ARKナイツ   作:エドレア

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初めてのアンケート、回答頂き誠にありがとうございます



Case7:洞窟攻略

 

 

 

 

 

「本当にここで合ってるの?」

「話を聞く限りそうらしいが……」

 

 ────ともかく進もう。言われた通りアーティファクトという物を探さなくてはならない

 

 ペンギン帝国へ向かったドクター一団。

 現在の彼らがいるのはペンギン帝国とは全くの逆、むしろドクターらがいた初期位置に近い森の中である。

 ドクターは昨夜の歓待を思い返す。予想通りのペンギン急便と全く予想だにしていなかった情報から、思っていたよりこの世界が複雑な事を噛み締めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「LADYS&GENTLEMEN!!! 久々の再会だ。細けぇ話は後にして、まずはみんなで楽しもうじゃねぇか!!!」

 

 北海の果てのペンギン帝国に辿り着いた一団はカスタムレシピという物で作られた多数の料理とベリーのジュースに迎えられた。本来は寒いはずの場所だがまるで工業地帯のように稼働している幾つもの工業炉によって氷海に浮かぶそこだけは比較的暖房が効いたような状態となっている。エンペラーは根城にしているライブ会場の壇上にて一団を出迎え時には自身のお得意のラップを披露し場を盛り上げていた。

 ドクターとしては歓迎は嬉しいものの出来ればパーティより詳しい話を聞きたかったところではある。とはいえ好意を無下にする程の非情さは持っていない。困惑しつつもこれまで味わった事のない量の美食に舌鼓を打っていたレユニオンのメンバーを見てドクターはペンギン達の歓迎を受けたのだ。

 

 さて、パーティから一夜明けた今朝からは昨日と打って変わって真面目な話である。エンペラー曰く、腹も満たせて寝られる場所があるのが人として生きる上での最低限の鉄則なんだそうな。感染者問題に立ち向かうドクターは大いに賛同した。レユニオンのメンバーからすれば敵であったロドスとそれに連なる組織から歓迎を受けるのは判断が難しいところではある。とはいえ今までロクな扱いを受けてこなかった彼らにとって昨夜の歓迎は態度を軟化させるのに十分なものだったのだろう。

 エンペラー含め、各地を渡り歩くモスティマやそれに追随するフィアメッタなどからこのARKの世界について一通り聞き及んだドクター。一番大きな衝撃だったのはケルシーが来ていて彼女が別の世界でロドスを運営しているということだった。本音を言えば是が非でも会いたい。記憶を失っているとはいえ彼女はアーミヤと並ぶドクターにとってかけがえの無い仲間の一人である。ロドスが運営されているのなら自分の部下でもある多くのオペレーター達もいる事だろう。

 しかしながらそのドクターの思いに待ったをかけたのがエンペラーである。ただより安い物は無いだろう、とのことで聞かされた情報料代わりに洞窟からアーティファクトを取ってこいというのだ。レユニオンメンバーは反発したが、一からボス戦まで準備するのとペンギン急便と組んでボス戦までの準備を省略できるのとでは訳が違う。ドクターからするとそこまで悪い条件とは思っておらず、むしろこれはエンペラーがレユニオン達を図る試金石なのだと判断していた。無論何も持たせず洞窟攻略をさせるのもよろしくないということで、装備やテイム生物を一部貸し出して貰える形で洞窟に挑む事になったのだ。レユニオンメンバーは不請不請ながらもこれを受諾し今に至る。

 

「ここ結構暑いんだけど……」

「一応内部の気温はむしろ寒いくらいらしい。そこまで分かっているなら自分達でやればいいものを……」

「プテラノドンといったか? ポッドとやらに格納できるということだが一体何なんだこの世界は……」

 

 三者三様、洞窟の前に佇む。メフィストは慣れない暑さが気に入らず、ファウストはペンギン急便に悪態を突き、フロストノヴァは不思議な世界そのものを疑問に思う。

 フロストノヴァは洞窟の入り口でここまで乗ってきていた借り物である翼竜をしげしげと眺める。喉の辺りを撫でてやると気持ち良いようでフロストノヴァは不思議な生物に驚きつつも順応していた。

 

「ねぇドクター、こんな洞窟無視しない? 別に他の世界へ渡るのにボス戦が必須って訳じゃないんでしょ?」

 

 ────確かにそうだが、ケルシーが指揮するロドスの活動を考えれば後々やることにはなる

 

「手記と言ったな。それも調べる必要があるらしいが……」

「そもそもあのエンペラーとやらが本当の事を言っているかすら確証が無いんだぞ」

 

 ────確証の話をするのならこの世界そのものが胡乱な物だ。少なくとも話を聞く限り、あの数の料理だって揃えるのは時間がかかるだろうし、その誠意を無視するのは難しい

 

「それは……まぁそうなんだろうけど……」

「テイムというのも簡単ではないそうだから、手間をかけてくれて行ってくれたそれを貸してくれる事にも彼らの誠意が見える」

「フロストノヴァはあいつらの言うことを聞くの?」

「ペンギン急便に従う訳ではない。ドクターの判断を信じたいだけだ。おまえ達はどうだ?」

「……まぁドクターの判断なら考えなくも、ない、かな……」

「俺はドクターの判断を信じよう。少なくとも、これが終わってからでもまだ議論の余地はあるはずだ」

「では、洞窟攻略に挑むという事でいいな?」

「はぁ、仕方ないね……」

 

 人数分のプテラノドン達をポッドに格納した一行は新たな別の生物を出す。現れたのはワニのような細長い顔をした恐竜であった。出てきた恐竜の様子を確認して、何も問題が無い事を確認したドクターはエンペラーから渡されたメモを頼りに洞窟のブリーフィングをレユニオン達と行う。

 

 ────ここは難易度の低い洞窟らしい。奥には狩人のアーティファクトというものがあるそうだ。アーティファクト近辺では水辺があるそうなので、このバリオニクスとやらが水陸両用で活躍できるらしい

 

「……いや、その情報ってここ攻略済みじゃないと分からない内容でしょ」

「分かっててやってるんだろう。私達は試されてるんだ。元々は敵対していた私達をアメとムチを使って確かめてるんだと思う」

「とっとと終わらせよう。話はそれからだ」

 

 バリオニクスに騎乗し奥へ進む四人。

 先頭を務めるのはフロストノヴァで次がファウスト、メフィストと続き最後尾がドクターとなる。特に議論することもなくこの配置は決まっていた。

 

 洞窟の入り口からバリオニクスに騎乗し歩いて進む。分岐点があるところまでは一本道という事だったが大分曲がりくねっている上に道幅はおろか、天井すら低いので進むだけでも時間がかかる。

 ドクターは前を行くメフィストが目に見えて不機嫌になっているのを見て流石にすまないと感じていた。メフィストも含めレユニオンの子らがドクターに対し素直に感情を表せているのは喜ばしい事ではあるのだが、却ってドクター以外の大人に対し必要以上に噛みつくようになっている。タルラに拾われるまで壮絶な日々を過ごしたのは想像に難くない。本当はまだ大人に甘えていい年頃の子達だ。この子達にはやはり庇護できる大人が必要なのだと、強くドクターは痛感する。

 

「ドクター、分かれ道だ。情報によれば左に進むのが最短ルートだそうだが」

「……左は崖になってるみたいだけど、なんか下にうじゃうじゃいない?」

 

 ────やはり戦闘は避けられないようだ

 

「いや、その必要もないだろう。忘れたか、私のアーツを」

 

 フロストノヴァが意気揚々と自身の代名詞たる氷のアーツを使用する。崖下にはこちらの様子を伺っていた大きなクモやサソリ、更には巨大なムカデなどが多数いたが全てフロストノヴァのアーツが凍らせた。遠慮の無いアーツの行使にメフィストは不機嫌になっていた事を忘れて嘆息するばかりである。大体何か戦闘があればフロストノヴァによるアーツのごり押しが続いている現状をドクターは好ましく思わなかった。

 今ので戦闘の気配を察知したのか別のところからドクターらに敵意を向けて同じような生物な集まってくるが、先ほどの焼き直しである。分岐点の前と狭い洞窟の都合上敵が接近できるルートなど限られている。右の方からもコウモリが接近してきたが狭い洞窟内で統率も無く断続的にやってくるそれらはファウストの良い的でしかなかった。

 

「大体掃討できたんじゃないの」

「ああ、生物の気配がなくなった。後は水底には巨大なワニがいるそうだが、私達は用が無いから近づかなければいい」

「……呆れる程単純な作業だったな」

 

 ────フロストノヴァ、現状君のアーツによる殲滅が続いているがいつまでこれが通用するのか分からない。今は良いが、いずれはアーツを頼みにしない戦いも起こり得るかもしれないという事を念頭に置いてくれ

 

「分かっている。これでもこの世界へ来る前はちゃんと普通に戦っていたさ。龍門での戦闘の際は限界を越えてアーツを使っていたからイメージは湧かないかもしれないが、これでもナイフの扱いは上手いつもりなんだぞ」

 

 ────その辺りも含めて打ち合わせが必要だ。今は君達レユニオンだけで戦っているが、ゆくゆくはロドスのオペレーター達とも共闘することがあるはずなんだ

 

「ロドスとの共闘ね……。正直ドクターがこんなに話せるやつだと知らなかったら、考えもしなかったよ」

「どの道俺達だけでこの世界を生き抜くのは厳しい。やはりそういった事も考えておかなければならない、か」

「早くアーティファクトを取りに行こう。そうすればペンギン急便とももう少し詰めてそういった事を話し合えるはずだ」

 

 崖を飛び降り更に奥へ進む。

 また分かれ道があったがアーティファクトが近い位置にあるとその方向からまるで鼓動のような謎の電子音が響く性質がありそれを頼りに進めば迷う事は無かった。

 アーティファクトがある場所は狭い洞窟の中でも更に岩に囲まれた部屋のようになっておりバリオニクスに騎乗したままでは入れない。仕方なくフロストノヴァが身を低くし入ったところで、アーティファクト前を陣取るように先ほどと同じ洞窟生物らが群れていたがフロストノヴァのアーツの前では無力である。動かぬ彫像と化した彼らを通り過ぎ、何事も無くフロストノヴァは狩人のアーティファクトを手に入れた。

 

「『確固たる意志を持つ狩人は、獲物を捕らえるまで決して揺るがない』? なんだこの説明は」

 

 ────アーティファクトに何かあったのか

 

「いや、不思議な説明があってだな。内容は分からなくもないんだが、それとアーティファクトそのものにどんな意味が……?」

「そういうのは後にしてさっさと帰ろうよ。目当ての者は手に入れたんでしょ」

「長居は無用だ。後は適当に、文句と共にペンギン急便にそれを送りつけてやればいい」

 

 ────帰るのはいいが、油断は禁物だ。こういう時こそ警戒を怠らないようにしたい

 

「ドクターは心配性だなぁ。地図だってあるし迷うような地形じゃないよ。そもそもフロストノヴァのアーツが強すぎるしね」

「速やかに動けば危険に遭遇する可能性も減る。今度は坂道を登っていく形になるが、問題は無いだろう」

 

 先ほどの二度目の分岐点を左に曲がり水辺の近くを歩いていく。遠くから水底を覗けば確かにワニと思われる姿を見かけたがわざわざ近づく必要は無いので無視できる。先ほどの戦闘でほとんどの敵性生物を全滅させてしまったのか最初の分岐点までは敵に遭遇せず戻る事ができた。

 新たな敵と遭遇したのは分岐点より更に戻ったところからだった。

 

「寝てるね」

「寝てるな」

「寝ているな」

 

 ────このような生物、来る時にはいなかったはずだが……

 

 曲がりくねった一本道、ここでは高低差が激しく急な坂になっていて道を逸れたところでは崖になっている箇所がいくつかある。その内の道のど真ん中で堂々と寝ている生物がいた。洞窟に入った時にはいなかったが後から洞窟に入ってきてここをねぐらにでもしているのだろうか。

 

 ────洞窟に長い間いるせいで分かりづらいがそろそろ夜になる。これは無視して進もう

 

 そう言って細い道の横を何とか通り過ぎようとした時だった。

 寝ている生物が起きる。体のおおまかな特徴はバリオニクスとそう対して変わらないが顔は丸みを帯びている。背中には羽毛のような体毛が生えていた。それは起きた直後にゆっくりと大きな伸びをした後、目を爛々と輝かせドクター達に咆哮した。

 

「うるさいな」

 

 冷酷なフロストノヴァの声。吠えた姿勢のまま、その生物は凍っている。少々驚かされたがまたいつものフロストノヴァ無双だろう。メフィストとファウストは何番煎じともとれる光景に特に警戒することは無かった。フロストノヴァも同様だ。

 だからこそ、いつもの光景ではない事に先に気付けたのはドクターだった。

 

 ────下がれフロストノヴァ! 

 

 早く帰ろうと動いたレユニオン達。先頭のフロストノヴァが最も接近した瞬間、中から氷を砕きその生物が猛然とフロストノヴァに牙を剥く。ドクターの指示が一瞬早かったおかげかフロストノヴァは騎乗していたバリオニクスを盾に何とか下がる事ができたが代わりにバリオニクスが軽々と咥えられてしまった。

 

「こいつ……! 私のアーツに耐えたのか!?」

「ドクター! メモに洞窟にいる敵の事も書いてあるんでしょ! こいつは何なのか分かる!?」

 

 ────ええと、最後の項、最後の項……。そいつはメガロサウルスという生物だ! 稀にしか出現しないがこの洞窟最大の脅威らしい。私達が咥えられてしまったらほぼ助からないそうだ! 

 

「そりゃこんなものを見せつけられてしまえば嫌でも分かるよ!」

 

 バリオニクスを咥えたメガロサウルスは離す事なく振り回しバリオニクスに傷を負わせている。数秒遅れていたらバリオニクスごとあれの餌食になっていた事を理解したフロストノヴァ。自身の代わりに血まみれとなっているバリオニクスを助けようとアーツを使おうとするが左右に大きく頭部を振り回すメガロサウルスがちょうど咥えたバリオニクスが盾になるよう動いていて思うように当てられない。ファウストもバリオニクスに誤射しないよう矢を撃っているが当たっても大して致命傷にはならない部分ばかりで倒すには至らなかった。

 

(まさかここに来てドクターの言っていた通りになるとは)

 

 フロストノヴァは元々強力な術師であるのだが鉱石病の症状による縛りが無くなったおかげでその能力に拍車がかかったと言える。逆にそれが活かせない状況に追い込まれると如実に弱体化されるのもはっきりしたと言えよう。

 フロストノヴァのアーツは多対一のような戦いにおいて一方的に蹂躙するような場面では活躍できるものの、今回のような半ば味方が人質に取られているような場合だと細かな操作が出来ず味方ごと攻撃に巻き込むおそれがある。フロストノヴァは知らず歯噛みし己そのものに苛ついていた。

 

「ねぇ、ドクター! こんな感じで時間を稼げてるけどこれでいいの?」

 

 ────ああ、それで構わない。待っててくれ、確かこの状況を打破できるアイテムがあったはず……

 

「いくら鉱石病の反動が無いからって限界はあるんだからね! いつまでも待てないよ!」

 

 フロストノヴァと打って変わって活躍しているのがメフィストだった。傷ついたバリオニクスに遠くから回復のアーツをかけているだけだが、メガロサウルスはどうも一度咥えた獲物は死ぬまで離すつもりが無いらしい。バリオニクスが生きている限り最も脅威である噛みつき攻撃が使えないのでその間にドクターがペンギン急便から渡されたアイテムを漁る時間が稼げていた。

 

 ────みんな少し下がってくれ。合図したら目と耳を塞ぐんだ。フロストノヴァ、アーツの準備を頼む

 

 ドクターはようやくお目当てのアイテムを見つけたようで指示を出した後にそれを思いっきりメガロサウルスの方へ投げる。直後、強烈な閃光と音が周囲を襲った。

 

 ────今だフロストノヴァ! 

 

 メガロサウルスはこれに大きく驚いたようで咥えていたバリオニクスを離し、たたらを踏んで大きく仰け反る。そうして離れた距離はフロストノヴァが術師として最も得意とする距離だった。

 

「今度は凍てつかせるだけでは済まさんぞ……!」

 

 今までは即効性を重視し適当に敵を氷で覆っていたフロストノヴァだが今度のアーツは違っていた。メガロサウルスの体に氷ではなく徐々に霜が覆っていく。フロストノヴァに気付いたメガロサウルスが彼女を襲おうと近づこうとするが意図せずして体の動きが鈍くなる。急激に下がっていく体温にやがてメガロサウルスはその場で倒れ二度と起き上がる事はなかった。

 

 ────氷を使うのではなく、メガロサウルスの周囲の気温を下げたのか

 

「む。ドクターには見せていなかった手札なんだが、分かるのか」

 

 ────ああ。ロドスのドクターとして、これまで様々なアーツをみてきたから大体は分かるよ

 

「僕は知らないんだけど……ファウストは分かる?」

「……多分、凍死させたんじゃないのか?」

「正解だ。今までの雑魚は氷で覆うだけで氷の重さに潰されたり息が吸えなくて窒息死するようなやつらばかりだったから使う機会がなかったが、今回の相手はそうじゃなかったからな。難点としては発動してから効果があるまで若干の時間がかかる事と、精度を重視した分敵一体までしか捕捉できないところだ。この辺りは修練する他ないだろう」

 

 ────ロドスにも多くの術師がいる。この世界に来れているかは分からないがExtinctionで合流することが出来れば参考になる意見をくれる事だろう

 

「一対一用の決戦アーツってところなのか。スマートに殺してて結構カッコいいじゃん」

「……おい、フロストノヴァのバリオニクスは大丈夫なのか?」

「大丈夫ではないが……一先ず生きている。一度ポッドにしまって洞窟を出るまでは徒歩で向かうよ。このまま歩かせるのは可哀想だ」

 

 その後は特に障害も無く洞窟の入り口に戻ることが出来た四人。プテラノドンをポッドから出し帰路に着く。序盤は問題無かったものの、後半のメガロサウルスとの戦闘が彼らを大きく疲れさせていた。

 

 プテラノドンの背に揺られながらドクターは考える。レユニオンのこの子らの事、ペンギン急便の事、ARK、そして別の世界で頑張っているケルシー……。

 ドクターはエンペラーに幾つか質問しているが、本当のところドクターにとって一番重要な答えはたった一つだけだ。チェルノボーグのあの日、石棺から覚醒したドクターの手を縋るような声と共に握ってくれていた少女。

 

 ────アーミヤ、君は今どうしているんだ

 

 ポツリ、とドクターは共に飛んでいる彼らに聞こえない声で最愛の仲間の名を口にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────生体反応、識別・認証

 ────塩基配列、■■■■■と確認

 ────転送座標、一部データに破損を確認、再度修正

 ────個体識別、サバイバーNO.10000A00確認

 

 ────全行程、運用問題無し、正常稼働

 ────個体名称・()()()() 

 

【システム:Genesisシミュレーションを実行します】

 

 




登場したアイテムと生物紹介

低温ポッド(クライオポッド)
見た目は丸い小さな円柱の形をしていて四つの骨組みのような物が作られている。手の平に収まるサイズ
これを自身のテイムした生物にかざすとテイム生物が青い光に包まれポッドの中に収納できる。収納された生物はアイテムの一種として扱えるため複数の生物を輸送するのに非常に便利。また洞窟の入り口が小さく本来は物理的に入れないような生物でもポッドを使えば中で出す事が可能なため洞窟攻略の助けにもなる。ブリーディング中の幼体の生物も収納することが可能で、都合が悪い時に幼体をしまっておいてもう一度都合が良い時ブリーディングの再開するのも可能。生物が収納されているとポッドの上にDNAの形をした立体的なマークがくるくる回っている
ポッドには電力チャージによる収納期間がありそのままでは30日で電力が無くなってしまう。ポッドに生物を収納したまま電力がなくなってしまうと収納していた生物は消滅する。ポッドそのものは無くならない。冷蔵庫に入れる事で消滅までの期間は伸ばせるが、一番良いのは低温ポッド専用の冷蔵庫である低温冷蔵庫(クライオフリッジ)に入れる事である。低温冷蔵庫にポッドがある間は電力がチャージされ低温冷蔵庫に電力が稼働している間は半永久的に生物をしまっておける
機能がまんまそっくりなのでモン○ターボール、略してモンボと呼ばれる事が多い。海外のサバイバーとのチャットでもモ○スターボールで通じるくらい意味が浸透している

プテラノドン
空を飛ぶ古生物としては最も有名な生物の一種。間違われやすいが恐竜ではない。ケツァルコアトルス同様大型の翼竜でよく創作で獰猛な描写がされているが実際は臆病な気質だったと考えられている。翼開帳6mほど
ARKではアイランドからExtinction、Genesisに登場する。焦土・Aberrationには登場しない。どのマップでもほぼ全域に出現する。基本的には飛んでいる姿を見かける事になるがずっと飛んでる訳でもなくたまに降りて地上を徘徊している事もある。生態カーストが低いのか野生は肉食生物によく追われている。気質はケツァルコアトルス同様臆病な性質で攻撃を加えると逃げていく。サドルの解禁レベルが36でアイランドから順当に始めた場合一番最初に乗れる飛行生物はこのプテラノドンになる。アルゲンタヴィスは62
テイムする場合は多少時間がかかっても高レベルを狙いたい。アルゲンタヴィスと比べると体力スタミナ重量の基礎値・レベルアップでの成長値が大変少ないため空輸には全く向いていない。装備を着こんだサバイバー一人乗せたらそれで限界というほど。しかし飛行速度はアイランド最速。また焦土に転送する必要があるが野生のワイバーンの飛行速度よりプテラノドンの方が僅かに早いため卵盗り入門用の生物として最適。それでも逃げ切るためのスタミナと卵を拾っても動ける重量が欲しいのでやはり高レベル推奨
Extinctionでは汚染生物としても登場。臆病な割りに肉食生物として比較的高めな攻撃力が活かされている状態になっており飛行速度か速い事もあってそれまでの臆病なイメージを覆している

バリオニクス
白亜紀初期のイギリスに生息していたワニのような顔を持つ水棲恐竜。同じワニ顔で比較的有名なスピノサウルスとは類縁関係にある。体長は7mほど
ARKでは焦土以外の全マップに登場する。主に水辺に生息している。魚しか食べないくせにサバイバーや草食生物に敵対的。ステータスに酸素値そのものが存在せず永遠に水中の中にいる事が可能。また泳いでいる時限定で体を横に回転させ周囲を凪ぎ払う攻撃が行える。野生のこの攻撃を喰らってしまうと騎乗状態が解除され数秒間行動不能になってしまう。泳いでいるバリオニクスとは戦わないようにしよう
テイム後も餌は魚肉しか食べない。そのためか他の肉食生物より魚の死体を攻撃した際の魚肉取得量が非常に多い。メガロドンからは三桁もの魚肉が剥ぎ取れてしまう。また魚を倒すと体力が大幅に回復する能力を持っている。回転攻撃はテイム後も使える。見た目に反して実際の当たり判定は小柄で明らかにめり込んでいるのに狭い洞窟の中に入っていける事が多い。アーティファクトがある洞窟は中に水辺があることも多く水陸両用かつ大きすぎないバリオニクスは洞窟攻略のお供として最適である。

アラネオモーフス
人を乗せられるくらいに大柄なクモ。洞窟の古生物達に混じって生息しているためこれも古生物だと勘違いする人も多いが実はクニダリアやマンタ同様ARKが作り出した"クモのような特徴を持つクモのようなナニカ"である
基本的には全マップの洞窟に生息している。無料DLCマップの一部では地上にも姿を見せる事がある。サバイバーに対して敵対的で遠くからこちらに鈍足のデバフがかかる糸を吐きつけてくる他直接攻撃はプルモノスコルピウス同様気絶値を上げてくる
テイムは手渡しテイムで最も好む餌は腐肉である。防虫剤を使えば手渡しできる位置まで近付いても敵対されないので活用しよう。カマキリのテイムにも同様の手法か使える。テイム前後で能力に差はない。糸吐き攻撃が使えるのはもちろんだがそもそもの全体的なステータスが低くわざわざ騎乗して使おうという程でもない。所詮は洞窟の雑魚キャラである

アースロプレウラ
主に石炭紀からペルム紀にかけて存在していたとされる超巨大ヤスデ。確認されている節足動物では史上最大とされている。推定されている生息環境から見た目に反して草食だったと考えられているが完全な頭部の化石が見つかっておらず食性には不明な点がある。最大全長は2mを越えうると推定されている
ARKでは全マップに登場。主に洞窟に生息している。元がお化けのような大きさなのにARKに登場するアースロプレウラは7mもある。虫が苦手な方は画像検索しない事を強くオススメする。敵性生物として極めて厄介な特徴を持っており、酸による遠距離攻撃が可能で当たると装備しているサバイバーの鎧の耐久値を著しく減らす他接近してアースロプレウラにこちらから攻撃を仕掛けると返り血により反射ダメージが発生する。近接攻撃は洞窟生物お馴染みの気絶値効果持ち。体力も洞窟生物の中では多めな方なのでサバイバーが生身で戦うのは極力避けた方がいいだろう。アースロプレウラに対する遠距離攻撃が通常の3倍通る仕様になっているのでクロスボウや弓を上手く使おう。一番簡単な対策は強力な大型生物で蹴散らしてしまう事だが生息している洞窟によってはそれらの持ち込みが物理的に難しいこともあるため悩みどころではある
テイムはアラネオ同様の手渡しだが最も好む餌は特定の材料を使った啓発の煮汁という料理。それ以外は肉でもいけるが時間がかかり過ぎてしまう。敵対時の厄介さと比べるとテイム後は騎乗するのに向いていない。長大な体格が災いして小回りが利かない上に重量が低いのでろくに物が持てない。酸による遠距離攻撃は健在だが他の遠距離攻撃持ちとは違って画面にレティクルが現れるわけでもないためサバイバーが当てるのにはコツがいる。実はステータスに酸素値が無いためバリオニクス同様無限に水中に居られる他、なぜがクニダリアの騎乗解除攻撃に耐性がある
Extinctionでは汚染生物として登場しているがなぜかバグっているのかこちらを見つけても攻撃してこない。それどころか汚染種特有の非汚染生物に対する攻撃性すらない。一応防衛戦ではOSDを狙って攻撃はしてくるがサバイバー・テイム生物に対する攻撃を一切行わない

オニコニクテリス
今から5250万年前、新生代始新世初期の地層から発見された古代のコウモリ。実はコウモリは現代では特に成功した生物であるのにも関わらず種の起源が全く分かっていない謎の多い種であったりする。オニコニクテリスは5250万年前の時点で現代のコウモリとほぼ変わらない姿をしており種の起源を解明するには至らない。音で周囲の地形や生物を探知する反響定位(エコーロケーション)能力は持っていなかったようだが更に古い別のコウモリの化石が反響定位を持っていたされており、未だ詳細は未解明である
ARKではアイランド、焦土、Extinction、Genesis1に登場。主に洞窟に生息している。他の洞窟生物のような気絶値攻撃は持たないが代わりに攻撃を食らうと10%の確率で約85秒間、毎秒3ダメージ。スタミナ減少がする狂竜症を発生させてくる。狂竜症は近くに感染していない仲間がいると空気感染するので場合によっては洞窟攻略のパーティが壊滅する原因にもなる。解毒剤で対処できる他赤ベリーを煮込む事で作れるメディカルブリューが体力回復してくれる(所謂ポーション。回復薬)のでそれを多数飲む事で耐える事も可能
テイムは手渡しテイムで最も好む餌は羊肉。騎乗することは出来ず基本は連れ回すだけの形になる。特に特殊な能力は無い。テイムするのは完全に趣味の範囲になるだろう
余談だが着地モーションが存在しないため常に飛んでいる

メガロサウルス
イグアノドンと並び恐竜研究の最初期に発見された恐竜。当時はまだ巨大な爬虫類として考えられていた。実は恐竜研究が未発達だった当時様々な別の種類の化石が混ざりあってメガロサウルスとして分類されてしまったため有名な割りに現在でも正確な生態が分かっていない。体長は7mから10mほど
ARKではアイランドからExtinctionにまで登場。Genesisには登場しない。Aberrationを除くマップでは主に洞窟の中に生息している。珍しく昼夜の概念が設定された生物。夜行性で昼間は寝ているため極端に接近しない限りは無害。夜は他の肉食生物と同様に行動する。噛みつきから一定の大きさまでの生物を咥えて拘束してくる攻撃が極めて厄介。拘束を解除するにはメガロサウルスを倒すか気絶させる、またはプラントZの実を当てる事で解除できる。
テイムする際は昼夜の行動が鬼門になる。テイムそのものは通常の昏睡テイムだが夜になるとどれだけ気絶値が残っていようと強制的に起きる仕様となっているので寝かせるを作業をもう一度やらなくてはいけない。Aberrationに生息しているメガロサウルスは例外的に昼夜の概念が無く常に起きているのでテイムに難しい事を考える必要がない。メガロサウルスのテイムはAberrationでやることを強く推奨する
テイム後も昼夜の概念は変わらず昼には愛くるしい寝顔を見せてくれる。指示を与える事で昼に起こす事は可能だが全ての動作は遅くなり消費するスタミナも増えてしまう。やがてまた眠ってしまうため昼に起こすメリットは無い。夜になるとティラノサウルスを上回る戦闘力を見せてくれる。ただし中型生物の宿命かユタラプトルを含む多くの肉食生物に敵対される。上記の昼夜の概念も含めて上手く運用するためには工夫がいる恐竜である





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