ありふれてないオーバーロードで世界征服   作:sahala

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 もうこの際だから、とことんまでやってやると開き直りました。まだまだ続くクラスメイトSIDE、お楽しみください。多分、次回も魔人族陣営とか永山達はどうなった? みたいなサイドストーリーをやるかも。

 あと最近、令嬢モノの漫画にハマりました。「31番目のお妃様」は本当におすすめです。


第六十話「クラスメイトSIDE 全てはあの方の掌の上」

「これが今回の勇者様達の遠征の結果ですか……」

 

 ハイリヒ王国の王女、リリアーナ・S・B・ハイリヒは執務室に置かれた書類の束に頭を抱えたくなった。

 これらは独自に調べた光輝達遠征団が行った魔物退治の報告書だ。それらに記された遠征の内容を読んでいくと、リリアーナは頭と胃が痛くなる思いだった。

 

「ルクセンブルク侯爵、フェルナンド伯爵、そしてド・モール伯爵……どれも王国を支える重鎮ばかりではないですか……」

 

 聖教教会が主催している“神の使徒“遠征団が魔物退治を行う土地は、いずれも聖教教会に出資しているのと同時にハイリヒ王国の屋台骨を支えている大貴族の土地だった。例えば愛子がいま赴いているルクセンブルク侯爵は隣国であるヘルシャー帝国との国境線沿いの土地を任されており、金銭などで他国に寝返らない程の忠義ありと判断されたからこそ先祖代々その土地の統治を任命されている。

 しかし、光輝達の遠征はそんな彼等の忠義を裏切る様な仕打ちだ。確かに領地を襲っていた魔物は倒しているが、その時に起こしている二次災害が貴族達の領地に決して小さくない被害を被らせ、古くからの重臣達に不満を募らせている。

 

「教会からの報告は当てになりませんね。不自然に光輝さん達を持ち上げる内容だったと思えば、実際はこんな事になっているなんて」

 

 まるで吟遊詩人(バード)が謳う英雄譚の様な華々しい遠征の報告に違和感を感じて、リリアーナは自分の伝手を使って遠征の内容を調べてみた。

 そして、その実態を知って愕然としてしまった。これでは『エヒト神が遣わした神の使徒達は偉大なり』という教会のプロパガンダの為に王国の重臣や国民達の信頼を切り売りしている様なものだ。

 

「即座に私の連名で貴族達に謝罪の手紙を送らねば……愛子には本当に申し訳ないです」

 

 ふう、と溜息を吐きながら小さな教師の事を思う。暴走している光輝達のこと。そして彼等に虐められるのが怖くて、未だに部屋から出ない数人の居残り組のこと。それらをあの小さな身体で抱え込んで、最早いつ心労で倒れてもおかしくない状況だった。

 

 だが、それでも貴族達の領地の再生は行って貰わなくてはならない。

 

 ハイリヒ王国は国王が絶対的な権力を持っている中央集権社会ではなく、いくつかの諸侯や貴族達が国王に封土や保護を約束して貰う代わりに忠誠を誓ってもらう封建社会による地方分権だ。聖教教会が主導している遠征ではあるが、光輝達の身柄を預かっているのは王城だ。彼等が迷惑をかけて知らぬ存ぜぬなどと対応すれば、国王の信用と地位は地の底に堕ちて最悪の場合は内乱が勃発してしまう。だからこそ、愛子には本来の農地開拓よりも光輝達の後始末を優先させなくてはならないのだ。お陰で一人いれば食糧事情が一変すると言われる“作農師"がいながら、この国の食糧事情は何も変わっていない。

 

「オルクス迷宮が閉鎖してから良質な魔石の流通量が減り、日用品の魔法具の価格が高騰して庶民の生活も苦しいものになってるというのに……父上も、いくら相手が教会からエヒト神の使徒と名指しされた者だからって、何も言わないのは甘やかし過ぎですわ」

 

 本来なら王国の根幹を揺るがしかねない光輝達の遠征に一言言うべきだろう。しかし相手が絶対的な宗教権力を持つ聖教教会の肝煎りの人物だけに、国王エリヒドはイシュタル教皇に頭を下げるばかりで勇者達に諫言しようともしない。むしろ、「勇者達はエヒト様が地上へ遣わした神の代理人。その神の代理人達の行いを否定するなど信仰心が足りない!」とリリアーナが叱責されてしまった。

 

「父上、どうして……以前は教会に頭が上がらないながらも、民の事を第一に考える王でしたのに……」

 

 エリヒド王はある日を境に、まるで人が変わった様に聖教教会へ狂信的な信仰を捧げる様になってしまった。今では完全に聖教教会の言いなりだ。そのせいで、メルドを始めとした忠臣達も「教会に対して不敬あり」と判断すれば容赦なく遠ざけてしまい、王宮はもはや聖教教会に胡麻をする様な人間しか残っていない。この国の先行きに暗雲が立ち込めるのをリリアーナは感じながらも、何も出来ない事に歯噛みするしかなかった。

 

「しかし、聖教教会……イシュタル教皇は何を考えているのでしょうか? ルクセンブルク侯爵やフェルナンド伯爵達は教会にも多大な寄付金を納めている重要な相手の筈……いくら教会の権威を守る為とはいえ、彼等を怒らせる真似を繰り返していては結果的に教会の権威は保てなくなりますわ」

 

 今は魔人族と戦争状態にあるから、勇者達のレベルアップに必要だからと表立っての不満は教会を恐れて(直接教会に文句を言えば「エヒト様の神託に異を唱えるとは!さては魔族に寝返る気か!?」と神敵と見做され、そのまま信徒達はおろか光輝達をも扇動されて領地ごと消されかねないからルクセンブルク侯爵達も教会に直接は言えないでいるのだ)言って来ていないものの、そう遠くない未来に溜まった不満は爆発するだろう。いくらなんでも短絡的過ぎる手段だとリリアーナは思っていた。

 

「これではまるで……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()……?」

 

 そんな考えが過ぎったが、それが正しいと言う根拠などなかった。リリアーナは頭を横に振る。

 

(……少し、疲れているのかもしれませんね)

 

 教会によって増長してしまった前線組への対応、引き篭もってしまった居残り組の保護、そして遠征で被害が出ている貴族達への対応などに最近は忙殺されていた。そろそろ休憩が必要なのかもしれない。

 

「……ヘリーナ」

「お呼びでしょうか、姫様」

「……雫のお見舞いに行きます。供をしなさい」

 

 部屋の外に控えていた御付きの侍女を連れ立ち、リリアーナは執務室を後にした。

 パタン、と扉が閉まる。

 

 誰もいなくなった部屋で――――シャドウデーモンは机の陰からグニャリと姿を現した。

 

 ***

 

「……? どうしたのでしょう。雫の部屋が騒がしい様ですが……」

 

 王城の一室、雫の為に与えられた部屋の近くまで来たリリアーナ達だったが、部屋の中が何やら騒がしい気配がした。あの日以来、ずっと心神喪失状態となった雫は一日中ベッドの上で過ごしており、会話する事も出来なくなったと聞いている。一体、何事かとリリアーナ達が扉の前まで行くと———。

 

「いやあ、いやああああっ……!!」

「雫、落ち着くんだ! 俺だ、光輝だ! だから落ち着いて話を聞いてくれ!」

「勇者様、お願いですから今日の所はお引き取り下さい!」

 

 中から聞こえてきた声にリリアーナ達は血相を変えた。すぐに扉を開けて、部屋の中に押し入る。そこには以前より窶れ、艶やかだったポニーテールを振り乱しながらベッドの上で子供のように泣きじゃくる雫、その雫に必死に話しかけようとする光輝、そして光輝を押し止めようとするニアの姿があった。

 

 

「どいてくれ、ニア! 俺は雫の幼馴染なんだ! だから落ち込んでいる雫を元気付けないといけないんだ!」

「ですから! 今の雫様に刺激を与える様な事をしない様に、と治癒師の方に厳命されているのです! 勇者様がいては、雫様の心が休まりません!」

「そんな事はない! 香織はちゃんと俺が連れ帰るって言えば、雫は元気になる筈だ!」

 

 二人して部屋に入ってきたリリアーナ達に気付けないくらい大声で言い合い、その声に雫はビクッ! と震えながら耳を塞いでイヤイヤと首を振る。

 それを見て、リリアーナは酷く苛立ちを感じた。

 

「……何をしているのですか」

「ひ、姫様!?」

「リリィ! 丁度良かった、君からも言ってくれ! ニアが雫と話をさせてくれな――」

「何を、しているのですか」

 

 リリアーナの姿を見て味方が来たかの様に光輝は顔を輝かせていたが、リリアーナの低い声音にきょとんとした顔になった。

 

「え? だから、雫を元気付けようと———」

「貴方は、治癒師の方が許可した人間しか面会が許されないという話を聞いていなかったのですか?」

「そ、それは……でもおかしいじゃないか! リリィや畑山先生は会えるのに、俺が会えないなんて!」

「雫は香織が亡くなり、それがトラウマとなっているから戦闘を思い出させる様な内容は極力避ける様に、と治癒師の方は説明されましたよ。光輝様はオルクス迷宮の戦いを思い出してしまうから、まだ許可できないと言われたのを覚えていませんか?」

「でも……俺は雫の幼馴染で……それに香織だって、まだ死んだと決まったわけじゃ……」

「………言いたい事はそれだけですか?」

 

 リリアーナはモゴモゴと言い訳する光輝を一睨みした後、ヘリーナとニアへ命じる。

 

「ヘリーナ、ニア。光輝様がお帰りだそうです。キチンと送り届けて差し上げなさい」

「かしこまりました」

「待ってくれ、俺はまだ雫に————!」

「勇者様、今日の所はお引き取りを。女性の部屋に押し入るなど、殿方のなさる事ではありません」

 

 光輝はまだ納得していない様子で文句を言おうとしたが、ヘリーナとニアが二人がかりで押し出す様に部屋の外に連れ出す。バタン! と扉が閉められ、ようやく静かになった。

 

「雫………」

 

 ベッドの上で体育座りする様に小さく丸まってしまった雫へ声を掛ける。以前の凛々しさは欠片もなくなり、小さな子供の様に涙を流す彼女の隣にそっと座る。

 

「うっ……あ、ああ……かおり……」

 

 目の焦点が合わないまま、幼児の様に舌足らずになってしまった喋り方で雫は手を伸ばした。まるでここではないどこか———奈落の闇へ手を伸ばそうとするかの様に、雫は手を虚空に彷徨わせる。

 

「どこ……? どこなの? かおり……かおりぃ……」

「雫……!」

 

 耐え切れなくなり、リリアーナは雫の手を取って抱き締めた。されるがままになりながらも、雫の目に光が戻る事はない。

 

「ごめんなさい……! 私達の国の戦争に巻き込んだせいで……! ごめんなさい……!」

 

 心を喪ってしまった異世界からの親友に、リリアーナはただ謝る事しか出来なかった。

 

 ***

 

 聖教教会本部・神山

 

 周囲には誰もいない大聖堂の中で、イシュタルは銀髪の修道女へ跪いていた。本来、教皇であるイシュタルが一介の修道女にしか見えない彼女に跪くなど異常な光景なのだが、二人の間にはそれが当然という様な空気があった。

 それもその筈、この修道女———ノイントこそは人間達の神、エヒトルジュエに仕える“真の神の使徒"であり、聖教教会にエヒトルジュエの意向を伝えるメッセンジャーだ。歴代の教皇は教会の表向きの顔役として、ノイントが都合の良さそうな人間を選んでいるに過ぎない。

 

「我らが主は言われました」

 

 文字通り神託を告げる様にノイントは告げる。

 

「魔人族の英雄は倒れた、と。これもまた、我らが主が慈悲深く人間達を見守られていたからだと知りなさい」

「おお、まさに福音です。主の御心に感謝致します」

「これも我らが主の“駒"による働きだと、お前は広く宣伝する様に」

「は、確かに。このイシュタル、主が遣わした勇者達に、そして主への感謝を忘れませぬ!」

 

 平身低頭しながらも、イシュタルは恍惚とした笑顔を浮かべる。だが、絶対的な忠誠を捧げられながらもノイントの表情はピクリとも動かない。無表情に眺める様は、まさに遥かな高みより小さき生き物達を睥睨する神そのものだった。

 

「……主が遣わした“駒"達。彼等の行いを主は慈悲深く見守られる、と主は仰せです」

 

 より正確には、「勇者と崇められた者達が堕落していく様を見るのも一興」とエヒトルジュエはほくそ笑んでいたのだが、そこまで伝える気などノイントには無い。彼女にとって人間は目の前のイシュタルを含めて主を愉しませる為の道具でしかない。

 

「されど、主の威光を穢すと判断した時は容赦なく処断しなさい」

「ははぁっ! それが主の御望みとあらされば!」

 

 だからこそ、彼女はイシュタルの事など気にも掛けない。ただひたすら自分に跪く男を、蟻でも見る様な目で無表情に眺めていた。

 

 ***

 

 ノイントが去った後、イシュタルは自室へと戻る。表向きとは教皇であるイシュタルの部屋は暗殺防止や防諜の為に堅固に作られていた。部屋で暫く休む、と神殿騎士達に告げてイシュタルは鍵を掛けて一息ついた。

 

「かの神は勇者達の有り様を放置すると言われた。それは想定通りなのか、はたまたこの程度で自身の信仰は揺るがないと絶対的な自信があるのか————」

「————なに、それはそれでやり様があります」

 

 イシュタルの独白に応える様に耳に心地良い声が部屋に響く。イシュタルが目を向けると、そこに橙色のスーツを着た悪魔がいた。突然現れたデミウルゴスにイシュタルは――即座に跪いた。

 

「よくぞお越し下さいました、デミウルゴス様」

 

 まるで主従の様にイシュタルは悪魔へ頭を垂れる。そこに先程ノイントに見せていた狂信者としての姿はなかった。

 

「神を自称する愚者————エヒトルジュエが手を下さないというなら、このまま勇者達には道化を演じて貰いましょう。大きな不満は次の支配者を迎え入れる最高のスパイスとなります」

「かしこまりました」

「しかし、“真の神の使徒"と聞いて警戒しましたが、貴方の事を見抜けないのは、言われた通りにしか動かない木偶だからなのか……。まさに至高の御方を差し置いて神を自称する愚者に相応しい僕です」

「まったくもって、その通りです」

 

 くつくつと悪意を形にした様な笑顔を浮かべるデミウルゴスに、イシュタルは追従する。

 デミウルゴス達はナグモに代わってハイリヒ王国を、そして聖教教会を監視していて一つの結論に行き着いていた。

 

 至高の御方の敵であるエヒトルジュエは———決して全知全能な存在ではない。

 

 オルクス迷宮などの自身の反逆者の隠れ家が現在も残っているのが、その証左だ。自分に対して刃となる存在は、真に全知全能ならばとうの昔に察知して潰している筈だ。

 ではどうやって人間達を戦争させる様に操っていたか? それこそノイントの様な自身の代弁者を地上に派遣して、国を裏から操っていたのだろう。

 

(所詮は下等生物(ニンゲン)からの成り上がりですね。アインズ様からすればこんな手法など、児戯にすらならないというのに)

 

 むしろアインズはそれを見抜いていたからこそ、わざわざワールドアイテムを使ってまでフェアベルゲンを占領したのだ。至高の御方にまんまと出し抜かれ、自分の存在を脅かしかねない新しい宗教が生まれたにも関わらず、その事をまったく気付かずに呑気に勇者達の醜態を楽しんでいるのだ。果たしてどちらが真の道化なのやら、とデミウルゴスは神を嗤った(とはいえ、勇者達のあまりに滑稽な有様にはデミウルゴスも見ていて飽きが来ないほど楽しませてもらってるのでその気持ちだけは分からなくもなかったが)。

 

「ところで……この国の王女が今の状況に違和感を感じている様です。まだ我々の存在にまで行き着いていない様ですが、いかが致しましょう? 邪魔ならば教皇の地位を使って始末致しますが……?」

「ふむ……いえ、今は止めておきましょう。いずれアインズ様が御支配される時に、纏め役となる者が無能ばかりでも困ります。“作農師”の人間同様、しばらくは様子を見て決定的に邪魔になると判断した時に始末すれば宜しいでしょう」

「かしこまりました、デミウルゴス様」

「ナグモに頼まれた人間ですが……ふむ、これもまだ放置で良いでしょう。勇者が精神を衰弱させてくれるなら、それはそれでアインズ様に心酔する様に思考誘導させるのも容易になるというものです。それにしても……フフフ、あの勇者はこちらの想定以上に優秀な道化だ。アインズ様が未だに始末されないのも頷けますね」

 

 なにせ勇者(光輝)はデミウルゴス達があまり手を下さなくても勝手に暴走してくれるのだ。しかも周りを扇動する才能がある為に彼に釣られて他の神の使徒達も暴走して、それが神に対する目眩しになると同時に新たな支配者(アインズ)がこの王国に迎え入れる為の土壌作りにもなる。まさにこちらの掌の上で踊ってくれる格好の道化役者だった。

 

「貴方は引き続き、神の木偶人形から情報を引き出し続けなさい。そして彼女の望む通りに勇者(道化)達を厚遇する事を忘れない様に。金銭、酒、高価な品、女などを与えて贅沢三昧な暮らしをさせ、国民の不満が彼等に向いていく様に誘導していきなさい」

 

 了解の意を示すと、デミウルゴスは<上位転移(グレーター・テレポーテーション)>で姿を消した。イシュタルは気付かないが、周りには隠形を得意とする高レベルのシモベ達が潜んでいるのだろう。

 イシュタルは窓の外———ハイリヒ王国の王城がある方向を眺めた。

 

「———全ては至高の御方の思惑通り。今はまだ道化として踊り続けて下され。我らの勇者様達よ」

 

 そう言って、イシュタルの姿をしたドッペルゲンガーは至福の笑みを浮かべた。




>リリアーナ

 死にたくなければ今すぐ逃げろ(直球)。
 それと頭の良い子なので違和感に気付いたけど、とりあえずの死亡フラグは回避致しました。あとはダイスにでも祈っておいて。

>雫

 久々に書けました。
 ギャハハ! カワイソウ! シズク、カワイソウ! カワイソウナノガ愉シイ!
 おっと、うっかりラ●ム化が。

>ノイント

 エヒトの言う通りにしか動かないお人形さんなので、人間なんか気にも留めてません。人間に羽虫の区別が付かない様に、イシュタルが入れ替わっていようが、気付かないです。で、その主人であるエヒトさんもナザリックの存在にまだ気付けてないです。というか彼がボードゲーム感覚でなく本気で警戒しているなら、原作で反逆者の隠れ家とかハジメ達がパワーアップしていくのを早めに手を打っている筈だと思うので。

>イシュタル・ドッペルゲンガー

 とっくの昔に入換済みだよ、そんなの。死体はもしもの為にちゃんと第五階層で冷凍保存されてるから安心してね!
 なんで前話で教会が雇った冒険者がルプーだったかというと、こいつが手を回したからです。

>デミウルゴス

 光輝達が暴走しているのも、愛ちゃん達が苦しんでいるのも、ハイリヒ王国が滅亡カウントダウンに入っているのも、ぜーんぶこいつのせい。そういう意味じゃ、光輝達は悪くない。デミの掌の上でダンストゥナイトしてるだけだから。
 こんな事を指示するなんて、なんて邪悪な奴なんだアインズ・ウール・ゴウン!
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