<Infinite Dendrogram> 王は今日ものんびりと自殺する 作:そらからり
登場人物まとめ 毒死~水死まで
〈マスター〉
■クリアント
メインジョブ:【魔法少女ω】(下級職扱い)
固有能力は自爆
(レベルアップに伴い威力上昇)
下級職【呪術師】【潜水士】【剣士】【拳士】【兵士】【狩人】
上級職【高位呪術師】【深潜水士】
【魔法少女】シリーズの中では最も忌み嫌われており、このジョブに就いている者はクリアントを除けば1人だけである。
戦闘スタイルは主に近接戦闘メイン。
呪術師系統や魔法少女ω、特典武具の力などで搦め手を使うことが多い。
自分らしさというものがなく、目的や結果を求めている。
そのため、結果の為に過程は顧みないことが多く、敵であっても味方になれば途端に割り切れる。
強敵相手に勝ってみたいという目的は達成されたため、ひとまずはオンリーワンを求め、とある超級職に就こうとフィリップと旅をしている。
エンブリオ:【泥中別誕 スワンプマン】/ワンプ
TYPE:メイデンwithテリトリー→第四形態でルールへと変異
到達形態:Ⅳ
能力特性:自身の肉体創造
スキル:《異身伝心 儀ノ一》死亡後に新たな肉体を創造する。セーブポイントでの復活
《異身伝心 儀ノ二》死亡時のアイテムの持ち越し
《異身伝心 儀ノ三》肉体の創造が死亡地点に起こる
《異身伝心 儀ノ四》死亡直前10秒の動作を、死体が3分間反復する
必殺スキル:未収得
モチーフ:スワンプマンの思考実験
主に死亡時に効果が発動されるスキルが多い。
第四形態の現在は一日に15回まで新たな肉体を創造できる。
代わりにエンブリオのステータス補正はゼロとなった。
ジャイアントキリング要素というよりも、強敵に殺されないための力といった要素が強い。死ななければいつか倒せるだろう、と。
見かけは十代前半ほどの少女。常に泥で全身を汚している。
食癖はドロドロにされた食べ物。
誰かが勘違いしていたため、名前に女性を意味する言葉が付けられることが無かった。
■フィリップ・ノッツ
メインジョブ:【魔法少女ψ】
固有能力は水の生成と操作
レベルが低い時は雨を降らせる程度だが、徐々に生成量が増え、液体を自在な形で操ることが出来るようになる。
上級職【深潜水士】他
下級職【潜水士】他
戦闘スタイルは中・遠距離からの砲台による攻撃がメイン。
直接武器を手に取って戦うことは少ない。
未知への探求心で動くプレイヤー。エンブリオの特性も示している通り、そこに欲しいものがあれば一直線に突き進む。
他者が何かを求めている時、それが自分の目的を害さない限りは助けたいと思える人物。
エンブリオ:【神秘探究 ノーチラス】
TYPE:ウェポン・ギア・フォートレス
到達形態:Ⅵ
能力特性:探索
スキル:《
必殺スキル:《
モチーフ:『海底二万里』に登場する潜水艦
進むためのエンブリオ。主な能力はチャリオッツに寄っているが、進路方向にある障害物を排除するという目的のためにウェポンやフォートレスも追加されている。
弾の生成は出来ないため、どこかで調達してくる必要がある。
世にも珍しきセーブポイント搭載。
必殺スキルは結果的にダメージは発生するが、あくまで目的地に到達するためだけのスキルである。途中にある障害物は全て触れた先から異空間へと飛ばされる。代償として、目的地にたどり着いた時に、発生していたはずの障害物との衝突ダメージは全てフィリップが背負う。
■デメンタリー・ノッツ
メインジョブ:【深海王】
上級職他
下級職他
【深海王】は戦闘系ではなく、非戦闘系の超級職である。深海に棲むために特化したジョブ。そのためスキルは水圧無効化や水中での会話、移動などの生活に役立つものが多い。
転職条件は海底での連続滞在時間が100時間を超えること(〈マスター〉であればログアウトしてしまうとその時点で不可)。デメンタリーは眠気とMPとの戦いに勝利し転職が可能となった。
エンブリオ:【死海怨霊 フナユーレイ】
TYPE: ワールド・アームズ
到達形態:Ⅵ
能力特性:液体の出現と格納
スキル:未登場
必殺スキル:《
モチーフ:海に出没する、柄杓を持つ手のみの妖怪である船幽霊
能力は水を出し入れするだけ。本来であればそれだけの力を持つエンブリオである。柄杓を持つ腕は2本あり、それぞれで同時に一度ずつ出現と格納が可能。
空間に対して効果が発動するため、自身の周囲のみの水圧を高め、結界に近い状態を作り出すことも可能。だが、自身もその水圧により押しつぶされてしまうため、1本の腕で周囲の水圧を高くし、もう1本で自身の皮一枚分だけ水圧を正常にすることで個人 生存型のスタイルを取っていた。
広域殲滅型となったのは【深海王】に就いてから。水圧無効化を得てからは水圧を高める以外にももう1本の腕を使う余裕が出来たため、より広範囲を覆えるようになった。
普段は神殿を人間が生存できる環境にするべく腕1本を使用しているため(第六形態に到達した時点で解除しない限りはログアウトしている間も24時間は効果が継続できるようになった)ただ押しつぶすだけの戦闘スタイルであった。
基本スキルと必殺スキルの違いは扱える水量と規模だけである。
〈海蛇楽園〉のクランメンバー
海賊系統のジョブで固められたPKもとい海賊クラン。
いずれも上級職上級エンブリオの者ばかりであり、数は少ないが海に存在するクランの中でも有力な者達。
過去にフィリップに纏めて倒された。
あくまで海上、船の上での戦いがメインであるため水中よりも海上の方がステータス補正は高い。
今回はデメンタリーに海底に疑似的な海上を作り出してもらい、〈UBM〉とのステータス差を埋め、必殺スキルを撃てば勝てるだろうと思っていた。
デメンタリーが真に海賊達の協力者であったならば、グラスコードにも勝てたかもしれない程度には強かった。
■???
エンブリオ:【復讐艦クイーン・アンズ・リベンジ】
TYPE:ウェポン・ギア・フォートレス
到達形態:Ⅵ
能力特性:海上移動
スキル:未登場
必殺スキル:《
モチーフ:大海賊黒ひげの乗っていた海賊船
能力的にはノーチラスと大差ない。水中か海上かの違い。ただし、目的が到達と強奪という違いがあり、そこが必殺スキルに現れている。
必殺スキルは人間模範生物である海賊船員を船から召喚するというもの。
■???
エンブリオ:【??? バベル】
TYPE:フォートレス・ラビリンス
到達形態:Ⅴ
能力特性:不明
スキル:未登場
必殺スキル: 《
モチーフ:神に崩された塔
必殺スキルの効果としては対上空の攻撃である。そのため、グラスコードにはあまり効いていなかった。
■???
エンブリオ:【??? セイレーン】
TYPE:ガーディアン
到達形態:Ⅵ
能力特性:誘惑
スキル:未登場
必殺スキル:《
モチーフ:船人を惑わす人魚
海中での戦闘は勿論であるが、その歌声は聴いた者を無防備な状態にする効果がある。
より強力に発動する場合には敵味方関係なくさせる必要がある。
■???
エンブリオ:【??? ウミボウズ】
TYPE:ガーディアン
到達形態:Ⅴ
能力特性:不明
スキル:未登場
必殺スキル:《
モチーフ:海に棲む巨人
場合によってはエンブリオの中でも1,2を争う程の大きさになる。場合、というのは海底から水面までの高さによって大きさが変化するためである。ステータスは大きさに比例せず固定であるため、的が大きくなるだけである。
必殺スキルに限ってはステータスが大きさに比例する。
■???
エンブリオ:【??? ???】
TYPE:不明
到達形態:不明
能力特性:不明
スキル:未登場
必殺スキル:未登場
モチーフ:不明
水に関するエンブリオを持つ〈マスター〉。デメンタリーのエンブリオと干渉してしまうため、今回は使用出来なかった。
ステータス的には後衛の魔法師系統であるため、後方から《クリムゾン・スフィア》を連打していた。それが死亡の決め手となった。
〈ティアン〉
主に過去編に登場する方々
■ドルジ・バッハ―
メインジョブ:【裸王】
スキル:《
《
公の場で周囲の者に己が肉体を見られることで強化される変質者系超級職の一つ。
就職条件としては一定数以上の異性に最低でも下着の状態で肉体を見せ、悲鳴をあげさせること。一歩間違えなくても指名手配案件である。ドルジはレジェンダリアで行われたボディビル大会に毎年のように出場し条件を満たした(悲鳴が黄色かったのかどうかは不明)。
ドルジは幼少期は病弱な子供であり、周囲から筋肉の付いていない肉体を笑われて育った。成長とともに徐々に付いてきた筋肉を嬉し気に周囲に見せていたが、やがて喜びが快感に変わったらしい。
所持している特典武具は【痴態布 チラリーノ】。チラリーノという逸話級UBMはとある山に棲みついた大鬼である。山に迷い込む旅人の衣服を剥ぎ、その下にある肉体が貧相であれば殺し、鍛え上げられたものであれば生きたまま食らうという凶悪なモンスターであった。ドルジの肉体を一目見た時、チラリーノは地に這いつくばったという。
■ステルバ・ステルス
メインジョブ:【眼王】
スキル:《
系統不明超級職の一つ。視力に関わるスキルが多い。転職条件は不明。
並みの〈ティアン〉であればスキルをいくつか使った時点で失明する。ステルバは回復魔法と、長期間の修行の末に使いこなしていた。
ステルバは俗にエルフと呼ばれる長耳長命の種族である。長い命であるが、何か一つ護るものが欲しいと思い、とある街に辿り着いた。【眼王】はステータスの上昇に乏しい超級職であるが、高レベル故にUBMや他の超級職達と渡り合ってきた。
【混沌必衰 カノート】【清浄必須 コノート】はステルバの持つ特典武具である。
二刀一対の短剣である。それぞれカノート、コノートと呼ばれるUBMを倒し手に入れた。元々は戦いにイタズラをする双子のエレメンタルであった。ボス級のモンスターと戦う〈ティアン〉にかかっているバフを突如消したりとしていたせいで被害は大きかったらしい。
■セパトレイトの領主
街を発展させることだけを考えてきた領主。
民は大事である。自分の懐を肥やすために。
兵は大事である。自分の街を護るために。
政は大事である。自分の評価を上げるために。
これまでは結果的に街にとっても利益があったため領主も考えを改めることが無かった。
グラスコードに関してもドルジとステルバがいればどうにかなると思っていた。
実際にどうにかなるはずであったのだ。彼女さえいなければ。
■ミオギ
メインジョブ:【神子】
スキル:《神憑き》《捧げる祭壇》他
巫女系統派生職の一つ。スキルとしてはモンスターの強化、弱体化、人間の弱体化、神殿作成がある。
ミオギがグラスコードを弱体化させていたのは、人間が優勢となることでグラスコード自身が真に強くなりたいと思わせるため。
ミオギにとってグラスコードとは母であり父であり子であり仕える神である。
グラスコードにとってミオギは使える人間である。
〈モンスター〉
■【愚毒道 マッドラップス】
等級:逸話級
スキル:《毒呪変容》
ハリネズミのような姿をしたモンスター。
その針一つ一つに《毒呪変容》が付与されている。
針は失った先からMPを消費して補充されていくため、弾切れを狙うことは不可能に近い。
針自体には貫通力強化のスキルも使われているため、大楯でも使わない限り、鎧程度は容易く貫いてしまう。
生物に対して特攻のあるスキルが多いが、金属などに対してはほぼ無力である。
攻略の仕方としては数人が盾を構え、その後ろから魔法を放ち続ければ容易に勝てるだろう。逆に言えば、単身で近接、戦闘スタイルが生身の者は勝てない設計となっていた。
■【千貶万花 グラスゴード】
等級:古代伝説級
スキル:《未昇華》《異分化交流》
ガラス玉を核とし、その上から幾百匹のドラゴンが巻き付いているような姿をしてい
る。
逸話級では8匹のドラゴンだけであった。
伝説級では80匹のドラゴンであった。
古代伝説級にて800匹のドラゴンを従えるようになった。
1匹1匹は互いにぶつかり絡まることもなく、しかし助け合うことは可能。
攻撃性と生産性に優れたモンスターであり、防御力はほぼ皆無。本体への攻撃はドラゴン達の肉の盾で防ぐ。
本体は賢くなく、ミオギがいなければとっくに倒されていたであろう。
UBMの中でも性能自体は高いが、目立った特化機能が無いため、広域殲滅型がいれば倒すことも可能。
ミオギがいた時代ではミオギが戦闘をなるべく避け、その後はステルバが勘違いしながら守っていたため、生き永らえることが出来ていた。
海底生まれであるため水に関する攻撃や水圧に対する耐性はかなり高い。