ARKナイツ   作:エドレア

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ARK第一部の舞台となるマップをこれで一通り御披露目です


Extinction編
Case1:絶滅、果ての地


 どこまでも広がる荒野。

 

 生物の気配は全く感じられず、辛うじて朽ちた枯れ木がその名残を匂わせる程度。

 

 どこまでも行っても変わらない景色に一つだけ赤い光に囲まれた地域があった。まるで巨大な電柱のように真っ直ぐと聳え立つそれは頂点で赤い光を放ち特定の地域を囲むように点在している。

 その地域の中央には都市があった。銀色のまるでSF映画にでも出てきそうな銀色に連なる建築物。だが人の営みは感じられない。ところどころ年月による侵食が進んでいて崩落した道路があったり、地上に近い部分では草木に侵食されている部分もある。そして赤い光の外とは違って様々な野生動物がここでは生態系を築き上げていた。

 

 都市────聖域(Sanctuary)において最も高い建物、中央のタワー最上部から一人のフェリーンが巨大な黒い怪物と共に聖域の外を見下ろしている。

 

「………………」

 

 何を呟くでもなく、ただ北のある一点を静かに見据えるフェリーンの女性────ケルシーは静かに瞑目しこのExtinctionで共に過ごす全ての生存者の安全を願っていた。

 

 

 

 

 

 Extinction北西部。荒廃した地域が連なる手前、ここには地下に繋がる洞窟の出入り口がある。出入り口は垂直な穴で地下に通じていて、徒歩でのルートもあるにはあるが非常に険しく飛んでいけるのならそれが最も楽な踏破になるだろう。地下には森林が広がっておりそこはSunken Forestという名がついている。

 そんな、普段は静かな地域だが、穴のすぐ近くでは激しい戦闘が行われていた。銀色の煙をあげる物体は赤色の光を放ちそれを守るための戦いと壊すための間で熾烈な防衛戦が繰り広げられている。

 銀色の物体を壊そうとするのはこれまで目にしてきた様々な生物だ。だが様子がおかしい。どの生物も体に紫色の亀裂が入っており体内が惨く晒されている。そして皆一様に凶暴となっていた。ユタラプトルやティラノサウルスなど元々凶暴な生物はともかくとして、本来臆病なプテラノドンや草食恐竜のトリケラトプスまでもがその一心不乱に銀色の物体へ向かっていく。

 そしてそれを守るのはこれまで幾度となくドクターの指揮下の元、多くの防衛戦を潜り抜けてきたロドスのオペレーター達に他ならない。

 

「奴らを抑える」

 

 主力となるのは、ヴイーヴルの女性────元ライン生命警備課主任のサリアがティラノサウルスすら越える巨大な肉食恐竜に乗り、自身のアーツであるカルシウムを硬質化させながら強固な防御を築きあげる。

 

「邪悪を壊滅しうるは勇猛さ」

「強制執行」

 

 同じくヴイーヴィルのヴィクトリア軍バグパイプとラテラーノ公証人役場法定執行人であるエンフォーサーが、まるで機械と生物が融合したかのような不思議な四足に乗りつつ襲いくる敵を隙間を縫うように撹乱する。時折青い光を発しながら瞬間移動をしており敵は二人の位置を掴めないでいるようだ。

 

「狙いは定めた」

 

 カジミエーシュの競技騎士ファートゥースが空から襲いくるファイアワイバーンを遠距離から撃ち抜いていく。ブレスが届かず撃墜されていくファイアワイバーンだが、そのブレスも禍々しい紫色に染まっていた。

 ファートゥースの隣では刺々しい生物が顔面から棘をまるで機関銃のように発射し襲いくる生物を次々と蜂の巣にしていく。

 

「鮮血が武器を染め、戦場を沸き立たせる!」

「日輪よ、私に頷け!」

 

 ロドスのエリートオペレーターであるブレイズと耀騎士二アールが足元に接近してくる討ち漏らしを掃討する。ブレイズは得意とする炎のアーツとチェーンソーで、二アールは大陽の如く目映かんアーツで疾駆しながら迫りくる生物達を焼いている。

 

 ここまで、戦闘能力が高いオペレーターが奮戦しているがしかし圧倒的に敵の数が多い。荒れた地形のおかげで敵の侵攻ルートは限定されているとはいえ進軍してくる方向は一つだけではないのだ。

 ロドスのオペレーター達が戦っている裏手では別の戦士達も戦っていた。だがその姿は知る者が見れば驚くだろう。白く三つの穴の空いた仮面で素性を隠す者や黒い重装甲で顔で覆う者など皆一様に顔を隠しているが、装備の各所には特徴的なDNAのマークがある。そう、ロドスと共闘しているのはレユニオンの構成員達だ。もし彼らだけ、下っ端だけのチームであればロドスとの対決は避けられなかっただろう。

 だが────。

 

「踏み止まれ。我らは、障壁なり。絶やすことなく、武器を振るうのだ。勝利は、近い」

 

 サルカズ勇士最古の血脈。ウルサスで最も頑強な戦争の化身。レユニオンの背骨。エレーナ────フロストノヴァの父。

 全盛期において、テラ全土のほぼ全ての勢力と渡り合い勝利し続けた文字通り最強の男。ウルサス最盛期の不敗の象徴。

 ボジョカスティ────パトリオットと呼ばれる軍人はその能力を遺憾無く、この絶滅の地で発揮していた。

 

 四つ足の、まるで毛の無いキリンのような姿をした大型生物がその前足でパトリオットを踏み潰さんとのし掛かる。パトリオットは避けても良かったが、敢えて受け止める選択をした。凄まじい重量がパトリオットを襲っているはずだが、一歩も退く事なく盾を持つ右腕のみで対抗している。その横合いから、トリケラトプスが助走をつけて動けないパトリオット目掛けて突進していく。パトリオットは受け止めた姿勢のまま、左腕だけを瞬時に動かしあまりにも無茶な姿勢でアーツによる槍を投げた。投げつけられた槍はトリケラトプスを真正面から貫通し後続の生物にも被害を及ぼす。一方受け止められ続けるキリンのような生物はいつの間にか発動していた巫術【人喰い】によって衰弱させられ頭が下がってきたところを槍で一突きにされていた。

 

「変わらないな、大尉。その勇壮さも、猛々しさも」

「将軍。我々が、戦場において、変わる事など、ありはしない。貴方もまた、その剣筋に、一点の揺らぎも無い」

 

 この場で唯一、ロドスのオペレーターでありながらレユニオン側に与し、パトリオットと対等に肩を並べている人物。チェルノボーグの闇診療所アザゼルの管理人であったへラグは昔の気風をそのままに、古い戦友との逢瀬を懐かしむ。まるで日常と変わらない雰囲気で会話するへラグだが、その周囲には夥しいほどに細切れにされた多くの死骸が足元を埋め尽くしていた。

 

 ウルサス軍の最盛期を支えた二大巨頭が二つの戦線の内一つを担当してくれている。ロドスとしてはこれ以上無いと言いたい程の戦力であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終わったか」

「あ、ケルシー先生!」

「皆、犠牲一つ無く、大怪我も無いようで何よりだ。各員、今後ともより一層の奮闘を期待する」

 

 防衛戦はロドス・レユニオン連合の勝利に終わった。銀色の物体────OSDからは多数の戦利品が射出される。戦利品にはこれまでのARKシステムにおいて作られるアイテムが多量にあるが、コストの重い建築や質の良い武器や防具、サドルの設計図など普通にARKを探索しているだけでは手に入らないような貴重な物が含まれている。これらはARKシステム下で生きる上で非常に重要な資源となっていた。

 防衛戦が終わった後、ケルシーはオペレーター達を労うために邪魔にならないよう撤収作業に従事しながら指示を出している。そんなケルシーを遠巻きに眺めるレユニオン達。パトリオットが取りなしてくれたおかげでロドスとレユニオンの間に不穏な気配は無いが、だからといって信用できるかは感情論である。しかしパトリオットはそんな構成員に手本として見せるかのように、積極的にケルシーと話す様子を見せていた。

 

「ケルシー子爵」

「ボジョカスティか。報酬の分け前で問題があったか」

「問題など、何一つ無い。私が言いたいのは、感謝に、他ならない。チェルノボーグでの戦いより今日、我々の間にある溝が、埋まる事は無く、しかし橋を架けんとするその姿勢に、応えない訳にはいかない」

「君がここに来てくれて助かっているのは私達も同様だ。君がいなければ、我々の他に来ていたレユニオンの構成員と衝突するのは時間の問題だっただろう。それは私達の目的とは重ならない無為な結果をまねく事になる。一刻も早く、ARKと呼ばれるこの世界が何なのか突き止めなくてはならないのだ」

「この不可思議な世界、一体如何なるものなのか、貴方ですら、考えがつかない、と」

「ある程度の目星はついている。ただそれらは全て状況証拠ばかりでしかないんだ。幾つもの多岐に渡る閉じられた箱庭のような世界、そこで生息する数多の生物達、そして先駆者が遺した手記……。そして全ての答えが、この果ての地に集約されている」

「だが、貴方達が行けない世界が、あると」

「私の予想が正しければボジョカスティ、貴方はその先へ行ける可能性があるんだ。Wの証言通りならな」

「今、私がここを、離れる訳には、いかないだろう」

「ボジョカスティのカリスマもそうだが、鉱石病の症状も経過観察しなくてはいけない。多くの感染者がARKで症状が発現していないというのに、君だけが症状を保ったままこちらに来ている。私の知る限り、最も源石との融合が進んでいる感染者は君をおいて他にいないのだが、それと症状の有無に関連性があるのか、それらも含めて確かめなければならない事が多いのだ」

「……私の知人の多くは、怠慢とは程遠い人物が、多いのだが、ケルシー子爵もまた、その一人であった事を、思い出した。ところで、Wと言えば、彼女は今、どうしている?」

「WにはSunken Forestでの警護に当たらせている。本人は甚だ不快そうにしていたがな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(あのババア、次会ったら確実に爆弾を仕込んでやるわ)

 

 Wは激怒した。必ずや、あの陰険根暗な年齢◯◯◯歳のフェリーンを吹き飛ばしてしまおうと決意した。Wには医療が分からぬ。Wはサルカズ傭兵である。依頼されるがまま、任務と共に爆弾と戯れてきた。故に悪意には、人一倍敏感なつもりであった。

 

 と、ここまではWの本音である。

 怒りの原因は、眼前に広がる全くもってWには似つかわしくない牧歌的な光景であるからだ。

 Sunken Forestは地下にある森ということでその雰囲気はAberration上層と良く似ている。出入り口である縦穴からも水が流れ込んでいるが、それとは別に洞窟のところどころから湧き水が流れておりそれが川や池などを作り出していた。Sunken Forestにあるロドスの拠点はこの内の一つに建てられている。

 

「皆さーん。今日はめーちゃん達の毛を刈り取りましょう! 刈り取った毛はとてもフワフワしていて触ると気持ち良いですよ。羊毛は様々な事に使えますが、自分の分を刈り取ったら好きな事に使って下さいね~」

「「「「はーい!!!!」」」」

 

 エイヤフィヤトラが家畜として飼われている多くの羊達の目の前に、ロドスにいる比較的幼い子供達を連れてきて世話をしている。子供達は慣れない大きなハサミに悪戦苦闘しながらも、刈り取った羊毛を前にとても興奮していた。

 

「なぁ、これって燃やしていいのか? よく燃えそうだぞ!」

「イフリータちゃん……危ない事はダメだと思うよ」

 

 何人かはオペレーターとしての登録がされている子供もいる。Wは警護というの名の実質的な保育所勤務である事に辟易していた。基本的にWは遠くから眺めているだけでいいのだが、怖いもの知らずの子供達はWが恐ろしい"魔族"だと聞いてなお平気でちょっかいかけに来るのだ。中にはオペレーターとしての能力を持つ子供が感情のままに癇癪を起こす事もあってそういう時はとても苦労する。思うがままに敵を爆散させてしまえば良い傭兵業とは180度異なる仕事に、Wはどう考えてもケルシーの悪意を感じられずにいられなかった。

 

「Wお姉ちゃん、羊毛でお人形さんを作ったんだよ。受け取ってくれる?」

「あー、はいはい。よくできてるわね」

「うん! Wお姉ちゃんを作ってみたの! 角のところ、上手く縫うの難しかったんだよ」

「そう……。頑張ったのね。お友達に見せてきたらどうかしら」

「みんなには見せたよ。みんな凄く良く出来てるって言ってくれたの。Wお姉ちゃん、もしかして嫌だった……?」

「……嫌っていう事は無いわよ。ただ私よりもアンタのお兄さんの方が良かったんじゃないの?」

「エゼルお兄ちゃん? エゼルお兄ちゃんの分は勿論作るけど、見ながらじゃないとちょっと上手くできないの。今日はWお姉ちゃんが近くにいたから……」

「ああ。チラチラ感じた視線はそういうことね……」

 

 極めつけにこれだ。

 大概の子供達はWが冷たくあしらえば個人差はあるにしろ意外と素っ気なく離れてくれるものである。だがこの少女────セシリアは何を思ったのかどこまで邪険にされても変わらずWに引っ付いていた。とにかく鬱陶しいと叫びたいWだがセシリアが"歌"を聞かせてくれたおかげで更に渋い顔になる。どうしてサンクタの少女がサルカズの歌を知っているのか、時折明滅する光輪と崩れる体調、そして父親と語るサルカズの話。どう考えてもロドスが抱えるいつもの厄ネタ案件である。保護者であるエンフォーサーが任務終わりに迎えに来るので、それとなく話を振ってみたWであったが得られた結果は苦笑いだ。セシリアはどうも出自の特殊性からサルカズと特に関わりたいらしく、赤の他人であるWに軽々とその特殊な血統について話してしまっていた。Wに出来るのはできるだけその話を他人にしてはいけないのだと、らしくもなく諭すぐらいである。

 

(テレジア殿下とかサルカズの重要な話にはそれなりに関わってきたつもりだけど、下手するとこれサンクタとサルカズの起源に関わる話じゃない。一介の傭兵が抱える話じゃないっつうの)

 

 無邪気にWの目の前で羊毛と戯れる様子を見せるセシリア。どうやら自分がどうやって羊毛から人形を作ったか見せたいらしい。幼いながらも意外に器用な手先で針を操る彼女だが、Wはその手が如何なる物であれいずれは武器を握る事になる事を予見する。間違いなく、この娘は荒事から逃れられないだろう。

 

「そういえば、Wお姉ちゃんって最初からここ(Extinction)にいたの? 私はエゼルお兄ちゃんと手を繋いで散歩してたらここにいたんだけど」

「違うけど、どうしてそんな事が気になるのよ」

「えっと、ARKだっけ? 他にも色んな世界があるって聞いたの。砂や岩ばかりの世界で空を飛ぶトカゲがいる世界とか、ずっと暗くて姿が消えたり土から怪物が現れる世界とかがあるって」

「ああ、他の世界が気になるのね」

「私ね、ここから出ないように言われてるの。私はオペレーターのお兄ちゃんやお姉ちゃんみたいに戦ったりできないから、みんなのお話を聞くのが一番の楽しみなんだ。Wお姉ちゃんはどこから来たの?」

 

 Wはまた呆れて嘆息する。本当にこの娘はいらない事ばかりに気付きが良い。Wは少しばかり逡巡して、ケルシーの事を思いだし嫌がらせのつもりでそのまま真実を吹き込む事にした。その表情は、セシリアと話している時は常につまらなさそうな顔していたWが初めてセシリアに見せた楽しそうな笑みだった。

 

「私が来たのはGenesis(創世記)からよ。けど今はサルカズじゃないと行き来できないみたい。もしかしたら、アンタも行けるかもしれないけどね」




Extinctionの独自要素について

Extinctionではこれまでのストーリーマップとは大幅に異なる独自コンテンツがあるためこちらで解説する

OSD
Orbital Supply Dropの略。Extinctionでは定期的に空から自然現象として隕石が降ってくるがそれとは別に大量の物資を積んだコンテナが落下してくる。OSDに近づくと防衛戦が始まる。防衛戦の難易度と物資の中身はOSDの光で変わり青→黄色→赤→紫の順で難易度が上がっていく。当然質もそれで変わる。OSDの落下地点は決まっていて防衛戦の難易度も落下地点からある程度予測できる。得られる戦利品の中には質の良い設計図が含まれていておそらくこれの需要が最も高い
防衛戦の中身としてはこれまでアークナイツをプレイしてきたであろうドクターなら分かる通りタワーディフェンスである。オペレーターの代わりにこれまでテイムしてきた生物達を配置、または騎乗しOSDを狙う汚染生物達を撃退する。OSDには耐久値があり汚染生物から攻撃を受けて0になれば壊されて当然失敗となる。システムやキャラが変わっただけでやることはアークナイツのタワーディフェンスと何も変わらない。ドクター諸氏には生物やアイテムを駆使して是非各々の戦術を奮ってもらいたいところである

汚染生物
既存の生物が高濃度のエレメントに晒され性質が変化してしまった姿。本来は穏和だった生物もこうなると他の汚染されていない生物に対し例え元が同種であっても非常に攻撃的になる。Extinctionの隕石が降ってくるエリア(Wasteland)全域に出現する。野生で普通に出現するものと防衛戦に出現するものとで優先行動に違いがあり、普通に出現するものでは単なる敵キャラだが防衛戦に出現する個体は多少攻撃された程度では無視してOSDに一直線に向かっていく
どうやらエレメントの影響である"集合意識"に飲み込まれているらしいが……?

登場した生物紹介

ギガノトサウルス
南米で発見された大型肉食恐竜。発見当初はティラノサウルスより大型の恐竜としてメディアにプッシュされたがその後の検証により現在は12mから14m程とほぼ同じ体格であることが分かっている。ティラノサウルスと同等の体格といっても骨格は大分細身で頭部構造もティラノサウルスのように噛み砕くような真似は出来ず代わりに顎と鋭い歯を上手く使って失血死を狙うような狩りをしていたと思われている
ARKではティラノサウルスを遥かに越える巨体恐竜として登場。明らかに全長25m程はある。通常のテイムが可能な生物ではティラノサウルスを越える最大最強の恐竜。野生での体力が大体80000、基礎攻撃力が500(参考までにティラノサウルスの基礎攻撃力が62)という馬鹿げたステータスとなっており野生の個体が自然に倒される確率は限りなく0に近い。石の建築を"破壊"することが可能。他の石の建築にダメージを与えられる生物が本当に"ダメージを与えられる程度"なのに対してギガノトサウルスはその圧倒的攻撃力で拠点を簡単に破壊してしまう。生息範囲に拠点を建てる際は可能な限り金属建築を推奨する。幸いケツァルコアトルス同様生息数が少なく一つのマップに多くても3体、また生息範囲もかなり限られているのでしっかり対策すれば事故は防げる。野生の攻撃にはカルノタウルスと同様の出血効果がある(テイム個体は出血攻撃を持たない)
テイム後は特殊な能力を持たないがその圧倒的な戦闘能力が役に立つだろう。流石に野生のステータスのままテイムできると強すぎるのかテイムすると体力と攻撃力が大幅に弱体化される(80000あった体力が17000くらいになるほど)。ステータス低下を受けてもなおその戦闘能力に揺るぎはない。攻撃は単なる噛みつきだけだがどうみても届いていないのに後ろ脚まで届くほど攻撃範囲が広い。前述の攻撃力の高さも相まって殲滅能力はピカ一である
これだけの戦闘能力を持ちながらExtinctionまで長らく不遇の扱いであった。アイランドでは強すぎる故かボス戦に持ち込めず焦土ではそもそも生息しておらずAberrationでは連れてくることすらできない。Extinctionからは上記のOSDに加えボス戦の形式が変わりギガノトサウルスもボス戦に参加できるようになったのでその戦闘能力を遺憾無く発揮できる。Genesisでも需要は高い
ちなみに汚染生物としても登場しているがExtinctionマップ北部中央を徘徊しているだけで防衛戦には出てこない

エンフォーサー
エゼルお兄ちゃんの事ではない。Extinction中央の廃都市Sanctuaryを徘徊している四足歩行生物型機械。都市機能がまだ可動していた頃に作られた汚染生物に対する防衛機構の一部と思われる。基本的には無害で危害を加えなければ敵対する事はない。ただし野生の個体を直接テイムする事は出来ず仲間にするには野生のエンフォーサーを倒しドロップする設計図から直接作成しなければならない。この際作られるエンフォーサーのレベルは倒したエンフォーサーのレベルと同じになる。高レベルのエンフォーサーが欲しければ高レベルのエンフォーサーを倒す、ということになるがレベル高ければ当然作成にかかるコストも上がる。幸いステータスそのものは高レベルでも大した事はない
作成後はテイムした扱いとなり自分の生物として使える。通常の生物とは異なり肉やベリーなどは食べずエレメントダストが餌代わりの燃料となる。Sanctuaryの街灯やベンチなどは鉱石扱いで壊すとくず鉄や電子基盤の他エレメントダストが採取できるのでそれを活用しよう。前述した通りステータスは大したことないのだが汚染生物に対して攻撃力4倍の特攻能力がある。また短距離なら移動可能なテレポート能力もある。テレポート回数は初期1つ、追加でLv40/80/110/175で1つずつ増加する。各テレポートごとに20秒のクールタイムがある。レベル175以上のエンフォーサーであれば5回目のテレポートを使う頃には最初のテレポートのクールタイムが済んでいる。テレポートで壁に衝突するとロックドレイクのように壁に張り付いて移動ができる。またテレポートは重量限界を越えても使用可能なのでやや操作に難があるものの限界以上の物資を運搬する事も可能
ちなみに野生での生態カーストが最下位なのかディロフォサウルスにすら襲われる。このため野生のエンフォーサーはしょっちゅう他の生物と喧嘩しているのを見かける

ヴェロナサウルス
Extinctionの南西部、隕石を防ぐための透明なドームに囲われた焦土を再現したかのようなDesert dorm地域に生息する生物。如何にも恐竜っぽい見た目と名前をしているがARKの架空生物
野生はサバイバーに対して攻撃的で普通の引っ掻き攻撃の他、顔面から生えているトゲをマシンガンの如く連射してくる。普通にヘイトを引けば追いかけてくる他の生物と違ってちょっと距離を離すとすぐこの射撃モードに変わるので罠に嵌めるのは工夫がいる。正面から防御力の高い装備を着て麻酔弾を撃ち込むのが一番手っ取り早いかもしれない
テイム後もその射撃モードが一番の特徴になる。騎乗した状態で射撃モードに移行すると画面にレティクルが表示されそこに射撃する形になる。マシンガンの威力は基礎20の秒間10hit。ただし攻撃力を100%差し引いた数値で計算される。(例:200%では20ダメージ。300%では40ダメージ)。このマシンガンが本当に強力で地形や環境次第でボス戦にすら候補に上がる程。また野生のロックエレメンタルのダメージ9割カットをこのマシンガンなら無視できる。遠距離戦に特化している一方で直接攻撃を食らうとマシンガンが撃てなくなるので近距離での戦いは苦手。体力も低いので、運用する際は敵や地形を深く吟味してもらいたい

パラケラテリウム
今から3600万年前から2400万年前にユーラシア大陸で広く生息していたサイの仲間。現在発見されている中で陸生哺乳類としては史上最大の生物である。頭胴長約8m、肩高約5.5m、長い首を伸ばせば9m近い高さに達した
ARKではアイランドから最新のGenesis2まで地味に皆勤賞を快挙を達成している。アイランドでは主に沼地などの湿地帯や赤杉林に、焦土ではほぼ全域に、Aberrationでは上層に、ExtinctionではSanctuaryやや西の沼地などに生息している。基本的にはブロントサウルスと同様温和な性質で草食生物ながらほとんどの肉食生物と敵対されずに悠々と生息地を闊歩している。戦闘の際は前肢二本でのし掛かるような攻撃をする。この攻撃は見た目以上に範囲が広く軽い生物であればふっとばしてしまう
テイム後はほとんどブロントサウルスに近しいポジションになる。プラットフォームサドルを付けられるのも同様。ただし移動速度はあちらより早い。ブロントサウルスは積載重量でパラケラテリウムに勝っておりどちらを取るかは好みによるだろう。焦土・Aberrationではプラットフォームサドルを付けられる生物がパラケラテリウムしかいない
汚染生物としても登場し、体力の高さで意外と難敵となる

トリケラトプス
ティラノサウルスと並んで最も有名な恐竜の一つ。よくティラノサウルスのライバル扱いされるがこれは彼らが生息していた白亜紀後期の北米でトリケラトプスを捕食できそうなのがティラノサウルスぐらいしかいないだろうという推論が元となっている。実際ティラノサウルスの胃の部分からトリケラトプスの化石が出てきたり逆にトリケラトプスの角で傷ついたであろうティラノサウルスの化石があったりする程。体長は6mから8m程度
ARKではアイランドから登場。焦土には生息していない。アイランドでは主に海岸や林など、Aberrationでは上層に、ExtinctionではWasteland全域に生息している。基本的には温和で無害な草食恐竜だがこちらから攻撃を加えるとその自慢の角を振り回してくる。攻撃にはふっとばし効果がある他距離を離すと強烈な突進攻撃があるので生身でサバイバーが相手取る際は地形を吟味したい。テイムは通常の昏睡テイムだが頭部の襟巻きの部分は射撃物に対して強力な防御力をある。麻酔矢などを撃ち込む時は主に胴体を狙おう。また野生テイム問わず大型肉食恐竜が近くにいる際は赤いモヤのようなオーラを纏い攻撃力防御力体力に対してバフがかかる
テイム後はベリー採取生物の他序盤の戦闘用生物としても役に立つ。サドル解禁レベルが16と非常に早いため初心者にとっては頼もしいペットになるだろう。ふっとばし攻撃が強力でユタラプトル程度なら一方的にお手玉のように弾いて倒せる程。初心者はトリケラトプスのテイムを最初の目的にするのも良いかもしれない
汚染生物としても登場する他防衛戦のみ限定で「激怒したトリケラトプス」という通常より遥かにステータスが高い敵トリケラトプスが出現する

ヒツジ
何の変哲も無い現代のヒツジ
ARKではアイランドからGenesis2までずっと登場している。マップによって生息数に極端な差がありアイランドでは北西部の雪山などに生息しているがまともに探してもまず見つからない。無料DLCマップラグナロク北東の草原では群れていたりする。戦闘能力はなく生態カーストも最下位なので生息地域次第では出現した瞬間肉食生物の餌になっている事が多い。テイムは手渡しテイムだがどんなレベルでもベジタブルケーキ一個でテイムできる。野生テイム問わず倒すと羊肉を通常の肉の代わりにドロップする。この羊肉には肉食生物をテイムする際キブルの次に有効な餌として機能する。ヒツジが群生するマップなら最初から高レベルの肉食生物のテイムに挑戦してみてもいいかもしれない。またテイムした個体にハサミを使用すると羊毛を刈り取る事が出来る。羊毛は毛皮の代用として機能するので毛皮が必要となるアイテム作成では活躍するだろう。毛が刈り取られたヒツジはしばらく細い姿でいるが時間が経てばまた刈り取れるようになる。食料値が高いほど毛の復活速度を早められる
なおARKの登場生物では一、二を争う程可愛い見た目している。そのため単なるコレクション目的でテイムしているサバイバーも多い
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