白骨化した宿儺の指   作:限界社畜あんたーく 

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UA50000突破記念。


ちなみに今回はセリフ9割になっています。


あと、伏黒の印象が若干崩れるかも。


  番外編 大乱闘

「はーい、というわけでこれから親睦会を行いまーす」

 

 

 高専の中にある大広間。

 中央には五条の身長よりもデカいテレビがドンと置かれていた。

 

 

「「いぇーい!!」」

 

「は?」

 

 

 盛り上がる二人とキレる一人。

 当然、キレているのは伏黒だ。

 

 

「おいおいノリが悪いなー伏黒は」

 

「そーよ!夜はまだまだこれからよ!!」

 

「いや、もう深夜だぞ?」

 時計の針は二時を指している。

 

「でも休日じゃん」

 

「休日でも任務が入ることはある。そうなった時に、もし任務中に支障が出たらどうするつもりだ?」

 

「そこはノリでいけるっしょ」

「馬鹿ねぇ。Z◯NEでもM◯NSTERでも飲めば大抵のことはなんとでもなんのよ」

 

「あのなぁ・・・」

 

「まぁまぁいいじゃないの。二人とも今日は頑張ったんだし」

 

 

 それを言われてしまうとなにも言い返せなくなる。

 

 今日の伏黒は目立った活躍をしていない。

 しかし二人は呪霊を倒し、かつ子供を救っている。

 

 

「・・・ハァ、まあいいですけど・・・」

 

「よし!恵が堕ちたぞ!!」

 

「うっしゃー!!・・・で、何すんの?」

 

 

「おいおいおい、今この部屋に何があるのか、見て分からないのかい?」

 

 

 テレビの横には見覚えのあるゲームハード。

 その前に置かれた細いコントローラー。

 

 そしてハードの前に置かれた、配管工兄と緑の勇者、そして黄色のネズミが主人公気取りでデカデカと描かれた特徴的なケース。

 

 

「まさか・・・これって・・・」

 

 

 

 

 

「やるでしょ、スマ◯ラ」

 

 

 

「「Xじゃねーか!!」」

 

 

 ちなみに伏黒は特に反応を起こすこともなく、画面サイズや明るさの設定を行っていた。

 

 

「今の最新作ってforだよね?なんでXなの?」

 

「forはアイクラいないもん」

 

 

アイクラ使いだと分かった瞬間、釘崎の五条に向ける目が親しみの籠もったものから嫌悪へと変わる。

アイクラに嫌な思い出しかないのだろう。

 

 

「まあでも、私for嫌いだしいっか。主にク◯ウドとベヨ◯ッタのせいなんだけど」

 

「あぁー・・・俺も嫌い」

 

 

 

「使ってる側だと楽しいよ」

 

 

 

 空気が一変。

 虎杖と伏黒からも、嫌悪の眼光が五条に向け放たれた。

 

 

「うわ、マジ?」

「キモ」

「少し軽蔑しました」

『最低だな貴様』

 

 

「そこまで言われる!?というか宿儺は◯マブラ知らないでしょ!」

 

『貴様が最低だということには変わりないだろ』

 

「うわ、辛辣!」

 

 

 五条と宿儺(間接的に虎杖も)がイチャイチャしている間に、伏黒はゲームを起動させていた。

 ちなみに釘崎はコントローラーの電池が入っているかの確認をしている。

 

 

「ちなみにアンタは何使うの?」

 

「メタ◯イト」

 

「死ね」

 

「そう言うオマエは何使うんだよ」

 

「ガノン◯ロフ」

 

「なんか思った通りだな」

 

「私がゴリラだって言いたいの?」

 

「ゴリラは虎杖だろ」

 

「え?なんで分かったの?俺DK使うんだけど」

 

「「マジかよコイツ・・・」」

 

 

 起動が済み、そしてセレクト画面へと移行した。

 

 ちなみに3ストック制のアイテムあり、そしてステージはランダムの乱闘モードだ。

 

 

「俺1pがいい!あとDK誰も取るなよ!!」

 

「私2pね。アンタらメテオでぶっ潰してやる」

 

「あまりゲームに本気になるなよ・・・俺メタ〇イト」

 

「〇タナイト選んでるオマエが言うなよ・・・あれ?五条先生は何使うの?」

 

 

 

「フッフッフ。僕は兎を狩るのに全力を出す馬鹿な獣とは違う」

 

 

 

 

 五条のカーソルがゆっくりと右下へと動いていく。

 

 

「ま、まさか・・・!!」

 

「そんなはず・・・嘘よ!!」

 

「・・・」

 

 

 

 そして、五条のカーソルはランダムに置かれた。

 

 目隠しで画面が見えないので六眼を開くと、コントローラーをガシと握った。

 しかもプロコンだ。

 

 

「君たち1年ごときが何人束になろうと、所詮は烏合の衆、僕の敵ではない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でも選択されてんのプリンだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・それ早く言ってよ」

 

 

 

 

 

 

 開始1分で五条が使っていたプ〇ンが撃墜された。

 

 

「だっさ。イキっといてそれかよ」

 

「おい釘崎!一応先生なんだから・・・」

 

「先生、俺たちまだ2ストック残ってますよ」

 

「クソォ!そもそも乱闘なのに僕ばっか叩かないでよ!!てかアイクラ使わせて!!1v1やろ!!!」

 

「子供かよ・・・」

 

「てか『君たちが束になっても勝てない』とか言ってなかった?」

 

 

「現実なら負けないもん」

 

 

「「「ゲームに現実の話持ってくんなよ・・・」」」

 

 

 仕方なく五条のアイクラ使用を許可し、そして1v1へと設定を変えた。(ちなみにこの試合は適当に魔人拳ブッパしてた釘崎が勝った)

 

 2ストック制でアイテムなし、そしてステージは終点固定。

 エンジョイ勢もドン引きのガチの大会形式だ。

 

 

「誰でもかかってきなさい」

 

 

「うわー、この人本気だよ」

 

「僕はさっきまでクソザコピンクボールを使ってたんだ。少しくらいいいじゃないか」

 

「それ、該当するの二体いますよ」

 

「あっちはクソザコじゃないでしょ」

 

「ほら、誰が僕に挑むんだい?今なら手加減しちゃうよー」

 

「うーし、なら俺がいっちゃおっかなー」

 

 

 虎杖がコントローラーを握る。

 選ぶのは勿論DKだ。

 

 

「先に言っておくけど、俺本気で行くからね」

 

「そうかい?なら僕も本気で戦ってあげるよ」

 

「・・・さっきから手加減するって言ってなかった?」

 

「冗談冗談。そろそろ始まるよ」

 

 

 雑談もこれまで。

 五条と虎杖の仁義なき戦いが始まった。

 

 DKとアイクラ。

 初めてこのゲームを見たものであれば、その見た目からDK有利に見えるだろう。

 だが、このゲームの深淵に少しでも近づいた者であれば、見ただけで勝敗が分かるだろう。

「あ、このDK死んだわ」「アイクラとメタ◯イトとファルコは死すべし」と。

 

 それは吐き気を催すほどの、あまりにも一方的な戦いだった。

 

 

「うわ!この人サイテー!」

 

「これダメでしょ!!」

 

「卑怯とは言うまいな(CV七海」

 

 

 目の前で起きているのは、アイクラによる投げ連の嵐。

 虎杖にとっては初めての経験だったようで、開幕ワンストックを失ってしまった。

 ワンストックを失い、かなり慎重になった虎杖はある程度の距離を維持しながら攻撃の隙を伺う。

 

 だが、アイクラにとってその間合いを詰める手段など、どうとでもなる。

 

 

「うわ!氷うざ!!」

 

「おいおい、逃げないでくれよ?」

 

 

 空中に逃げたDKを空前で叩く。

 その時点でDKの%は97まで溜まっていた。

 

 

「・・・ねぇ、今私たち何見せられてんの?」

 

「ナメプ」

 

「でしょうね。しかも片手で操作してんじゃんアレ。どうなってんの?てか普通にキモ」

 

 

 親指でスティックを動かし、人差し指と小指でボタンを押す。

 器用というよりも、変人という印象の方が強い。

 

 画面内ではDKは満身創痍であり、アイクラはほぼ無傷の状況で生き残っていた。

 

 

「そろそろ止めを刺そうか?」

 

「クッソ!せめてストックを一つでも!」

 

 

 無理に攻めようとするDK。

 しかしアイクラの横スマをガードしてしまい、DKのシールドが割れてしまう。

 そして極限まで溜められた横スマを受け死亡した。

 

 

「くそおおおお!!!」

 

「うぇーい!!」

 

 

 虎杖の周りを踊る五条。

 さながらバレリーナのようだが、しかしそこに優雅さは持ち合わせていなかった。

 あるのは純粋なる煽り。

 

 その時、初めて虎杖は人に対して明確な殺意を持ったという。

 

 

「まあでも、アイクラの投げ連を知らない状態で、僕の攻撃に2分間耐えただけでも凄いと思うよ」

 

「片手だったけどね!」

 

「さて、悠仁もボコったところで、次は誰がやる?」

 

「私がやるわ。ガノンでアイクラなんかブッ潰してあげる!」

 

 

 

 

「ほう・・向かってくるのか・・・逃げずにこの五条悟に近づいてくるのか・・・」

 

 

「近づかなきゃアンタに魔人拳ぶち込めないでしょ?」

 

 

 二人の間でゴゴゴゴゴゴゴ・・・という音が流れる中、戦いは始まった。

 

 

 

 

 

 

 そして、釘崎は惨敗した。

 

 

 

「なんでよ!!」

 

 

「いや、魔人拳とメテオばっか狙ってたらそりゃそうなるだろ」

「正直虎杖より強かったけど、大会じゃ通用しないよ」

「まあ、その、うん。ドンマイ」

『前線に突っ込み過ぎだ釘女』

 

 

「ん"ん"ん"ん"ん"ん"!"!"!"!"」

 

 

 その場にいる全員からの駄目出しを喰らい、声にもならない怒声を釘崎が放つ。

 次にコントローラーを握ったのは伏黒だ。

 

 

「俺がやる」

 

 

 カーソルがメタナイ〇を指した。

 しかもカラーをダークカラーにしており、そこから真剣度?が伺える。

 

 

「恵燃えてるねえ。敵討ち?それとも復讐?」

 

「どっちもです」

 

「復讐?前にやられたことあんの?」

 

「俺と二年の先輩達と一緒にな」

 

「ちなみにその時一番善戦したのが恵ね」

 

 

 その時はワンストック削って撃墜されたらしい。

 

 伏黒が五条が使っているものと同じようなプロコンを取り出した。

 ボタン部分がだいぶ擦り減っており、相当やり込んだと思われる。

 

 

「絶対に勝つ」

 

「ふーん。なら、僕も本気を、誠意を見せないとね」

 

 

 それまで片手持ちだった五条が両手持ちになる。

 それ程までに警戒すべき相手だと判断したのだろう。

 

 

「六眼もそろそろ限界だ。チャンスは一度きりだよ恵」

 

 

 伏黒は頷かず、キャラをセレクトすることにより了解の意を示した。

 その貫禄ある態度に、五条は満足げな笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よく見ておくといい。これが僕が君たちに見せる最後の戦いだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カウントダウンが始まり、二体(正確には三体)の誇りと運命を賭けた戦いが、始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞ!恵ィ!!!」

 

 

「うおおおおお!!!」

 

 

 

 二人の激闘が、遂に幕を開けたのだった──。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・なんだこれ?」




マジでなんだこれ。




ちなみに酒は飲んでません。
シラフで書きました。


ガチです。




あとこんなふざけた番外編が幾つもあります。



ガチです。



あと、次回にも続きません。


これもガチです。
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