ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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 各話のタイトルは自分が見返しやすい様につけているだけなので、もしかしたら被ってる物もあるかもしれないです。誰かオサレなネーミングセンスを教えておくれ……。


第百八十六話「動き始める事態」

「そうか………香織を家族の所へ帰したい、か」

「はい」

 

 魔導国の執務室。椅子に座ったアインズにナグモは静かに頷いた。最初は驚いていたアインズだが、詳しく聞いていく内にその動揺も収まっていた。

 

「………確認するが。香織と別れたくなった、という話ではないのだな?」

「そんな事はありません! 今でも香織の事は愛してます!」

 

 かつては無表情で、何を考えているか理解できなかった元・NPC。だが、不安を抱えながらも訴えかける姿はただの少年の様にアインズには見えていた。

 

「でも………でも、僕は香織の心を捻じ曲げてまで傍に置きたいわけではないのです………」

「………そうか」

 

 ナグモは全てをアインズに打ち明けた。

 香織が本当は家族の元が恋しく思っている事、しかし自分が香織の身体を改造する過程で精神を捻じ曲げてしまったかもしれない事。

 そして―――香織の言動が自分に服従するかの様におかしくなってきてる事。

 氷雪洞窟で薄々と感じていた違和感が解明され、アインズもナグモの話に納得がいった。

 

「あの………アインズ様。差し出がましいとは思いますが、お願いがございます」

 

 ナグモがアインズに向かって頭を下げる。腰を直角に折り曲げ、首を差し出しているかの様だ。

 

「エヒトルジュエを討滅した後……全てが終わった暁に、香織と地球から来た者達を無事に地球に帰す許可を頂けないでしょうか?」

「香織はともかく、他の者達もか? 一体、何故?」

「香織が地球から転移してから、既に一年以上の時間が経過しています。恐らく、地球では報道機関が消えた高校生達に対して好き勝手に騒いでいるでしょう。僕のハッキング技術なら情報操作は容易ですが、やはり香織一人だけが帰ったのでは注目の的にされてしまいます。ですから出来る限り未帰還者を出さず、事態を穏便に収める方向に舵を取るべきだと存じ上げます。具体的なプランについてですが、今からプレゼンを―――」

「あ、いや、いい。大丈夫だ、話は分かったから」

 

 かつて香織を救いに行く為に大々的なオルクス大迷宮の採掘計画を長々と説明された事を思い出し、アインズは慌てて分厚い資料を取り出しかけたナグモを止めた。

 

「お許し……頂けないでしょうか?」

「うむ………」

 

 ナグモが不安そうに見てくる。アインズに対して意見をするのはナザリックの者にとって恐れ多い事であり、自分がアインズの意にそぐわぬ事をしようとしているかもしれないと不安なのだろう。だが、それを承知でナグモは嘆願しているのだ。そんな少年の姿を見ながら、アインズは机の上で手を組み合わせて考えていた。

 

(そうか………ナグモは香織の為に、二度と会えなくなっても良いと考えているのか)

 

 かつての自分の姿が頭に過る。去って行くギルメン達に対して、どうしてナザリックを捨てるんだと不満に思った事もある。だが、ナグモは愛する少女を自分の元に縛り付けるのではなく、家族の元へ帰そうとしているのだ。それに比べれば、自分はなんと幼稚だったのだろうか。

 

(そうだな……親に会えないというのは寂しい事だしな)

 

 アインズにとっては香織もただのナグモの恋人というだけでなく、保護者として大事にすべきだと見ていた。彼女がナグモと別れる事になるのは寂しくは思うが、家に帰りたいと願っている彼女をこちらの都合で引き止める道理などアインズには無い。

 それならば―――アインズもまた、二人の保護者代わりとしてきちんと応えなくてならない。

 

「分かった。お前がそこまで言うのならば、香織の為にも地球から来た者達にも便宜を図ろう」

「アインズ様……!」

「ただし、だ」

 

 ナグモが感謝に顔を輝かせる中、アインズは釘を刺す様に言った。

 

「勇者だけは別だ。仮に奴も生かすとしても、念入りに精神を折っておかなくてならん」

「え………勇者を、ですか?」

「ああ。そもそも奴が扇動したからお前はクラスメイト達に謂れの無い罪を負わされる羽目になったのだろう。その事にもう恨みは無いのか?」

「いえ、腹が立たないと言えば嘘になりますが………」

「そうか。いずれにせよ、奴に関してはエヒトルジュエ共々に私が相手をして、そして心すらも完璧にへし折るべきだと考えている。それこそ地球でマスコミ相手に余計な事を喋って騒ぎを広げるだろうからな」

「それは……あの男なら、そうしかねないのは事実ですが………」

 

 ナグモはどこか納得しかねるといった様だったが、こればかりはアインズは譲れなかった。元から危険な策略家だった勇者は、今やデミウルゴスの監視も無く、そして最大の敵だったエヒトルジュエを後ろ盾としたのだ。その牙を完全にへし折らねば、地球に帰った香織も危険に晒され続けるだろう。

 一方のナグモはアインズが何故そこまで光輝を警戒しているのか分からなかった。確かにあの男は地球に帰ったらマスコミ相手に考え無しにあれこれと喋るだろう。だが、ナグモの技術をもってすればネット上の情報などいくらでも改竄可能であるし、もっと直接的に報道機関を脅迫する事も可能だ。よって光輝一人がいくら騒いだ所で、周りから『妄想癖のある目立ちたがり屋』として見られるのがオチだ。そう思っているのだが、どうしてアインズが自分が相手をすると言ってまで光輝を警戒しているのか理解できなかった。

 

(きっとアインズ様には、僕には考えがつかない何か特別な理由があるから………なのか?)

 

 戦闘力を考えてもアインズに勝てる確率がほぼゼロパーセントにしか見えない相手を何故警戒するのか。量子コンピュータを上回る頭脳をフル回転させて合理的な理由を探し出したが、ナグモには一向に答えが見つからなかった。

 

「さて、話は変わるが。私の人間の身体がついに完成したそうだな」

 

 アインズから話を振られ、ナグモは光輝に対する思考をそこで打ち切った。

 

「はっ。最終調整はこれからになりますが、近日中にお渡しできると思います」

「そうか。前にも聞いたが、それは私の種族が永久的に人間種に変更されるという事にはならないのだな?」

「はい。この“至高の玉体”はアインズ様自身が内側に入る事で動く人間の身体……飲食なども可能になりますが、謂わばパワードスーツの様な物だと思って下さい。これを着用している間はアンデッドの種族デメリットは無くなりますが、着脱はアインズ様のご意思で瞬時に可能です」

「ふむ………」

 

 ナグモの説明にアインズは頷く。ナグモは簡単に言ってるが、実際はそんな単純では無かったのだろう。この“至高の玉体”は装備スロットを一つ潰す事になるが、アインズの外装として機能するのだという。今までもモモンとして活動する時に必要な時は幻術で人間の顔を作っていたが、ドッペルゲンガー達の偽装を見破ったエヒトルジュエが出て来た今ではどこで偽装を見破られるかも分からない。人間の身体を作るだけでなく、アインズのレベルも100パーセント再現できる“至高の玉体”は、まさにこれからのアインズに必要な物であった。

 

(というか、これ………ユグドラシルの時に実装されてたら性能ナーフしろ、って大ブーイングされただろうな)

 

 ただでさえ強力なスキルや魔法を覚えやすい異形種が、ステータスはそのままに異形種のデメリットが無くなるのだ。しかもゲーム的には入れなかった人間種の街にも自由に出入りできるだろう。チート装備だ、異形種エコ贔屓だとプレイヤー間で大炎上する事は容易に想像できる。そんな物を作り出せたナグモへ、アインズは素直に賛辞した。

 

「よくやった、ナグモ。これはまさに世紀の大発明だろう。研究所の皆にもそう言っておいてくれ」

「お褒めに預かり光栄です」

 

 ナグモもまた、研究者として最高の物を作り出せた達成感に誇らしい気持ちになっていた。

 

「これを使って早速、私が種族的な問題で未取得になっていた神代魔法の習得に向かいたいが……その時間は無さそうだな」

 

 本当ならばアインズも概念魔法を手に入れる為に、シュネー大迷宮やハルツィナ大迷宮の再攻略を行いたかった。しかし、エヒトルジュエがとうとう本格的な活動を始めた段階では、その様な悠長な事も言っていられない。それともう一つ………。

 

「デミウルゴスから聞き出したのだが………どうやらあいつのお陰で王国は酷く混乱した状態に陥ってたらしいな」

 

 ようやくというべきか、アインズは言葉を選びながら聞き出して、デミウルゴスが王国に対してどういう裏工作をしていたのかを知った。ナザリックのせいで王国は内部から崩壊していき、もはや国の体を為せなくなってきているという事も。

 

(誰がそこまでやれと言った、と大声で叫びたい気分だよ………でも、どう考えても悪いのは俺だよなぁ………)

 

 まるで苦心して最高のエンターテインメントを準備したかの様に嬉しそうに語るデミウルゴスの前で文句を言う気にはなれなかった。まだ言ってない事があるんじゃないか、と思うものの、もうこの時点でもアインズのキャパシティを超えていた。それにどうやらエヒトルジュエを弱体化させる事にも繋がってるらしく、その点でもやはりアインズが文句を言える筈もない。

 

(弱体化と言ってもそれが本当かどうか……そしてどこまで弱体化してるかによるな。切り札の概念魔法はまだ使えます、というならやはり正面から戦う事は避けるべきだしな)

 

 結局、これは今までアインズがデミウルゴスの報告を真面目に聞いていなかった事で招いた事態という事でアインズは無理やり自分を納得させる事にした。デミウルゴスの策略に巻き込まれた王国の人間達には申し訳なく思うが、これもエヒトルジュエを倒す為に必要だったと思うしかない。

 

「勇者とエヒトルジュエを擁立する現国王に対して、王女が反乱軍を組織しているとの事だ。そしてその反乱軍にはな、ルプスレギナが見張らせた“作農師”の教師もいるのだ。勇者側の諜報隊は全滅したが、ルプスレギナがいる反乱軍側で王国の情報を我々は把握できる」

「成る程。アインズ様はこの事態を最初から見越していて………さすがはアインズ様です」

「いや……それはたまたまだからな?」

 

 アインズは慌ててそう言ったが、ナグモは将棋で先の先を読んだ一手を見せられたかの様に感心した顔になっていた。デミウルゴスといい、どうして彼等は頭が良いのに自分の事になると勘違いを加速させるのか?

 

「ゴホン! まあ、ともかく………どうやら王女はモモンに接触を図りたい様だ。私はこの申し出を受けるつもりでいる」

 

 それが王国を荒らしてしまったせめてもの詫びという物だろう。さすがにナザリックがやった事を公表など出来ないが、半分以上は自分のせいで王女の人生も大きく狂う羽目になったのだ。

 

「では………」

「ああ。いずれ冒険者ギルドを通じて、モモン宛に連絡が来るだろう。その日までに、私の肉体を用意しておいてくれ」

 

 ***

 

「ひぃ、ま、待ってくれ! 後生だから見逃してくれ!」

 

 ハイリヒ王国のとある街道。王国が内乱が勃発してから通行する者もめっきり減り、荒れた路上で一人の男が必死にへたり込みながら情けない声を上げていた。

 男は野盗だった。とはいえ、生来からそうだったわけではない。彼もまた“光の戦士団”が掛けた重税によって村を捨てざるを得ず、自分が飢えるよりは野盗となった農民だ。同じ境遇の者は彼以外にも多くおり、同じ村の仲間と徒党を組んで野盗団となっていた。

 だが、その仲間達はいま―――冷たい骸となって地面に横たわっていた。鋭利な刃物で斬り裂かれた傷口から血を流し、地面に出来た真っ赤な水溜まりが月明かりに反射して光っていた。

 

「君達を見てつい魔が差したというか………お願いだから許してくれ!」

 

 野盗団となった彼等は時折見かける通行人から商人の馬車など金銭や食糧を強奪していたのだが、最近では王国に来る商人などすっかり数を減らし、野盗としての収入も激減していた。そんな折りに久しぶりの獲物が道に来たのだ。若い男女二人という今の王国の治安を考えるなら不用心にも程がある組み合わせではあるし、この時点で違和感に気付くべきだったのだが欲には勝てなかった。彼等は示し合わせて二人の通行人を襲い掛かかり―――そして、一人の少女の手によって返り討ちにあっていた。

 

「頼む、この通りだ! どうか見逃してくれ!」

 

 自分から襲っておきながら、虫の良い事を言って命乞いをする。なんとも情けない姿だが、男は躊躇いなく目の前の少女に土下座していた。それを見ていた少女は、男の仲間を斬り捨てた白刃を手に持ったまま―――。

 

「ごめんなさい」

 

 月光に白刃が煌めく。ポニーテールの少女―――八重樫雫は男を冷たく見下ろしながら刃を振り上げた。

 

「あなたはご主人様の敵よ」

「ひっ……ひぃぃぃぃぃいいいっ!!」

 

 次の瞬間。雫は哀れな男の首を斬り落としていた。

 

 ***

 

「幸利くん。彼等は食糧を持っていったわ」

「よこせ!」

 

 男達の死体を漁って食糧袋を見つけた雫だが、清水は横柄に言って雫の手から奪い取った。中に入っていた保存食の肉を口に入れる。塩漬けされた肉はとても固く、王宮で食べていた食事とは雲泥の差だった。

 

「くそ、何で俺がこんな目に遭わなきゃいけねえんだ!」

 

 ゴムの様な肉に悪戦苦闘しながら、清水はイライラと悪態をついていた。

 清水が雫にニアを殺させた翌日。メイド達はいなくなった二アの事で騒いでいた。最初はそれを素知らぬ顔でいた清水だったが、徐々に事態は清水にとって悪い方向に転がり出した。

 ニアは当日に夜勤だったメイドに無理を言って代わって貰っており、そのメイドが雫の様子を探ると二アに言っていた事を証言したのだ。そして、その雫が男子宿舎に夜中に行った姿を見たという()()()()()が出た事で、事態は一変した。

 “光の戦士団”が創設されてから、召喚された高校生達が犯してる罪に対して捜査などされてない。教会や王が後ろ盾となった彼等は、どんな事をしてもやりたい放題でいられたのだ。ところが何故か()()()()()()()かの様に、二アの失踪事件については徹底的に調べ始められたのだ。

 当然、疑いの目は雫に向かい、しかし清水に記憶を操作されてる雫は何も知らないと答えるしかなかった。さらには勇者である光輝が庇った事で、雫に関しては一端保留と見なされたのだ。

 そうなると次に疑われたのが、当日に男子宿舎にいた者………他の者は夜の街に繰り出しており、あの日に一人だけ男子宿舎にいた清水だった。

 王宮の兵士達からの尋問に清水も最初は知らない振りをしてやり過ごそうとした。だが、その時の清水の態度から何かを感じたのか、兵士達は相手が“神の使徒”なので直接的な暴力はやらなかったものの、何日も清水を尋問に呼び出したのだ。そしてとうとう連日の取り調べに清水は根を上げ、清水は王都から逃げ出していた。

 

「くそ、くそ! 檜山達だって街の女に強姦とかやってるのに、何で俺だけ………おい!」

 

 清水は目ざとく別の食糧袋から取り出して食べていた雫に鋭い目を向けた。

 

「勝手に食うんじゃねえ! まずは俺が食ってからだ!」

「ご、ごめんなさい。何故か最近、身体が重くてすぐにお腹が空いちゃって………」

 

 普段の雫ならこんな卑屈な態度など取らないだろう。だが、清水に洗脳された彼女はご主人様の機嫌を損ねた奴隷の様にビクビクと清水の機嫌を伺っていた。そんな()()()()を清水は舌打ちしながら睨む。

 雫を連れて来たのは自分の悪事の発覚を恐れてだ。あのまま王宮に残しておけば、容疑者として雫は徹底的に調べられただろう。その時に精神に闇魔法を掛けた痕跡でも発覚すれば、必然的に“闇術師”である自分こそが真犯人だと発覚してしまう。その為に清水は雫と一緒に王宮から逃げ出すしかなかったのだ。

 しかし、今まで王宮でぬくぬくと生活してきた清水にとって、ほとんど野宿の様な逃亡生活は甚だしく不満であり、雫に身の回りの事をやらせてるとはいえ日が経つごとに苛立ちが貯まっていた。

 

「くそ、そもそもこいつがあのメイドに後をつけられるなんてヘマをしなければ………! くそ、くそ!」

「へえ………随分と荒れてるじゃないか」

 

 それは唐突の事だった。自分達と死体になった男達以外、誰もいない筈の街道で急に声を掛けられた。雫は即座に()()()()を守る為に剣を構える中、清水は上擦った声で怒鳴った。

 

「だ、誰だ!」

「そう身構えなくていいよ。アタシはあんた達と敵対するつもりなんてないしね」

 

 闇の中からフードを被った女が進み出る。それを雫と清水は警戒しながら見ていた。

 女がおもむろにフードを取り外し、素顔を見せる。月明かりの下に照らされた女の浅黒い肌と尖った耳に、王宮の座学でその特徴を聞いていた二人は驚きながら目を見開いた。

 

「魔人族……!」

「ああ、そうさ。何もかも全部失って―――()()()()()()()()()()魔人族だよ」

 

 魔人族の女―――カトレアは窶れた顔で目だけを鬼火の様に爛々と輝かせ、恋人の遺品であるペンダントを首から下げながら頷いた。




>香織以外のメンバーも地球に帰す理由

 要するに木を隠すなら森の中、というつもりでやるつもりです。原作の様な帰還者への過激な報道が起きる可能性はあるけど、そこはナグモがお得意のハッキングで上手くやるそうです。というかバックにナザリックがいるという時点で、ある意味で原作魔王のやった事の方が優しくなるかも……。

アインズ「あ、でも勇者はぶっ殺確定な? これは決定事項だから」
ナグモ(別に良いけど……何であんな雑魚を?)

>至高の玉体

 早い話がBLEACHの義骸ですね。アインズからすれば、デメリットなしで人間の身体が手に入る装備品。因みにこの肉体、飲食のみならず生殖行為も出来たりする。

>逃亡生活の清水と雫

 王宮から逃げ出す事になった二人。既に気付いている方もいると思いますが、ニアの失踪事件だけが徹底的に調べられてるのは恵里の仕業です。これでヤルダバオトに引き渡す手筈は整った、と恵里は小躍りしてる最中。
 ただまあ………世の中には復讐鬼カトレアという計算外な事態がありまして。
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