ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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皆様、お久しぶりの投稿です。
転職活動も終え、来月から次の職場での生活が始まります。
なので、久方ぶりに執筆活動をしたのですが……ごめん、この内容は流石に自分でもどうかと思う。

ちょっと覚悟して読んで下さい。目下、私は自己嫌悪に陥っているので。


第百九十七話「罅割れる心」

 ヒュンッ、と白刃が振るわれる。

 竹刀と実際の剣という違いはあれど、それは香織が地球にいた頃、剣道大会の応援席から何度も見ていた太刀筋だった。

 実家が剣道場という事もあるのだろう。それは友人が努力を怠らずに研鑽している事を感じて、素人目に見ても綺麗な太刀筋だと思えたのだ。

 

 ―――その太刀筋が、いま自分に目掛けて振るわれていた。

 

「雫ちゃん、お願い止めてっ! 私だよ、あなたの親友の香織だよっ!?」

「ええ、知ってるわ。でも邪魔だから殺さないといけないの」

 

 金属のぶつかる甲高い音が何度も鳴り響く。

 香織は表向きの天職の“聖拳士”として身に付けている手甲で、雫が振るう凶刃を防いでいた。

 ナザリック製の手甲は特殊な合金で作られており、雫のアーティファクトの曲刀も難なく防げていた。

 だが、そんな頑丈な手甲とは裏腹に香織の精神は罅割れそうになっていた。

 

「雫! 何故なのですか!? どうして、こんな事を――――」

「いいから! 邪魔だからどこかに行って!!」

 

 昨日まで自分と親しく話していた雫の豹変に、リリアーナが信じられない顔で真意を問いただそうとする。それを香織は苛立ち紛れに怒鳴った。

 アインズから命じられたのはリリアーナの保護だ。解放軍のトップである彼女の身の安全を確保しなくてはならないというのに、襲い掛かっている雫に必死に説得しようと踏みとどまっている事が邪魔に感じていた。

 

「っ……! ごめんなさい、香織。ここはお願いします!」

 

 リリアーナもその事が理解できたのだろう。一瞬だけ唇を噛んで辛そうな顔をしたが、すぐに香織達に背を向けて路地裏の出口に向かって走り出した。

 

「逃がさないわよ、リリィ!」

 

 標的を逃がすまいと雫が地面を蹴る。忍者の様に三角跳びの要領で狭い路地裏の壁を蹴っていき、空中からリリアーナの背中に目掛けて白刃を振り下ろそうとした。

 

 ガキンッ!

 

「だから、止めてってば!」

 

 雫の動きを先回りする様に走り込み、香織は再び凶刃を手甲で受け止める。それは以前の香織ならありえない身体能力だった。“治癒師”である香織が“剣士”の雫より速く動き、あまつさえ一撃を防ぐなど“神の使徒”だった頃の香織を知る者なら違和感を覚えるだろう。

 だが、幸運にもリリアーナは香織達を振り向く事なく走り去っていった。

 そうしてリリアーナの目が消えたのを確認して―――香織はようやく本来の戦い方に戻った。

 

「ごめん、雫ちゃん!」

「なっ……!?」

 

 香織の髪がうねる様に動く。無数の蛇となって四肢に巻きつこうとする髪の毛を見て、雫は驚愕した顔になる。

 だが、実家の道場で鍛えられた明鏡止水の精神がすぐに雫に冷静な思考を取り戻させていた。

 

「“限界突破”!」

 

 雫の身体能力が急激に上がる。雫が怪我する事を恐れて、髪の毛の蛇達もいつもより動きに精彩を欠いていた。

 香織の蛇の拘束から逃れた雫は、距離を取って腰だめに剣を構えながら香織を見た。

 

「香織……あなた、魔物だったの?」

 

 メドゥーサの様に髪の毛が無数の蛇となった香織を見て、雫は目を見開く。

 香織は思わず目を逸らした。ナグモに改造して()()()()とはいえ、人間でなくなってしまった身体を親友に知られるのは嫌だった。

 

「そう……そうやって、私を騙していたのね」

「違うよ、雫ちゃん! 確かに私は魔物になっちゃったけど、これは……!」

「いいえ、聞きたくないわ。魔物の言葉になんて耳を貸す価値なんてないもの」

 

 雫は敵意の籠もった目を香織に向けていた。それはやっと再会できた親友に向けるものではなく、()()()()の任務を邪魔する存在へ向けたものだった。

 

「その癖に人間のフリをして、親友のフリをして……酷いわ」

「あ、ああっ……ち、違う……!」

「何が違うのかしら? 鏡をご覧なさい、醜い蛇の化け物の姿が映るわよ」

「な、んで……? なんで、そんなことを言うの……? 私は雫ちゃんに会いたくて……ずっと……!」

「私はどうでも良かったわ。今の私にとって、あなたなんて価値がないもの」

 

 目に見えて狼狽える香織へ、雫は言葉の刃で斬りつけていく。

 清水に洗脳された雫は、もはや清水の為に命すらも投げ捨てられる程に価値観も変えられていた。

 一時期は死んだと思い、ようやく会えた自分の親友。だが、今の雫にとってはご主人様(清水)から命じられた任務を邪魔する存在でしかない。

 だからこそ、ご主人様の任務を邪魔する存在(香織)の精神を傷つける刃の様な言葉を投げかけていく。

 

「―――穢らわしい化け物。そんなヤツに親友面されていたと思うと、反吐が出るわ」

「あ……あ、ああっ……!」

 

 香織の精神が罅割れていく。

 ナグモの改造によって、香織の身体も精神も“異形種の半NPC"と化していた。だが、両親の事を想って涙するなど人間としての精神も僅かに残っているのだ。

 かつて、オルクス大迷宮でナグモに救い出される前。魔物を喰らって歪な身体へと変貌していき、こんな身体では実の両親にだって化け物扱いされると恐れていた時の事を思い出す。

 それが今―――現実となって、香織の身に降りかかっていた。雫の言葉に香織に残されていた“人間の精神(こころ)”は激しく打ちのめされていた。

 

「だから―――死になさい、化け物っ!」

 

 雫が斬りかかる。それは親友に向けるものではなく、まさしく魔物を退治する時の様に容赦ない斬撃だった。

 

「やだ……やめて……やめてよ、しずくちゃん……!」

 

 香織の髪の毛の蛇達が斬られ、蛇の頭が次々と地面に落ちる。

 “限界突破”を使ってこようが、キメラ・アンデッドとなった香織と雫のステータス差は歴然としている。それこそ軽く一撫でするだけで雫の身体を両断できるのだ。

 だが、今の香織の精神ではそのステータスも意味を為さなかった。

 最愛の親友である雫から“化け物の身体”を拒絶された事がショックで、香織は幼児の様に泣きながら立ち尽くしていた。雫の言葉は香織に残された僅かな人間の心を強く傷つけ、親友に化け物呼ばわりさながら斬られるという状況に香織もどうして良いのか分からなくなったのだ。

 そして――――――。

 

(どうしたら、どうしたらいいの? で、でも……アインズ様のご命令の為には、この()()は邪魔だからっ……! だ、だめ! 何を考えてるの、私……!?)

 

 僅かに残った人間の精神(こころ)が親友と戦いたくないと叫ぶ。

 異形種(NPC)精神(こころ)がこの人間を■せと囁く。

 

 かつて、ナグモが“歪な魔物”と化した香織と戦った時に味わった矛盾した自分の思考。

 それが今、香織の身に降りかかっていた。

 

「ハァアアアアアッ!!」

 

 香織の心の動揺などお構いなしに雫が剣を振るう。

 八重樫道場で培った技術とトータスで得た剣士の“天職”。そこに“限界突破”によるステータス向上も付与され、雫はいま“勇者”の光輝すら超える剣鬼と化していた。

 

 ――――ブシュッ!

 

 剣を振るう雫の前腕から、突然血が噴き出す。深い傷ではないが、まるで血管の内側から破裂した様な出血の仕方だ。

 

 

 ――――ブシュッ、ブシュッ!

 

 雫が剣を振るう度、二の腕や太腿といった他の部位から血が噴き出し始めた。だが、雫は自分の身体の事などお構いなしに剣を振るい続ける。

 

「雫ちゃん! 駄目、それ以上やったら雫ちゃんの身体が……!」

「黙りなさい、化け物! お前を倒せるなら私の身体なんて惜しくないわっ!」

 

 自壊する様に出血しながらも剣を振るう雫に香織は呼び掛けるも、返ってきたのは刃の様な拒絶の言葉だった。

 通常の“限界突破”には制限時間がある。使用者のステータスを遥かに上回る力を引き出せる代償として、肉体が自壊しない様に脳がリミッターをかけるのだ。

 ところが雫の場合は、清水が洗脳魔法を何度も重ね掛けしたせいで脳の機能に異変が生じていた。とっくに肉体の限界を超えている為に制止を掛けるべき脳は、“ご主人様の為に身体が自壊してでも戦え”と指令を出して雫を死ぬまで戦う死兵へと変えていたのだ。

 

「死んで、死んで、死んでっ!! ご主人様の為に、死んで! 化け物っ!!」

 

 もはや血反吐を吐きながらも剣を振るい続ける雫。だが、その叫んだ言葉がショックで呆然としかけていた香織の精神を再起動させていた。

 

(ご主人様……? いったい、雫ちゃんは何を言って……っ!)

 

 その時、香織の頭に雷光の様に閃いた考えがあった。

 

(そうだ、雫ちゃんは清水くんと一緒に王宮から来たかもしれないんだ! 清水くんは“闇術師”で、魔物を支配してウィーンダムを襲わせたのかも、ってアインズ様は言っていた! じゃあ、雫ちゃんはもしかして……清水くんに洗脳されて―――!)

 

 そう思うと全てに納得ができた。いかに身体が異形種に変わったとはいえ、雫が自分を拒絶する様な事を言う筈などない。

 

「雫ちゃん、ごめんっ!」

「なっ……!?」

 

 それまで棒立ちで雫に斬られるままだった香織が動き出す。斬り落とされた髪の毛の蛇を再生させ、雫の四肢に巻きつかせた。先程とは違い、雫を救うという目的がはっきりしてるので速さにも迷いがない。

 

「離しなさい、化け物っ!! 離せっ!!」

 

 雫が渾身の力で暴れる。だが、そもそも雫と香織のステータス差は歴然としているのだ。自分の骨をも砕く勢いで雫が暴れても、四肢に巻きついた蛇達の拘束はビクともしなかった。

 

(どうすれば雫ちゃんの洗脳は解けるの? ナグモくんかアインズ様に見せればいいの?)

 

 そう思う香織だが、雫の様子を見て考えを改める。

 雫は蛇達に身体を封じられても尚も暴れており、放っておくと自分の四肢をもいででも拘束を抜け出しそうだった。それ以前に“限界突破”で自壊した身体の至る所から出血しているのだ。まずは雫を大人しくさせ、応急処置を受けさせる必要があった。

 

(でも、どうすれば……私の治癒魔法は雫ちゃんの身体は治せても、洗脳を解くなんて出来ない)

 

 まだ人間だった頃に“治癒師”だった香織ならば、あるいは精神のステータス異常を治療する魔法も習得できたかもしれない。 

 しかし、オルクス大迷宮でアンデッド化した事によって“治癒師”のレベルは才能が開花する前に打ち止めになってしまった。その後に様々な魔物を喰らい尽くして能力を得たが、今まで喰らってきた魔物の能力で洗脳を解けそうな物はなかった。

 

(……そうだ。もしかしたら!)

 

 かつてナグモは魔力を制御すれば、香織の身体は自由に変化できると教えてくれた。

 ならば―――もっと精密に、形だけでなく機能すらも操れば……。

 

(できる……きっと出来る! だって、ナグモくんが()()()()()()身体なんだもの!)

 

 香織の生来の思い切りの良さ、そして半NPCとして創造主(ナグモ)の腕前を妄信する思考。それらが噛み合い、香織は決断した。

 

「離せっ、化けも―――むぐっ!?」

「ごめん、雫ちゃん。じっとしてて」

 

 雫が舌を噛まないように髪の毛の蛇で猿轡をして、香織は雫の身体を仰向けに拘束する。そして自分の身体の中の変化を強く意識した。

 

(オルクス大迷宮で毒を生成する魔物も食べてきた。だから毒の生成配分を変える事ができれば、雫ちゃんを正気に戻す薬だって作れるはず……!)

 

 どんな薬を作れば良いかは目星がついていた。

 かつて、ナグモが正気を失った自分に腕ごと食べさせた精神安定薬。

 食べた物を自分の能力に加えられるキメラ・アンデッドの身体は、ナグモがかつて飲ませた薬の作用も再現できた。

 香織の思いを反映する様に、髪の毛の一房が変化する。蛇の頭からサソリの尾の様な鋭い針を持つ形状となり、針の先から毒液ならぬ薬液を滴らせる。

 

(これを注射すれば雫ちゃんを正気に戻せる! あとは……!)

 

 どこに注射すべきか。普通の注射の様に腕に刺すべきかもしれないが、いったい腕のどこに刺せば見当が付かなかった。

 ならば口から飲ませる様にすべきかと思ったが、それも難しそうだ。雫は猿轡をされているというのに、自分の歯が折れる勢いで髪の毛の蛇を嚙み切ろうとしていた。

 ならば、頭や胸……さすがに論外だ。脳や心臓といった重要な器官がある場所に刺すリスクくらい、医学に素人の香織でも分かる。

 

 そうなれば、必然――――。

 

「雫ちゃん、大丈夫だからね。傷痕が残らない様に、ちゃんと治すから……!」

「んぐっ、むぐっ――――んんううううううぎぃぃぃぃぃぃっ!!」

 

 次の瞬間、髪の毛のサソリの尾が雫の腹を貫いた。猿轡をした雫の口からくぐもった絶叫が上がる。

 雫の苦悶する顔に心が痛むが、香織は歯を食い縛りながら雫の腹に薬液を注入した。

 

(お腹も腸が切れたら危ないとか聞いた事はあるけど、でもすぐに治癒魔法で傷を塞げばいける! それにアインズ様から貰ったポーションだってある! 前にナグモくんの腕が無くなった時もポーションで治せたというし、このくらいの傷なんて……え? 何これ?)

 

 ふと香織は雫の腹に刺したサソリの尾の針から、妙な感触を覚えた。

 雫の下腹部―――香織なりに腸などを避けて刺したつもりだが、どうにも骨とは違った感触を貫いた気がする。そういえば先程まで必死で気付かなかったが、雫の体型はこんなに腹が膨らんでいただろうか?

 それを一瞬だけ疑問に思ったものの、香織のサソリの尾は即座に薬液を注入を開始した。

 

「んぎぃぃぃぃぃぃっ……んむ、うぅ……?」

「雫ちゃん!」

 

 それまで苦悶の表情を浮かべながら、仇を見る様な目で香織を見ていた雫に変化が訪れる。

 自分の状況に戸惑う様に目を瞬かせ、暴れる力が弱まった事に確認した香織は即座にサソリの尾を腹から引き抜き、同時にナザリック製ポーションを使った。

 

「あ……う……かお、り……?」

「そうだよ、香織だよ! あなたの……雫ちゃんの親友の白崎香織だよ!」

 

 ナザリック製ポーションの効能は凄まじく、すぐに雫の腹の穴が塞がれた。同時に“限界突破”によって自傷した傷も癒え、雫はボンヤリとした目で香織を見つめる。

 その目には先程までの敵意はなく、香織はホッとしながら蛇達の拘束を解いて呼び掛ける。

 

「かおり……香織ぃ……っ! 生きて……生きていたのね。夢じゃ、ないのよね……?」

「うん……うん! 夢じゃないよ! 私はここにいるよっ……!」

 

 香織が雫の手をしっかりと握る。その感触を確かめる様に雫もまた手を握り返した。

 まるで深い眠りから覚めた様なボンヤリとしていたが、雫の瞳に薄らと涙が滲む。

 白銀の髪など、いくつか変わってしまっている所はあるが。だが、その顔も声も、オルクス大迷宮の奈落に落ちて死んだと思っていた親友のものだった。

 長い時を経て、再び会えた香織に雫は胸が一杯となり、抱きつこうとして――――そして思い出した。

 

「あ………」

 

 それは清水の洗脳によって香織に酷い言葉を浴びせ続けた記憶だった。

 

「ああ、ああっ……!」

 

 それは清水の洗脳によって様々な男達、時には人間ですらない相手にも喜んで股を開いてきた記憶だった。

 

「あああ、あああああっ……!」

 

 それは―――清水の洗脳によって、クラスメイト達すらも殺した記憶だった。

 八重樫の剣を……実家の誇りだった剣術を清水の薄汚い欲望に命じられるまま、血で穢した恥知らずな記憶だった。

 

「あああああああああああああああッ!!!!!」

「雫ちゃん!?」

 

 雫がその場で蹲り、頭を掻き毟りだした。

 

「雫ちゃん、もう終わったの! もう悪い夢は覚めたから!」

「いやああああああっ!! ごめんなさい、ごめんなさい……! ニア……デビットさん……相川くん……!! ごめんなさいぃぃ……!」

 

 正気に戻そうと香織は雫の肩を揺さぶる。だが、雫は香織の声すら耳に届かず、自分が殺した人間に泣きながら謝り続けていた。

 

「あああ、あああっ……知らないっ……こんなの知らないっ……でも…でもぉ……!!」

 

 雫は地球に来る前より膨らんでしまった下腹部に手を当てる。

 清水の闇魔法によって、雫の意識は洗脳下にあった。だが、それでも洗脳時の記憶は覚えている。そして、自分の身体に何が起きているのかも。

 清水のみならず様々な男達に犯されて望まずに宿った、新しい命。その鼓動は洗脳時の雫にも僅かながら聞こえていた。

 

 だが、その鼓動は今は―――もう無い。

 

 香織が雫を助ける際、胎児がいるとは知らずに腹を突き刺してしまった。

 香織が使ったポーションは、あくまで生きている雫の傷を治療するものだ。腹を刺した時点で絶命した胎児は――――対象外だった。

 

「ごめんね……ごめんね……!!」

 

 望まずに宿った命とはいえ、雫は胎の中で死んでしまった我が子に泣きながら謝り続ける。

 

 香織によって、清水に悪夢を見せ続けられた雫は確かに救われた。

 だが、悪夢は終わっても……雫の身に起きた出来事は、朝日と共に消える事はなかった。

 

「ごめんなさい……ごめんなさいぃ……!!」

 

 心に消えない罅が入ってしまった少女は、ただひたすらに泣きながら謝り続けた………。




悪夢(ゆめ)だけど、虚構(ゆめ)じゃなかった。

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