「こらっ、何で近づいてくるんだ!?」~ゴブリンに転生したのですが、女騎士に討伐されそうです~ 作:マシュマロ0828
「ついに・・・」
女騎士は額をぬぐう。
彼女の目の前には、怪しい洞窟があった。
「なんぞこれ・・・?」
俺は洞窟を見て、そう言う。
「・・・」
ジャキンッ
女騎士は無言で、俺に剣先を向ける。
「何故、貴様がここにいる?
当然のように・・・」
「えっ、さっき助けてくれたじゃん。
だから、俺も助けてやるよ」
「別に助けた覚えなどない。
・・・それにここから先は戦闘になるかもしれない。
脆弱な貴様など、すぐに死ぬ。
さっさとこの場から立ち去れ。
・・・まぁ、死にたいなら、勝手にしろ」スタスタッ
女騎士は洞窟の中に入って行った。
(全く、素直じゃないんだから。
なんだかんだ、ついていってもいい選択をくれて・・・)ニヤニヤ
俺は女騎士についていった。
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俺達は、洞窟の中をスイスイ進んでいた。
「おい、戦闘なんか起きないじゃないか」
俺は女騎士に突っ込む。
「・・・おかしい。」
彼女は疑問を持つ。
「こんなに何もでないのは、何かあるはずだ」
「そうなんだ、今日は引き返しておくか?」
「・・・いや、進む。警戒は怠るな」
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そして、何もないまま、奥地まで辿り着いた。
「おおっ・・・」
俺は感激する。
洞窟の奥には、ホコラがあった。
そしてのその先には台座があり、水晶が乗っかている。
「アレがお目当てのものか?」
俺は女騎士に聞く。
「そうだ」
彼女は台座の前に進んでいった。
「罠の気配が無い・・・。
なら、これを取って引き返すぞ」
そういって、彼女が水晶に手を取ると
ブワンッ!!
彼女の足元に魔法陣が現れた。
「っ!?」
彼女は急いでその場から離れようとするが、魔法陣が光る。
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「くぅ・・・///」
女騎士は膝を着く。
「大丈夫か!?」
俺は急いで、彼女に近づこうとする。
すると
ブワンッ
魔法陣から一定距離があるところで、弾かれた。
「なんだこりゃ・・・」
いくら近づこうとしても、弾かれてしまう。
「う・・・///」
女騎士は苦しそうにしていた。
「今助けるからな!!!」
俺は何度も、体をぶつける。
だが、効果は無かった。
そのとき
「無駄ですよ・・・」
「「 !? 」」
俺たちの裏から、見知らぬ男が現れた。
(誰だコイツっ!?)
って、誰でもいい。
「すいません、彼女に悪い魔法がかかっているんです。
助けてくれませんか!?」
俺は男に助けを乞う。
「いいですよ・・・」
男は了承する。
「ありがとうございます!!」
俺はホッとする。
このままだったら、どうなっていたことやら。
「では、手伝わさせていただきます・・・。ほらっ!!!」
「っ!!!」
俺は男に殴り飛ばされた。