ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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年末になると見たい映画がたくさん出てくるから執筆時間を取るのが大変。
サ、サボってたわけじゃないんだからね!(笑)


第百五十四話『緊急クエスト』

「ふ、ふざけるな! それはいくら何でも暴利だっ!」

「そう言いましてもねえ、こちらもフューレンに暮らす人々の安全の為に、仕方なくやってるもんでして」

 

 隊商のリーダーである商人とフューレンの門番が揉めている。より正確に言うなら、抗議している商人に対してチンピラ一歩手前な風体の門番が慇懃無礼に応対していると言うべきか。冒険者ヴェルヌに変装しているナグモはそれを離れた所から見ていた。

 

「王国の内乱やら何やらで最近物騒でしょう? こちらも治安維持の為に通行料を値上げしなくてはならなかったんですよ。そこの所を理解してくれませんかねぇ? いやね、無理ならいいんですよ? 別の街にでも行かれては?」

「くっ……足元を見おって……!」

 

 煽る様な物言いに商人は歯軋りをしそうな声を出した。だが、強くは出られていない。それを見たナグモは、アインズ達が待機している幌馬車に戻った。

 

「どうだ? 商人達の様子は」

 

 戻ってきたナグモに冒険者モモンに変装したアインズが声を掛ける。

 

「守衛と通行料の事で揉めていますね。どうやら通行料が高くて支払いが難しいそうです」

「それじゃ、また通る道が変更になるの?」

 

 冒険者ブランに変装した香織に対して、同じく冒険者に変装しているユエが首を横に振った。

 

「多分、それはない。これ以上のルート変更は商品の保存状態や今までの費用から見て無理だと思う」

「確かにな。遠回りして今より日程が伸びるとなると、生鮮食品類の積荷は諦めなくてはならないだろうな」

 

 ナグモもまた頷く。ナグモ達が同乗している隊商は元々はエリセンに食料品や日用品を売りに行く為のものだ。隊商達は度重なる盗賊の襲撃に遠回りを余儀なくされて、期日ギリギリになるが間に合う行程を組み直したのだ。ここでまた遠回りすると商品のいくつかは駄目になったり、遅延した分の損害賠償を支払わなくてはならない。それだけは隊商達も避けたい筈だ。

 

「それにしてもついこの前も、そのまた前も関所で通行料を取られていたよね? いくらなんでも多過ぎじゃないかな」

「ん……。その土地の安全保障や犯罪者の出入りを防ぐ為に関所は設けられるけど、これはさすがに………。商業の街でこんな事をしてもリスクが大きくなる……それでもやっているのは、不当に金銭を独占したい者がいるから……?」

 

 香織の疑問にユエは難しい顔で頷いた。長くなってしまった行商の旅で消費した物資をフューレンで補給しようとした隊商一行だが、ここに来るまでに既に三度も関所を通り、その度に通行料を請求されているのだ。ハイリヒ王国で勃発した内乱によって街道の治安が悪化しているのは確かだが、それでもやり過ぎだとユエは思っていた。これではフューレンへの流通に支障をきたしているだろう。

 一国の元・女王として興味が出たのか、フューレンの今の状況を考察しようとするユエだが――――。

 

 きゅるるるるるるる。

 

 可愛らしいお腹の音に思考を中断させられた。

 

「みゅぅ……ごめんなさい」

「そういえばお昼まだだったもんねぇ」

 

 顔を真っ赤にしてお腹を押さえるミュウに、香織が苦笑しながら頷いた。

 時刻は既に昼過ぎ。隊商一行はフューレンで宿泊の手続きをしてから昼食にする予定だったのだが、入り口で守衛と揉めてしまった為にミュウはお腹が空いた様だ。すると―――。

 

「ほら、これでも食べてろ」

「いいの? ありがとうなの、お兄ちゃん!」

「ふん………」

 

 ナグモがポケットから携行食糧を出し、ミュウに手渡した。相変わらず無愛想な表情ではあるものの、ミュウに対して特に文句を言うでも無く鼻を鳴らしただけだ。

 

「………いいなぁ、ミュウちゃん」

「子供相手に嫉妬しない」

 

 少し羨ましそうに見ている香織に、ユエは溜息を吐く。

 

(へぇ………この旅を始めてからナグモも随分と丸くなったじゃないか)

 

 アインズはそのやり取りを微笑ましい気持ちで見ていた。現実世界で子供と関わった事など無いが、親戚の子供の成長を見守るおじさんとはきっとこんな感じだろう。

 

(うんうん、ナグモも自分より歳下の子が出来たからお兄ちゃんという自覚が出来たのかもな。何にせよ、情操教育としてミュウの存在は良かったんだな。ただ、そうなるとエリセンに着いた時にミュウと別れるのが辛くなるかもなあ)

 

 不測の事態で旅程が遅れているとはいえ、目的地(エリセン)に着けばミュウは母親の元へ帰さないといけないのだ。さすがに駄々をこねたりはしないだろうが、それでもナグモは寂しがるだろうなぁとアインズは何となく思っていた。

 

(それにエリセンの領主は迷子のミュウを奴隷として売り出す様な奴かもしれないんだよな……そんな領主がいたんじゃ、ナグモも安心出来ないだろうしな。いっそ、エリセンを魔導国に組み込む様に働きかけるか。方法は………うん、ユエに任せよう)

 

 自分では上手い方法を思い付くわけがなく、アルベドやデミウルゴスに任せたらまた下手な勘違いをされてエリセンを武力支配するかもしれない。そうなると冒険者ギルドの時の様にユエに相談した方がまだ穏便な方法を考えてくれるだろうとアインズは思っていた。

 

「それにしても遅い……まだ交渉は纏まらないのか?」

「ヴェルヌくん、いっそ門番の人を消しちゃおうか?」

「そこ! 子供の前で物騒な事を言わない!」

「ふむ……まあ、少し様子を見てこよう」

「モモンさ―――ん? それでしたらもう一度、僕が……」

「いや、構わない。私も少し身体を動かしたい気分だったからな」

 

 ナグモの申し出をやんわりと断り、アインズは馬車の外に出る。エリセンを魔導国の管理下に置く計画。ユエを頼ろうとは思うものの、それでも根幹は決めておきたかった。

 

(そりゃ上司からプロジェクトの思い付きだけ聞かされて、『じゃ、後は任せたぞ!』とか言われたらキレたくなるからな………さて、どうしたものか?)

 

 何となく身体を動かしながらの方が良い案が思い付くんじゃないか? と思いながらフューレンの門の様子を見に行く。

 

「………ん?」

 

 ナグモの話では隊商のリーダーと門番が揉めているという話だったが、アインズが見に行くと少し状況が違っていた。

 

「―――彼は私の友人でしてね。身元は私が保証いたしますので、通して上げて頂けませんかな?」

「あん? 駄目だ、駄目だ! フューレンを出入りするなら人間一人に付き、三万ルタ! 馬車一台に付き、十万ルタだ! これは保安署の取り決めだ!」

「まあまあ、そう硬い事は言わず……これはほんのお気持ちでして」

 

 隊商のリーダーとは別の見慣れない商人が新たに増えており、その商人は門番の懐へジャラッと重さのある袋を入れた。

 

「いや、こんな金で……」

「ええ、ええ。分かっております。通行料が値上がりしたと言っても、得をしているのは貴方より()()()()だけで、末端の貴方にはまるで旨味が無い。ささ、これもどうぞ」

 

 商人は人の良い笑みを浮かべながら、更にジャラジャラと音のする袋を門番に差し出した。すると門番は露骨にソワソワとし出していた。

 

「あー………まあ、フューレンの住人の知り合いなら身元は確認されてると言えなくも……よ、よし! 通っていいぞ!」

 

 あっさりと賄賂に応じた門番にアインズは呆れたくなったが、ふと話が済んだ商人と隊商のリーダーがアインズに気付いた。

 

「ん? なあ、リー。ひょっとして彼が……」

「ああ、彼があの“漆黒のモモン”さんだよ。モットーは会うのは初めてか?」

「なんと彼が噂の……」

 

 二人がいくつか言葉を交わした後、商人はアインズに歩み寄って挨拶をした。

 

「はじめまして、モモンさん。私、このフューレンで卸売業を営むモットー・ユンケルと申します。以後、お見知りおきを」

「ああ、これはどうもご丁寧に。モモンと申します」

 

 サラリーマンの時のクセで挨拶を返す。すると商人―――モットーは隊商のリーダーに耳打ちする様に何やら話し出した。

 

「なあ、リー……実はだね、ちょっと頼みたい事があってだな……」

「先程の礼もあるし、友人の君の頼みならある程度は融通を利かせたいが……。私は商売の途中で、この街には補給に来ただけなんだが……」

「しかしだな、これは我々に限らず君にも関係することで―――」

 

 いや、内緒話なら余所でやれよ。

 そう思ったものの、旧知の間柄らしい二人は何やらモモンを前にして話し込みだした。

 そしていくつか言葉を交わすと、モットーは改めてモモンの方を向いた。

 

「モモンさん。この後、少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?」

 

 ***

 

(……で、またこのパターンだよ)

 

 フューレンのとある建物の一室。会議室の様な場所で大勢の人間―――それも人の上に立つ立場だろうという雰囲気を感じさせる―――が集まっている光景に、アインズは鎧の中でゲンナリとした溜息を漏らした。

 モットーに声をかけられた時からある程度は予想していたものの、以前の冒険者ギルドの会議の時の様な光景に“重役会議慣れ”をしていない元・サラリーマンの精神が胃痛を覚えていた。

 しかし、そんな席に見知った人間が一人いることに気が付いた。

 

「む? 貴方は確か……」

「ええ、お久しぶりです。モモンさん」

 

 金髪のオールバックの男―――イルワ・チャングの姿にアインズは少しだけ驚いた。

 

「確かギルド長会議で会ってましたね……フューレンのギルド長だったのですか?」

「ええ、まあ……“例の件”は本当にありがとうございました」

 

 こっそりとイルワはモモンに耳打ちする様に言った。魔導王に口利きした事に対する礼だろうが、堂々と言うわけにもいなかいのでボカした様だ。当然、魔導王との会議の結果まではモモンは知らない事になっているので、アインズはそのつもりで応えた。

 

「いえ、私は“先方”に話だけでも聞いて欲しいとお願いしただけですから。あなた方が“先方”と上手く話をつけられた事を願うばかりですよ」

「ええ。とても有意義な会議になりましたよ」

「イルワさん。ひょっとして、貴方はモモン殿とお知り合いなのですかな?」

 

 内緒話をしていた二人を見て、会議に集まった一人であるモットーが声を掛けた。

 

「ええ。以前、キャサリン先生との会合の時に顔を合わせた事がありましてね」

「そうでしたか……ですが、それは心強い。冒険者ギルド長のお墨付きとあらば、信用できるでしょう。皆さん、彼こそがいま冒険者の中で名高い“漆黒のモモン”殿です」

 

 「おお、彼が……」と驚嘆の声が全員から上がる。モモンとしての名声は今までの活動で着実に上がっていた事にアインズはそれなりに気を良くしたものの、本題に入る事にした。

 

「それであなた方はどういった集まりなのでしょうか? そして私に何の御用でしょう?」

「一先ずは自己紹介からさせて下さい。我々はフューレンの街を取り仕切る合議会のメンバーなのです」

 

 モットーが簡単なメンバーの紹介と共に行った説明によると、このフューレンは複数の豪商や役人達が合議によって施策を決める商業都市であり、目の前にいるモットー達は謂わばフューレンの市議会の議員の様な物らしい。

 その説明で彼等から感じていた“お偉いさん”のオーラに納得はしたものの、益々どうして自分が呼ばれたのかアインズは分からなくなっていた。

 

「もう一人、今回の会議に参加して頂きたかった方がいるのですが……いえ、それは置いておいて本題に入りましょう」

 

 モットー並びにイルワ達は顔を一層に引き締めて話し出した。

 

「実は今、フューレンは未曾有の危機に晒されているのです。先程、モモン殿を御雇いしているリー・ポーディの隊商が法外な通行料を請求された様に我々合議会に話を通さずに勝手にフューレンの法を敷いている者がおるのです」

「それもこれも全部フリートホーフのせいだよ!」

 

 合議会の一人、女商人のショコラ・ヴィーヴィが甲高い声を響かせた。

 

「あのマフィア共! あちこちに賄賂を流したり、暴力を脅して幅をきかせる様になってから、こっちは商売あがったりだよ!」

「フリートホーフは以前から冒険者ギルドとしても注視していたのだが……どうにも聖教教会が彼等に資金を横流ししているという噂があってね。真偽はともかく彼等は潤沢な資金を使って裁判所や保安署に圧力をかけているから、こちらが訴訟を起こしても相手にされない」

 

 イルワが引き継いだ言葉に合議会のメンバー達は苦虫を潰した様な顔になる。それだけフリートホーフという組織に苦汁を飲まされてきたのだろう。

 

「とうとう向こうは司法に手を回してフューレンへの通行税の値上げを強行しました。このままでは我々は遠からずに干上がる事になりましょう。昨日も我々にとって重要な取引先である“チャン・クラルス商会”に言い掛かりに近い圧力をかけたそうですからな」

 

 ん? とアインズは内心で首を傾げる。どうにも聞いた事のある名前だった。

 

「ええ、セバスさんの所には本当に御世話になりましたからなあ……」

「一時は魔石も碌に入荷出来なかったというのに、安い値段で仕入れさせてくれたからねえ」

「あそこの旦那さんも奥さんも本当に気の良い方達で……この前など、祖母が足を挫いて難儀していた時にわざわざ家まで背負ってくださったのですよ」

「いずれは彼も合議会に参加して貰おう、と思っていた矢先にフリートホーフめ……」

 

 合議会のメンバー達が次々と新たな街の名士であるセバスについて話し合う。

 

(あ、思い出した。セバスにティオという竜人族の子とやらせてる商会がそれじゃん)

 

 フューレンの面々の反応を見る限り、セバスは上手く人間達に溶け込めている様だ。しかし、どうしても聞き逃せない部分があった。

 

(でも商会がフリートホーフから脅しを受けているだって? そんな報告は無かった……無かったよな? 多分……)

 

 アルベド達に支配者らしい姿を見せる事を優先して、アインズはいつも書類に適当に判子を押すだけしかしてない。自分が報告書をまともに読んでなかったから気付けなかったのか、と今更ながら反省していた。

 

「もはや向こうは手段を選ばない様ですからな。ならば、こちらも強硬策で対抗しようと決断しました」

 

 モットーの発言を受け、一人の若い男が立ち上がる。アインズに面識こそ無かったが、その服装は他の街で何度も見た保安署の職員の制服だった。

 

「保安署職員のスタンフォードと申します。我々保安署にとっても、セバス殿は恩義のある方です。ですが、現署長は賄賂欲しさにとうとうセバス殿をあらぬ罪で立件しました。我々は水面下でフリートホーフの影響から脱却する為に密かに現署長の悪事の証拠を集めていましたが、そこでフリートホーフの重要なアジトの場所を特定しました」

 

 そう言ってスタンフォードが広げた地図には、フューレンの街の何ヶ所かに赤い丸印がつけられていた。そこがフリートホーフの重要なアジトの場所なのだろう。

 

「ただ、そこにはフリートホーフが雇った用心棒などがいると予測されます。恥ずかしながら署長がフリートホーフに与している以上、彼に気付かれない様に我々保安署は最低限の人員しか向かわせられません」

「本来なら冒険者ギルドとしても協力すべきなのだが……すまない。こちらもフリートホーフに鞍替えした冒険者が予想以上に多く、信頼できる者となると僅かしかいないんだ」

 

 イルワは口惜しそうに言う。だが、とすぐに顔を上げた。

 

「今日ここで、モモン殿に会えた事は僥倖と言う他に無い。モモン殿、どうかフリートホーフの一斉摘発に力添えして頂けないだろうか?」

「ちょっと待ってください。私は今は別の依頼を受けて、この街に寄っただけですよ?」

 

 話の流れから何となく察していたが、いざ言葉にされてアインズは戸惑った様な声を上げた。

 

「もちろんモモン殿の依頼主には我々からお話しします。こちらからも謝礼をお支払い致しますので、どうかお願いできませんか?」

「ううむ、しかし最初に受けた依頼を中途半端に投げ出すのは……」

 

 渋る様な声を出すアインズだが、任務として命じたセバスの商会にちょっかいを出しているフリートホーフという組織の事も気にはなってはいた。どうしたものか、と考える時間を稼ぐ為にも渋っているフリをしているアインズだったが……。

 

「モモン殿。確か貴方は元は海人族の子をエリセンまで送り届ける為に依頼を受けたのでしたよね?」

 

 イルワが確認する様に聞いてきた。そもそも、エリセンまでミュウを送るのに丁度良い依頼はないか? とキャサリン達に聞いたのはアインズだ。隠す事でも無いのでアインズは頷いた。

 

「でしたら、ある意味ちょうど良いかもしれません。今、この街にエリセンの領主が来ているのです。ただし……フリートホーフ側に与して、ですが」

「……それは本当ですか?」

「ええ。エリセン領主のカルミア男爵は、以前からフリートホーフへ海人族を奴隷売買しているという噂がありました。そのカルミア男爵はセバス殿が保護した海人族が、自分の所から拉致されたと訴える為にフューレンに来ている様なのです。彼を逮捕し、必ず海人族の奴隷売買を止めさせます」

 

 その言葉でアインズのフリートホーフへの興味は最大限に高まった。ちょっかいをかけられているセバスの件もあるが、ナグモがミュウに懐かれている今、ただミュウをエリセンに送り届けて終わりでは良くないのだ。ナグモの為にもミュウが安全に母親と暮らせる事を確認しなくてはならない。エリセンの領主がこの街に来ているというなら―――()()()()()()()()ミュウの身の安全を確保するのも可能だ。

 

「分かりました。ただ、仲間達とも相談したいので少し時間を下さい」

「どうか何卒……何卒よろしくお願い致します」

 

 頼み込んでくるモットー達を尻目にアインズは一端、外に出た。

 まずはより正確な情報が欲しい。そう思ってアインズは近況報告を聞くつもりでセバスに〈伝言(メッセージ)〉を繋げた。

 

「セバス。お前は今、何処にいる?」

『ア、アインズ……様………』

 

 何故かセバスの狼狽えた様な声が〈伝言(メッセージ)〉を通してアインズの頭に響き渡った。

 

 

 




アインズ「セバスー、最近会ってなかったけど元気にしてるー?」

 本人的にはこのくらいの気安さだった。
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