ソードアート・オンライン 風の道標 疾風の戦士 作:レベル1のスライム
今かなり話題のゲーム「ソードアート・オンライン」
勿論彼も興味津々で夜も眠れないほどに楽しみにしていた。
正式サービス開始日、彼は父親と一緒にプレイすると約束していたが、父親は急に仕事が入ってしまう。
父親はなんか政府の偉い人みたいだから仕方ないのかもしれない。
そう割り切って父を見送ることにした。
「それじゃあ行ってくるな。
ちゃんと留守番するんだぞ。」
「わかってるよ。気をつけてね。」
「父さんが帰ってきたら一緒にやろうな。」
「もちろん!僕は先にダイブしておくよ。」
「夢中になりすぎるなよ。きちんと勉強もしておくこと!」
「程々にしておくよ…」
そんな会話をして僕は父を見送った。
父の車が見えなくなると直ぐに自分の部屋に戻った。
「いやぁ〜、楽しみだな〜」
「どんな武器があるのかなぁ。」
「プレイヤーネームはどうしようかな…」
などと独り言を呟いていると、いつの間にか時計は正午を回る頃だった。
「もうこんな時間か!」
時間の流れとは速いものだな。と思いつつカップラーメンを平らげる。
勿論自炊はできない。
「それじゃあ始めますか!」
リンクスタート!
気がつくと既に先程とは違う場所にいた。
「これがフルダイブ型VRの世界か…」
「未だに信じられないな…」
そう感心していると目の前に何かが現れた。
[プレイヤーネームを入力してください]
プレイヤーネームか…
「さっきまで考えてたんだけどなぁ。」
取り敢えず操作に慣れるため適当に打ち込んでみる。
「[yuuta]流石に本名はマズイな…」
「少しいじって[yuu《ユウ》]コレでどうかな?」
と、誰も居るはずがないが問いかけてみる。
当然返事はない。
「そういえば昔爺ちゃんには[悠ちゃん]って呼ばれてたなぁ。」
昔のことに思いを馳せていると電子音がなった。
少しは空気読めよ、とは思ったが今は前のことに集中しよう。
キャラメイクだ。
「僕はもちろん高身長だよな!」
「身長は250cm位にしよう!うん、そうしよう!」
そんなこと言ってる自分が虚しくなってきた。
そう、何を隠そう悠太はかなりの低身長なのだ!
あっ、申し遅れました私[風上悠太]と申します。
「誰に挨拶してるんだ…」
また虚しくなった。
もういいや。無難に170cm位にしておこう。
それでもまだ自分の身長とは程遠いのだが…
「まぁ、誤差だよな。」
本当は40センチほど差があるのだがそれは気にしないことにした。
「キャラメイクも終わったしそろそろ始めるか!」
[この設定でよろしいですか?]
[はい]← [いいえ]
Welcome to Sword art・Online!
自らを纏っていた光が消えるとそこはファンタジーの世界だった。
しかし今自分はそこに居る。
「この時代に生まれてよかった…」
本日2度目の感心だ。
おそらく今日は後100回位は感心することになるな。
そう思いつつユウは武器屋に向かって走り出した。
「勿論道は知らないけど…」
「取り敢えず人の集まっている所に行こう。」
「父さんが帰ってきたら色々案内できる位にはしておかないとな。」
しかし、このときの彼はもう二度と家族に会えないかもしれなくなることを知る由もなかった。
初めて書いてみました!
以後ごひいきに!
オリ主のスペックは、中学1年生の十二歳
誕生日は2月28日
身長は130センチ位
体重は35キロ
中学生にしては小さいためかなりコンプレックスらしいです。
次回第2話「オープニングセレモニー」
お楽しみに!