きららファンタジア 断たれた絆と蘇る理想郷   作:伝説の超三毛猫

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 29話から入っていたアンケートですが、投票を終了しました。その代わりに新たなアンケートを実施します。まぁあまり本題とは関係ないので、気軽に票をブチ込んでくれたら幸いです。
 今回のサブタイは「仮面ライダーフォーゼ」より「正・邪・葛・藤」からです。まんまやな。

“相手を欺くコツ、その2。常に誠実でいること。人は信じたいものを信じる。常に信頼できる人間として振る舞っておけば、望みの時にその積み重ねが鉄壁の盾になってくれる。”
 ……木月桂一の独白


第32話:正・邪・葛・藤

 リコリスを撃破し、山口如月たちを元の世界に帰した。

 コリアンダーにリコリスを取り逃したことを詫び、写本の街に帰還した後で、きららちゃん達からその報告を受けた俺は、安心のため息をつくとともに、その直後の発言に目を丸くした。

 

 

『少し…今回の作戦について、話があるんですが、いいですか?』

 

 

 コリアンダーと共に何があったのか尋ねて、帰ってきた返答で言う事には。

 リコリス捕獲作戦の為だけにヒナゲシを脱獄させたのか。ニュースを捏造したのではないか。その結果芸術の街の人々を怖がらせたのではないか、との事で。

 

 

「…つまりきららちゃんは、『リアリスト捕縛の為とはいえ、俺が作ったニュースで人々の恐怖を煽った』………と。そう思っているんだね?」

 

『……はい。ランプもマッチも懸念を持っています』

 

「そうか……まず、話してくれてありがとな。

 そういう疑念は、基本的に話しづらいだろうに」

 

『え……いえ、お礼を言われることじゃありません!

 私は、貴方を疑ってしまってるんですよ!?』

 

「だがそう思われても仕方ない。

 なにせ、今回の作戦について殆ど話してなかったからな……」

 

 

 そう言ってから、きららちゃん一行に説明を始める。

 まず、ヒナゲシの脱走だが……これは本当。といっても、少しずつ監視を緩めつつ、ヒナゲシに脱獄の動きがあったらいつでも脱獄直後に捕らえられるよう警備を強化しておいたのだ。それで諦めてくれればそれで良し、脱獄を敢行したらトラップで即再逮捕できるようにしておいたのだ。ゆえに、脱獄してすぐ捕まったというのも本当だ。ただ、「1時間後」だけが事実じゃないだけ。実際は檻にいないと判明してから15分で捕まった。

 

 で、わざわざヒナゲシの監視を緩めた理由だが、これは2つある。

 ひとつは捜査協力の礼、というものだ。流石に万丈構文で結んだ取引はきららちゃん達に話せないから、表向きは「捜査協力」として、リアリストの情報を聞き出している。その功績を踏まえて徐々に刑期と監視を緩めていく方針であった。これはソラちゃん公認でもあったことも伝えておく。

 もうひとつは、ぶっちゃけヒナゲシの仲間を釣るためである。助けに来たヤツも一網打尽といきたかったが、残念ながらあと一息のところで逃げられてしまった。十中八九ハイプリスだろうが、リコリスに強制転移か何か仕組んでいたのだろうという推理も伝えた。

 

 

「……とはいえ、事実でも芸術の都の人々が脱獄犯に怯えているのは事実だろ?

 だから、誠心誠意を住人達には伝えようと思っている」

 

『そうでしたか』

 

 いつも通りの調子の声のあとで、深呼吸が聞こえた。

 

『次は、こういう事をする前に私達に話してください。今は大変な時ですから、変な作戦でお互い疑っちゃうのは嫌ですよね』

 

「……そうだな。次は君達も作戦会議に誘うよ」

 

 

 ……ひとまず、納得はしてくれたみたいだな。

 ただ、リコリスを捕まえるためとはいえヒナゲシに脱獄を促した(といっても、俺からは何も言ってないが)のはちょっとやり過ぎたか。次の囮作戦はみんなと話し合わないと使えなさそうだ。

 きららちゃんとの通信を切った後、物思いにふけるように窓から空を眺める。そこに、ドアのノック音が鳴った。

 

 

「なに?」

 

「マランドであります! 新聞の特ダネですが……飛ぶように売れております!」

 

「そっか……あぁ、今速報が入ったんだ。きららちゃん一行が芸術の都を解放した。リアライフも解いて、クリエメイトを帰したって」

 

「なんと! それは朗報ですね…すぐに書かねば!」

 

 

 どうやら、俺の次の策も順調のようだ。

 リコリスの所業をこれでもかと取り上げた記事……あらゆる世界に絶賛伝達中みたいで良かったよ。これで売れなかったらどうしようかと思った。

 ただ、あまり不安にさせる記事ばっか書いても人々の精神衛生上良くないから、すぐにきららちゃんの朗報をマランドに書かせようと思った……その時。

 

 

プルルルル…

 

 

「…電話?」

 

 通信機から連絡が入った。相手は…シュールさん?

 

「もしもし?」

 

『応、儂じゃよローリエ君。元気しておったか?』

 

 シュールさんだと思って出た電話口の声は、麗しい女声ではなく、しわがれた男声で。

 しかも…その声を、()()()()()()()()()()()()。神殿でまだ教わる立場だった頃…散々お世話になったのだから。

 

 

「…コッド先生!? は、えっ!!?」

 

『ほっほっほっほ、驚いたかのぅ? 実は、シュール殿の携帯電話を借りて話しているのじゃ。

 ―――実は、シュール殿とローリエ君に頼みたい事が出来たのじゃ』

 

 

 この電話が、あんな()()の到来を予期していた事など、この時点で誰が想像できようか。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 …ローリエさんとの通話が切れる。

 話していた内容は周りのみんなにも伝わっていたみたいで、ランプもマッチも、うつつもタイキックさんもロシン君も、みんながそれぞれの意見を口にしていた。

 

「ヒナゲシの脱走、ほんとだったんだ…」

 

「だから言っただろ、ローリエさんは嘘なんかついてねぇ、って」

 

「でもさ、ほんとにいいのかな?

 その………ヒナゲシを利用する、というか…騙すような真似なんか、しちゃってさ……」

 

「まぁ、もとを正せばヒナゲシは悪いやつなんだけどね」

 

 ニュースをわざと作った訳でもなく、ソラ様が認めた理由で監視を緩めた隙を突かれただけだったみたいで、ランプは安心のため息をつく。でも、うつつの疑問は私も同じ。例えマッチの言う通りヒナゲシが悪いことをしてたとしても………良いのかな?

 

「きらら。…少し、厳しいことを言っても良いか?」

 

「タイキックさん?」

 

「うわぁ……超聞きたくない…聞かなかった事にしても良いかなぁ…?」

 

「…うつつがそこまで言うなら言わないが」

 

「いや、待て。言っといた方が良いだろ。多分俺もうすうす思ってたことだ」

 

 

 ロシン君に促され、そうか、と息をついたタイキックさんはこう言った。

 

 

「確かに、敵に情けをかけることは大事だ。だが……イチバン大事なのは、悪しき所業をする連中を、タイキックで止めることじゃないだろうか」

 

「それは…」

 

「手心を加えるがあまり我々が倒れてしまっては、汚染された聖典を救う者がいなくなる。

 タイキックすべき奴はしっかりタイキックするべきだ。例えそれが、痛ましくて同情を誘うような相手でも…メリハリを以ってタイキックをすること。それがひいては、聖典を守る事に繋がる。

 ……そんな気がするんだ」

 

 ……………

 …………

 ………

 …えっと。

 

 

「あ、あのぅ…タイキック……」

 

「ん、なんだ?」

 

「タイキック節が激しすぎて何言ってるかわかんないぃ………」

 

 うん、そう。そうだね。

 いまのタイキックさんの説明?はなんだか、「タイキック」が多すぎて私もちょっと分かんなかったな。タイキックさんらしい言葉ではあったんだけど。

 

 

「えーと。つまり……どういうことですか?」

 

「タイキックさんが言いたいのは、敵はちゃんと敵として倒すべきだ、ってことなんじゃないかな?」

 

「え、お前……コイツの言ってる事が分かるのか!?」

 

「なんで僕以外は理解できてないんだよ!!?」

 

 

 マッチのお陰で話の内容がなんとなく分かってきたとはいえ、その内容は確かに、そのまま受け入れるには「厳しいこと」だった。

 

 

「敵…ねぇ、タイキックさん。タイキックさんは気にならないの?

 どうして、ヒナゲシやリコリスが聖典を破壊しようとしてるのかが」

 

「そこら辺は、いま考えても分からんことだしな。

 考えても分からんことを考えるのは、どうしても私の性に合わん」

 

「そうですか……」

 

「そういうことか。だったら、タイキックさんの言う事は俺も賛成だ」

 

「「えっ…!?」」

 

 

 タイキックさんの言う厳しい事の正体が、タイキックさん元来の、考えすぎず行動する性格からくるものだと分かったと同時に、ロシン君の口から信じがたいことを聞いて私とランプは固まってしまった。

 さっき、リコリスと戦った時にキサラギさん達を庇ったとは思えない台詞………どうして、そんなことを。

 

 

「敵の事情なんて考えても、戦場で動きが鈍るだけだ。そういう奴は真っ先に死ぬ。人なんて…特に敵なんてほっといた方が身のためだ」

 

「な、何を言ってるんですか!」

 

「そうだよ、ロシン君。いくら何でも、その言い方は……」

 

「俺はこう見えて、ユミーネ教直属の傭兵団の一員としてずっと生きてきました。

 怪我は当たり前、戦いも全員無事に終われるとは限らない。特に…お人好しって言われる類の奴らなんか、何度も見送ってきましたよ」

 

「!!」

 

 

 見送ってきた―――その意味が分からないほど、私もランプも無勉強じゃない。

 傭兵団としてずっと戦ってきた、って言葉や、それ以外の部分の話の流れとも組み合わせれば…………つまり、そういう事だよね…?

 

 

「俺の知る限り…そういった奴らの死因には理由があった。……戦えない奴を庇った、とか敵を思いやり過ぎてスキを突かれた、とかな。

 これは俺の持論だけど……背中に誰もいない方が、守るやつを背に庇うよりも十全に戦える、ってモンだろ」

 

 

 私は、育ちは普通の小さな村だ。生まれつき戦いの場に困らなかったとか戦いの才能とか、そんなものあるわけがない。今まで戦えてるのも、『コール』が使えるようになってから積んだ経験から来たものだ。

 だから、ロシン君の傭兵団の戦いの様子を知らない。私と違って、彼は実際にそうして亡くなってしまった人を知っているんだろう。でも。

 ―――彼が告げたその持論だけは、否定したかった。

 

 

「ロシン君」

 

「なんですか?」

 

「私はね、ひとりじゃ戦えないよ」

 

「え?」

 

「そもそも『コール』がクリエメイトの魂の写し身を呼び出す魔法だから、私の力だけじゃなくて誰かの力を借りるんだ。

 それに……ひとりで戦ってちゃ、すぐに辛くなっちゃうよ?」

 

「…そうか?」

 

「うん。最近は、一緒に戦ってくれるタイキックさんがいるけど…まだうつつとタイキックさんに会う前は、ランプとマッチで旅をしてたんだ。そこで、色んな人と戦った。その時もね、二人が後ろにいたから、戦えたんだよ

 もし二人がいなかったら……私は、戦えなかった。ううん、戦うことすらしなかった。今もあの村に住む、ただの村人の一人だったと思う」

 

「きららさん…」

 

 

 ロシン君とは正反対といっていい私の持論に、ランプの声が漏れる。

 ランプは、今では私のいちばん大事な親友だもんね。

 

「……お前は、その戦えないヤツが友達だとでも言うつもりか?」

 

 ロシン君の質問に引っかかる。

 ただ質問しているには、苦しそうな表情だ。

 どうして、そんな顔をするの? なにか感情を押さえつけるように、そんなことを訊くの?

 それに気付いた途端、私は安易に答えを口にできなくなった。ロシン君が、苦しそうなのに、見て見ぬふりなんてできない。

 

 

「あの、ロシン君―――」

 

「当然じゃないですか! きららさんと私は親友です!」

 

ふざけるな!何が親友だ!!

 いざって時には、どうせ身代わりにするクセに!!

 

「―――え?」

 

 

 ロシン君の様子について聞こうとした私より先にランプが質問に答えた瞬間。

 声を荒げて、急に怒鳴りつけた。その様子は、今まで、短い間だったけど……一緒に行動していた時には見られなかった姿。

 いきなりの事に、その場にいる全員が、呆気に取られた。

 その気まずい沈黙の中、「はっ」と息を飲む音が聞こえた。ロシン君だ。

 

 

「あ……悪い……ちょっと、カッとなった…冷静じゃなかった………」

 

「え……あ、あの、ロシン君…」

 

「帰る……」

 

「待ってロシン君!!」

 

 

 彼を引き止めて、怒鳴ったことの意味を尋ねるよりも先に、怒鳴ってた声が嘘みたいに小さくなったロシン君が、羽根のような道具を取り出して、転移してしまった。転移の魔道具なのだろうか。

 怒鳴られたランプは、まだ自分が怒られた意味を理解しかねてるみたいで、呆然としていた。

 

 

「い……いったいどうして…?」

 

「ランプが空気を読まなかったからじゃないかい?」

 

「いや、そうでもなさそうだぞ、マッチ。

 ロシンは…彼は、『友』というワードに反応していた。そんな気がする」

 

 

 ランプが答える直前、ロシン君の様子はちょっとおかしかった。

 あんな苦しそうな表情、普通の会話で見た事ないもん。

 そういう意味では、タイキックさんの言う通り、ロシン君にとって「友達」があんまりいいイメージじゃない、とかなのかな。詳しくは、よく分からないけど。

 

 

「あんたらみたいな陽キャとは違ってさ……ロシンって、友達とか進んで作ろうとしないタイプだった、とかじゃないのかなぁ?」

 

「それにしては、言い放ったことが穏やかじゃあなかったな」

 

「『いざって時は、身代わりにするクセに』、かぁ」

 

 

 ロシン君は帰っちゃったけど、もしまた会う時があれば………聞いてあげたい。

 そして、私が出来ることで、力になることができればな、って思うんだ。

 

 

「いやいやいやいや、きららさんを身代わりとか、私がそんなことするワケないじゃないですか!!!」

「うん。知ってるよランプ。ランプはそんなことしないもんね」

「まぁきららが石化しても逃げなかったような子だからねぇ」

「あんたみたいな楽観的な陽キャがそんなことするわけないじゃないよぉ………やらないよね?」

「あぁ。私も、ランプがきららを裏切るような人間でないことは知っている」

 

 

 うつつもランプの人となりがなんとなく分かってきたみたいだ。

 各々がそれぞれの言い方で絆を再確認した後で、私達は芸術の都を出ることに決めた。

 その後ろ姿を、まるで私たちの旅路を応援しているかのように、素朴な猫の彫刻と黒い素猫の彫刻が見守ってくれていた。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 ―――ローリエが恩師からの連絡を受け。きらら達が芸術の都から去ったちょうどその頃。

 

「何故、あそこでリコリスの再出撃を許可したのです。こうなる事は明らかではありませんか」

 

「ヒナゲシ奪還の為だ。リコリスの半身は彼女以外ありえない。後々の我らの戦力を取り戻す算段が今ついてね」

 

「…払った代償と釣り合いますか?」

 

「リコリスには暫く休んでてもらおう。

 代わりと言っちゃあ何だが………次の作戦では、ダチュラ以外の『真実の手』にも出張ってもらう」

 

 

 国際的テロリストと知られつつある組織・リアリストと。

 

 

「ここ最近、この街付近に不埒者を見かける様になってのぉ」

 

「つまり…私達に護衛を頼もうって? 今立て込んでるの。それ相応の報酬を頂くわよ」

 

「構わぬ。老い先短い老人が持っていても、あまり意味のない金だものな。

 そういう訳だから、護衛対象はこの街です。いざという時は、儂など切り捨てて下さって結構」

 

「……そんな時など来ないように善処します」

 

 

 水路の街の神殿の間では。

 嵐の前の静けさ……その言葉が相応しいかのような、張り詰めた緊張感に覆われていた。

 

 




キャラクター紹介&解説

きらら
 ローリエの作戦やロシンの背景に疑問を持ち考える公式主人公。とりあえずローリエへの疑惑は晴れたが、新たにロシンの本心について疑問を持つ切っ掛けとなる出来事が起き、悩み事に尽きない。

ローリエ
 自身の作戦に責任を持つ拙作主人公。きらら達にヒナゲシ脱走の真相を伝え、芸術の都の人々にヒナゲシ逮捕の報とお詫びをすることを約束した。また、次以降の作戦会議にきらら達を招く事も保証する。なんか今回で胡散臭さが出始めたが、多分気のせい。

ランプ
 ロシンの質問に横から答え、結果ガチで怒られて呆然とした女神候補生。何故怒られたのかいまだ分かっていない。ロシンの叫びも、「私はきららさんを絶対に裏切ったりしませんよ!」程度の認識しかしていない。

ロシン・カンテラス
 きららとランプの関係から、つい昔を思い出してしまい、感情が抑えられなかったカーバンクル。友達に裏切られた彼からすれば、きららを親友と断言したランプを理解できずにいる。ただ、罪悪感を覚える程度には自身を省みることができている。

マッチ&住良木うつつ&タイキックさん
 ローリエの作戦とロシンの想いについてあれこれ考える主人公一行。3人それぞれ考えることは若干違う(というかタイキックさんに至っては考えてなさそうではあったが)が、リアリストについては事情はありそうだが止めるべきで、ロシンについてもまた「裏切り」という単語から色々考えている。

コッド
 ローリエがまだ賢者になる前の神官だった頃、彼らを教えていたという老神官。現在は水路の街にいるようで、シュール・ストレミングとも親交がある様子。詳しくは次回以降にて。


△▼△▼△▼
ランプ「え、先生の先生!?」
ローリエ「そ。俺の恩師だ。アルシーヴちゃんやソラちゃんの先生でもある」
きらら「そんな方からローリエさんに頼みなんて…」
アルシーヴ「余程重要な仕事の予感がするな…」
ローリエ「そうだね。なんせ……周囲で変なやつが目撃されたみたいだからな」

次回『オンシ×ノ×オンシ』
ローリエ「次回もお楽しみに!」
▲▽▲▽▲▽

あとがき
 外伝「リアリストたちの未来」見ました。予想通り、リアリストの過去が全員分公開されてしまったので、過去捏造シリーズは第1弾で終了となります。リコリスの過去がまったく別方向に外れてしまいましたが……それも仕方のないこと。公式の後出しなら仕方ないの精神で、補強という名の方向修正を必要に応じて付け足したいと思います。他の真実の手の過去は、公式の供給に肉付けする形で描写できればとも。サンストーンの件も後日談でなんとかなりそうですしね。
 賛否両論あるシナリオでしたが……私はアレを肯定します。あんな酷いことをされたのに…と思うかもしれませんが、黒幕がいると分かりエトワリアの課題も分かった以上、改心の可能性は摘み取るべきじゃないと思いましたので。
 リアリスト全員に全員の理由があって、作者自身はあっけなく情に流されてしまいましたが……物語の展開的に流されてはいけないキャラが―――ひとり。いるんですよねぇ…まだリアリストが暴れてた頃に生み出したプロットなので容赦ないシナリオなのは分かってるんですけど…情に流されて有耶無耶になった結果、出来の悪い作品になってしまうのではないか。そうなったら見てくださる読者に申し訳が立たない。そう思う私もいるわけです。

????「悲しい過去? くだらん。所詮はただの言い訳じゃあないか。クーデターを企んだ犯罪者には変わらないよ。それで赦しを出した結果世界の治安が悪化したら誰が責任を取るんだい?」

 ……もうなんとなく誰のことか分かってるとかもしれませんが、この作品については基本的にはプロット通りに書いていきたいと思います。 
 それでは、また次回。それまでは、『ぼっち・ざ・ろっく』参戦イベントと共に楽しむぞ!


次のキャラクターのうち、最も好きなのは?

  • アリサ
  • コリアンダー
  • シュール・ストレミング
  • シュナップ・ストレミング
  • ロシン・カンテラス
  • タイキックさん
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