あらすじ スカイタイプにタイプチェンジ出来るようになった。
【ツバサside】
僕等と大湯学園へ通う事になったユウト。明るい性格とイケメンな事に加え頭が良い事もあり、一気にクラスカースト頂点へと上り詰めた。そんな彼が1番仲良くなったのは…
ホリイ「いや〜、ユウトがトリガーなのは本人から聞いたけど、ツバサがあの黒いウルトラマンでマホロバと弟君がティガの一族やったんやな!今世紀最大でビックリしてるで!」
ヤズミ「ええ!ユウト君から聞いた時は本当に驚きましたよ!」
ホリイとヤズミだった。僕と喋っている時に知り合い、そのまま意気投合。今では隠していたウルトラマンについても語る程だ。そんな訳で僕等2人の事もバレた。
アムイ「何で話しちゃったのさ。」
ユウト「先輩達にも僕の研究を手伝ってもらおうと思って。」
どうやら、トリガーのまだ解明されてない部分について研究する為に自分の事、そして僕達の事を知ってもらおうと思ったらしい。ちょっとは相談してくれても良いだろうに…。
ホリイ「安心せぇ!絶対に誰にも言わへん。なぁヤズミ。」
ヤズミ「ええ!僕等は研究させてもらう立場ですから!」
まぁ、2人なら大丈夫だろう。
【9月27日 08:45 HR教室】
担任「さて、もう文化祭まで1ヶ月を切った。今日から学校へ申請すれば
ド定番だなー。
担任「あー、でなんだが、今日、転校生が来た。入ってくれ。」
担任がそう言うと、前の扉が開かれ1人の生徒が入ってきた。
みんな口々に「この時期に?」「イケメン!」等々言っている。彼が教卓の隣に立った瞬間、僕はマホロバと顔を見合わせた。本能的に彼が『人間では無い事』を悟った。マホロバに小声で話しかける。
ツバサ「ねぇマホロバ、あの人…」
マホロバ「うん。人間じゃ無い。それに、あの赤黄青の光は何なの?それぞれ独立している様で強く結びついているし、強大な力を持っている感じがする。」
流石は本来のウルトラマンティガ。パッと見でそこまで感じ取れるのか。
担任「自己紹介を頼む。」
はい。と答え、1歩前に出る。
?「ヒガシ ヒロキです。宜しくお願いします。」
担任「まぁ分かると思うがこの時期には珍しい転校生だ。みんな仲良くするように。」
イトウ「先生!文化祭まで1ヶ月切ってますけど、えっと…」
イトウがちらとヒガシ君を見る。
ヒロキ「ヒガシ ヒロキです。」
イトウ「ヒガシ君もやるんですよね?」
担任「当たり前だろ。」
ウチダ「仕立て班、執事服もう1着追加よ!」
アシダ「まぁあの顔ならしょうがないか。えっと、ヒガシ君。後で採寸させて欲しい。」
ヒロキ「はい。分かりました。」
担任「1、2時間目の授業俺だし、アイスブレイクと文化祭準備に当てるか。」
クラスが歓声に包まれる。そんな中、ツバサとマホロバは放課後アムイとユウトと一緒にヒロキへ話を聞くことにした。
【16:00 体育館裏】
アムイ達に話すとアムイが「俺に書かせて!」と自信満々に言うので任せたのだが、
ツバサ「そういえば、どんな内容で手紙を書いたの?」
アムイ「『大事な話があるので、放課後に体育館裏で待ってます。』って丸文字で書いて下駄箱に入れたよ。」
マホロバ「ラブレターじゃないか…。」
ヒロキ「やっぱり君達2人だったね。なんだか2人多いけど。」
ツバサ「急に変な手紙が来て意味分かんなかったと思うけど来てくれてありがとう。それd」
マホロバ「人間じゃないでしょ?何者なの?それと貴方の周りの3色の光は何なの?」
そんな馬鹿正直に聞くぅ!?
ヒロキ「…この世界のウルトラマンに隠しても無駄だね。」
アムイ「この世界?」
ヒロキ「改めて自己紹介しよう。僕はヒガシ ヒロキ。アイギス星人 クドロギだ。」
【16:17 ファミレス】
アイギス星人…宇宙で自分の星を持つ宇宙人の中で最も数が少ないヒューマノイドタイプの宇宙人らしい。その特徴は何者にも破れないと謳われるアイギスバリアー。人間と同じ位の大きさしかないアイギスバリアーだが、アイギスバリアーの前には、複製ではあるがハイパーゼットンの火球ですら破れなかったという。
ヒロキ「それで、赤青黄の光というのは、」
彼が右腕を僕等の前に出すと、一瞬光りその腕には先程まで無かった装置が出現していた。
ヒロキ「これが関係してる。」
ツバサ「タイガスパーク…。」
ヒロキ「なんで知ってるの!?」
ツバサ「え、あ、いやー、アハハ…えっと、それで、それをつけてるって事は、君はトライスクワットの3人に変身出来るって事?」
マホロバ「トライスクワット?」
ユウト「前世の知識ですか?」
ヒロキ「前世?」
ツバサ「あー、えーと…。」
何から答えようか…?
?「要するにツバサは異世界転生してきたって事だな?」
ツバサ「そういう事。」
今喋ったのは赤い半透明の体のウルトラマンタイガ。
??「んで、そこの嬢ちゃんの代わりに闘ってるって訳だな。」
今喋ったのは青い半透明の体のウルトラマンフーマ。
ツバサ「それで、工藤 ヒロユキはどうしたの?」
???「寿命で亡くなった。そして、今は転生して君たちの前に居る。」
今喋ったのは黄色い半透明の体のウルトラマンタイタス。ん?目の前にいる?
ヒロキ「今タイタスが言ったように僕は前世の記憶を持ったままアイギス星人に転生したんだ。どういう理由かは分からないけど。」
ツバサ「じゃあ君が工藤 ヒロユキ本人?って事でOK?」
ヒロキ「そういう事。」
アムイ「ユウト、ツバサ義兄ちゃんなんの事言ってるか分かる?」
ユウト「…半分ぐらい。」
マホロバ「そういえば、ヒロキ達はどうしてこの世界に?」
ヒロキ「それはタイガのお父さんが関係してる。」
タイガ「ウルトラマンタロウ。ツバサはあったことあるよな?」
ツバサ「うん。ガギと戦った時にインナースペースでね。」
タイガ「でだ、地球人に換算すると大体半年前、俺達の世界のとある宙域で異常な数値のマイナスエネルギーと怪獣達を暴走させる闇の瘴気が観測されたんだ。」
アムイ「マイナスエネルギー?」
ツバサ「人間の妬みとか憎しみとか、所謂『負の感情』の事で、このエネルギーが高まったら怪獣が生まれたり、あるいは呼び寄せたりするヤバいエネルギー。」
アムイ「怖っ!」
タイガ「それで、俺達トライスクワットを含めて調査隊が編成されて調査に向かったんだ。そこで見つけたのは別の世界へ繋がるワープホールだったんだ。」
ツバサ「マイナスエネルギーってそんな事出来るの?」
タイタス「正確には、ワープホールを開き続ける、また開いた先の座標軸を設定する術式の様な物はマイナスエネルギーではなく、我々の世界では観測されたことの無い闇の力だった。マイナスエネルギーはその術式の様な物で形成されるワープホールを維持しておくための燃料みたいな物だ。因みにだが、闇の瘴気と闇の力は99%一致している。また、スペースビーストが発する波長にも似たところがあった。」
フーマ「それで、俺達はそのワープホールの先に何があるのかを確認する為に通る事になった。で、抜けた先はこの世界だったって訳だ。」
ヒロキ「通った後も消えずにそのままだったから色々調べて帰ってこの世界について報告したらタロウさんがが若い時、任務中に時空震に合い、飛ばされて数百年過ごしたこ世界だった事が解ってね。闇の瘴気の発生源を突き止めるためにこっちの世界について1番詳しいからタロウさん、そしてサポートに僕等トライスクワットが着く事になったんだ。」
ユウト「そのワープホールを何かしらの外的なエネルギーをぶつけて閉じる事は出来ないんですか?」
タイタス「惑星1つを飲み込める程大きな物を強大な力で形作っているから、ウルトラ戦士何百人の合体光線を1分照射し続けても5%縮まるかどうか…。」
マホロバ「そんなに大きいなら見えそうな物だけど?」
ヒロキ「マジックミラーの様な構造だから地球からは見えないんです。それに遠いし。」
アムイ「タロウさんは?」
ヒロキ「今は光の国に報告に戻ってる。1週間ぐらいしたら戻ってくると思うけど。」
それから30分ぐらい話をしていると、
アムイ「あれなんだろ?」
ユウト「隕石?」
窓の外を見ると光る何かがビル街へ落ちていった。
ヒロキ「行ってみましょう!」
【17:05 ビル街】
ビル街へ行く途中逃げて来る人達に出会った。事情を聞くと地面に落ちた光の中から杖を持った男が出てきて、その杖から光線を乱射し暴れているらしい。
その男の元へ行くと、もう誰も残って居なかった。
ヒロキ「それ以上の破壊を止めろ!」
?「来たか!憎きウルトラマン!」
憎き、か。侵略宇宙人か?
?「覚えてないという顔だな、ウルトラマンタイガ!」
アムイ「タイガ、何かしたの?」(小声)
タイガ「いやいやいや!してないしてない!少なくとも俺自身には覚えは無いって!」(小声)
?「ウルトラマンタイタス!ウルトラマンフーマ!」
全員じゃん。何したんだろう?
?「私の星を滅ぼした挙句、顔も忘れるか!ならば名乗ろう!私はヴルスト星人ウイセ!何度も救援要請をしたにも関わらず誰にも助けに来て貰えなかったヴルスト星の生き残りだ!」
ヒロキ「!」
ウイセ「思い出した様だな!」
ヒロキ「だからあれは!」
ウイセ「五月蝿い!貴様等に何が分かる!目の前で、目の前で!自分の星が消えていく瞬間を見る気持ちなどォ!」
ツバサ「何があったんだ?」(小声)
タイタス「彼の星、ヴルスト星はブラキウムという怪獣に滅ぼされたんだ。」(小声)
ブラックホール怪獣 ブラキウム。身長80m、体重 無限大。お腹にある口から小型のブラックホールを作り出し、あらゆるものを吸収することができるある意味チート級の能力を持つ宇宙怪獣。青と黄色のベムスターっぽい見た目をしている。
タイタス「ヴルスト星はM78星雲からは遠く、救援要請を受け最大速度で向かったのだが、着いた時にはすでに遅し、ブラキウムが吸収した後だったのだ。」(小声)
成程、説明しても納得してもらえてない訳か。
ウイセ「だがもう遅い!私のこの復讐心は止められない!いでよ!怪獣達よ!ウゥゥワアァァァァ"ァ"ァ"ァ"!」
体を発光させながら杖を上へ振り上げるとウイセの体は杖へと吸収され大きな光を放ち、9つの光に分裂。僕達5人の周りを1周すると9方向に離れて行きそれぞれ別の怪獣へと変化したのだった。
ウイセ「さぁ、我らの怒りをその身に刻め!ウルトラマン!」