あらすじ ティガダークになった。
【マホロバ side】
眩い光を感じて目を開ける。そこはさっきまで立っていた道路ではなく、ビルとビルの間。そっか、私 戦闘機の爆発に巻き込まれて…
ハッとなった。ツバサは!?周りを見回すと見慣れたツバサのカバンが。
マホロバ「ツバサ!何処!ツバサ!」
?「ジュワッ!」
何かの声の様なものが聞こえ、其方を見る。そこには母達から伝えられてきたウルトラマンティガに酷似した黒い巨人が立っていた。
【ツバサ side】
先ずは…どうしたら良いんだ?兎に角街中で戦いたくは無い。と、思っていると僕を敵と認識したのかジョーモノイドは此方へ走り向かってくる。え、え、どうしよ、どうしよ!あーもう!よ、よっしゃ来いやぁ!
ガシィッ!
取り敢えず受け止め、これ以上進ませないよう踏ん張る。少し体を離し、
ティガダーク「ハッ!」
パンチを1発。
怯み、距離が生まれたので前蹴りで吹っ飛ばす。
ティガダーク「ジュワッ!」
やば、街中で吹っ飛ばした。ビルとか壊れてない?あ、壊れてたわ。さっきジョーモノイドが壊してたわ。
今のでキレたのかさっきよりも速いスピードで走ってくるジョーモノイド。ファイティングポーズをとりなおし構えると、目の前で急に止まった。なんだ?と思っていると顔を持ち上げ炎を吐いた。
あっっっっつ!
ブンッ!
うごっ!
熱さに怯んだ所へ、勢いをつけたしっぽの一撃を喰らった。
ティガダーク「ジュワァァ!」
しっぽに吹き飛ばされ背中から落ちたその場所は市街地からは離れたがそれでもまだ郊外。もうちょっと離れたい。
立ち上がった所へジョーモノイドの突進を喰らいまた吹き飛ばされる。取り敢えず立ち上がる。
クソっ!ハンドスラッシュとか使えたらもうちょっと戦いやすいかもしれないのに!でもあれどうやって撃ってたんだろ?自分のイメージは手先に貯めたエネルギーを放出するってイメージだけどそんなので良いのかな?
【推奨BGM:Take Me Higher(insutwurumentaru)】
後ろに何も無いのを確認し、ジョーモノイドの突進を斜め前へ跳び前転で躱し、ジョーモノイドへ膝立ちで向き直る。左横腹で両手を軽く重ね先程のイメージでエネルギーを貯め、右腕をジョーモノイドの方へ思い切り伸ばし放つ。
伸ばした右手から紫がかった黒い光弾が発射される。出来たけど…ダークハンドスラッシュだなこれ。放たれた光弾はジョーモノイドの側面へ当たりダメージを与える。よし、このまま攻める!
怯んだ所へ後ろから飛びかかりしっぽを掴む。
ティガダーク「ハァァァァ!ハァッ!」
ハンマー投げの要領でジョーモノイドを振り回し、郊外からまた少し遠くの山の方へ投げる。
2足で立ち上がったジョーモノイドへ助走をつけ、空中前転してキックポーズをとりそのまま蹴り飛ばす。お互い立ち上がると一気に詰め寄り連続パンチを叩き込み左足で真っ直ぐ蹴り吹っ飛ばす。今度は建物とか大丈夫。起き上がりにダークハンドスラッシュを2射する。
ピコン
カラータイマーがなり始める。そろそろ決めなきゃって事か。ハンドスラッシュが使えたから多分アレも使える筈。
両腕を前に突き出し交差させ、大きく横に広げてエネルギーを溜める。本来なら薄紫がかった白い光なのだがティガダークの為か黒い光だ。よし、これで決める!
両腕をL字に組む。
ゼペリオン光線ッ!
ティガダーク「ジャアァァ!」
右腕から黒い光の束が発射されジョーモノイドへ直撃し、爆発四散する。
組んでいた両手を離す。
ふぅー…。まぁ、ゼペリオン光線ってよりかはダークゼペリオン光線って感じだけど。
アリガトー!
ふと声が聞こえた方へ向くと、そこには笑顔で手を振ってくれているこの街の人達が。
良かった、護れて。ピースしとこ。
そういえば僕ちゃんと戻れるよね?まぁ、後で考えよう。じゃ、ウルトラマンと言ったらやっぱり…
ティガダーク「ジュワッ!」
飛んで帰るよね!おぉ、空飛ぶってこんな感じなんだ。
【同時刻 とある親子 side】
?「タロウさん。ティガさんってあんな色なんですか?」
??「いや、赤と銀に紫の筈だ。」
?「でも真っ黒でしたね。」
???『父さんが見間違えるとも思えないし。』
????『案外、旦那みたいな経歴だったりしてな。』
?????『有り得ない話では無いな。兎に角変身者にコンタクトをとるしか無いだろう。』
【同時刻 とある従兄弟 side】
?「何故ティガは真っ黒だったんだ?マホロバ姉さんが変身したとは思えない。こっちはこっちでやる事あるし、後で連絡とろう。」
そう言うと彼は白い大きな銃を目の前のこの地球で悪事を働こうとした宇宙人へ向け何かを装填する。
??「ブートアップ!ソニックブーム!」
【同時刻 ツバサ side】
ツバサ「っと。へぇー、成程。光の粒子になってまたこうやって再構築される訳か。」
マホロバ「やっぱり、さっきの巨人はツバサだったんだね。」
背筋が凍った。え、嘘。この娘こんなに冷たい声出せるの?
ツバサ「あ、ああ。そう、みたい。」
マホロバ「そう…。」
グスッ…
え?
マホロバ「うわぁぁん!よがった〜!負けちゃったらと思うと気が気じゃ無がったよー!」
ギュゥッと抱きついてきた。これは…抱き締め返した方が良いの?迷っていると泣き腫らした顔をガバッと上げた。
マホロバ「今か"ら家に" 来" て"。」
ツバサ「は?」
マホロバ「色々洗いざらい グスッ 吐いてもらうから。変身できた事とか、ジョーモノイドの事知ってた事とか。」
…言って信じてくれるのだろうか?
【次回予告】
何故ツバサは変身できたのか?
転生者だからか?それとも神様の言う失敗が関係しているのか?
また日常生活では学校へ入れないという事件が発生。強力なバリア前にティガダークは新たな姿を手に入れる。
次回 ウルトラマンティーズ
「明日への飛翔」お楽しみに