<Infinite Dendrogram> 王は今日ものんびりと自殺する   作:そらからり

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登場人物 斬死編

〈マスター〉

■クリアント

 メインジョブ:【深潜水士】

 下級職【呪術師】【潜水士】【剣士】【拳士】【兵士】【魔法少女ω】(下級職扱い)

 上級職【高位呪術師】

 

 【自殺王】を目指しているため、【深潜水士】は暫定的に就いている

 使い勝手は良くない

 

 エンブリオ:【泥中別誕 スワンプマン】/ワンプ

 TYPE:メイデンwithテリトリー→第四形態でルールへと変異

 到達形態:Ⅴ

 能力特性:自身の肉体創造

 スキル:《異身伝心 儀ノ一》死亡後に新たな肉体を創造する。セーブポイントでの復活

    《異身伝心 儀ノ二》死亡時のアイテムの持ち越し

    《異身伝心 儀ノ三》肉体の創造が死亡地点に起こる

    《異身伝心 儀ノ四》死亡直前10秒の動作を、死体が3分間反復する

 必殺スキル:《汝、自身がどちらか見抜けるか(スワンプマン)

 モチーフ:スワンプマンの思考実験

 主に死亡時に効果が発動されるスキルが多い。

 肉体創造ストックが15回の代わりにステータスの補正がゼロとなっている。

 

 必殺スキルは周囲の人間のスワンプマンを作り出すというもの。 

 手順としては

1、ワンプが対象の技構成などを把握する(生物1つにつき1秒)

2、クリアントの視界内にいる生物全てに雷が落ちる(回避不可)

3、生物それぞれにスワンプマンが生み出される(かかる時間は10秒~60秒程度)

4、生み出されたスワンプマンがオリジナルに向けて、その日使用した奥義、必殺スキルに相当するスキルを使用する

5、使用後、スワンプマンが泥に還る

 

 ワンプ自身にもステータスは存在するが、主人公同様に弱小

 そのため、今回は容易に敵の精神系状態異常の餌食となった

 

 所持特典武具は【孤毒鎧 マッドラップス】【永遠欠界 クレハドール】【愚弄腹帯 パルペテノン】の3つ。

 パルペテノンは敵味方問わず【空腹】の状態異常を与える能力を持つ。そして行動と共に【空腹】は進行していき、やがて【飢餓】と至り、絶命する。通常は【飢餓】直前に【気絶】判定が起こるため、主人公が能力を解除すれば死に至ることは少ない。

 ただし、主人公のみは一度発動してしまえば死ぬまで解除されることが無いため、常に食べ続けるか、死んでリセットする他解除されることは無い。

 

 特典武具では無いが、妖刀の一振りである【出涸らし】がメインウェポンに加わっている。

 能力としては斬った対象の【出血】状態によるダメージ量増加と治癒不可能。尚、【出涸らし】から一定以上の距離を置けば効果は無くなる。

 代償として、所有者は振るう度に肉体に【出血】状態が加わっていく。

 人間を好きな刀匠の一品。

 

 

■フィリップ・ノッツ

 メインジョブ:【探検王】

 上級職【深潜水士】他

 下級職【潜水士】【魔法少女ψ】他

 

 【探検王】のスキルに攻撃的なものは無い。

 移動するための《万輪車》

 生きるための《光明、届かず》

 上記2つが現在の【探検王】のスキルであるが、ノーチラスとのシナジー及びフィリップのゾンビ戦法に拍車がかかった。

 

 エンブリオ:【神秘探究 ノーチラス】

 TYPE:ウェポン・ギア・フォートレス

 到達形態:Ⅵ

 能力特性:探索

 スキル:《探求心(サーチ)》《強制排水》

 必殺スキル:《進め、限りなく深く(ノーチラス)

 モチーフ:『海底二万里』に登場する潜水艦

 進むためのエンブリオ。主な能力はチャリオッツに寄っているが、進路方向にある障害物を排除するという目的のためにウェポンやフォートレスも追加されている。

 弾の生成は出来ないため、どこかで調達してくる必要がある。

 世にも珍しきセーブポイント搭載。

 必殺スキルは目標となる宝が無い場合は推進力に従って、直線に進ませることも出来る。

 水中であればそれなりの速度を出せるが、地上では人の歩く程度の速さにしかならないため、よほどの状況でない限りは使うことは無い。

 

 所持特典武具は【千片万艦 グラスコード】。

 本来であれば古代伝説級武具と、性能の高い特典武具なのであるが、やはり水中に特化した性能である。

 水中以外では使い道の無い特典武具であったが、【探検王】のスキルによって地上においても凶悪な魚雷となった。

 ノーチラスにアジャストされており、母船と小舟のような関係となっている。そのため、グラスコードに対してのバフは効かないのだが、ノーチラスと共にかけられたバフに関しては有効となっている。

 

 

 

■クャントルスカ

 メインジョブ:【魔法☆少女】

        固有能力は回復

        上級職【裁縫職人】他

        下級職【魔法少女α】他

 【魔法☆少女】は魔法少女シリーズの最終地であり最高傑作である。

 また、いずれかの魔法少女に就いていることが前提に儀式が行われ、選ばれる。

 そのため、【魔法☆少女】の固有スキルはその時就いていた魔法少女に依存する。

 クャントルスカの場合は回復に特化した【魔法☆少女】となった。

 サブジョブに【魔法少女α】も残っているため、継続戦闘能力はかなり高い。

 高ステータスと回復能力の2つがあるが、多数の敵を相手にするとこの2つだけでは弱い。

 そこは特典武具とエンブリオで補える彼女である。

 

 エンブリオ:【未恋乙女 モー・ショボー】

 TYPE:メイデンwithガードナー

 到達形態:Ⅵ

 能力特性:抽出

 スキル:《中間透出》《中核形状》《中点奇地》

 必殺スキル:《貴方を愛してもいいのかしら(モー・ショボー)

 モチーフ:モンゴルに伝わる少女の姿をした怪鳥

 戦闘にはあまり加わることは無い。

 補助に徹する……というよりもクャントルスカのメンタルケアがメインである。

 あまりクャントルスカを追い詰めすぎるとモーにも抑えられないため。

 

 所持特典武具は【外内時計 プテアリス】、【雷鳴輪 ドラゲイル】、名称不明だが通信能力を秘めた特典武具の3つ。

 プテアリスは結界系のスキルを持っている。自身を外界から隔絶する《外様》、一定範囲内の内外を制限するスキルがある。

 ドラゲイルは自身で雷を操作するスキル、そしてドラゲイルを召喚するスキルを持っている。【魔法☆少女】にアジャストしており、使い魔認定もされているためドラゲイルのステータスは本来の特典武具として機能するより向上している。

 

 主人公同様にモーが敵の能力の餌食となってしまったため、本当の意味で単独で行動することになった。

 彼女の本質は決して人を食べて殺したい愉快犯でも食人鬼でも無い。

 ただ、人を愛したい、人を救いたいと願う少女であり、魔法少女なのだ。

 それをモーも分かっており、そして彼女は愛してもいい相手を選んで愛している。

 性質上、制御など出来ないはずの能力と性格を制しているという点において彼女は異質なのだ。

 

 

■ドロップ・カーネイジ

 メインジョブ:【疾病姫】

 

 【疾病姫】とは疾患に関する力を持つ超級職である。

 病毒系スキルの進行の促進または遅延が可能なスキルなど、人助けに活かそうと思えば可能なジョブ。

 回復魔法では難しい病気に対する治癒スキルを持ち合わせているが、ドロップは自身の望むままに行動するため、使われることは少ない。

 

 エンブリオ:【四死屍士 ペイルライダー】

 TYPE:レギオン・ガーディアン・カリキュレーター

 到達形態:Ⅵ

 能力特性:疾病

 スキル:《静謐な安置所》

 必殺スキル:《漆黒の騎士、運ぶは病(ペイルライダー)

 モチーフ:ヨハネの黙示録の第四の騎士

 

 試験管の中で培養されたペイルライダーが本体。

 ペイルライダー自身にも意思があるように見受けられるが、脳部分が何処にあるかは不明。

 黒い靄として行動するレギオン体と馬として地を駆けるガーディアン体の2つの形態を取ることが出来る。

 いずれも触れれば致命的な疾患に侵されるため、ドロップやドロップが【疾病姫】によるバフをかけた相手にしか触れることは出来ない。

 必殺スキルは敵が数多くの耐性を持つ者に対して発動されることが多い。

 数多の病魔を相手の体内に侵入し与える、体積を膨大に膨らませるという能力を持ち合わせるが、本来は前者の能力が必殺部分に当たり、後者はオマケ程度でしかない。

 

 特典武具は飛行を可能とする傘と【はいぱーきぐるみしりーず ぴじょんすたー】である。

 傘は風量によって上昇速度が上がる。ある程度の方向のコントロールは可能。

 ぴじょんすたーは拡散性に長けた能力を持っている。

 

 ドロップはペイルライダーのみ、あるいは【疾病姫】のみであれば大した実力は無い。

 本来であれば、相手を即死たらしめる力を持たず、相手に一蹴されて終わるはずであった。

 だが、エンブリオとジョブのシナジー、更には特典武具がそこに加わったことで準〈超級〉の力を手に入れている。

 エンブリオが精密性を、ジョブが強度を、特典武具が範囲をそれぞれカバーすることで広範囲に強力かつ有効な病魔を送り付けることが可能となっている。

 彼女を倒すのであれば同様に広範囲に対して浄化や殲滅攻撃をしなければならないが、彼女を止めるために行動する者が周囲への被害を考えずに出来るかは別の話だ。

 

 

■リーン

 メインジョブ:【隷属王】

 

 奥義である《解放宣言》はその名に反して奴隷を使い捨てるためのスキルである。

 解放する気など微塵も無く、故に奴隷に対して最後の無茶難題を言い渡す。

 このスキルを使われて生きて解放された奴隷は少ない。

 リーンに至っては一度も解放したことは無い。

 

 エンブリオ:不明

 

 常に奴隷を連れて歩く丸眼鏡の男。

 ある種の生存特化であり、不死に近い能力を持つ。

 ダメージを食らっているが、何か知らのカラクリで復活している。

 本人の戦闘力は無いに等しいが、奴隷達が《解放宣言》によって超級職に等しいステータスを得られるため、そちらに依存した戦い方をする。

 

 今回はトワコからの依頼(脅迫)でクャントルスカの仲間であるフィリップの能力を測りに来ていた。

 ……が、結果的にフィリップのパワーアップを見過ごしてしまったことになった。

 助言を与えてしまったに等しいため、トワコの下へ戻りながら言い訳を考えている。

 

 

■凡蔵非座衛門

 メインジョブ:【福ノ神】

 

 幸運を操作するスキルを持つ【福ノ神】。

 神シリーズの中では珍しい本人の才能や技術に依存しない超級職である(運すら実力と言ってしまえばそれまでだが)。

 そのスキル内容としては、

瞬間的かつ上昇の少ない《オーバーラック》

 授かった幸運だけ悪運を引き起こす《オーバーラックドライブ》がある。

 後者は、対象が受理しないとかけられないバフスキルである。

 幸運という事象はLUKとは別物であるが、これらのスキルはLUK値も引き上げている。

 故に、ドロップ率にも関わっている。

 

 エンブリオ:【??? タカラブネ】

 TYPE:チャリオッツ

 モチーフ:七福神の乗る帆船

 

 凡蔵はあくまで人々を幸福に導きたいと思っている。

 だが、身に過ぎた幸福は不幸の始まりである。

 代償の無い《オーバーラック》だけで済むのならば、彼はそこで去るだろう。

 だが、そこで食い下がろうものならば……

 彼は知らせない。この後待ち受ける不幸がどれだけであるか。

 彼は教えない。その先に何が待ち受けているか。

 今さえ幸福であるならば。

 それだけを欲しているのならば。

 彼はその望みを叶える。

 

 もし人生の幸福を願った者がいるのならば、その者はすぐにでも幸福になるだろう。

 もし不老長寿を願った者がいるのならば、生きたまま地獄を味わうだろう。

 

 幸福と願いは似て非なるものだ。

 凡蔵は今日もどこかで誰かを幸せにし続ける。

 

 

〈ティアン〉

■ダニアリー

 メインジョブ:【宣教師】

 下級職:【司祭】

 上級職:【教会騎士】

 

 妖刀【褥】を所有している。

 能力は斬った対象に精神系状態異常を与えるというもの。

 代償として、刀を握っているだけで所有者も状態異常になる。

 MP量によっては耐えることも可能なため、ダニアリーは気合とMP補正の大きいジョブで耐えている。

 【宣教師】は自身のバフ、デバフ、状態異常を周囲と共有するもの。

 村人たちを扇動し、主人公たちを襲わせていたのは妖刀と【宣教師】のコンボによるもの。

 長時間使うとダニアリー自身も危険なため、一晩以上は連続使用できないが、村人たちは長期にわたって状態異常をかけられているため、精神的に汚染されている。

 

 彼は最期まで神を崇めていた。

 その手段は正しいものでは無かった。

 だが、村の誰よりも狂信であり盲信的であったのだ。

 そして、信ずる神を探すために己をも捧げ殉職した。

 その結果が果たして捧げたものに見合っていたかは分からない。

 神の目にも留まることなく、神職に就く者が1人死んだだけだ。

 

 

〈モンスター〉

■【煮仏病毒 ピジョンスター】

 等級:伝説級

 スキル:《体内蟲毒》《弊害散布》

 

 空中を飛びながら病原菌を撒き散らすモンスター。

 本来であれば、毒性はあまり強くない、脅威度も少ないモンスターであった。

 だが、珠に封じ込まれる間に毒性のウィルスや病原菌などを次々に吸収し、それを《体内蟲毒》で強化したため、街一つを軽く滅ぼせる程度には強くなっていた。

 恐らくは街の人間全てを殺し、そのリソースを得ていたら進化していた。

 純白の鳩という見た目だけは可愛らしいモンスターであるため、見逃されてしまっていたこともここまで生き延びた要因の一つ。

 

 

■【侮蔑腹 パルペテノン】

 等級:逸話級

 スキル:《美なり醜なり我が食道》

 

 食べ続ける害悪モンスター。

 パルペテノンとしては腹が減っているから手当たり次第に食べているに過ぎない。

 見境なく、と周囲の目に映っているが、パルペテノンにとっては腹が減りすぎて選んでいる場合ではない。

 食べたもの全てがリソースに変換されるため、空腹は満たされないが、代わりに膨大な経験値が彼を強くしていく。

 結果として、止められない止まらない状態になり、次々に森を滅ぼして回るようになった。

 HPを丸ごと消し飛ばすような火力か、今回のようなリソースにも変換出来ないような毒物を使用するなどで殺すしかない。

 




登場人物今回は少ないっすね
しかも新キャラの数人が全力出し切らなかったのもあるので書けることがが……

とりあえずストーリーとか考えるの苦手なので(無駄に長くしてしまうのもあるので)、次回はバトルをたくさん書けるようにしていきたいですわ
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