あらすじ 闇の巨人が現れた。
カルヤラ『力ずくでも思い出して頂く迄ですわ!』
体を捻り氷の輪を避ける。
ツバサ『ち、ちょっと待って!』
?『我が好敵手の言う通りだ、カルヤラ。』
??『そろそろお嬢は落ち着く事を覚えてはどうだですか?』
カルヤラの後ろに現れた黒く禍々しい色の孔から2人の巨人が出てきた。
カルヤラ『あら2人共。もう出てきてしまったのですか?』
?『目の前に懐かしい顔ぶれが居ると言うのに黙って見ているのはつまらん。』
??『我々も久々に話してみたいからな、です。』
ヒロキ『あの、どちら様?』
?『む、見たことの無い顔だな。ならば名乗ろう!我が名は空撃闘士 ダーゴルだ。そこのトリガーはマイフレンド、ティガは我の好敵手だ。覚えておくといい、光の者よ。』
??『であれば私も。私は撃滅策士 ヒュドリム。以後お見知りおきを。』
3人の闇の巨人が全員揃ってしまった。
カルヤラ『自己紹介している場合ではありませんことよ2人共。見るからに光の者でしょう?という事は。』
ダーゴル『我らがするべき事は1つ!』
ヒュドリム『光の殲滅!ついでに貴様も消してやるトリガー!お嬢の義弟の癖に光の者に成りやがって!』
トリガーも光堕ちしてたんだ…。
ユウト『お前等の事なんか知るか!今日初めて知ったわ!だいたい僕はお前等が知ってるトリガーじゃない!』
ヒュドリム『はぁ〜?光堕ちしようとトリガーはトリガーだろ!ダーゴル!お前も何か言ってやれ!…ダーゴル?』
ダーゴルは固まっていた。石化したように固まっていた。
ダーゴル『そんな…嘘だろう…?マイフレンドが我らの事を忘れるなど…。』
ガシッとトリガーの肩を掴むダーゴル。
ダーゴル『思い出せマイフレンド!我らと共に行ってきた思い出を!』
どんな思い出があるんだろう?
ダーゴル『人の姿をしていた時は一緒に山登りしただろう?カツアゲした金で飯を食いに行っただろう?巨人の姿では光の者をぶっ飛ばしに行ったよなぁ?まさかそんな楽しい思い出も忘れてしまったのか?!マイフレンドォ!』
何やってんだコイツら。
ダーゴル『お前もだ我が好敵手!』
あれ?こっちに飛び火が来た。
ダーゴル『人の姿の時は毎日1回は手合わせしてくれていただろう?巨人の姿では光の者同士の抗争に我ら5人で入って行って一人一人惨殺しただろう?!』
先代ティガは何をしてたんだ…
ダーゴル『何故だ…何故忘れてしまった…あんなに楽しかったのに…。』
惨殺って楽しいかなぁ?
カルヤラ『言ったでしょうダーゴル。思い出してもらうにはもう力ずくしかありませんわ…。さあ、覚悟なさい!そこの光の者はついでに殺して差し上げますわ!』
ヒュドリム『では私はそこの光の者を。お嬢に触らせる訳にはいかないからな、です。』
ダーゴル『とは言っているがカルヤラが最前線に立ってちぎっては投げていたよな、マイフレンド。』
ユウト『あーもう、ウザい!僕とお前は友達じゃない!』
その時、空気が凍った。
ダーゴル『友達では、無い、だと?』
ユウト『そうだ!だいt、ぐあっ!』
ダーゴルがトリガーの左頬を殴った。
ダーゴル『貴様!嘘でもそんな事を言っても良いと思っているのか!』
トリガーの首を締めながら持ち上げるダーゴル。
ユウト『ぐッ、あが、し、初対面の、奴、に、友、達、って、い、言う方、が、おかし、い、だろっ!』
パワータイプにタイプチェンジしたトリガーがダーゴルの左腕を膝で蹴りあげ拘束から逃れる。
ダーゴル『初対面だから友になれるのだろう!』
ダーゴル凄い正論言ってる。
ユウト『うるせぇ!』
ダーゴル『何だとぉ!?』
凄い勢いで殴りあってる。スカイタイプ並のスピードで殴りあってる。
ヒュドリム『はぁっ!』
タイガ『うわっ!』
タイガの腹に蹴りを入れ吹っ飛ばすヒュドリム。
ヒュドリム『ボケーッとしているからだ。そのまま寝そべっていろ。楽に首を撃ち抜ける。』
そう言って右腕にくっついているクロスボウの様な武器でタイガの首に狙いを定める。
ヒュドリム『死ね。』
そう一言言った瞬間右腕の武器から光弾が発射される。が、それを横へ転がって躱し、立ち上がる。
タイガ『ヒロキ!ヘルベロスリングだ!』
ヒロキ『使って大丈夫なの?』
タイガ『ヒカリ博士が作った物だから大丈夫だ!』
ヒロキ『分かった!』
TS『カモン!』
ヒロキの拳を作った左手の中指にヘルベロスリングが出現する。
TS『ヘルベロスリング、コネクト!』
ヒカリが作ったからか、エンゲージからコネクトに変わってる。
立てた両腕に赤黒いエネルギーが溜まっていく。
タイガ『ヘルスラッシャー!』
胸の前で手が下になるように腕をクロスさせ、勢いよく腕をヒュドリムへ伸ばし赤い鎌状の刃を飛ばす。
ヒュドリム『くあっ!チッ!あのまま寝ていれば直ぐに地獄へ落ちれたと言うのに!』
タイガ『誰がそんな所へ落ちるか!』
そのままお互い走って近づいていき殴り合いが始まる。
カルヤラ『さ、しっかり思い出して下さいましね?はぁっ!』
氷の輪を躱す。走り迫ってきたカルヤラの右手のチョップを左腕で防ぐ。左脚の膝蹴りを右手で押し返す。すると、上手く踏ん張れず左にバランスを崩す。左肩より高くなった右肩の下へ僕の右肩を入れ、両腕でカルヤラの右手を掴み投げ飛ばす。
背を伸ばしたその瞬間前から攻撃をくらう。
ツバサ『うわっ!いったぁ…何、今の?』
後ろを振り向くと先程カルヤラが投げた氷の輪だった。帰って来るのか!
カルヤラ『ふふふ、相変わらずの強さ。ですが長い事会っていないとやはり忘れてしまうのですね。ちゃんと思い出して下さいまし。』
ツバサ『だから!今の僕は確かにティガダークだ。でも変身している僕は君達が知っているティガダークじゃないんだ!』
カルヤラ『まだそんな事をおっしゃいますの?ならば、先ずは頭を冷やして頂きましょう!』
そう言うと氷の輪を3つ出現させる。そのうちの1つが僕目掛けて飛んでくる。右へ躱すと空中で止まり、僕を追いかけて来る。ホーミング機能付きなの!?
跳び前転、バク転、側転等々で躱すが遂に当たってしまった。立ち上がると先程まで追い回していた氷の輪の中に居た。
あ、これヤバい。
そう思った瞬間、氷の輪が収縮し拘束される。腕を開こうと力を入れるがビクともしない。
カルヤラ『ふふふ、そのまま動かないで下さいね?』
カルヤラの前で残りの2つの氷の輪が高速で時計回りに回転している。あれ、もしかして必殺技!?ヤバいヤバい!あれ絶対氷漬けにされる奴だ、多分、確証無いけど!
けど本当にどうする?動けはするけど全速力で走れない今、絶対に逃げきれない。
ふと僕を拘束している氷の輪を見ると、水が体を伝って下へ流れている。腕を開こうと力を入れるとミシッ!と音がした。イケるかも?
先程よりもっと腕に力を入れる。
カルヤラ『イースフリースルベゲランサ!』
高速回転している氷の輪の間で出来た大きな円に手を入れた瞬間、その大きな円いっぱいに冷凍光線が発射される。
ツバサ『ティガ・ライトパワー!』
バキィッ!と音を立て氷の輪が割れる。左斜め前に跳び前転で間一髪避ける。後ろにあったビルが一瞬で氷の中に閉じ込められる。怖っ!
というか思わずライトパワーって言っちゃったけどもしかしてダークパワーだったりする?黒く光ってたし。
ピコン
そんな阿呆な事を考えているとカラータイマーが鳴り始める。
カルヤラ『まだいきますわ!』
さっきのまだ撃ってくるのか!?一か八かやってみよう!押し返せたら万々歳、氷漬けにされたら…2人が何とかしてくれるでしょ!
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横に広げてエネルギーを溜める。
カルヤラ『イースフリースルベゲランサ!』
ツバサ『ダークゼペリオン光線!』
真っ向からぶつかり合う氷の束と黒い光の束。押して返してを2、3度繰り返し、真ん中で爆発が起こり、お互い吹き飛ぶ。起き上がると、トリガーもタイガもカラータイマーの点滅が早くなっていた。
カルヤラ『今日はこれくらいにしましょう。また会えますし。次こそは必ず思い出させて見せますわ!さぁ、帰りましょう?ダーゴル?ヒュドリム?』
ヒュドリム『お嬢の仰せのままに。』
ダーゴル『いいかマイフレンド!貴様とは必ず決着をつけてやる!友情が正義だ!』
そう言い残し出現させた赤黒い孔へ入っていった。
【18:03 イルマ邸】
アムイ「なるほど〜、色々考える事が増えたね…。」
マホロバ「私も、変身出来るようにならなければな。」
ヒロキ「そう言えばなんで変身出来ないんだっけ?」
マホロバ「ああ、それは…」
ー少女説明中ー
ヒロキ「成程、要するに光の制御が上手く出来ないって事?」
マホロバ「そういう事。」
ヒロキ「みんな、何か良い案無い?」
タイガ『うーん、生まれた時からこの姿だったから悩みがいまいち分からない…。フーマはどうだ?』
フーマ『確かに俺は力を貰ったタイプだけどこの姿に成る前と力の使い方変わんねぇしなぁ。旦那は?』
タイタス『うむ、私もその様な悩みは無いからな。だが、昔何処かでリブットが力の制御を教える為に踊ったとか聞いたが、定かではないな。すまない、我々では役に立てそうにない。』
マホロバ「いや、元は私の問題だ。頑張って解決してみるさ。」
ユウト「あの、リブットって誰ですか?」
ツバサ「ウルトラマンリブット。元々は文明監視員だったらしいけど、惑星ミカリトでゴーデスマガオロチを倒して、ギャラクシーレスキューフォースに入ったエリートなウルトラマン、じゃなかったっけ?」
タイガ『…異世界転生した人って知らない事無いんだな。』
ツバサ「いや、僕がマニアなだけ。」
マホロバ「じゃあそのギャラクシーレスキューフォースって?」
ツバサ「か弱き生命を守り、救助する 事が使命の組織で、様々な宇宙人の精鋭、というか生命体全般と言った方が正しいかな?まぁそんな感じで宇宙中の精鋭が所属していて、宇宙の平和のために活動してる。中には王族が居たりとかするから、組織の規模や影響力は相当な大きい組織。」
フーマ『ホントスゲーなアンタ…。』
アムイ「話は変わるんだけど、義兄ちゃん達のクラス、文化祭何やんの?」
ツバサ「執事メイド喫茶。僕は厨房担当だけど。」
タイタス『ヒロキは執事として出るみたいだな。』
フーマ『頑張れよー。』
ヒロキ「う、うん。頑張るよ…。」
ユウト「姉さんメイドですか?」
マホロバ「多分、執事…。」
ユウト「やっぱり…因みに僕等のクラスは街で見かけた面白いものです。展示ですね。」
ツバサ「どんなのが飾ってあるの?」
アムイ「それは見てからのお楽しみ!」
ツバサ「えー。まぁ楽しみにしておくよ。」
考える事はいっぱいあるけど、今は目の前の事に集中しよう。
【次回予告】
突如割れた空。その中から出てきたのは170cm位しかない超獣にしては有り得ない、心を持った優しいバキシムだった。
近くの商店街の人達はツバサ達の説得も有り仲良く暮らす事を決める。
しかし、悪辣なヤプールによりたまたま大湯市に棄てられた、新しく製造した超獣達のテスト相手だったのだ!
バキシムが危ない!
さぁ次回のウルトラマンティーズ「放たれた