ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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 戦闘描写が上手な人が羨ましい。ほぼご都合主義な展開ですが、アインズVSアルヴヘイトの戦いをお楽しみ下さい。


第百十五話『魔王VS魔導王 ①』

『神たるアルヴヘイトが命じる! 平伏せよ!!』

「ぐぅ!? ……魂絶!」

 

 アルヴヘイトが“神言”で命じると、アインズが大きな声を上げながらよろめいたが、呪文らしき単語を唱えると持ち直した様にしっかりと立つ。

 

「無駄だ、先程とは違うぞ! 精神防御対策はしてきた!」

「神の言葉に抗うとは生意気な! だが、完全に防げては無いようだな、アンデッド! 目に見えて動きが悪くなってるぞ!」

「ちぃっ! 黒騎士、私の主人を守ってくれ! 私の主人は転移を防ぐ結界を張っているから動けん! 私が全力で魔王を討ってみせる!」

「そうそう。あの御……あの者の言う通りに、妾の事を全力で守りなんし! 妾は動けないでありんすからね!」

「……かしこまりました。どうか貴方様もお気をつけて」

 

 素顔が見えていれば、横目で調子に乗っているシャルティアを睨んでいるであろう苦々しい声を出しながらアルベドは前に出る。それを見ながらアルヴヘイトは嘲笑を浮かべた。

 

(馬鹿め! 自分の状況をわざわざ知らせるなど、所詮はアンデッドの浅知恵だ!)

 

 神である自分の転移を封印する程の神代魔法だ。その魔法の維持には術者は近くにいなくてはならず、その間に“解放者”達の魔力を束ねて作ったというアンデッドでどうにかこちらを倒すつもりだったのだろう。しかし、先程の人間達を跪かせた時とは違い、アルヴヘイトが本気で魔力を込めた“神言”にはどうにか抗うので精一杯の様だ。苦しげな声を上げているアインズを見て、先程から予想外の事態の連続で溜まっていた鬱憤が晴れるのを感じていた。

 

(とはいえ、やはり神域への“転移”は封じられたままか……まあ、いい。あの山羊の魔物が来るまでの時間で、こやつらを殺すには十分だろう)

 

 遠くに見える仔山羊達は脅威ではあるが、たった五匹しかいない。“真の神の使徒”達は混乱を起こして使い物にならなくなったとはいえ、まだ数万体はいる彼女達自身が“肉の壁”となっている事でアルヴヘイトの所まではまだ到達出来ていなかった。

 魔導国の軍もまた同様だ。これも魔人族達が“肉の壁”となり、アルヴヘイトの所に来るまでまだ猶予はあった。

 そう考えると、状況はまだアルヴヘイトにも分がある。今後、主であるエヒトルジュエの障害となりそうな“神代魔法の使い手の少女”の首を持ち帰れば、魔人族や“使徒”(役に立たないゴミ)達の犠牲ぐらい安い物だとアルヴヘイトは考えていた。

 しかも、その少女は転移魔法を封じる為に動けず、自分を倒す為に当ててきたアンデッドは“神言”の効き具合から明らかに自分より弱いだろう。唯一、少女の護衛役としている“黒騎士”と呼ばれた女の実力は分からないが、相手にしているアンデッドより強いという事は無い筈だ。自分を殺せる千載一遇のチャンスに戦力の出し惜しみなどするとは考えられないからだ。

 

(まずは“反逆者”共の力を束ねて作ったというアンデッドから殺してくれる! クズの寄せ集めで作った魔物など神たる私からすれば無惨に破壊される程度だったと知り、神に挑んだ愚かさを身に刻むが良い!)

 

 アルヴヘイトは無詠唱で魔法を放ちながら、嗜虐的な笑みでアインズを殺すべく動き出した。

 

 ***

 

「“天灼”!!」

「〈魔法三重化(トリプレットマジック)〉——“重力壁(グラヴィティ・ウォール)”!」

 

 アルヴヘイトの手から雷が迸る。その名の通り、天を灼く様な雷霆はアインズが発生させた重力の力場の壁に阻まれた。三重に張った重力の壁は二枚貫通され、三枚目は硝子が罅割れる音と共に辛くもアルヴヘイトの魔法を防いだ。

 

「小癪な! だが、“天灼”はまだまだ撃てるぞ! そらそらぁっ!」

「ぐぬぅっ……!」

 

 獲物を甚振る様に、アルヴヘイトは次々と雷霆を放つ。

 アインズはもう一度三重に発動させた“重力壁”を発動させながら、苦悶の声を上げる——振りをした。

 

(さて……まずは思惑通りにいったか)

 

 アルヴヘイトが撃ってくる魔法を重力魔法——トータスの魔法で防ぐ。アインズが魔法詠唱者(マジックキャスター)系の職業レベルが高いからか、ミレディの迷宮で習得した重力魔法は特に相性が良く、アインズは研究や実験の末に魔法三重化(トリプレットマジック)などのユグドラシルのスキルを組み合わせる事に成功していた。

 

『——アルベド、一対一と言ったがあれは嘘だ。もし私が不利になったら、協力して奴を殺すぞ。シャルティアにもこっそりと伝えておいてくれ。それと不可視化させたヴィクティムも近くにいるな? いざとなったらヴィクティムの足止めスキルも使うぞ』

 

 無詠唱化した〈伝言(メッセージ)〉でアインズは伝えた。

 命の奪い合いで正々堂々一対一で戦うなど愚の骨頂だ。本来なら背後にいるアルベド達と共に、三人掛かりで全力でアルヴヘイトを叩き潰した方が手っ取り早いだろう。

 

 しかし、それをしなかったのには理由がある。

 

 ユグドラシルにおいて、神と名の付くボスキャラはギルドが連合を組んで戦う程のレイドボスから、雑魚イベントのボス程度までピンキリだ。〈生命の精髄(ライフ・エッセンス)〉などの探知系魔法で見たアルヴヘイトの体力(HP)量や魔力(MP)量はレイドボスとは呼べない程度だが、アインズの様に〈虚偽情報(フォールスデータ)魔力(マナ)〉などでステータスを偽装している可能性がある。相手の態度から欺瞞の可能性は低そうだが、万が一アインズ達では削り切れない様な体力だったならば撤退を第一に考えるべきだろう。この場から全力で逃げる時の為に、ナザリックでも最強格である二人には力を温存して貰いたかった。

 

(それにアルヴヘイトが私の未知のスキルなり、魔法を使って来るとも限らん。以前、捕まえた魔人族(フリード)でユグドラシルの魔法やスキルでも神代魔法を防げると実験できたが、油断すべきじゃないな)

 

 だからこそ、まずはアルヴヘイトから出来る限りの情報を引き出す必要がある。情報が分からないアルヴヘイトに対して、こちらがギリギリで猛攻を凌いでいる様に演じて良い気分になってもらい、手の内を晒させる必要があるのだ。

 アインズが先程から“神言”の効果で動きが悪くなった様に見せているのも、アルヴヘイトにとっては既知であるトータスの魔法のみを使用しているのも、全ては油断を誘う為だ。

 

(無論、〈時間停止(タイムストップ)〉などの強力な魔法を使って初見殺しをするのも手だが……相手が時間停止対策をしていた場合、俺を未知の強敵と判断して逃げの一手を取られたら面倒だ)

 

 ここで逃さず、確実に殺す。

 

 アインズは改めて決心する。

 シャルティアを“解放者”と騙り、さらには転移魔法を防ぐ為に動けないと嘘をついた。シャルティアへの障害であるアインズが苦戦を演じる事で、アルヴヘイトは簡単に片付くものと判断して先程からアインズばかりを標的にしている。

 相手の行動を縛り、一目散に撤退するよりも障害の撃破が容易に見える様に、アインズは慎重にブラフを重ねたのだ。

 

(サ、サ……なんだったか。そうだ。サンキューコスト効果だ。これを上手く積み重ねられるかどうか……。見破られないと良いんだが……。相手の戦闘経験値が低い事を期待するしかないな)

 

 ***

 

(なんという事……)

 

 シャルティアの護衛の為に動けない振りをしながら、アルベドは自分達の主人の神算鬼謀に絶句していた。

 

『アルベド、どうしてアインズ様は私達に待機する様に命じられたでありんすか? あの程度の敵、ぬしと私がアインズ様にお力添えすればすぐに片付くでありんしょうに?』

『あら? 貴方、分からないというの? 演技とはいえ、アインズ様の主人なのに?』

 

 うぐっ、と念話を通じてシャルティアの気不味い沈黙が流れる。先程の意趣返しが出来て溜飲が下がったアルベドは優しく教える様に念話で話した。

 

『良いかしら? アインズ様の狙いは一つ……魔王を名乗る不届き者を逃さず、確実に始末する為に泥沼に引き摺り込む事よ』

 

 未知の敵と遭遇し、どうしても戦わざるを得ない状況の場合、どこで撤退の判断をすべきだろうか。

 様々な意見はあるだろうが、分かりやすいのは自分の体力が一定ラインを下回った時だろう。

 しかし、ここで体力が十分にあり、魔力だけしか減っていない時はどうだろうか?

 あともう少しで勝てそうで、時間制限もまだ致命的ではなかったら?

 それはギャンブルで必要以上に賭け金を上乗せ(ベット)してしまう様なものだ。頭では理解していても、ここで止めるのは勿体無いと冷静な判断が出来ない。経験者は過去の失敗で得た教訓や自分なりの線引きを決めて、どこで損切りを行うか判断するだろう。

 つまり、戦闘経験が少なく、対戦相手の情報収集を怠っている者は損切りの判断が上手く行えないのだ。

 

『アインズ様はそれを最初から見抜いていたのよ。魔王を名乗る不届き者が、戦闘に関して素人同然だという事に』

『ま、まさか………最初にわざわざ自分の様な種族を見た事はないか? と聞いていたのも、この為でありんすか!?』

 

 アルベドの指摘の通り、アルヴヘイトの戦い方は然程洗練されていなかった。

 無詠唱で放たれる魔法の威力こそ目を見張るものがあるものの、特に考えなしに威力の高い魔法を放っているだけだ。しかもアインズが“天灼”で苦悶の声を上げていたから有効だと判断したのか、先程から雷属性の魔法を連発している。手品のタネが分かっている立場からすれば、これ程滑稽な場面は無いだろう。そもそもアインズの様なスケルトン系のアンデッドには冷気や雷への完全耐性があるというのに。

 

 エヒトルジュエによって作られた魔人族の神・アルヴヘイト。

 彼はエヒトルジュエを除けば、この世界では最強のステータスを持って生まれた。

 しかし、だからこそアルヴヘイトは戦闘を経験した事など無かった。

 エヒトルジュエによって“解放者"の様な抵抗勢力は徹底的に潰され、その後の盤面を維持する為だけに生み出された彼の敵となる者などトータスにはおらず、エヒトルジュエ(自分の創造主)を除けばまさしく無敵であったが故に、生まれ持ったスペックだけで全てゴリ押せると疑う事すらしない。それがアルヴヘイトだったのだ。

 

(さすがはアインズ様……やはり貴方こそが、ナザリックの唯一の支配者……!)

 

 アルベドの身体がぶるりと震える。それは絶対の力を持ちながら格下相手でも決して慢心せず、何重もの罠を張って確実に殺しにかかるアインズに対する畏怖であり、そんな神算鬼謀の頭脳の持ち主に自分が支配されているという喜びからくるものだった。そして——。

 

『ああ、至高なる我が君! 演技の為と分かっていても、私を守る為に戦われるなんて……その御姿も、なんと勇ましい! やはり貴方こそが私の全てを捧げるに相応しい御方……!』

 

 シャルティアが念話で熱の籠った声を上げる。スポイトランスを握ってない手でしきりに下腹部を摩っているが、さすがに今の状況では()()している様だ。アルベドはそれを憐れみすら籠った優越感を感じながら見つめる。

 

(馬鹿ね、シャルティア。アインズ様は既にこの私に御寵愛を下さると約束されているのに)

 

 何故なら自分は他ならぬアインズ自身に『モモンガを愛している』と在り方(設定)を定められたのだ。だからこそ、アインズから最初に寵愛を賜るのは自分だとアルベドは疑っていなかった。

 

(まあ、いいわ。アインズ様の第二王妃としてなら、許しましょう。これより世界(トータス)を支配される偉大な御方が一人しか妃がいないというのは奇妙な話ですもの)

 

 アルベドはそこで思考を打ち切り、目の前のアインズの戦いに集中する。

 アインズが大々的にトータスの支配者として名乗り上げる為に、贄として捧げられる偽りの魔王の最期を。

 自らが既に断頭台に上っていると知らず、アインズの思惑通りに踊っている神の最期を見届ける為に。

 

 ***

 

「ええい、いい加減にしろ雑魚がッ!」

 

 もはや何発、何十発目の魔法なのか分からず、アルヴヘイトは苛立った声を上げた。アルヴヘイトの魔法は強力だ。魔人族はおろか、“使徒”すらも軽く超える威力の魔法を息切れする事なく次々と放っているのは、エヒトルジュエに造られたとはいえ神の一柱だけの事はあるだろう。

 しかし、今の状況にはアルヴヘイトも疲労感を覚えずにはいられなかった。

 先程から“天灼”に限らず、炎、氷、風と様々な最上級魔法でアインズを攻撃しているのだが、その全てが“重力壁”に阻まれていた。“重力壁”の一枚の強度は脆く、アルヴヘイトにとって簡単に壊せる程度だが、それを何枚も重ねる事でアインズは攻撃を受けない様に立ち回っていたのだ。

 初めは「雑魚なりに工夫したものだ」とアルヴヘイトは冷笑と共に感心したが、それを何度も続けられるともはや苛立ちしか湧かない。

 

「神の前で下らない小細工をするな! 堂々と戦う気は無いのか!」

「——戦いにおいて、策を練るのは当然じゃないか? 分かりきった事を聞かないでくれ」

「っ、アンデッドの分際で減らず口を……ッ!」

 

 淡々と返すアインズに対して、アルヴヘイトの額に青筋が浮かぶ。千日手の様な状況に苛立ちが顔に浮かんでいる自分に対して、アインズは攻撃の度にくもぐった声を上げるものの、それ以外は全く痛痒している様子は無いのだ。そもそも表情の無い骸骨の顔である為に、今の状況で本当にアインズを苦しめられているかどうかすら分からない。それがアルヴヘイトを尚の事苛立たせていた。

 

(くっ、これ以上グズグズしていては奴等の味方が“使徒(木偶)”や魔人族(駒達)を潰してこちらに来てしまう! まさか最初からそれが狙いだったのか?)

 

 未だに“使徒“達や魔人族の絶叫や悲鳴が聞こえるから()()()はまだ保っている様だが、それとて無限ではない。自分のプライドを優先するあまり、貴重な時間を浪費してしまった事にアルヴヘイトはようやく気付けていた。

 

(ならば、気に食わぬが……こんな取るに足らない下等生物共に策を弄するなど、本当に気に食わぬが。奴の主人を狙い撃ちして、隙を——)

 

「——そろそろか」

 

 不意に——アインズが小さく、しかしはっきりと呟く。アインズの背後にいるシャルティア達を狙って魔法を撃とうとしたアルヴヘイトは、肩透かしを食らった形となってアインズを睨んだ。

 

「ああ、お前の事は()()()()()()()()()。とりあえず、魔力は十分に減ったしな」

「……何?」

 

 アインズの言っている事が分からず、アルヴヘイトは怪訝な顔になった。確かに先程から魔法を連発してかなり魔力は減った。しかし、それが何だと言うのか? 神であるアルヴヘイトが内蔵している魔力量は魔人族はおろか“使徒”を束にしても尚大きく、そして未だに()()()()()()()()()()()()()()。何より擦り傷すら負っていないから体力は減ってすらいない。状況はアルヴヘイトが有利である事実しか示していない筈だ。

 

(私の魔力が多少減ったから何だと……いや、待て)

 

 ここでようやく、アルヴヘイトは奇妙な事に気付いた。

 相手のアンデッドは自分より弱い。それは魔力を見て、そう判断した。

 だが——そんな弱い魔力で、どうやって自分の魔力が目減りする程に“重力壁”を何枚も展開する事が出来たのだろうか?

 

「いや、まさか……ありえん! 下らない欺瞞だ、アンデッドッ!」

 

 瞬間、神である自分がまんまと謀られたという可能性が頭に過ぎり、それを否定する様にアルヴヘイトは両手に魔力を集中させる。今まで撃った中で、最も相手が苦悶の声を上げていた“天灼”を最大威力で放とうと、振り上げた両手に巨大な雷霆を集中させ——。

 

「——“圧縮”」

 

 クシャ、と何かが潰れる音がアルヴヘイトの頭上で響いた。それと同時に頭上でバチバチと放電していた雷霆の音も途切れた。

 何事か、とアルヴヘイトは思わず視線を上に向ける。そこに先程までアインズに目掛けて撃とうとした“天灼”の姿は無く——代わりに手首から先が消失した自分の両腕が見えた。

 

「……は? ぎぃああああああああっ!?」

()()()()()など、全くもって趣味じゃないんだが——」

 

 突然起きた不可思議な現象と、生まれて初めて感じる痛みにアルヴヘイトが絶叫を上げる中、アインズの静かな声が響く。

 アインズの片手は持ち上げられていて、不自然な位置で拳を固く閉じていた——まるでアルヴヘイトの“天灼”と両手を空間ごと握り潰した様に。

 

「恨むなら戦闘経験を積まないまま、PVPをやろうとした自分自身を恨め。今日は遠慮なく養分にさせて貰うぞ」




>アルヴヘイト戦

 オーバーロード原作でのエルフ王デケム戦とほぼ同じ流れです。今まで圧倒的なステータスでゴリ押ししても困る様な事態なんて無かっただろうし、そもそも人間達を洗脳して戦争し合っているのを高みの見物していただけだから戦闘経験など皆無だろうと考えました。相手の弱点属性とか考えずに強い魔法をぶっ放すだけの戦法に、慎重派のアインズ様もPVP初心者と気付いた様です。

>サンキューコスト効果

 正確にはサンクコスト効果。そもそも英語表記はsunk costだから、thankではない。原作にもあったけど、ここら辺はアインズがうろ覚えの知識だったからという事で。
 簡単に言うと掛かった費用や時間が大きいほど、損切りが容易に行えなくなる状態の事。だから自分がガチャで●万円爆死したのもサンクコスト効果のせいなのだよ……(白目)

>“重力壁”、“圧縮”

 アインズが習得した重力魔法や空間魔法から作り出したオリジナル魔法。原作でもユエが神代魔法を組み合わせてオリジナル呪文を作っていたし、魔法の研究に熱心なアインズなら自分が使いやすい様にオリジナル魔法くらい作るだろうなと考えました。
 “重力壁”はその名の通り、重力波でバリアーやシールドを作る魔法。無属性で空中でも展開できるから“骸骨壁(スケルトンウォール)”より使い勝手は良いとか。
 “圧縮”は重力魔法と空間魔法の組み合わせ。極小のブラックホールを発生させ、対象を超重力で圧縮する。やってる事はFateのパッションリップと同じ感じ。

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