織斑一夏と愉快な家族達   作:探さないで!

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友人「ネタ切れネタ切れうるせぇ!さっさと箒様だして話進めろや!」

作者「......お前、ファース党だったのか」

つーわけで次回より福音編でーす........多分


第23話

 

 

 

 

「千冬姉、一つ聞いてもいいか?」

 

 学校の授業が終わったあと、俺は千冬姉を人気のない場所まで連れて来た。

 少し確認する必要があるんでな。べ、別に!告白とか、そんなんじゃないんだからねっ!!?

 

「勿論お前の事は愛している。どうだ、結婚するか?ん?」

 

「酔っ払いか」

 

 思わずつっこんでしまう。結婚するか?ん?とかそんな簡単に言うなよ、押し倒すぞ。

 千冬姉もこうして見るとかなり美人だからな。ドキッとするのは男として当然だろう。まったく、罪な女だぜ。

 話が逸れた。本題に入ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺が千冬姉のクローンって、ガチ?」

 

「.............」

 

「沈黙は肯定、ってか?どうなんだ?」

 

 実際、イエスだったら答えに詰まるし、ノーだったら何言ってんだコイツ状態だよな。

 だから、別にシンキングタイムたっぷり使っていいからさ、なるべく俺がハートブレイクされないようなアンサープリーズ。

 『お前は私の弟だ......』的な。そんな事言われたらどっちでも良くなるじゃん。二人共ハッピーじゃね?ハッピーエンドじゃね?

 千冬姉はたっぷり数十秒間固まったあと、絞り出すようにして声を放った。

 

「.........誰から、聞いた?」

 

 .............もうそれ『そうです』って言ってるようなモノだよね?隠す気無いよね?

 しゃーなしだな。覚悟決めるか。

 

「千冬姉から」

 

「.......何?」

 

「いつぞやのトーナメントの後、千冬姉とラウちゃんの会話をうっかりマドカが聞いちゃったらしくてな」

 

 マドカも盗聴器を仕掛けていたらしい。考える事は同じだな。俺達、心の底から兄弟だな。

 

「そうか.......うっかり、なら仕方ないな」

 

「せ、せやろ?」

 

 うっわぁぁ.......

 モロバレてる。完全に見抜かれてるぜ。目がギラついてるもん。怖いわ。

 

「一夏、お前の問に答えてやろう」

「お、お手柔らかに.......」

 

「確かに、お前は私のクローンだ」

 

「Oh.............」

 

 マジかよ。マドカが聞き間違えた線を密かに期待してたのに。トホホ........

 これで晴れて俺もマドカと同じ......あれ?別に悪い事じゃなくね?てか、寧ろマドカと一緒とか超嬉しいんだけど。やったぜ。

 あ、でも鈴とかはどう思うかな......

 メッチャ不安になってきた。やべぇよ。うっわ、どうしよう。

 

「ふん.........お前が何であろうと、私の大事な弟だ。それだけは忘れるな」

 

「.............ありがとう、千冬姉」

 

 俺の不安げな表情に気を使ってくれたのか、千冬姉が優しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その『これでいいんだろ?いい事言ったぜ!』みたいな顔さえしなければもっと良いのにな!

 

 

 

ーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「で、何だって?」

 

「お前は私の弟だ。だとさ..........」

 

「ふーん.......そっか.......」

 

 鈴はそう言うとベッドから跳ね起き、トテトテと俺の方に歩いてくる。

 

「たまには女の胸で泣きなさい」

 

 『さぁ来い!!』と言わんばかりに手を広げ、俺のダイブを待つ嫁さん。可愛い。

 ただ、泣くほどの事でもないかなぁー....

 

「いやいや、そこまでじゃないぞ。ただ、そうなるとお前」

 

「どーん!」

 

 全て言い終わる前に、痺れを切らした鈴が俺の胸に飛び込んで来る。まぁ、鈴は軽いし共倒れになる様な事にはならない。ちっちゃくて可愛い所も最高だぜ!

 ........おっかしーなー。シリアスムードだったのに。

 

「アンタが何者だろうと関係ないわ。それより、ここで私から離れる選択肢を選んだら沈めるからね?」

 

 何を、とは聞けなかった。日本とか言われても不思議じゃないんですけど。この子なら大陸すらも沈めれそうなんですけど。

 それに、鈴から離れるなんて絶対に御免だ。もはや中毒と言っても良いくらいに、俺は鈴に依存してる。鈴無しなら、一日ともたないだろう。うむ。

 

「もう俺はお前から離れられないよ。知ってるだろ?」

 

「えへへ............知ってるわよ」

 

 可愛いなぁ、まったく!!仕方ないからご褒美あげちゃう!!!

 鈴の唇に狙いをつけたところで、部屋のドアが勢いよく開く。

 

「プロデューサー!助けて!!」

 

 何故かデュノアが血相変えて部屋に転がり込んでくる。

 え?俺と鈴の体制見てわかんない?すげぇイイ感じになってたのに。

 デュノア、そこは『お邪魔しました.....』みたいなセリフで、早々に立ち去るべきだろ?どんだけ切羽詰まってるんだよ。

 

「さぁ、追い詰めましたわよ!シャルル氏!!」

 

 ワンテンポ遅れてセシリアちゃんが俺の部屋に突入して来る。なにこれ。どういうイベント?一体何が始まるんです?

 そして、俺と鈴を間に挟んで、対峙する二人。待ってくれ、本気で意味わからん。なにこの茶番。

 

「わたくしの初めてを奪った以上、シャルル氏にはわたくしの番いになってもらいますわ!」

 

「か、勝手にねつ造しないでくれるかな!?僕の初めてはプロデューサーにあげたんだよ!!」

 

「お、男同士なんて!けしからんですわ!!」

 

「男同士じゃないよ!!僕はれっきとした女だよ!!!」

 

「こ、この後に及んでオカマ発言とは!!」

 

「オ、オカマじゃないよ!!」

 

「結構!アナタが乙女の心の持ち主であろうと無かろうと、わたくしが一晩で骨抜きにして差し上げますわ!!」

 

「それこそ結構だよ!僕は君とは生涯のパートナーになれないよ!!」

 

 矢継ぎ早に繰り出される言葉の応酬。

 もう今のでどんな話か理解した。まさかセシリアちゃんがここまで行動力ある女の子だとは思わなかった。やるじゃん、オタク系貴族様。

 

「大丈夫ですわ!長い時間を掛ければいずれ相応しい夫婦になれますわ!!」

 

「そんな無責任な事言わないでよ!!僕はプロデューサーがいいんだ!!!」

 

 セシリアちゃん。俺は君を今すぐにでも応援してあげたいけど、そのためには障害が二つあるんだ。

 まず、デュノアが本当にウーマンだって話。これは愛さえあれば関係ないかもしれん。頑張れ。超頑張れ。簪ちゃんに引き続き百合カップルが出来ることにちょっと思うところが無くは無いけど頑張れ。

 そしてもう一つは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プロデューサーってなにかなぁ?」

 

 .............俺のすぐそばに最愛なる彼女が居るって事。

 

ーーーーーーー

 

 

 

「ジョン、この辺りでどうです?」

 

「何がです?」

 

「ほら、折角学園の外で散歩している訳ですし」

 

「.............?」

 

「マーキング」

 

「あー........はい!?」

 

「だから、マーキングです。そこの電柱など」

 

「ちょちょちょちょっと待ってください!さすがの私でもそこまではしませんよ!!?」

 

「.........?」

 

「いやいや!そんな『何故?』みたいな顔されましても!!」

 

「兄様も喜ぶのでは?」

 

「.............マスターが喜ぶ」

 

「ええ、バンザイレベルですよ」

 

「......マスターが.......喜ぶ......」

 

「どうします?」

 

「わかりました、妹様が仰るなら!!!」

 

「よろしい!さあ、その布切れを脱ぎ捨てるのです!!」

 

「はっ!!」

 

「そして、その電ちゅ................ハッ!?」

 

「どうされました?スースーするので、あまり待たされても辛いのですが」

 

「ジョン、あなたのストリップショーを見ている間に、兄様とのご褒美シーンを一つを逃したようです」

 

「ご褒美......?」

 

「鈴が今日に限ってジョンの散歩をやけに勧めてきた意味がやっと掴めた。抜かりました.......」

 

「.............」

 

「何をモロ出しでぼっ立ちしてやがりますか。行きますよ、ドドリアさん」

 

「い、イエッサー.............」

 




言い回し、表現、比喩その他もろもろ。アドバイスお待ちしてます。感想も。
誤字は見つけ次第、修正していきます。  

感想をくれた方ありがとうございます!

最近、よく緋弾のアリアのクロスとか妄想するんですが、その最中に『あ、収集つかねぇな』で幕を閉じたりします。ガンスリンガーガールとか、やってみたいなぁ.....


修行を積んでいずれ書いてみたいものです。







よくよく考えると愉快な家族も後先考えずに書いた話ですけどね。
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