ガールズ&パンツァー ボーイズ&キャノン   作:アフロマイク

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着々と練習試合への準備を進めている大洗・水戸連合
しかし次の相手校のマジノ女学院とアルパイン農業高校の方は色々と問題があるようで?
というわけで第一四話始まります!


第一四話 変革と反動です!!

マジノ女学院はフランスの影響を強く受けた学校である

明治維新後、欧化政策の一環でこの手の学校は多く設立され特に女学校は当時の外交で一般的だった舞踏会等の場で活躍しうる人材などを育成することも目的としていたためその女子生徒たちの多くは皇族、華族、そして一部の士族や裕福な商家の娘だった

以降日本政府の方針転換や太平洋戦争を経てかなりの変容をしてきたが黒森峰、聖グロリアーナなどの学校を見ればわかるように現在もこのような学校は多く残っており戦車道の存在もあってこれらの学校の影響力はかなり大きい上に何かしらの伝統という物を持っている

 

マジノ女学院も例外ではなくこの学校では陣地防衛戦術...言ってしまえば戦車隊と自走砲隊で構築された臨時の防衛要塞で相手を撃破することを伝統としてきた

しかしその伝統に楔を打ち込まんと藻掻く少女がいた

時は今日の朝に遡る

 

 

女子生徒A「今年から我が校の戦車道の方針が変わったんですって」

 

女子生徒B「あら?違いますわよ。正確には四か月前ですわよ」

 

女子生徒A「え?それはどうも中途半端な時期ですわね?」

 

女子生徒B「何やら隊内で騒動があったんだとか.....」

 

二名のマジノ女学生がマジノ戦車隊の噂話をしていた

するとそこに渦中の現戦車隊隊長のエクレールが通りかかった

 

女子生徒B「ふふっ、騒動のご本人の登場ですわ」

 

女子生徒A「え?!」

 

女子生徒の一人は一応は小声で話しているような素振りをしているがルクレールには聞こえるような声量でそのまま話す

 

女子生徒B「全く!マジノ女学院には防御を主体とした伝統ある戦い方がありますのに。それをなんだとお思いなのかしら...」

 

戦車隊外部からもエクレールの存在はかなり煙たがられている様子である

 

 

~~~~

 

 

エクレール「全く、本当に噂話が好きな連中だこと!!」

 

そんな彼女もこの状況に怒りを憶えているようだ

走行する装甲車の座席であればこの愚痴も聞かれることはないだろう

失言の対策もばっちりだ

すると大声を出したせいか顔を蒼ざめて腹部を抑える彼女

急遽任された隊長という重荷と急進的な改革により四面楚歌な彼女はこの齢の乙女には厳しい状況下に置かれていることもありストレス性の腹痛を起こしていた

 

エクレール「もう聞き飽きましたわ!これでは胃薬がいくらあっても足りませんわ!」

 

悪態を吐きつつ助手席側に備え付けられた胃薬に手を伸ばすエクレール

 

フォンデュ「それだけエクレール様の事がみんな気になっているのでしょうね」

 

エクレール「うっ....それならいっそ....面と向かって告白して頂けたら答えて差し上げられますのに....残念ですわ....」

 

フォンデュ「皆さんがそれだけ潔ければ物語がシンプルでいいんですね」

 

エクレールの良き理解者なのはこのフォンデュだけのようだ

しかしこの娘、意外と辛辣である

 

エクレール「今の私たちが成さなければ事は...マジノに勝利をもたらすことですわ」

 

エクレールは改めてこの改革の意義を口にする

その横顔には先程までの蒼ざめた顔ではなく信念を感じられる凛々しい顔であった

 

エクレール「校内と自走砲隊の方々の理解を得るのは難しいですが...」

 

フォンデュ「いつかわかってもらえますよ」

 

しかしながらやはり一人の少女、ふと弱音が出てしまうがフォンデュがそこをカバーする

 

エクレール「はぁ...もういいですわ。それより新体制になって四ヶ月...みんなの実力少しずつ上がってきていると思うのだけど」

 

フォンデュ「そうならばいいのですが...今までのわが校では重戦車を要塞、軽戦車や自走砲を砲台と見立てて敵の主力を正面から粉砕する防御主体の戦術でしたが...それを機動力を主体とする騎兵戦術である『サン・シール流』に変革するわけですが...」

 

エクレール「その先は言わなくてもわかっていますわ」

 

フォンデュの言葉を一度遮るエクレール

 

エクレール「今の我々が...試合で通用するかは分からない...だからそれを確かめなければ...」

 

フォンデュ「そうですね!頑張ってください」

 

エクレール「.......不思議ですわ~....なんか今物凄く気の抜けた激励をされたきがしますわ...」

 

フォンデュ「誰からですか?」

 

エクレール「貴方以外だとしたら想像もつきませんわ~」

 

そんな会話を交えつつ戦車道の生徒達が使う格納庫へと到着した

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

格納庫前はこれから訓練が始まる前とは思えないほどがらんとしていた

マジノ側の生徒達もまばらでありアルパインの生徒達の方も微妙な雰囲気を醸し出していた

 

エクレール「毎度のことですが全然揃っていませんわね.....」

 

フォンデュ「時間には全員が揃います」

 

クトー「集団行動が苦手な校風だからなぁ、俺たちの学校」

 

ルロー「もう既に乗り回してる奴もいますしね」

 

するとルクレールたちに話しかけるアルパインの生徒が二人

アルパイン自走砲隊の隊長のクトーと副隊長のルローだ

 

エクレール「な?!私は許可を出していませんわ!?」

 

フォンデュ「チャイムが鳴るまでには戻ってきますよ」

 

エクレール「はぁ...、また好き勝手やって....」

 

全国大会も近くなってきたにも関わらず平常運転の生徒達に頭を抱えるルクレール

そんな隊長の憂鬱も知らずに猛スピードで走る二輌の軽戦車

 

フォンデュ「ルノーR35...我が校の主力軽戦車ですね」

 

ルロー「主砲は短砲身の37㎜で速度は時速20キロだったけ?」

 

フォンデュ「はい、戦間期に二人乗りで装甲化された歩兵というコンセプトで設計されました」

 

ルロー「大戦当時におけるフランスの事実上の主力戦車でもある」

 

エクレール「ほとんど歩兵支援戦車....うっお腹が...」

 

するとR35の後ろで走っているかなり古風な軽戦車が目に入る

 

フォンデュ「そしてルノーFT‐17。現代戦車の雛形となった傑作軽戦車ですね」

 

エクレール「と言えば聞こえはいいですが戦力としてはあまりに非力...」

 

クトー「そもそも設計自体が戦車戦ではなく一次大戦時の塹壕戦が基本にあるからな...」

 

エクレール「当時では素晴らしい戦車ではあるのですが...」

 

フォンデュ「一応主砲はルノーR35と同じ21口径37㎜砲ですがエンジンはチューンナップされてます」

 

クトー「そもそも載せ替えたピュトーSA18は基礎設計自体が1918年だし装甲貫徹力は最大で400mで21m、1000mだと15㎜で言っちまえば弱い弱いと言われる日本製の九七式中戦車相手でさえも超接近戦をしなければならないが.......」

 

エクレール「それでやっと速度だけでもマシになったと....」

 

フォンデュ「先日のサンダース大付属高校とその分校のブレイン分校との練習試合では、その非力さを改めて痛感させられました...ボコボコでしたね....」

 

ルロー「これを出した時ブレイン分校の人達、大笑いしてましたけどね....その後の試合中はわざと砲弾外して鴨撃ちの真似事されましたし....」

 

苦い顔で先の練習試合を回想するフォンデュとルロー

 

エクレール「フォンデュ、ルロー。余計なことは口に出さなくていいのですよ!!」

 

フォンデュ、ルロー「ハイ..」

 

二人を窘めるエクレール

すると彼女らの前に格納庫の陰から戦車が出てきた

 

エクレール「我らがマジノ女学院の誇る騎兵戦車、ソミュアS35!...ノハズナノニデテクルノオソイ....」

 

遂に真打登場といった感じに少しばかり明るくなるエクレール

 

エクレール「32口径47㎜砲搭載と武装中々ですが...特筆すべきは最大速度、時速40.7キロという快速性能!」

 

先程までの微妙な感想から一変

エクレールが目指す機動戦術を現実のものにできる理想の戦車なのだ

 

フォンデュ「サンダースに負けましたけどね」

 

エクレール「フォンデュ~?」

 

フォンデュ「どうされました?」

 

やはりこのフォンデュ結構辛辣である

 

するとそこにここまで出てきた戦車とはサイズが全く違うかなり大型な重戦車が現れる

 

女子生徒「隊長、ごきげんよう」

 

重戦車のキューポラから車長らしき生徒がルクレールに挨拶する

 

女子生徒「戦車を止めるのでどいてくださいません?」

 

エクレール「すいませんねガレット...」

 

エクレールはそう言うとガレットと呼ばれた女子生徒に道を開ける

 

フォンデュ(そしてこれぞマジノ女学院が運用する唯一の重戦車...ルノーシャールB1bis...)

 

ルロー「ドイツの対仏戦時に唯一ドイツ戦車相手に互角の闘いを見せた名戦車.......」

 

するとB1bisに続いて格納庫に向かう自走砲が見えてきた

 

エクレール「ロレーヌ37改造47㎜砲搭載自走砲.......」

 

クトー「うちの主力自走砲、元々はフランスで試作された改造車両の一つだ」

 

ルロー「主砲は1940年当時のドイツ戦車に対抗できる数少ない戦車砲です」

 

フォンデュ「そして、10.5㎝lefh18搭載型B2」

 

フォンデュが次に目を向けたのは先ほどガレットが乗り込んでいたルノーB1bisの車体にあまりにも不釣り合いなドイツ製のlefh18榴弾砲を搭載した自走砲に目を向ける

ちなみに水戸男子自走砲隊の隊長車を務めるホイシュレッケもlefh18を主砲にしている

昨今では日本の一部の人々からレフと呼ばれている事もある

主に戦車系ゲーム界隈だが

 

クトー「我が連合チームで一番の火力を有する自走砲」

 

幹部4名が改めて自分たちのチームの編成を見直しているとルノー

するとそこにレフから降りてきた男子生徒がガレット達と共にエクレール達の元にやってきた

 

男子生徒「これはこれはエクレール新隊長殿!幹部皆さまお揃いで戦術研究ですかな?」

 

その男子生徒は少しばかり嫌味交じりに話しかけてくる

 

クトー「相変わらず喧しい奴だなドズー」

 

クトーはドズーに対してかなり辛辣な様子である

 

ドズー「いやぁ、だってよく面を出せたなぁと思いましてね(笑)」

 

そんな悪態を吐きつつヘラヘラと嗤う

そんなふざけたドズーの様子に腹を立てたのかルローが彼の胸ぐらを掴む

 

ルロー「隊長相手にどんな態度とってんだテメェ...!!!」

 

ドズー「この間の試合での失態は明らかにエクレールの采配ミスだろうが!俺はあいつを隊長とは認めんぞ!!!!」

 

一触即発の雰囲気に周囲にざわつく周囲

 

ルロー「あの時の試合では我々にも責任があるだろう!!エクレール隊長だけを責めるのは紳士以下の外道の行為だぞ!!?」

 

ドズー「少なくとも鍛え上げられたこれまで通りの防御戦術をとっていればサンダースの連中にあそこまで酷く惨めな負け方をする事は無かっただろうが!!それは間違いないだろう!!」

 

ああ言えばこう言う

まさに言葉の応酬

 

ドズー「第一よぉ?クトー隊長にルローさんよぉ?あんたらはどっちの味方なんだよ?あんたらはうちの中でも熱心な防御戦法派の人間だったろうが!なんでエクレールの指示に従ってんだよ!?!」

 

ドズーの背後には彼と同意見なのか頷く者やルクレールを睨みつけるものさえいる

彼らのフラストレーションは爆発寸前だ

このままでは乱闘騒ぎになってしまう

ルクレールは激しい胃痛と闘いながら場を収めようと動く

 

エクレール「二人とも落ちt「ドズー!!無駄なことに体力を浪費するな!!」

 

そう大きな声でこの場を収めたのはルノーB1bisから降りてきたガレットだった

 

ガレット「そんな怒鳴りあう体力があるなら一発でも多く弾をあてなさい!!」

 

ガレットの急な大声に驚いて気が抜けて力が緩むルロー

すかさずルローの手を振りほどくドズー

 

ガレットはそのままルクレールの元に歩み寄る

 

ガレット「先日のサンダースとの練習試合。私はなかなかいい経験ができました」

 

エクレール「久々の試合でしたしね。緊張感を味わうのは悪くありませんでしたわ」

 

一見穏やかな雰囲気に戻った様に感じられた

がしかし

 

ガレット「隊長も大変ね。サンダースの連中にあんな負け方をしてそれでも気丈に私達隊員を鼓舞しないといけない.......」

 

すぐさま二人の間で冷たい雰囲気が流れる

 

ガレット「まぁ、他の隊員の事は気にしなくてもよろしいかと思いますわ」

    

ガレットはそう言うとエクレールの耳元に口を近づけ小声で言う

 

ガレット「ただ.....次はもう少しマシな戦い方を考えてほしいですわね.......」

 

ドズーが激情型であればガレットは逆に冷血で辛辣な感じであろう

そう言うと彼女は耳元から離れる

ルクレールの腹はもう限界だ

 

エクレール「忠告ありがとう。肝に銘じておきますわ」

 

エクレールは平然を装い返事をする

ともかく暴力、乱闘沙汰は避けられたのだ

皆が心の中でホッと胸をなでおろしていた

フォンデュ一人を除いて

 

フォンデュ(ガレット...いつもエクレール様につっかかっている嫌な奴!)

 

ルロー「全く、ドズーの野郎...」

 

クトー「落ち着け、変に興奮してるとケガするぞ」

 

エクレール「さぁ、皆さんも集まってください!」

 

不穏な雰囲気を残しつつ今日の演習を始めるマジノ・アルパイン連合

この異様なまでの反発もマジノの大変革の結果と言える

しかし.....特に自走砲隊からの反発が大きすぎる様に見える

組織としては健全とは言えない状況だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

フォンデュ「全く、ガレットとドズーの二人には困ったものです!!」

 

演習を終えて校内の隊長執務室に戻ってきたエクレールとフォンデュ

そして何故かついてきているクトーとルロー

 

エクレール「仕方ないですわよ...あの二人は前隊長のことを慕っていましたわ」

 

クトー「しかも校内の保守層から次期隊長に押されているしな」

 

フォンデュ「でもあの言い方はあんまりです!!」

 

普段は冷静に辛辣な言葉を言うフォンデュでもあの二人の物言いにかなりご立腹の様子だ

 

ルクレール「フォンデュがそんなにムキになるなんて珍しい.....」

 

そんな普段とは違う様子のフォンデュを珍しがるエクレール

 

クトー「ドズーには頭を冷やすように反省室に入ってもらっている。どうか心を鎮めてくれないかフォンデュくん?」

 

フォンデュ「で、でも...」

 

ルクレール「そんなことよりも...」

 

ルクレールは話を戻そうとスクリーンを展開させる

スクリーンには先日の練習試合を様々な視点で記録した映像が流れていた

 

フォンデュ「またサンダースとの練習試合の映像ですか?」

 

エクレール「当たり前ですわ!!」

 

エクレールは自信満々に言葉を返す

 

クトー「前回の試合の我々の感想としてはやはり急激な機動戦術への変更には反対だ」

 

クトーはエクレールに抗議する

 

クトー「確かに今の疑似的な要塞を構築する戦術に問題があるのは我々も同じ意見だ」

 

    「だが現状の我々の戦力で君の考える機動戦術を発揮できるのはソミュアだけだ。私はそこのところ、どう考えているのかを聞きたい」

 

クトーの言うことは最もだ

エクレールの求める機動戦術において一番に重要なことは素早さである

しかし現在マジノ女学院、アルパイン農業高校それぞれの部隊に導入されている車輌はこれまでの防御戦術の影響かソミュアS35のみでありおおよそ機動戦を行えるような編成ではないのだ

 

クトー「私としてはこれまでのこじんまりした防衛戦術からプラウダやクラスナヤのような縦深防御戦術を採用しこの陣地に敵を引き付けソミュアを中心とした機動部隊で敵の背後に回り込み包囲撃破する戦術を押したい」

 

クトーは更にエクレールに新たな戦術を模索するべきと意見具申する

 

クトー「エクレール、君の理想とは違うものだというのは私も理解している。でも今の部隊状況では今年の全国大会は一回戦突破も危ういと思う」

 

クトーはあくまでエクレールの意見にも充分な理解を示している

しかし彼はあくまで今年の大会までを見据えて考えているようだ

しかし

 

エクレール「それではただの一時しのぎにすぎませんわ」

 

エクレールの意思は硬かった

 

エクレール「私達の学校に勝利をもたらす起爆剤としては弱すぎる...それにこのマジノ、アルパインの固まった伝統に楔を打ち込むには抜本的な変革がひつようですわ」

 

エクレール「今こそ我々は防御一辺倒だった戦術から機動戦重視の戦術に変わるのです!」

 

エクレールは自信に満ち溢れている様子だ

彼女の見据えた先は夏の全国大会にとどまらずより先を見据えているようだ

 

エクレール「これが上手くいけば我々はナポレオンの騎兵戦術の如く戦場を駆け巡り、敵を翻弄し試合を私達のペースで運ぶ事ができますわ!」

 

クトーとルローは完全に反論する余地を失った

 

エクレール「さぁ!もう一度反省会をやり直しますわよ!前の試合から学ぶことは山のようにありますわ!」

 

エクレールはそう言うと意気揚々と机に向かう

 

フォンデュ「...おっしゃる通りですね...」

 

ルロー「...隊長、これは彼女の方が考えているようですね」

 

クトー「...そうだな...」

 

そんな彼女の様子を見て腹を決めるクトー達

 

エクレール「全国大会もいよいよ目前。少しでも我々が強くなるヒントを見つけていかないと...」

 

エクレールは席に着くと手早く資料の纏めだす

 

エクレール「それ以外のことなんて、どうでもいいことですわ」

 

エクレールの目は真っ直ぐだった

 

フォンデュ「フフッ、そこまで言われては私達が口を挟む余地はありません」

 

エクレール「やっとわかって頂けましたか」

 

そう言い軽口を挟むエクレール

彼女は恐らく先ほどフォンデュが見せた顔知らないだろう

 

エクレール「ただ...、もっと我々も実戦の経験を積まなければ!」

 

クトー「ただでさえこれまでの戦闘スタイルとかけ離れている以上搭乗員のスキルアップもほぼ最初からやり直す必要があるからな」

 

エクレール「前回のサンダースとの練習試合はいい勉強になりましたわ...その戦訓を元に今の練習メニューを作ってはいますが.......」

 

ルロー「それで他校に通用するかは....そこを懸念していると?」

 

エクレール「えぇ、全国大会が始まるまでにはもう一戦だけでも...何とか練習相手が見つかるといいんですが.....」

 

現状の運用方法で充分であるかを確認したいと漏らすエクレール

フォンデュが少しばかり考える素振りを見せるとすぐに行動に移った

 

フォンデュ「では、私はそういう動きがないか探っておきましょう」

 

エクレール「Je compte sur toi(お願いしますね)」

 

フォンデュ「J`ai compris(わかりました)」

 

そう言いかわすと部屋を後にするフォンデュ

 

エクレール「さぁ、最初に何から力を入れましょうか?」

 

クトー「機動戦をするならやはり機動力だが.......短期間では難しいな」

 

ルロー「手っ取り早いのは火力でしょうか?少なくとも敵車輌を撃破する機会を増やすことができます」

 

エクレール「でしたら.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会議は進んでいく

 

 

~~~~~~~~

 

フォンデュ(大会の前にどこか見つかるといいのだけれど...)

 

     (そういえば...最近聖グロリアーナとモナークがどこかと練習試合をしたと聞きましたが.......調べてみましょう)

 

 

 

 

 

~~~~~~~~そして放課後の練習を終えた大洗女子学園学園艦生徒会室

 

相馬「もし練習相手が見つけられなかったらってことも考えないといけないですよね...」

 

柚子「そうなったら全国大会は厳しくなるよねぇ...」

 

練習試合相手が決まるか不安な様子の二人

するとそこに

 

桃「会長!やりました!!」

 

河嶋が勢い良く飛び込んできた

様子から見ていいニュースのようだ

 

桃「マジノ女学院とアルパイン農業高校が練習試合を受けてくれましたー!!」

 

剣豪「おお!!でかした!!」

 

一歩「よっし!!!」

 

柚子「やりましたね会長!!」

 

杏「だな!」

 

勇「ありがとう、河嶋くん」

 

少ない希望だったが練習試合相手が見つかったことに喜ぶ生徒会メンバー

 

勇「しかしながら強豪校の一校であるマジノとアルパインが受けてくれるとはねぇ」

 

杏「だねぇ、どうなるか楽しみだねぇ~~」

 

かくして大洗・水戸連合チームの二回目の練習試合が決まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも一ヶ月ぶりですね
ハリー海軍上等兵です
先月は文化祭やテスト期間などの外的要因や最近精力的にTwitterでアフロマイク名義で活動をしていましてこんなに投稿が遅れる結果になってしまいました
誠に申し訳ございませんでした
そして前回13話を大幅に書き直させていただきましたことをここにお伝えさせて頂きます
書いていて整合性が合わないと感じたため本日急遽書き直したため本14話を読んだ後か読む前にお手数をおかけしますが13話のマジノ・アルパインパートの部分を確認して頂けるようお願いします

では次回15話もお楽しみに!
ハリー海軍上等兵ですでした!!
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