オーバーロード~異世界転移!!? 嘆きの亡霊は帰りたい   作:嘆きのラジオ

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ジェノサイドモンスター!リィズ・スマート

どれほどの時間が立ったのだろうか眼を覚ます辺りは暗く霧が出ている、夜目の聞かない僕は何も見えない

いつだってそうだ僕ら未来も、自分も、目の前さえ何も見えてないんだ

 

「クライちゃ~ん!おっはよー!!」

明るい女の子の無邪気な声がすると同時に抱きついてくる。

ピンク色のブロンドに、金属のブーツ「天へ至る起源」が輝く

この宝具は空気を一歩けることが出きるだけのなんてことのない宝具だ彼女の身体能力があって初めて真価を発揮する

 

彼女の名前はリィズ・スマート、盗賊(シーフ)だ

怒りやすく、感情がコロコロ変わる、手のつけられない

バーサーカーそれが彼女だ

 

「うん、おはようリィズ、もう夜だけど」

「そんなのきっにしなーい」

猫なで声で体を寄せてくる

気になったことがあったので質問する

 

「他の皆は?」

 

「う~んわかんない私が目を覚ましたときは私とクライちゃんしかいなかったよ?」

リィズは困ったように言う、僕が起きたときにはいたんだけどなぁ?

「でもでも~せっかくの二人きりなんだし~」

そういってリィズは甘えてくる、

 

「ん?」

リィズがいきなり臨戦体制をとる、先程とは変わって真剣な顔で霧に霞む闇の中を凝視している

 

ボケっとする僕に彼女は言う

 

「やっぱりクライちゃんは厳しいなせっかく二人きりなのに」

「うんうん、そうだね」

彼女が何をいっているのかわからない、わからないので彼女と同じ方をみる

 

霧から武装、摩耗の酷い剣と盾をもった骸骨が現れるまるで騎士みたいな、なにあれ?

ここらへんてあんなのが出るの?

 

 

 

「ふ~ん、中々強そうじゃん」

リィズは余裕そうだが、というかワクワクしている

起きてそうそう元気だね、リィズ

 

そう思っていると目の前の骸骨が消え、僕の生命線、セーフリングが発動する

いつの間にか背後にたっていた骸骨と目が合う(目なんてないが)

骸骨が驚いたように停止する

 

僕を守ったのはセーフリングという宝具、一度だけどんな攻撃を防ぐことが出きる正に生命線だ、僕はそれを17個もっているわけだが一つにつき一回しか防げないので

 

つまりあと17回攻撃されれば僕は死ぬ

 

骸骨が僕に追撃を加えようとした瞬間に、骸骨が吹き飛ぶ

隣にいるリィズが凄まじい蹴りを加えたのだ

 

「クライちゃんに攻撃が効かないのは分かってるんだけど~」

彼女の口調が変わる

 

「それでもクライちゃんが攻撃されるのはリィズにとっても~と~ても不快」

 

リィズの雰囲気がかわる、体温が上昇し彼女の周囲の空間が陽炎のように歪む

額に青筋をたて、腰に差してあった短剣を抜く

 

キレた、リィズはきれると一人称が自分の名前になるのだ

そうなっては止めるのは難しい、こうなっては触れるもの全てに噛みつく野犬のような存在になる

 

彼女が話終わると同時にリィズの姿が消える、

ガゴンと鈍い音がする、音のほうをみると骸骨の騎士がまた吹っ飛んでいた

 

リィズの体格の数倍はありそうな騎士骸骨が空を舞う姿は、リィズがやっぱり化け物じみた存在だと再度認識できた

 

空を舞った騎士骸骨は難なく地面に着地、

「ガァァァァァァァア」

咆哮をあげリィズに突進を仕掛ける

巨体に似合わずに早い、それは瞬く間にリィズに肉薄する

 

骸骨の騎士が彼女の首めがけて剣を振り回す。

だが当たらない、リィズは体を引き、ギリギリで避ける

「おせぇんだよ糞が!!!」

振り終わりにリィズの拳が骸骨の鳩尾を穿ち鈍い音が響く

 

「そんなノロマな攻撃がリィズちゃんに当たるわけねぇだろが!!!嘗めてんのか!!!」

蹴り突き、殴る咆哮と共にに骸骨にリィズが無数の打撃を浴びせる、

まるで嵐のような猛攻は強固な盾をも砕く

もはやどちらがモンスターなのか

 

僕には何が起きているのかさっぱりわからないが

明らかにリィズが優勢だ

骸骨の攻撃はリィズに掠りもしないが骸骨はリィズの攻撃を防げない

一方的、まさに一方的蹂躙

 

「せっかくご機嫌だったのによぉ!!死ねよ!!!」

リィズの渾身の回し蹴りが骸骨の頭に直撃し砕ける

糸がキレた人形のように骸骨が崩れ落ちる

 

動いたからか体から蒸気を発しているリィズが戻ってくる

 

「ふぅ~」

一暴れして落ち着いたようだ

「リィズ大丈夫?」

要らないとは思うが一応声をかける、

 

「うん!大丈夫だよクライちゃん!あんな遅いの私の敵じゃないし!」

えぇ、すごく強そうだったのだけど

本当にどっちがモンスターなのかわからない

 

僕が呆れていると

 

暗闇のなか赤いランタンが見えたとともに馬車が目の前を通りかかる

渡りに船だ、乗せて貰おう

僕はそう思い、馬車のおじさんに声をかけようと走る

 

「すいませーん」

これからどうなるのだろうか?そんな疑問を抱きながら




クライ君のキャラ紹介~
リィズ・スマート 二つ名「絶影」
装備 「天へ至る起源(ハイエスト・ルーツ)」
盗賊であるが騎士顔負けの攻撃力、盗賊とは

彼女の師匠にはよく怒られる
すぐに問題を起こす
誰にでも噛みつく
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