ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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 今回、トータスの冒険者ギルドの設定についてはオーバーロードの冒険者設定や田吾作Bが現れたさんが考えてくれたアイディアを使いました。田吾作Bが現れたさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。


第百三十四話「冒険者ギルドの会議」

(ど……どうしてこうなった……?)

 

 アインズは鎧の中の身体をカチンコチンに固まらせながら椅子に座っていた。周りにはコの字形に置かれたテーブルがあり、何人もの人間が席についていた。その中で中央に座っているキャサリンがアインズに話し掛ける。

 

「まずは急な申し出に応じてくれた事にお礼を言うよ。冒険者モモン殿」

「いえ、構いません。こちらこそ、先程は保安署に話を通していただき、ありがとうございました」

 

 アインズはこればかりは本心で頭を下げた。

 あの後、キャサリンが保安署の署長に掛け合い、ナグモが貴族(プーム)に暴力を振るった事を『子供を助ける為の緊急措置』として不問にして貰ったのだ。保安署の署長はキャサリンと知り合いらしく、今回の職員達の体たらくをキャサリンが指摘すると真っ青な顔で何度も頭を下げていた。

 

(ていうか……現実で例えると警察署の署長がペコペコするって。何者なんだよ、このおばちゃん)

 

 そしてナグモの件の話を片付けた後、キャサリンはアインズに「自分がこれから出席する会合に参加して欲しい」と言ってきたのだ。さすがにここまでやって貰って知らん顔というわけにもいかないので、ミュウの面倒を見る為にナグモ達には別室で待機してもらい、現在に至るというわけだ。

 

「キャサリン先生。ひょっとして、その人が……?」

「ああ。皆、名前ぐらいは知ってるね? 彼がギルド史上最速で金ランクに駆け上がった“漆黒のモモン”殿だよ」

「なんと………」

 

 キャサリンの紹介に金髪をオールバックにした三十代後半の男が瞠目する。周りの人間もヒソヒソと話し出すが、その視線に悪意の類いは感じられない。テレビの中の有名人に会えた様な珍しい物を見る目がほとんどだ。

 

(うう、気不味い………こいつら、俺に何の用があるんだ? なんか会社の重役会議なのに、平社員が呼び出されたみたいで落ち着かないんだけど)

 

 元・サラリーマンの視点から、ついそんな事をアインズは考えていた。よくよく見れば、周りを取り囲んでいる人間達は上司にこき使われる平社員の様な雰囲気はない。どちらかというと、彼等は使う方———現場叩き上げのリーダーの様なオーラをアインズは感じていた。

 

「さて、モモン殿の事は皆知っている様だから自己紹介は省かせて貰って、私達の紹介をしようか。ここにいるのは各町に派遣されている冒険者ギルドの支部長達さ……あたしは違うけどね」

「何を言いますか。我々は先生に御指導頂いた生徒達ですよ。先生がいなければ、今の私はいませんでした」

 

 金髪オールバックの男の発言に周りの者達も深く頷く。どうやら、このキャサリンという女性はアインズが思っていた以上に大物の様だ。

 

「それに冒険者ギルドだけに留まりません。当時の王都で先生の名前を知らない者はおらず、今の行政組織にも先生の教え子は沢山います」

「ありがとう、イルワ。といっても、今は引退してギルド運営の裏方に徹していたんだけどねえ」

「失礼。私が初めて会った時、確か受付嬢をやっていたと思うが……」

「ああ、あれは趣味だよ」

 

 あっさりと言われ、アインズは「さいですか……」と心の中で呟いた。

 

「それで冒険者ギルドの上層部にあたる方達が、一介の冒険者に過ぎない私に何か御用なのでしょうか?」

 

 アインズは元の世界で社外の相手に接する様に聞くと、何故かキャサリン達は驚いた表情になった。一同を代表する様に金髪の男(イルワ)が口を開く。

 

「その………モモン殿は随分と謙虚なのだな。冒険者達のほとんどは、ランクが上がると態度も大きくなる者が多いというのに」

 

 はぁ、とアインズはよく分からずに返事をする。魔物の脅威が常に隣り合わせのトータスにおいて、命の危険を顧みずに魔物と戦う冒険者は周りからの称賛を得られやすい。その過程で自尊心を肥大させ、相手に対して横柄な態度になる冒険者が多いのだが、元・営業マンだったアインズには初対面の相手にそんな態度で接するという発想も無かった。しかし、それがギルドの支部長達には『最上位冒険者でありながら、相手への礼儀を損なわない人物』という様に見えたようだ。彼等がアインズに向ける視線は先程より好意的になっていた。

 

「まだモモン殿の様な冒険者だっている……それが分かっただけでも十分だけど、本題に入ろうか。モモン殿も是非聞いていっておくれよ。あんたにも無関係というわけじゃないからさ」

 

 キャサリンの一言で支部長達の顔が引き締まる。アインズも失礼がない様に、と椅子に座り直した。

 

「各街の支部長達には周知の事実だろうけど、モモン殿もいる事だから現状を振り返ろうか……今、冒険者ギルドは経営危機に陥りつつある。それに伴って冒険者達もギルドから離れて、ギルド規定に違反した仕事に手を染める者も出てきた。つい先程も、“暴虐のレガニド”がギルドを通さずにミン家の護衛をやっていたくらいだからね。しかも違法な海人族の奴隷を見ても、金銭を優先して知らん顔していた」

 

 え? そうだったの? とアインズは驚くものの、鎧の中でポーカーフェイスを保っていた。しかし、イルワを始めとした支部長達は事態を重く受け止めたようで渋面を作っていた。

 

「レガニドめ……あんな奴を金ランクに格上げしたのが間違いだったんだ」

「しかしだな、金ランク冒険者の人数が減る事はギルドの人材不足を周知する様なものだ。今となっては、彼のように問題ある人間でもランク上げしなくてはならないのだよ。金ランク候補となる筈だった“閃刃のアベル”も、消息が分からなくなって随分経つしな……」

「ミン子爵も、ミン子爵だ! 確かにギルドは貴族達から活動資金を援助して貰っているが、ギルドを通さない勝手な依頼を冒険者にされては困る!」

「だがな……今回の件はレガニドやミン子爵に問題があるとしても、ギルド側も冒険者達に依頼任務(クエスト)に見合った報酬を支払えてない事には変わりないぞ。今後はレガニドの様に、ギルドから小銭を貰うよりは……と考える冒険者達がもっと増えるかもしれない」

 

 真剣な顔で議論を始めるギルドの支部長達。それを見てアインズは内心では恐る恐る、外見では堂々と質問した。

 

「素人質問で申し訳ないが………要するに冒険者ギルドは人材不足と資金不足に陥っているのでしょうか? どうしてそんな事に?」

「それは………」

「それもこれも全部、教会や勇者のせいだっ!!」

 

 イルワが言葉に詰まる中、頬に大きな古傷がある歴戦の傭兵のような男がドンッとテーブルに握り拳を振り下ろした。

 

「エイモス、落ち着け!」

「でもよ、あいつらが魔物討伐を横取りしたから多くの冒険者達の稼ぎ口が無くなっちまったんだ! 奴等の雑な後始末で魔物が異常発生した所もあるけどよ、聖戦遠征軍で国の予算も削られたってのにどうやって冒険者達に報酬を払えってんだ!」

「エイモス!!」

 

 キャサリンの一喝に、エイモスと呼ばれた支部長はシュンとなる。

 

「す、すまねえ、キャサリン先生。つい熱くなっちまった……」

「まったく……すぐカッとなる癖は直せと言ったろうに。すまないね、モモン殿。身内の恥ずかしい所を見せたね」

「ああ、いや……気にしてないが……」

「まあ、大体はエイモスの言った通りだよ。魔物退治は本来はギルドの専売特許だったのだけど、教会に仕事を奪われた形になってね……オマケに国から割り当てられていた予算も削られたものだから、ギルドの経営は本当に火の車なんだよ。現にホルアドを始めとした幾つかの支部を閉める羽目になったしね……」

 

 通常、冒険者ギルドの活動資金には国からの予算や貴族達の支援金が出されている。とはいえ、それだけでは賄い切れないので魔物を倒した際に得られる遺留品(ドロップ・アイテム)———魔石や魔物の爪、牙、毛皮といった物を商人ギルドに卸し、それで運営を成り立たせていた。

 ところが、異世界から“神の使徒”達が召喚されて———より正確に言うと彼等が聖教教会主導の魔物退治の遠征を初めてから、状況がおかしくなり出していた。

 冒険者ギルドへの依頼として出された魔物退治を教会が強引に横取りした事で冒険者達は仕事が無くなり、ギルドも魔物の遺留品を商人ギルドへ納入する量がグンと減っていた。光輝達の雑な後始末のお陰で別の魔物が大量発生したケースもあるが、その魔物は魔石以外は素材に使える部位がほぼ無いなどと却って被害が大きいくらいだ。何よりその大量発生した魔物を退治した時の報酬金はギルドの方で全額用意しなくてはならず、結局ギルドの金庫が目減りする結果となったのだ。

 

 そしてトドメを刺すかの様に聖戦遠征軍の結成が宣言された。

 聖戦遠征軍の軍資金の為にそれ以外の国家予算は削られ、貴族達は“光の戦士団”に与しようとこぞって賄賂を送った結果、国や貴族から支払われていた冒険者ギルドへの支援金は激減した。そしてギルドは依頼が来ても冒険者達に満足な報酬額を提示出来なくなり、結果として多くの冒険者達がギルドから離れてしまった。

 とはいえ、今まで冒険者として生きてきた者が別の仕事を見つけるなど簡単な話ではない。今さら故郷に戻った所で、余計な食い扶持が増えたと歓迎されない者が大半だろう。その為に盗賊に身を窶す者、ギルドが今まで仲介しなかった違法な仕事に手を染める者などが続出したのだ。この事態にギルド側も苦肉の策として本来なら厳格な審査が行われる冒険者ランクの格上げの条件を緩めるなどして冒険者達を引き止める行動を起こしたが、その結果としてレガニドの様に実力も品性も伴わない者が幅を利かせる事態を招いてしまっていた。

 

「最近になって以前から裏社会に通じてると睨んでいたフリートホーフが急激に力をつけたものだから、奴等の構成員に鞍替えする冒険者達も増えたもんでね………引退したクリスタベルにも声を掛けなきゃならないくらい、今の冒険者ギルドは人材も何もかも不足してるんだよ」

「………それで、私にどうしろと? 貴方達の事情は分かったが、私にどうこう出来る話では無いと思うのだが」

 

 キャサリンの話が終わって、アインズは訝しげな声を出した。冒険者ギルドの逼迫した状況は分かったが、それが自分にどう関係するのか全く分からなかった。

 

(冒険者を辞めないでくれって話なら、別に辞める理由は無いと言えば済むけど………まさか経営のアドバイスが欲しいとか言わないよな? 無理だぞ。俺はただのサラリーマンで、ビジネスマンじゃないからな!)

 

 どこぞの幼女軍人の様なエリートサラリーマンなどではなく、ユグドラシルの課金の為に日々の労働をやっているしがない営業マン。それが鈴木悟なのだ。そんな自分が冒険者ギルドの経営について聞かれた所で、満足な答えが返せるとは全く思っていない。

 

「いやね、本来は今回の緊急ギルド会議で議題に上げようと思っていたのだけど………まさかこんな所で本人に会えたのは、天の思し召しというやつかねえ」

 

 含みのある言い方にアインズが疑問符を浮かべる中、キャサリンは手を組み直す。

 

「モモン殿……あんた、魔導国について詳しいよね?」

「……………それが何か?」

 

 自分の正体が看破された可能性が頭に浮かび、つい硬い声が出てしまっていた。冒険者モモンと魔導王アインズ・ウール・ゴウンが同一人物だとバレるのは、今後の行動に支障をきたす。一瞬、魔導国など知らないと言い張ろうとも思ったが、アンカジ公国でモモンの姿で魔導国の宣伝をした事を思い出した。ここでシラを切るのは発言に矛盾が生じてしまう。キャサリン達の口を永遠に封じる事も考慮しながら身構えていると、キャサリンは苦笑しながら手を振った。

 

「そう恐い声を出さないでおくれ。ギルドとして冒険者がどこの国に出入りしてようが咎めるつもりなんてないよ。国境を跨いでの依頼任務なんて珍しくもないからね。あたし達が聞きたいのは………噂の魔導王がどんな奴か、という話さ」

 

 キャサリンの発言に周りがザワつき出した。

 

「先生、それは————」

「イルワ、あたし達は冒険者ギルドだ。まず最初にギルドに所属している冒険者達の事を考えないといけない」

 

 ハイリヒ王国でも魔導国が魔人族達を打ち破った話は既に伝わっている。だが、それに対して聖教教会は悪意のある噂を流していた。

 

 曰く、魔導王は殺戮を楽しみたいから魔人族達を皆殺しにした。

 曰く、魔導国の傘下は人間族がひたすらに虐げられる地獄の様な国だ。

 曰く、曰く———。

 

 今まで教会はエヒト神が異世界より遣わした“神の使徒”達こそが魔人族から我々を救うのだ、と説いてきた。だが、その魔人族を教会とは何も関係ない魔導国が倒した事で国民の教会への不信感は高まっており、失われた信用を取り戻そうと躍起になって魔導国に対するネガティヴキャンペーンを行っていたのだ。

 

「教会の言い分じゃ、魔導国は人間にとって地獄だと言うけどね……そもそも冒険者達やギルドを真っ先に見捨てた王国や貴族達の後ろ盾が言ってる事なんて、もうあたし達には何の説得力も無いんだよ」

 

 イルワを始めとした支部長達はキャサリンの言葉に誰も反論の声を上げなかった。それが彼等の王国や教会に対する考えを何より雄弁に語っていた。

 

「王国や教会があたし達より勇者の方が大事だと言うなら、冒険者ギルドは新しいスポンサーを見つけなくちゃいけない。そこで魔導国に詳しいモモン殿に聞きたいのだけど………魔導国に冒険者の需要はあるのかい?」

 

 どうやらモモンの正体を見抜いたわけではない様で、ひとまずアインズは胸を撫で下ろした。同時にキャサリンの問いに対して、どう答えるべきか全力で考える。しかし、先程から話を聞いていてアインズには気になる点があった。

 

(う〜ん、なんかこう聞いているとトータスの冒険者は魔物ハンターみたいなイメージだよな……冒険者ってさ、もっとこう、ユグドラシルみたいに未知を求めて旅する様な……うん? 夢や未知を求めて旅する……待てよ、それなら………)

 

 ふとアインズの脳裏に閃くものがあった。その考えを具体的に纏めようとしていると、沈黙してしまったアインズにキャサリン達が怪訝な顔を向けていた。

 

「モモン殿?」

「ん? ああ、すまない。どう答えるべきか、少し迷っていた」

 

 もっと自分のアイディアを詰めていきたかったが、今はキャサリン達への対応を優先する事にした。

 

「そうだな………まず、魔導王は教会が喧伝している様な存在ではないと言っておこう」

 

 これは本当だろう。少なくともアインズは人間達を殺して楽しいなどと思っていない。目的の為に殺す必要があった、というぐらいの認識しか無いのだ。

 

「次に魔導国はそんな酷い国では無かったぞ? 私の言葉を疑うなら、そうだな………確かアンカジ公国が使節団を派遣したと聞くから、アンカジ公国にも問い合わせてみるといい」

「ふむ………いや、モモン殿の言葉を疑いはしないよ。むしろ、信じられないのは教会や勇者の方さ」

 

 なんか勇者はトータスの人達から嫌われ過ぎじゃないか? とアインズは思う。エヒトルジュエと並んで目下の敵である勇者達に味方する者が少ないのは自分達にとって都合は良いのだが。

 

「まあ、ともかく………君達の予想通り、確かに私には魔導国に独自の伝手がある。かの魔導王には私から一筆したためてみよう。キャサリン殿達はいつまでこちらにいられるのだ?」

「うん? まあ、他にも議題はあるからね。あと三日くらいはこの街にいるだろうね」

「ほう、三日………ふむ」

「まあ、もしも魔導国と連絡がついたら、ブルックの冒険者ギルドにでも顔を出しておくれよ」

 

 キャサリンはそこまで早く返事が来るとは思ってないのか、気軽な様子でそう伝えた。

 

「………まあ、出来る限りあちらに早く対応して貰える様に手紙には書いておくさ。ところで、この件に対する礼として物は相談なんだが………あの海人族の子供についてお願いしたい事がある」

 

 アインズの申し出にキャサリンは少し驚いた顔をした。




>冒険者ギルド

 元々は村や街を魔物の被害から守る自警団が原型である。軍の到着が間に合わない、あるいは派遣が難しい地域へ魔物を倒せる力を持った人間を送り込める様に組織化していく内に今の形となった。基本理念は「魔物の脅威から人々を守ること」とされている。ただし、設立から長い年月を経てほとんどの冒険者達の中ではその理念は形骸化しており、レガニドの様に金や名誉を第一とする者も少なくない。魔物を倒しに遠方まで派遣される関係で旅人生活になる事から、国家への帰属意識はあまり無い者が多い。

 魔物退治は普通の軍隊と違って多種多様な知識が必要となる。それは長年の経験則でなければ培われない為、人材損失を避ける意味合いで冒険者は人間同士の戦争には基本的に参加しないという不文律がある。(つい最近までの魔人族との戦争は、魔人族が魔物を引き連れている事から一応例外とされていた)

 光輝達が遠征を始めた事で冒険者達は仕事を奪われた形となり、さらには聖戦遠征軍の資金の為に冒険者ギルドに割り当てられていた予算を削られた事で現在は苦境に陥っている。

 運営資金が減る→魔物を倒しても満足な懸賞金が出せない→冒険者達がギルドを離れる→今まで受注していたクエストをこなせる者がいなくなる→ギルドの収入源が減る→運営資金が更に減る……という負の連鎖を招いてしまった。

 それをどうにかしようとギルドも現在残っている冒険者達にランク上げをして待遇改善しようとしたり、クリスタベルの様な引退した冒険者に復帰してもらう様に願い出るなどしているものの、焼け石に水というのが現状である。なお、ギルドから抜け出た冒険者達は技能を買われてとある違法組織に鞍替えしている者もいる。

 余談ではあるが、魔物退治の主な収入源である魔石は一時は高騰していたものの、チャン・クラルス商会から安価で良質な魔石が供給された事で値崩れを起こしてしまった。お陰で冒険者からすれば魔石は「魔物を倒して苦労して取っても二足三文で買い叩かれる物」に成り下がってしまったのだとか。これにより、さらに冒険者ギルドは経営が苦しくなってしまった。
 冒険者ギルド……というより、ハイリヒ王国の経済に大打撃を与える形となっているが、この策略の裏にはとある地下大墳墓の悪魔がいるとか。
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