オーバーロード~異世界転移!!? 嘆きの亡霊は帰りたい 作:嘆きのラジオ
森のなかで彼女は目を覚ます
「ん・・・ん・・・あれ?」
見覚えのない森、周囲を、観察してもこの森は彼女の記憶にない場所だ
それに確か・・・自分はクライと、一緒にいたはずだと
「今は状況を把握しなくちゃ、、」
「キルキル君!!!」
彼女が名前を呼ぶと同時に
空から「キルキル」と叫びながら巨漢の漢がやってくる
その姿は2メールはあるだろう巨体に、ブーメランパンツ、顔はゴミ袋で素顔を隠されている
勿論人間ではない、彼は彼女シトリー・スマートによって作られた魔術生命体だ
シトリー・スマート、二つ名は「最低最悪」
ピンクの短髪に優しそうな瞳におしとやかな仕草、それは彼女が戦いには携わっていない可憐な乙女を思わせる、魔法使いのようなローブに身を包んだ天才と呼ばれクライの次にランクが高かった錬金術士(アルケミスト)である。
「じゃあキルキル君、ちょっとここら辺の探索に行って来てください!」
彼女に指示されたキルキル君という生き物は森の奥に走っていく
「頼みましたよー!」
彼女はよい成果を得られればと願いながら
「さて、では私も行きますか!」
そう言うと彼女はキルキル君とは反対方向を歩こうとすると
「ギャァァァァァァ」
と爬虫類特有の叫びが聞こえる、
巨大な蜥蜴、牙は猛毒、その瞳は対象を石に変える魔眼をもつ魔物、それはギガントバジリスクと呼ばれる。
シトリーは頭を押さえる
「はぁ~キルキル君がいなくなった側から」
仕方ないといいながら彼女は腰の銃・・・水鉄砲を抜く
「しょうがない、今回は私が殺るしかないですね」
~大爆発が起こる
ギガントバジリスクのは胴体を吹き飛ばされて死に絶えている
「この程度で死ぬとは情けないですね」
シトリーは呆れたように、見かけ倒しだと
目の前の死骸に言う、
「ですが利用価値は高そうですね、ポーションも個数に限りがあるので温存しなきゃだし、現地で作るしないか」
そういう意味では僥倖である。
彼女はギガントバジリスクの使えそうな素材を剥ぎ取る
剥ぎ取り終えた頃にキルキル君が戻ってくる
どうやらこれと同じ個体を数体を見つけたようだ
「これはこれはラッキーですね、早速案内して下さい」
「キルキル!」
キルキル君に抱えられた彼女は幸先が良いと思いながら
ギガントバジリスクの元に走る(キルキル君が)
「それにしてもクライさんはどこ行ったんだろう?」
彼女にとって大切な人の行方を彼女は心配する
「とりあえずポーションの素材になりそうな魔物を殺しまわりますか」
そのおしとやかな見た目をした少女のものとは思えないような発言をしながら、彼女は深い森の奥に進む
彼女が再会を果たすのはそれはまだ少し先のお話