はたしてどうなるのか?!
とりあえずはメンバー紹介も兼ねて試合準備の様子です
第四話始まります
手塚「えー、ではくじ引きの結果を発表します」
さて、くじ引きで分隊を決めることになった両チーム
結果は
A分隊 Ⅳ号戦車・ホイシュレッケ自走砲
B分隊 八九式中戦車・四式十五糎自走砲
C分隊 Ⅲ号突撃砲・Ⅱ号自走重歩兵砲
D分隊 M3中戦車・M7プリースト自走砲
E分隊 38(t)戦車・グリレ15cm自走砲
となった
河嶋「よし、決まったな」
西村「えー、ではすぐに分隊に別れろ!!」
西村の号令で各分隊に分かれる大洗・水戸の生徒たち
それでは各分隊の様子を見てみる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜D分隊(1年組)〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宇津木「どうやって動かすの〜これ〜?」
阪口「知ってそうな友達に聞いてみよっか?」
大野「ネットで聞いた方が早いんじゃない?」
M3中戦車の周りで相談する大洗一年生
すると
「なら、教えるよ?」
と声を掛けてきたのは水戸男子の生徒で同じく一年でM7プリーストの操縦士を務める『軽井沢義雄』だ
山郷「もしかして知ってるの?」
軽井沢「あぁ、もちろん。自分達が乗ってる自走砲はコイツ(M3)の車体を使ってるからね」
「そうそう、だからネットで調べるよりコイツに教わった方が早いよ」
軽井沢の後ろからまた1人出てきた生徒であり装填手の『小御門守』も軽井沢の提案を薦める
阪口「じゃぁ、お願いしてもいいかな?」
軽井沢「もちろんさ」
そんなこんなで操縦を教えることが決まる
宇津木「自走砲道もすごいんだね〜」
大野「だね〜、こんなに大きな物動かせるんだからね」
軽井沢と小御門たちを見ながら自走砲道をする男子たちをまじまじと見る宇津木と大野の2人
今まで戦車道に興味が無かった2人のような人にとっては自走砲道をする男子たちもまるで違う世界の人の様に見えたのかもしれない
〜〜〜〜〜〜〜〜B分隊(元バレー部)〜〜〜〜〜〜〜〜
磯辺「ここで頑張ればバレー部は復活する!!あの廃部を告知された日の屈辱を忘れるな!!」
八九式中戦車では搭乗員である磯辺典子が搭乗員である一年生と円陣を組み気合いを入れている
磯辺「ファイトー!!」
近藤・河西・佐々木「おお〜!!」
元々、女子バレー部だった彼女たちは競技は違えどスポーツ系の部員だったこともあり恐らく大洗で一番ポテンシャルが強い上に廃部を経験し心の強さも申し分無い
「おお、すごい迫力だ」
そんな彼女たちを見て驚いているのは水戸男子の四式十五糎自走砲「ホロ車の砲手である『塩見浩二』
「俺たちも負けてはいられんぞ。気合い入れとけ」
彼女たちを見て闘志に燃えるのは車長の『池田信弘』
「おまえもあの子らくらい気合いが有ればいいになぁ〜、見習えよ?」
「はい!!」
どこか冗談めかしながら八九式中戦車のメンバーを見て彼女たちのスポーツ選手としてのポテンシャルを感じてるのはホロ車装填手『菅原貞夫』
そんな彼に元気よく返事したのはホロ車唯一の一年生である『仲村哲人』
〜〜〜〜〜〜〜〜C分隊(歴女組)〜〜〜〜〜〜〜〜〜
左衛門佐「初陣だー!」
おりょう「車懸かりの陣でいきますかねぇ〜」
エルヴィン「ここはパンツァーカイルで」
カエサル「一輌しか無いじゃん」
三突の前ではみなさんお馴染みの歴女四人組が既にどう動くかを考えている
(なーんか、すごい目立つ人たちと一緒になっちゃったなぁ〜)
(あれって真田の六文銭?それにドイツ・アフリカ軍団の軍服にイギリスのゴーグルってもしかして)
(多分、いや十中八九ロンメル将軍だよなぁ)
(これが歴女ってやつか〜、初めて見た)
そんな彼女たちを見てどう話しかけていいか分からなくなっているのは水戸男子のⅡ号自走重歩兵砲の搭乗員達
上から車長の『古森昇三郎』、砲手の『富岡政信』、装填手の『佐藤七郎』、操縦士の『新島利伸』だ
蝶野「はい!!みんな早く乗り込んで!!」
大原「時間を無駄にするな!!急げ!」
そんな感じの彼らに早く車輌に乗り込む様指示を出す教官二人組
学校の授業の時間を使っているからこそ時間を有効活用する為だ
河嶋「我々も乗り込みますか」
角谷「うん」
大洗生徒会組も準備を始める
が、しかし
角谷の身長では38tに乗れなかった
角谷「河嶋」
河嶋「はっ!」
角谷に呼ばれ、すぐに動く河嶋
まるでデキる秘書である
西村(まるでペットの犬だな)
そんなこと言うな西村
小山「しかし、いきなり試合なんて大丈夫ですか?」
経験0の状態でいきなりの試合に不安を覚える小山
それもそうだ、野球でいうところ初心者がいきなり一軍のピッチャーの本気の球を打てと言ってるような物だ
不安を抱くのも無理もない
角谷「まぁどうにかなるから〜」
そんな小山の心配もどこ吹く風の様な感じの角谷は河嶋を土台(そのままの意味)にして38tに乗り込んだ
手塚(自分の同級生踏み台にしてる......)
相馬(会長、この学校結構やばい学校なのでは?)
河本(けど、脅してる様には見えないから、信頼はしあってるんだろうね)
手塚(だからって真似して僕にあんなことしたらクーデター起こしますからね?)
河本(クーデター宣言を本人の前で言っちゃう?)
手塚(牽制ってやつです)
河本(さすがだねぇ〜)
西村(やっぱりペットだろ)
大洗の生徒会の関係性に一抹の不安を抱く手塚と相馬、そしてそんなことにも動じない河本達は大洗生徒会に聞こえないように話す
あと西村、それ絶対河嶋の前で言うなよ?
蝶野「じゃぁ、各チームそれぞれ役割を決めてくれる?3名のチームは車長と砲手、操縦手。4名はそれに加えて装填手、5名は通信手ね」
大原「自走砲隊はこれまで通りでも構わんが変えるのならすぐ報告する様に」
次に戦車隊は乗員配置も考えることとなった
武部「なんとかちょうとか、なんやらしゅとか何がなんだかわかんない!!」
これまで戦車道のせの字も知らない生活だった人間にとっては全てが新しいことばかりであり、武部はもうパンク寸前である
五十鈴「私達のチーム、四人しかいないですし」
西住「じゃぁ、装填手は通信手と兼人ね」
秋山「もちろん西住殿がコマンダーですよね!」
一先ず一人足りない状況の対策を決めた後秋山は西住に車長をするかと質問する
ここに来るまでの西住を知っているからこそ車長をするかを聞いてのだろうと思うと同時に彼女の指揮下に居たいと思ったのだろう
西住「えぇ!?無理無理!!」
五十鈴「では、どうしたら?」
肝心の配置決めで悩むが
武部「も〜、くじ引きでいいよ〜」
武部がくじ引きで決めようとくじを差し出す
困った時は恨みっこ無しのくじ引きで決めるのが一番楽で手っ取り早い
一方その頃ホイシュレッケ自走砲の搭乗員達は格納庫前に待機しM7の残りの搭乗員と話していた
百武「今日でいきなりの実戦の上、対戦車戦だが大丈夫か?」
「大丈夫です!!精一杯やらせて頂きます!!」
百武は一年生を気にかけて声を掛けるがM7プリーストの車長を務める『渡辺義人』は元気よく返事をし、緊張どころか寧ろ大興奮している
「義人少し興奮抑えろ、過度な興奮は身を滅ぼすぞ?」
そんな感じの渡辺をクールダウンさせようとしているのはプリーストの砲手『石田勝信』
琴峯「そういえば他の二人は?」
「ナンパでもしてんじゃないっすか?」
琴峯は軽井沢と小御門がいないことに気づき彼らの行方を聞くが小御門と同じく装填手を務める『田辺裕二』は冗談めかしにそう答えた
その時だった
秋山「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」
エンジンの始動音と共にそれを上回る歓声が格納庫から聞こえてきた
立川「なんだ、今の....?」
渡辺「パンツァーハイ.....都市伝説じゃなかったんだ......」
石田「そりゃぁ、俺たちだってキャノンハイあるしな」
轟「わかる、エンジン音って興奮するよな」
百武「さすが2st好き」
一瞬歓声に驚くも直ぐにいつもの調子に戻る
そして格納庫から続々と戦車がと出てくるが一向にⅣ号が出て来ない
琴峯「何かあったのか?」
後藤「ちょっと見てくる」
心配になりホイシュレッケ組様子を見に行くとⅣ号がなんとバックで走行し危うく壁にぶつかる寸前でギリギリ停車したところだった
遠目から見てⅣ号に傷はできてないが車内がどうなっているかは分からない
最悪の事態を想定してすぐに後藤達がⅣ号に駆け寄る
後藤「おい、大丈夫か?!」
後藤はすぐにⅣ号に飛び乗り操縦士ハッチを開ける
すると中にいた五十鈴と目が合った
五十鈴・後藤「「..........」」
何故か二人に流れる沈黙
百武「いったい何があったんですか?」
西住「多分最初にギアをバックに入れちゃったんだと思う.....」
百武の質問に西住が砲塔の装填手用ハッチを開けて返答する
轟「ギリギリで止まってるから戦車にも壁にも傷一つ無し」
琴峯「怪我人は?」
西住「みんな大丈夫?」
武部「うん」
秋山「快調ですよ!」
百武「よかった....」
怪我人もいない様で安心する百武
立川「どうした?後藤、鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔して?」
武部「華?大丈夫?」
あまりに何も喋らない二人を心配する武部と立川
すると
五十鈴「.....もしかして、後藤幹信さん?」
なんと今日初めて会ったはずの五十鈴が後藤をフルネームを口にしたのだ
武部「え?!、嘘!?、華の知り合い?!」
百武「知ってるのか後藤?」
二人の関係を武部と百武含めたその場の全員が知りたがった
後藤「.......幼馴染ですよ、小学校5年まで一緒でした」
どこか気不味そうに後藤が答えた
お久しぶりです。
また二か月空いてしまいました。自動車免許取得のために学校に通い物語りを大幅修正していたらこんなことになってしまいました。
ですが先日やっと普通自動車免許(MT)を取得できたので今回一気に清書して参りました
さて、これでほぼ第一陣の大洗・水戸メンバーが紹介できましたのでついに実戦ですよ!
ほんとは戦車道と自走砲道で分けて訓練展示して理解を深め合うような感じにしたのですがそれだと違うと感じたのでこの様に変更したらめっちゃ時間が掛かってしまいました
専門学校が始まるのでまた投稿が遅くなる可能性しかありませんが次回も楽しみにしてください
ではまた次回、お会いしましょう