくないなら、な」
「アインズ様……」
ユエは目を伏せる。それは正論であり、世界の真理だった。そんな事はない、幸せは皆で分かち合えるなどと青臭い理論を吐く事はユエには出来ない。何故ならユエ自身も、祖国の為に先頭で戦った女王だっから。
「……不躾な事をお聞きしました。申し訳ありません」
「いや……構わないさ」
深々と頭を下げるユエに、アインズは気にするなと告げる。それをユエは少しだけ憂いを帯びた目で見る。恐らく、この世界で誰よりも圧倒的な力を持ちながら子供達の為に不自由を受け入れ、ナザリック地下大墳墓の支配者という玉座に縛られた王を。そんなアインズを見ながら、ユエは内心である確信を得た。
(……一つだけ、分かった事がある。アインズ様は……
確かに外見は悍ましいアンデッドだ。圧倒的な存在感を放ち、見に纏う衣装はどれほどの価値があるか計り知れない。だが、それでも、自らの大切な物の為に幸せを追い求めるのは誰もが持つ欲求だろう。
恐ろしいアンデッドの王にも、絶対的な支配者でもなく、ありふれた普通の人間の様にユエには見えていた。
「……そろそろ、私は戻ります。あまり時間を掛けていると、ナグモも怪しむと思うので」
「ああ、また文字の勉強を頼む」
ユエは一礼し、アインズに背をむけかけ———再び振り向いた。
「アインズ様……私は、あの暗い奈落から貴方に再び陽の当たる場所に出して貰えました。そして、行き場の無くなった私に新しい居場所を与えて下さいました。その事は、感謝してもし切れません」
「う、うむ? そうか?」
アインズは少しだけ戸惑う。あの日、ユエを助けたのはほんの気紛れだ。強いて言うならば、たっち・みーに受けた義理を果たす為に目の前の少女を助けただけのこと。
「……
「それは……」
「だから———もう一度、誓わせて下さい。私は、アインズ様が不要と言われるその日まで、この不老の命が尽きるまでお側にいます。……ナザリックの配下としてではなく、
数秒間、アインズは虚をつかれた様にユエを見つめた。ユエもまた、目を逸らす事なく真っ直ぐと見返す。
何かを返すべきだった。魔導国の王となるにあたって、尤もらしい言葉や支配者らしい演技をアインズは身に付けた筈だった。
だが———何故か、練習を重ねていた
「ああ、その……なんだ……」
代わりに出たのは、支配者らしさがカケラもない———飾り気のない、鈴木悟としての言葉。
「その……お前の気持ち、嬉しく思う……礼を言う」
「………はい」
それを笑わずに静かに受け止めるユエを見て、アインズは何故か安堵した気持ちになった。
>トータス文字
皆様にとって、初めての創作の異世界文字は何ですか? 自分はメルニクス語です。
イメージとしてはガッシュの魔界文字。基本文字が平仮名で、応用文字が漢字です。庶民同士では平仮名で書いても問題ないけど、知識層の人々が公文書などを全部平仮名で書いてると格好悪いみたいなものです。
>この作品でのアインズのスタンス
原作では誰とも分かち合えないで回想するだけのギルメンの思い出ですが、本作ではユエという話し相手がいた事である程度は整理が付いています。プロローグで「みんなリアルを優先しただけだ……誰も裏切ってなんかない」と自分に言い聞かせていたので、彼もギルメン達が去ったのは仕方ない事だ、と一応は納得していると思います。
だからこそギルメン探しは優先度が下がっているけど、ギルメンが遺した子供達(NPC)がいて、転移先のトータスではエヒトが世界を玩具にしているからNPC達の為に滅ぼさなくてはならない。その為に手段は選ばない、という感じです。
他にも色々と書きたかったけど、今日はここまで。
また次回をお楽しみに。