オーバーロード~異世界転移!!? 嘆きの亡霊は帰りたい 作:嘆きのラジオ
巻く引きは不在でお願いします
クライは馬車に揺られながら今までの災難をふりかえっていた
ヤルダバオトの悪魔の集団を退けてから数日が立った
街の人や王国兵士から感謝はされたが、僕は殆んどなにもやっていないので
なんだか罪悪感がある
特に蒼の薔薇の目が痛い
最近は何故かティアというくノ一から食事に誘われているが、そのたびに双子のティナというくノ一から凄い訝しむような視線を受ける
申し訳ないのだがやんわりと断らせて頂いている
そのたびにティアがションボリとするのだが、
ティナが怖すぎるのがいけないのだ
またシトリーからは「またですか」みたいな目線を送られる
僕なにかやった?
他にも国から褒美を与えたいだの、この国に在住してほしいなど、色々めんどくさいことが多いので
とりあえず逃げることにした
「本当に良かったんですか?クライさん・・・」
シトリーが聞いてくる
「いいよ、いいよ目的は達成できたし」
まぁめんどくさいしあのまま王国にいても危険な依頼とか受けさせられそうだから
これで良かったのだ
それに目的が達成できたというのもあながち嘘ではない
僕はそう思い、馬車の外をみる
いつも通りリィズが走っている
その隣で赤毛の、僕の幼馴染みが一緒になって走っていた
外をみる僕をみてシトリーは納得したように話す
「ルークさんですか」
そう住民救出作戦にはどうやらルークも参加していたようだった
というよりかは好き放題に悪魔を斬っていただけだが
結果的に住民を守っていたので結果オーライである
なんでも沢山斬れるから参加したらしい
「そういえばクライさん、次は何処に向かいますか」
「そうだなぁ~次は帝国に行ってみようかな!」
帝国とは王国とは違う発展を遂げた国らしい
さらに高級料理店やスイーツ店も他国とは1枚も2枚も上だとか
スイーツハンターの僕としては行かない理由はない
「帝国ですか・・・」
シトリーは難しい顔をし考え始めた
僕も噂は聞いたことがあるが
そういえばシトリーとは帝国で再開したが、何かやったのかな?
「わかりました、向かいましょう」
意を決したようにシトリーは答える
いや、別に観光目的なのでそこまで難しく考える必用はないのだが
シトリーは真面目だから色々考えることがあるのだろう
「まぁ気楽に行こうよ、気楽に、」
シトリーの不安を和らげるように言う
きっとなにも起きない、
シトリーの表情は晴れないがまぁ、なんとかなるだろう
僕は呑気に考えながら窓から差し込む暖かな日光に当たりながらひと眠りすることにした
お休み~~
ーエランテル酒場にてー
「そうかもう行っちまったのか・・・」
ブレイン・アングラウスは口惜しそうに酒を呷りながらいう
「なに、クライ殿には何か考えがあるのだろう、仕方ないことさ」
「千変万花か・・・なんというかあいつにしっくりくる2つ名だな、パッとしない奴ではあるが、あいつの策のお陰でヤルダバオトの計画も頓挫したらしいしな」
「まぁでも祝勝会には来てくれてもよくねぇか?」
ヤルダバオト撃退の祝勝会、MVPが、一番の功労者が不在ではあるが、豪勢な料理と高級な酒で小さなパーティーを開いていた
蒼の薔薇、王国戦士長、ブレイン、豪華な面々が集まる様子は周囲からかなり注目されていた
「そうね、ティアのこともあるし」
ラキュースはそう言いながら意味深な視線を隣で一人元気がないティアへ送る
「別に・・・礼が言えなかったのが残念なだけだし」
「まぁまぁそんなに落ち込まなくてもよお」
「落ち込んでない」
笑いながら励ますガガーラン、反論するがティアの言葉に力はない
こりゃぁ重症だなぁ
「そうね、せめてお礼だけでも言いたかったわね」
「俺は一度手合わせしてみたいものだ」
ラキュースとブレインも同意するように
どちらも何も言わずに急に去っていったクライには思うことがあるようだ
「でも実力は確か」
黙っていたティナが口を開いた
「あぁ、何でも街全体に重力魔法をかけたようだが、にわかには信じられない話だ、あれほどの魔法をあれだけの威力を保ちながら、しかも無詠唱で」
「貴女でも無理なの?イビルアイ」
ラキュースの質問に鼻で笑う
彼女にそんなきはないだろうが嫌味である
散々、侮っていた相手が自身よりも遥かに格上な魔術詠唱者など
「無理に決まってるだろ」
本当なら、人ではないイビルアイにとっても化け物でしかない
クライの2つ名を聞いたときは思わず手を叩いて納得したものだ
「だが、私はもう会いたくないぞ、あの女がいるからな」
「「「「確かに!」」」」
イビルアイの一言に皆が賛成したように声を合わせる
思わず笑ってしまうほどだ
あの女とはもちろん、リィズとシトリーのことである
「あはははは・・・」
「まぁ悪い方ではない・・・はずだ」
「俺はシトリーのほうが苦手だな、上手く言えねえが腹黒そうだ、」
「俺もだぜ、あの女は何考えてるのかわかんねぇしな」
「同意」
「賛同」
それぞれが互いの所感を話ながら(悪口)
宴は続いていくのだった
これにて一章は完結になります(設定してないが)
見てくれた方々、誠にありがとうございます
2章の舞台は帝国
ここでもクライ君は大暴れ、、、皇帝どころかアインズ様も頭の痛い思いをするでしょう・・・
またこのストーリーをみて少しでも面白いと思って頂けるのであれば
是非「嘆きの亡霊は引退したい」を見てください
拙い自分とは違いとても面白です(上手く表現できん笑)
一応王国滅亡編まで続けていくつもりですので
今後ともよろしくお願いします
psよろしければ面白いなろう系を教えて頂ければ嬉しいです
他にもやりたいことはあるのですが、オーバーロードだけではやっぱり似たような物語になるので
どうかよろしくお願いします